2011年02月06日

toujyouka016.jpg ハーグ条約批准の催促

国際離婚のハーグ条約に、日本は早く加盟するようにと、
フランスの上院が批准要求決議をしてきました。

「日本へのハーグ条約加盟要求決議 仏上院、法整備促す」
「仏上院、日本にハーグ条約加盟要求決議」
「ハーグ条約 日本加盟要求を決議 仏上院、権利保護改革促す」
「ハーグ条約:日本に批准要求 仏上院が決議」

 
これまでも、日本政府は「検討する」と口約束ばっかりなので、
ついに業を煮やしたのだろうと思います。
フランスは議会の正式な声明を出してきましたよ。

こうした決議は、従軍慰安婦の非難決議と同様、
法的な拘束力はないのだと思いますが、
それでも一国の議会が、日本に対して、
公式声明として、意思表示した意義はあると思います。
今後外交上の扱いにも、影響することがあるかもしれないです。


じつは昨年9月に、アメリカ合衆国の上院も、
日本政府に対して、批准の要求決議をしています。
「米下院で可決、日本への子どもの連れ去り問題で日本政府へ非難決議」

そのアメリカは、先日も国務次官補が記者会見の際に、
ハーグ条約の批准をあらためて要求しています。
国際離婚の際の「子どもの連れ去り」について、
アメリカ国内では、相当に問題視されているようです。
「日本に早期進展求める=子の連れ去り問題−米高官」

しかも、数ヶ月以内に事態を進展させたいと、
具体的なアクションをすることまで言ってきています。
========
また、この問題で米議会内に懸念や憤りが広がっていると警告。
日本政府と協力し、今後数カ月内に事態を進展させたいとの意向を示した。
======== 


こないだの、選択別姓で訴訟を起こされることも、そうですが、
なにかというと「先送り」にする、民主党政権のていたらくには、
あきれているかたも多いと思います。
ことがハーグ条約のように、国際問題になると、
外国議会のいきどおりを買うことにもなるわけです。

いまの民主党の様子では、外から叩かれないと、
なかなか動かないでしょう。(というより、叩いたもの勝ちでしょう。)
アメリカ合衆国側の「協力」を歓迎するとともに、
国際社会における、日本の信頼が低下する
おそれを懸念したいと、わたしは思います。

posted by たんぽぽ at 13:02 | Comment(21) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
ありゃまぁ、こんなのもあったんですか。

国連の女性差別撤廃委員会への、婚外子差別撤廃、選択的夫婦別姓法案成立に関する回答も全く同じのような感じがしますが、何故、日本政府は「やります、やります。」と言うだけ言って、何もしないんでしょうか?
本当は反対なんだったら、堂々と理由を述べて反対すれば良いでしょう。「やる、やる。」と言って、何時までたっても宿題をやり始めないガキと一緒で、そう言うのが一番、相手を怒らせると思いますが。

で、その口でたとえば北朝鮮の拉致問題などを訴えても、なかなか真面目に取り合ってくれないんじゃないでしょうか。

たんぽぽさんが最後に言われているのもそうだと思いますが、結局、こうした人権問題に対する不誠実な(と国際社会では取られてしまう)対応が、実は非常に日本の国益を損ねていると、私も思っております。
Posted by ニャオ樹・ワタナベ at 2011年02月06日 15:03
現在野党となった自民党が「やる」と言ってたことを、民主党が政権を担っている今、それを「できるように」していませんよね。政権のことばかりが話題に挙がり、こういった直面している問題を無視させています。自民党が率先して妨害しているように感じています…最近ねえ、実は自民党が癌になっているような気がしてるんですよ。確かに自民党は「経験豊富」であり、民主党は「経験不足」ですが、経験豊富な人々が国益を棄てているのだとすると、立派に大きな悪意かもしれません。

きっと、フランスが日本国内に手を入れようとしている、内政干渉だ、と言いたくなる人もいるかもしれませんが、政府同士・それぞれの国の裁判所の協力関係なしにこの問題は解決がつかないので、そんなことを言うことはできません。まず手を結ばなくては、個別での事実関係(どちらが子を誘拐したのか)と現在の国際法に照らした人権の保護など不可能です。
Posted by mmm at 2011年02月06日 15:35
ニャオ樹・ワタナベさま、
コメントありがとうです。

>ありゃまぁ、こんなのもあったんですか。

そうなんですよ。
この機会に、ぜひ興味を持っていただけたらと思います。
http://taraxacum.seesaa.net/article/167626743.html
http://taraxacum.seesaa.net/article/141838358.html


>何故、日本政府は「やります、やります。」と言うだけ言って、
>何もしないんでしょうか?

