とつぜんですが、『エスカーラ・カフェ』という、
働く女性向けの情報ウェブサイトがあります。
このサイトで、選択的夫婦別姓制度の是非についての
アンケートを行なっていたので、ご紹介したいと思います。
先日お話した、夫婦別姓訴訟の影響を受けて行なったみたいです。
「「女性にも選択の権利を!」72.8%の働く女性が『夫婦別姓』に賛成」
「あなたは、選択的夫婦別姓の導入について
どう思いますか?」という質問で、
結果は、賛成が72.8%、反対が27.2%となっています。
賛成が4分の3に近いという驚異的な数字です。
これは会員を対象としたウェブアンケートなので、
回答者は「働く女性」が多いと思います。
じつは、このように対象をかぎった調査でも、
賛成がこのくらい高い比率をしめすことは、
いままでなかったのではないかと思います。
賛成の理由として、個人的に苗字を変えたくない意見が、
とうぜんながらいくつか挙げられています。
ところが、それらよりも多いものが、
「別姓を選ぶ自由があってもいいと思う」です。
選択別姓の導入を、自分と異なる人の都合や、
社会全体のありかたの制度として考えているわけです。
選択別姓の議論は、しばしば自分が夫婦別姓を
選びたいかどうかにすりかわる人が多いのですが、
このアンケートに答えたかたたちは、
そうした思考からも、脱却しているようです。
『エスカーラ・カフェ』の会員のかたは、
選択別姓に関しては、なかなか意識の高いかたが
集まっていらっしゃると、わたしは感心しましたよ。
最後に「圧倒的に女性が姓を変えることのほうが多く
不平等だと感じている」「女性にも選択の権利ができる」
というモチベーションがあることを紹介しています。
現行民法は、夫婦どちらの苗字でも選べて、
形式的には平等ですが、ほとんどのケースで、
夫の苗字が選ばれ、運用実態は女性に不公平です。
こうした現状がかんがみられているわけで、
ここでもきわめて現実的です。


