1月14日なので、すこし経っていますが、
菅政権の改造内閣が発足しました。
あまり期待感も持たれていないみたいですが、
民法改正に関係することだけ、見ておくことにします。
「与謝野経財相、枝野官房長官、野田財務相、海江田経産相-菅新内閣」
「菅新内閣:与謝野・藤井両氏を起用で財政再建に軸足-改造」
いちばん気になる法務大臣は、江田五月氏です。
おおむかしですが、民法改正法案の議員立法の
発議者に入っていたことがあります。
民主党の野党時代、次の内閣の法務大臣だったときも、
民法改正法案の質疑をしたことがあります。
ほかにも、民法766条(片親親権)の法改正について、
法案提出したことがあり、理解をしめしています。
現在の改造内閣の法務大臣になってからも、
「300日規定」の改正に理解をしめしたとあります。
夫婦別姓、婚外子差別をはじめ、家族法に関して
理解のある人物が法相になったのでして、
これは喜んでいいのだろうと思います。
さみしいかぎりなのは、男女共同参画相です。
これは与謝野馨氏が兼任になっています。
「たちあがれ」から引き抜いた人物が
なんでなんだ?と思いたくなります。
もしかすると、規則でだれかを置かなければならないので、
与謝野氏に兼任させただけで、実質的には空席、
ということなのかもしれないです。
前任者の岡崎トミ子氏は、留任せず退任で、
あとにだれも置かなかったことになります。
(消費者庁は蓮舫氏が引き継いでいる。)
岡崎氏が退任した理由は、北朝鮮による
砲撃事件のときに、国家公安委員長でありながら、
登庁しなかったことになっています。
このあたり、ミギからの攻撃よけの感が、
わたしには、しないでもないです。
メディアを見ても、男女共同参画相のポジションが
どうなったかは、まったく関心がなかったりします。
「どうでもいいの?」と言いたくなってきます。
「男女共同参画大臣って、どんだけ存在感がないんだろう」
2011年01月19日
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Tracked: 2011-01-29 02:04
たしか福島氏が大臣だったときは比較的目立っていたかな?
やっぱり人々がイクメンやキャリアウーマンなど、男女共同参画に関心を持たなきゃダメでしょうか?
最近は専業主婦志向が強いと聞いたのが気になるのですが。
>たしか福島氏が大臣だったときは比較的目立っていたかな?
このときだけは話題になっていたんですけれどね。
後任がぱっとしない人物になってから、
ほとんど興味を持たれなくなりましたね。
こういうのは政権が意識して、世論の興味をひくような
人事をしないとだめなんだと思います。
>最近は専業主婦志向が強いと聞いたのが気になるのですが
男性は妻に働いてほしいと考えるんだけど、
家事を協力してくれない人が多いみたいです。
それで、家事とお仕事の両方なんて無理だから、
家庭だけにすると考える女性が多い、ということみたいです。
http://d.hatena.ne.jp/rengejibu/20100828
男女共同参画はある意味失敗したと言えるのでして、
それこそ政治でなんとかするべきことなんだけど。