官僚に反論されてやり込められちゃうとか、
野党などの反対派に叩かれて、萎縮するんだと思います。

あるいは、「いま実行すると、世論が反発して
支持率が下がって選挙で負けるから」と言って
弱腰になって、「先送り」にするんだと思います。

>こうした人権問題に対する不誠実な(と国際社会では取られてしまう)対応が、

この手の問題に関しては、諸外国から
いろんなことで批判されはじめているけれど、
いまのところ実効的な損失はとくにないですよね。

それで人権事項に関して、国際基準を守らないことの
不利益をあまり実感できなくて、国際社会からの非難も、
軽く見ているのかもしれないです。
Posted by たんぽぽ at 2011年02月06日 23:13
mmmさま、コメントありがとうございます

>自民党が率先して妨害しているように感じています…
>最近ねえ、実は自民党が癌になっているような気がしてるんですよ

そうそう。
自民党はもともと家族政策に熱心じゃないですしね。
民法改正にいたっては、「民主との違いをはっきりさせる」
とか言って、公約で反対を掲げてしまいましたし。

自民党の目的は、自分たちが政権の座にいたころが
懐かしいので、それを取り戻したいだけだと思います。
その手段も、よりすぐれた政策をしめすのではなく、
ただ闇雲に民主党を叩くだけですね。
(それが結構功を奏する現状も、情けないんだけど。)

谷垣自民は、「民主党は公約を守らず後退させ、
政権担当能力が疑われる」とかなんとか、
息巻いているけれどね。
その原因は、ほかならぬ自民党なんだから、
盗人たけだけしいと思います。

有権者の多くも、いちおうはわかっているんじゃないかな?
それで、民主党政権に不満があっても、
自民党に支持がなかなか流れないんだと思います。


>フランスが日本国内に手を入れようとしている、内政干渉だ、

フランスは反日だなんて言う人、さっそくいましたよ。
こういう人たちは、日本がハーグ条約に加盟しないことで、
得しているかのように思っているみたいです。

実際には、日本人が子どもを連れ去られて
被害にあっているケースもたくさんありますからね。
離婚の際、法的手続きを円滑に行なうという、
両国の一般市民の福祉のために、必要なことだと思います。
Posted by たんぽぽ at 2011年02月06日 23:15
>不利益をあまり実感できなくて、国際社会からの非難も、軽く見ているのかもしれないです。

それこそまさに「疎い」ってことだと思います。
別に日本国債に対する海外の評価がちっとばかし下がったって、大した問題ではない、と私は素人考えですが思いますし(日本国債の95%は日本人が買っているそうだし)、総理大臣がそんなものに疎かろうが、別に目くじらたてて非難したいとも思いません。

が、このハーグ条約みたいなものに「疎い」と言うのは、「結局あいつらは人権意識三流国だ。」と言う、誤っているのかいないのか分かりませんが、そう言う認識を世界に広め、日本ブランドの価値を落とすことに直結しますよね。
それって、日本にとって、国債の価値が下がることなんかとは比べ物にならないくらい、物凄い損失だと思いますけどねぇ。

>実際には、日本人が子どもを連れ去られて
被害にあっているケースもたくさんありますからね。

んなの普通に考えれば分かりそうなものですが。要は男と女の問題なので、国籍は関係無いでしょう。
「日本がハーグ条約に加盟しないことで、得しているかのように思っている」って、どうしたらそんなにもとことん、自分に都合のいいところしか見ない、究極の御都合主義的な発想が出来るのか、不思議でしょうがありません。
Posted by ニャオ樹・ワタナベ at 2011年02月07日 00:02
「過去と同じようにする」イコール「何もしない」を選択しているだけです。何も解決しない、と主張している党に支持を表明するのは、目の前の問題から逃げようという態度に思えます(そういったわけで、私は自民党を支持する気になりません。最善を尽くすのが人間の仕事)。

残念ながら人間の間にはトラブルがつきものなので、「管理社会」と非難されようとも、より弱い立場の子どもたちを守られた状態にするためには、保護者たちが「客観的に管理された」状態にするしかありません。子どもたちの命を守るとはそういうことです。まともな親なら、赤ん坊を24時間見張っているはずです。しかしまともな親も完璧であるはずがないのです。

