2010年12月31日

toujyouka016.jpg しなやかなイメージ?

前のエントリでご紹介の「理系マドモワゼル」の記事に関係して、
つぎのご指摘があるので、ご紹介したいと思います。

http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/83315
========
pollyanna 女性研究者のロールモデルっていうと、
かならず「しなやか」だったりね。
しなやかに振る舞うひとは好きだけれど、
うるさいこと言わずに、女性らしく賢くふるまうことを
自分に対しておしつけられるのはいやだな。
========

 
「しなやか」って、そういえばそうだと思ったかたも、
結構いらっしゃるのではないかと思います。

ところで、本当に「しなやか」のイメージが
当てはまる女性研究者のかたは、
そんなにいないのではないかと思います。
わたしのかぎられた経験でも、心当たりがなかったりします。
ウェブで見かけるかたを見ても、かならずしも
当てはまらないかたばかりだろうと思います。

「しなやか」が悪いことはもちろんないですが、
実際にはさまざまな人がいるでしょうから、
特定の型にはめて見るのは、このましくないと思います。
特定の状況において「しなやか」に振る舞ったのが、
眼に止まったということではないかと思います。

あるいは、女性研究者が現れた黎明期に、
「しなやか」なタイプが多かったので、
イメージとして定着したのかもしれないです。
「女性研究者=しなやか」は、
作ったイメージではないかと、わたしは思います。

posted by たんぽぽ at 22:50 | Comment(8) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
あ、Pollyannaさんだ!以前twitterを使った時フォローしてたことがあります。

大学時代以降、私が目にした研究者のうち女性たちは、「気が強い」「自分をよく把握している」こと以外共通点はありませんでした。やっぱ性格はそれぞれってことですね。

発言で意思を示す人もいて、しかし行動で意思を示す人もいますが、後者を「しなやか」と言うんでしょうか?「しなやか」ってどういうことだろう…と考え込んでいる自分がいます。
Posted by mmm at 2011年01月01日 19:09
>あ、Pollyannaさんだ!

あら、お知り合いでしたのね。

>「しなやか」ってどういうことだろう

あと、よく言われるのは、「したたか」かな?
たぶん「しなやか」とおなじようなことだと思うけど。

強烈に強い逆風があって、正直に抵抗すると
「折れて」しまうので、あえて適度に受け流しつつ、
勝ち取って行く、みたいな柔軟性かもしれないです。
Posted by たんぽぽ at 2011年01月01日 22:59
これはもう生き方の問題そのものかもしれません。
研究者などでは、研究(仕事)のために家庭を顧みないどころか、初めから家庭も持たずその人間の生きているリソースすべてを研究に注ぎ込むような生き方もある。
さすがに、それではいざという時かえって脆いとか長い目で見れば非効率とかひと事のようには言えても、本人がそれでいいならどうしようもない。
そんな生き方が常人には真似できないことと称賛されないこともない。
研究はとにかく結果がすべてだから生き方は別に問われない。研究のためには研究以外のこともした方がいいとか、上からの目線で言えるようなことでもない。
でも、男がやっても引かれる研究以外身なりさえ顧みないような人生を、女がやったらなおさら引かれる、といった程度の話かもしれません。
研究機関も企業も研究者にそんな生き方までは無理に要求しないのは、みんなが「研究ロボット」と化したら社会が成りたたないことはさすがに分かっているからでしょう。
まとまりがなくてすみません。
Posted by pulin at 2011年01月03日 17:04
>研究者などでは、研究(仕事)のために家庭を顧みないどころか、
>初めから家庭も持たずその人間の生きている
>リソースすべてを研究に注ぎ込むような生き方もある

それはそれで作ったイメージだと思いますよ。
実際の研究者はもっと「ふつうの」人たちですよ。

ただ、自分のやりたいことが、わりあい自由にやれて、
自分の都合のために、まわりの人たちもしたがってくれる、
そして自分はまわりの人の都合をあまり考えなくていい、
これくらいは現実だと思います。
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20101117/109246/
Posted by たんぽぽ at 2011年01月04日 19:58
いまよく言われる「ワークライフバランス」も、仕事のためには家庭も大切にしよう,仕事のためには仕事人間になるな、また「育児をしながらでも働ける環境作り」など、働かせることが前提となっている感じがします。
この点、かつての専業主婦モデルも男性をひたすら仕事に向わせるための仕組みであったことと、根底は変わらない、働かせる側からの要求とも見えます。
「国力維持のために少子化対策」の発想も同じ。

「(企業が)労働者を都合よく働かせるための母体としての家庭」ならそんなものはむしろ拒否しよう、と私は思ったりしたので、上のコメントのようなことも書いてみました。
Posted by pulin at 2011年01月05日 08:13
pulinさま、
コメントありがとうございます。

と言いつつ、いただいたコメントの趣旨が
よくわからなかったりはしたんだけど。
Posted by たんぽぽ at 2011年01月05日 22:20
自分でもまとまってないので済みません。

家族を持たない(持てない)労働者が増えてくるとやはり困るので、「持ち家政策」的に「持ち家族政策」が図られている気がします。家族を持たそうという善意だけではなく、人間、家や家族を持てばどうしてもいろいろ保守的にはなるから、それも狙い。
Posted by pulin at 2011年01月06日 07:18
またまたコメントどうもです。

でも、それだと、女性研究者のイメージという
最初の話題とはだいぶ離れていると思いますが。
Posted by たんぽぽ at 2011年01月06日 23:27
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