まず「協力する」とはどういうことか、これに反対する方には考えてほしいと思います…「反日」ねえ(苦笑)。
Posted by mmm at 2011年02月07日 11:01
続きを。

どこの党だからできる、といったものはまったく見えませんが、民主党が「欠けている」と言われている経験を積めば民法改正は不可能ではないだろうと思っています。彼らは個人というものを実際生活する上での「個人」と近いように扱っているように思います。つまり現実に即している、と私自身は感じています。

こういった問題を考える時、たぶんそれぞれの根本的な価値観に左右されています; 日本は宗教のデパートと評され、神道や仏教の人間ばかりではないわけで、宗教が違うくらいで法律の根幹を左右するような今の事態は全く議論以前の問題だと思います。

どんな風になっても、政治を後押しする最大の党は国民ですから…何より一般の理解が最も重要であることはいわずもがなです。一般日本人は無宗教である、現実主義であると言いながら、男が女を引き連れて従えています(なぜ性別が無関係でない社会にならなかったのでしょう?または、本来日本がそうであったという研究結果に反して、女が男を従える母系社会ではなくなったのでしょう?答えは宗教のはずです)。こういった日常のダブルスタンダードから考えることで、根拠の矛盾が見えてくると思います。

あらら、長くなっちゃいました。すいません(汗)。
Posted by mmm at 2011年02月07日 11:22
>mmm様

自民党内にも、少しは真面目に国政に携わろうとしている人もいるはずだと思うのですが。下記みたいに。

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1101210033/

谷垣氏も、本心からあんな物言いになっているのか、下の方のやたらと声だけはデカい連中に突き上げられて、必死であんなキャラを演じているのか、もはや私にはさっぱりわかりません。
勿論、今の谷垣氏の物言いが自民党の本心なんだとしたら、「政権交代で少しは自民党も目が覚めるだろう。」と思った私の認識が甘すぎたってことだと思います。

マスコミも国会にエンタメ性ばかり求めていませんか?そう言うのは本来、プロレスに任せておくべきものだと思うんですが(プロレス人気の低迷にも、昨今のこのどーもならん国会の体たらくの一因があるってことか?)。

ネットを意識しすぎてか、紙面や放送内容にエンタメ性ばかり求めるマスコミが悪いのか、それに乗っかっることが自身の選挙対策だと思ってしまう議員が悪いのか・・・。
やっぱりそんな「国会エンタメニュース」を期待してしまう国民が、一番アホなのかもしれませんね。
Posted by ニャオ樹・ワタナベ at 2011年02月07日 12:53
ニャオ樹・ワタナベさま、
たくさんコメント、ありがとうです。

>そう言う認識を世界に広め、日本ブランドの価値を落とすことに直結しますよね

もともと日本は外交にうといところはありますよね。
とくに戦後は、安全保障をほぼアメリカに任せきりにして、
国内の経済発展に専念してきましたし。

ハーグ条約未加盟を続けていることに関しては、
すでに、「日本は子どもを誘拐する国だ」という認識が、
諸外国のあいだではできているみたいです。

>自分に都合のいいところしか見ない、
>究極の御都合主義的な発想が出来るのか、

具体的には、DV被害にあったかたが、子どもを連れて
逃げるケースを、想定しているみたいです。
こうした事例はあるとはいえ、全体の公平性から見たら、
かなり偏っていると言わざるを得ないです。


>勿論、今の谷垣氏の物言いが自民党の本心なんだとしたら、

本心というか、主流のスタンスではないかと思いますよ。
政権交代のすこし前から、こうなっていたので、
やばい方向に向かっているとは思っていたけれど。
http://lacrima09.web.fc2.com/teardrops/movement/jimin.html

>マスコミも国会にエンタメ性ばかり求めていませんか?

マスコミが偏った興味で、どうでもいいことばかり
取り上げて、肝心のことを伝えないので、
政治家のほうも業を煮やし始めていますね。
記者会見に応じないで、ウェブ配信だけやるとか、
始めている政治家もいます。
Posted by たんぽぽ at 2011年02月07日 23:30
mmmさま、たくさんコメントありがとうです。

>より弱い立場の子どもたちを守られた状態にするためには、

国際離婚のルールが確立しない状態で、
いちばん不利益を被るのは子どもですからね。
子どもの権利を保証するという観点から、
ハーグ条約批准を考えたいところですよね。

>「反日」ねえ(苦笑)。

ハーグ条約を「反日」と言っているのは、
外国人の権利とか、女性や子どもの権利とかを
あまり大切にしない人たちではないかと思います。
こういう人たちは、アメリカを「反日」ということが
なぜかほとんどまったくないように思います。

そのアメリカは、直接手をくだすと言ってますからね。
アメリカが手を出して来たら、どう考えるのかは、
わたしも、ちょっとだけだけど、興味があります。


>彼らは個人というものを実際生活する上での「個人」と
>近いように扱っているように思います。
>つまり現実に即している、と

そうですねえ...
子ども政策でも、少子化対策というと、
「社会のために子どもがいる」という考えに
おちいりがちなのを注意するべしとしていますね。

前面に出しているのは、子どもは社会から
歓迎されて産まれてくる、という考えです。
こういうのを見ていると、「個人」を現実に即して
考えているだろうと思います。
Posted by たんぽぽ at 2011年02月07日 23:31
>もともと日本は外交にうといところはありますよね。とくに戦後は、安全保障をほぼアメリカに任せきりにして、国内の経済発展に専念してきましたし。

戦前の「一億総特攻精神」も、当時の敵国から見たら本当に鬱陶しいものだったでしょうけど、戦後の「一億総高度成長一本槍精神」だって、諸外国から見たら、理解に苦しむと言うか、薄気味悪いと言うか、そんな感じだったのかもしれないと思います。
「『エコノミック・アニマル』なんて、欧米のやっかみだ」、と切って捨てるのは簡単ですが、どっちがまともなのか冷静に考えてみよう、位の落ち着きは欲しいですな、我が日本にも。

とか言っているうちに、もはや高度成長なんぞ、ありえない日本に、間違いなくなりました。
で、どうすんの?を、皆で考えなきゃならなくなってはや10年、20年経ったと思いますが、未だに「国会エンタメショー」で、どーすんじゃい!と思ってたところに

>政権交代のすこし前から、こうなっていたので、
やばい方向に向かっているとは思っていたけれど。

はい、ウチにも来ましたよ。何やらおどろおどろしいビラが。
その昔、自動販売機でお茶が売られ始めた時、世も末だと思いました。
5月にコンビニに入ったら冷房がかかっていた時にも、世も末だと思いました。
で、自民党を名乗る(本当に名乗っているだけだと一瞬思いましたよ)ドロドロネガキャンビラを見た時には、自民党も本当に終わったな、と思いましたね。
だからこそどん底から這い上がる根性を見せて欲しかったのですが、どん底も案外楽じゃん、とか思っているようでは、なんの存在意義もありませんな。

ちと呑んでいるもんで、文面が乱暴な上に最後までトピずれですみません。
Posted by ニャオ樹・ワタナベ at 2011年02月08日 00:32
反応ありがとうございます!
>ニャオ樹・ワタナベさん
支持団体に対する「ポーズ」(支持している人々の思想を受け入れる)なのかもしれませんが、発言というのは「真っ直ぐ、意味通りに受け取られるように」発されるものだと思っていますので、すべての発言はそのままの状態で読んでいます。私の受け取り方が誤解でないとしても、誤解であったとしても、それぞれ別の問題がありますね(汗)。前者なら内容に問題があるし、後者なら「あのー、本心を話してくださいね?」というように。

記事、ありがとうございます。自民党の歴史が長すぎたのが悪い方へ作用してしまい、トップダウン方式でしかない場面が多くなっているので、野党であるうちに体質が変わるとよいのですけどね…せっかくの「経験の長さ」が、今のままでは無駄になってしまいます。NHKが国会中継や党首討論をその時間だけずっと流してくれればいいのになぁ。

そういえば、プロレス見たことがありません…TV自体あまり好きじゃなくて(苦笑)。
Posted by mmm at 2011年02月08日 15:07
こちらのコメントはたんぽぽさんに。

そういえば確かにアメリカを反日と呼ぶ人は日本では限られていますね。

っていうか…最近ネットでも国内ニュースばかりで、国外のニュースが出ていませんね。このニュースも全然目にしません。2月3日から中国は休みだって知らない人もいるんじゃないかと。ジャーナリズムが段々無関心に傾いてるかもしれませんね。
Posted by mmm at 2011年02月08日 15:29
ニャオ樹・ワタナベさま、
またまたコメントどうもです。

>もはや高度成長なんぞ、ありえない日本に、間違いなくなりました

一億総なんとか、なんて言われる時代は終わって、
もっと個人のしあわせは各人が自由に考える時代に
なっていると思います。
http://taraxacum.seesaa.net/article/106825628.html


>ウチにも来ましたよ。何やらおどろおどろしいビラが

びらを直接いただいたのですね。(ご愁傷さまです。)
わたしの家には、残念ながら(?)びらは来なかったので、
ネット配信のだけで、楽しむことにしました。
http://taraxacum.seesaa.net/article/126627283.html

最初見たとき、これは本当に自民党のサイトなのかと
わたしも思わず確認してしまいましたよ(笑)。
そこらへんのネトウヨが作ったっぽい、
アジサイトとどうも違わないので、
これが自民党の正体だったのかと、わたしはびっくりしました。

もう、こんな調子じゃだめですね。
国民全体のほうを見ないで、一部の固定支持層の歓心を
買うことで、勢力を維持する方向にむかっているようです。


>文面が乱暴な上に最後までトピずれですみません

いえいえ、これくらいでしたら、
まったくOKですので、ご安心くださいね。
Posted by たんぽぽ at 2011年02月09日 23:30
mmmさま、またまたコメントどうもです

>支持団体に対する「ポーズ」(支持している人々の思想を受け入れる)
>なのかもしれませんが

上のニャオ樹・ワタナベさま宛てのコメントでも
ちょっと触れたけれど、支持団体の歓心を買う方向に
見事に走っていると思います。

これは国民新党を中心に書いているけれど、
きょうびの自民党にもある程度あてはまると思います。
http://taraxacum.seesaa.net/article/156644943.html

政権から遠くなったので、特定団体の支持を堅めて
選挙にそなえようとするんでしょうけれど、
それによってイデオロギーに走って、国民全体のことを
考えなくなるので、ますます政権から遠くなる、
という悪循環にはまるのですね。


>プロレス見たことがありません…TV自体あまり好きじゃなくて(苦笑)

わたしも見ないです。
家にテレビを置いていないもので。(好きじゃないから。)
Posted by たんぽぽ at 2011年02月09日 23:31
たんぽぽ様

>ウチにも来ましたよ。何やらおどろおどろしいビラが
>びらを直接いただいたのですね。(ご愁傷さまです。)

ある朝、ポストに投函されていました。
その時の感想をここに、と思ったのですが、リンクして頂いた
http://taraxacum.seesaa.net/article/156644943.html
の、イカフライさんのコメントが、まさにそのビラを見た時の私の印象そのものですので、割愛させて頂きます。あ、本当の第一印象は、「これは民主党支持派のヤラせか?」でしたけど。

時の総理大臣は、本当に家柄だけで、いや、「柄」ではないな、資産だけかもしれないが、ともかくそれしか中身の無い人だったようですので、「右傾化発言すればアキバ系の若年層は全て我が党の支持に回る。」とでも思ったのかもしれません。と言うか、元々力一杯そっち側の人のようだし。

それで大失敗したんだから、何で失敗したのか、その時点で反省すべきだったのに・・・。
せっかく総裁が変わったのに、未だに当時の路線を継承しているようで、お話になりません、としか思えません。

ところで、代表団の代表の方が、コメントを書かれて行かれましたよね。
私も応援メッセージを書き込みたいので、是非、最初の書き込みをたんぽぽさんにお願い出来れば、と思います。
Posted by ニャオ樹・ワタナベ at 2011年02月14日 12:51
>イカフライさんのコメントが、
>まさにそのビラを見た時の私の印象そのものですので

こちらですね。
http://taraxacum.seesaa.net/article/126627283.html#comment
(2009年08月29日 00:04)

>それで大失敗したんだから、何で失敗したのか、
>その時点で反省すべきだったのに

支持基盤というのは、宗教系の政治団体なんかが、
たくさん含まれていると思います。
たとえば、こんなふうに、だけど。
http://lacrima09.web.fc2.com/teardrops/movement/shintou.html
http://lacrima09.web.fc2.com/teardrops/movement/not_reported.html

選挙で負けたので、組織を堅めようとして、
こういう「お得意さま」みたいな団体から、
支持を得ようとするから、ますますおかしな方向に
偏ってしまうのですね。

支持基盤が大ダメージを受けるような
選挙の負けかたでもしないかぎり、
方向転換はむずかしいのかもしれないです。


>私も応援メッセージを書き込みたいので、
>是非、最初の書き込みをたんぽぽさんにお願い出来れば、と思います

おおっと、
わざわざ気を遣ってくださって、ありがとうございます。
Posted by たんぽぽ at 2011年02月15日 22:31
>こちらですね。
http://taraxacum.seesaa.net/article/126627283.html#comment
(2009年08月29日 00:04)

あ、御丁寧にリンク先誤りを訂正頂き、有難うございました。

>支持基盤というのは、宗教系の政治団体なんかが、
たくさん含まれていると思います。たとえば、こんなふうに、だけど。

おー、紋次郎、頑張ってますなぁ。
大変、興味深いものを御紹介頂き、感謝します。

>選挙で負けたので、組織を堅めようとして、こういう「お得意さま」みたいな団体から、

財界も医師会も、どちらかと言えば民主党支持に回り、最後の頼みの綱はここだけだ(まさしく、困った時の○頼み)ってことでしょうか。
今朝の新聞報道では、法人税減税にまで反対するとか。
○頼みで対決一色!ってことですかね。かつて聞かれたスローガンそのものではないですか・・・。
国会議員としての仕事をしろっ!!!!!

>おおっと、わざわざ気を遣ってくださって、ありがとうございます。

いえいえ、こちらこそ即時対応頂き、感謝しております。
本当に原告団の方々には、「頑張って下さい。宜しくお願いします。」しか、ありません。
Posted by ニャオ樹・ワタナベ at 2011年02月16日 10:22
>おー、紋次郎、頑張ってますなぁ

もう10年以上前ですけれどね。
参院の議事録に入っているので、過去に一度だけあった、
民法改正の国会審議だろうと思います。
(といっても、実質あってないようなものだけど。)

>最後の頼みの綱はここだけだ

昨年の参院選では、自民党の候補者は、
ほぼ全員がそろいもそろって、
民法改正と外国人参政権に反対していましたよ。
http://taraxacum.seesaa.net/article/154883733.html

まさしく「お得意さま」のような支持基盤から
選挙を支援してもらうためだと思いますよ。


>今朝の新聞報道では、法人税減税にまで反対するとか

見つけた。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110216k0000m010118000c.html

なんかだんだんと無節操になってますね。
とにかく菅政権のやることは、片っ端から反対、
という様相を強めていますね。
Posted by たんぽぽ at 2011年02月16日 23:27
たんぽぽ様
真夜中だと言うのに、笑いすぎて腹筋がつりそうです。

>昨年の参院選では、自民党の候補者は、ほぼ全員がそろいもそろって、民法改正と外国人参政権に反対していましたよ。
http://taraxacum.seesaa.net/article/154883733.html

そーだったよなーと思いつつ読み進むうちに、「コスプレイベント」、って、何だ、いきなり???
と思って、うっかりクリックしたのが大失敗でした。いやぁ、危なかった。もう少しで笑い死ぬところでした。

まぁ、こんな方でも、自民党公認候補になれて、自民党ホールでこんな楽しいイベントが出来るんだ。
wikiが正しいとすれば、結局かめはめ波パワーは通用しなかったようで、ほっとしましたが。
こりゃぁホント、重症だな。

>とにかく菅政権のやることは、片っ端から反対、

なんですから、菅政権ももう、好き放題やりゃぁ良いと思うんですけどね。「熟議」とか、優等生発言、言ってないで
支持率がどこまで落ちようが、絶対解散しない。
気に入らないマニフェストの内容については、「俺は元々こんなのは反対だった。」と言って、あっさり書き換える。
小沢系が文句を言ったら、民主党から叩き出す。
そうやって、とことん混乱したらその先には、案外、まともな政界再編がやってくるかも。

Posted by ニャオ樹・ワタナベ at 2011年02月17日 01:42
ニャオ樹・ワタナベさま、コメントありがとうです

>真夜中だと言うのに、笑いすぎて腹筋がつりそうです

ははは...
なんか、すっかりはめをはずしていますよね。

中身も「反日軍と日本軍の内戦状態」なんて、
ぶっ飛んでいたり、ドクター中松が出て来て、
参加者の顔ぶれもすごかったりで...

>結局かめはめ波パワーは通用しなかったようで

よかったです、はい。


>そうやって、とことん混乱したらその先には、
>案外、まともな政界再編がやってくるかも

小沢一郎氏の党員資格停止で、民主党内からの反発が
だいぶ強くなってきましたね。
予算案の否決や、内閣不信任案の可決も、
現実になるんじゃないかと思います。

それで、あっさり菅政権が終わって、首相が交代して、
いちおうの収拾がつくのかもしれないです。
Posted by たんぽぽ at 2011年02月18日 23:08
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