2011年02月11日

toujyouka016.jpg 連合赤軍の思い出

すこし前ですが、連合赤軍の永田洋子が亡くなった、
というので、ちょっとだけ話題になっていました。

「永田洋子」
「永田死刑囚が病死=元連合赤軍の最高幹部−脳腫瘍で寝たきり・東京拘置所」

晩年はどうしていたのか様子を知りたいかたは、
こちらをご覧になるといいと思います。

「永田洋子さんの近況」

 
「連合赤軍」とか「日本赤軍」と聞いて、
わたしが思い浮かべるのは、あの「水伝騒動」ですよ。
「水からの伝言」というにせ科学を
好意的に紹介しているブログがあったのですが、
わたしがそれを批判したらしっかり紛糾したのでした。

これに関して「連合赤軍の総括のようだ」と、
わたしは因縁をつけられたのですよ。
これはもちろん、まったくの言いがかりで、
自分のまちがいを認めず、わたしを誹謗中傷した先方に、
原因があるのが、実際のところです。


じつは、わたしは、「水伝騒動」のころは、
日赤や連赤がなんだかわからなかったのでした。
あとになって、『現代アラブの社会思想』という本に
出て来たのを偶然見つけて、はじめて知ったのでした。

それまで日本の極左団体が、なぜにパレスチナのために
テロをやるのか?と、ずっといぶかっていたのでした。
このときようやく事情がわかったしだいです。

1970年ごろは、マルクスの階級史観にもとずく
世界革命が続く蓋然性の高い地域として、
アラブ地方が注目されていました。
パレスチナ解放も、その世界革命の一環として考えられ、
さらにそうした活動のうちのひとつとして、
日本赤軍の活躍があったのでした。

連合赤軍は、日本国内で活動をしていました。
ところが、問題の「あさま山荘事件」の失敗などで、
国内の活動が行き詰まるようになります。
これによって、外国で活躍する日本赤軍に
活動の重心が移っていくことになります。


政治について、左寄りのブログを書く人たちのあいだでは、
日赤や連赤が、いまだに精神的、思想的な
トラウマだったり、ノスタルジーや支柱に
なっていたりするらしいです。
赤軍の背景思想が理解できないわたしには、
まったくわけがわからなかったりします。

連合赤軍の失敗は、左寄りのブログ書きに言わせると、
「内ゲバはいけない」という教訓になっているようです。
しかしこれは表面的なことだろうと、わたしは思います。

ここで汲み取る教訓は、「自分たちは正義」という
自負心ゆえに、批判が聞こえなくなることや、
閉鎖的な集団の中で、「内輪の論理」がエスカレートして、
異常化することへの警戒でしょう。

そしてこれらこそ、「連合赤軍の総括のようだ」と
わたしを攻撃し、「水伝批判」を排撃しようとした、
左寄りの政治ブログ書きに、あてはまることだと思います。


わたしのブログの過去エントリ:
「日本赤軍・連合赤軍」
「日本赤軍・連合赤軍(2)」

関連エントリ:
「そんな映画など見たくもない(修正と追記あり)」
「前の記事「そんな映画など見たくもない」への追加」
「違和感を表明しておく」

posted by たんぽぽ at 22:55 | Comment(6) | TrackBack(1) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
「日赤」で間違えて「日本赤十字」の方を思い出してしまう大間違い振りを頭の中で起こしてしまいました(苦笑)。「報道の歴史」みたいな週刊誌の特集記事には必ず含まれますね、こういう共産系団体。縁遠いので全然知らずに大人になってしまいました。スゴイ時代があったものです…

そういえば「水が声に反応する」といった神秘主義の人々、私も見たことがあります。懐かしいですねー、そして売り方が悪いですよね。神社で土産物やネタ物として売ればちゃんと眉唾物として売れて定着しただろうに…たんぽぽさんも大変でしたね(汗)。
Posted by mmm at 2011年02月12日 17:40
わーい、
こんなエントリにもコメントをくださって、ありがとうです。

>「日赤」で間違えて

そうそう。
わたしも「日赤」と略すと「日本赤十字」ですね。

『現代アラブの社会思想』という本を読んだのは、
2年くらい前なので、わたしも全然知らずに、
オトナになってしまったクチです。

こんなことは知らなくても、わたしには、
どうでもいいのでありまして、ウェブをやると
いらんことばっかり覚えると、そのとき思ったものです。


>「水が声に反応する」といった神秘主義の人々

「水からの伝言」は、かなり広まってますね。
学校でも道徳の時間に使われたり、
外国語に翻訳されたりしています。
いまでもビリーバーはいるんじゃないかと思いますよ。

まあ、「ネタ物」として出しても、
それはそれで売れたかもしれないですね。
「水からの伝言」の考案者は、「波動ビジネス」とかいう、
あやしげな商売を興してひと儲けしたみたいなので、
「うまくやった」と言えるのかもしれないけど。

>たんぽぽさんも大変でしたね

2年以上の騒動になってしまいました。
いまもって、すっかり解決してなかったりするんだけど。
Posted by たんぽぽ at 2011年02月12日 23:50
こんばんわ。ようやく時間が取れるようになって久しぶりに戻りましたよ。この記事が最初に目についたのでまたお邪魔します。

永田洋子さんが獄死したのですか・・・

大体,連合赤軍を「日赤」なんて略称することはありえないことで(^o^)/^^^^^^^^^^,日本赤十字と誤解する方が悪いでしょう(^o^)/^^^^^^^^^^

「連合赤軍」の当面の動機は反米・反イスラエルだったのでしょうが,それはパレスチナと連帯してパレスチナを拠点として世界同時革命を狙うという壮大な戦略の一環だったのではないでしょうかね?
(当時の革命戦士はどう思ったのか知らんけど・・それくらいにしか理解できませんでした・・・)

>パレスチナ解放も、その世界革命の一環として考えられ、・・・

というのは,だからその通りでしょう。

内ゲバというのは結果であって,決して崩壊の原因ではないと思います。
自分のみが正義と思いこむ,または正当化する論理を主張する限り,内ゲバは必然のはずだからです。
そして革命後の主導権争いにつながっているからです。
Posted by アルバイシンの丘 at 2011年02月17日 02:07
>いまもって解決してなかったり
へえぇ?騒動のお相手はまだ…ですか(汗)。ううむ、本当に「信仰」しているのでしょうから、勧誘してこないならば放置をお勧めします。「スピリチュアル系」書籍の中で、英語経由で読んだことがありますが、なんか異様。リアル友人にはビリーバーはいませんが、少し距離は置きたいカンジです…

>アルバイシンの丘さん
私はそっちの方面について無知なので、「世間は狭いと言うし、もしかして日本赤十字と何か繋がりが?」と思っただけです(笑)。笑っておいてください。

まー「内ゲバ」というのは「議論」にちゃんと置き換えられなかった結果だと思います。確かに結果論ですね。内部での議論も、ちゃんとお茶を用意して、テーブルでやるべきですな…とふと思いました。
Posted by mmm at 2011年02月17日 22:26
アルバイシンの丘さま、コメントありがとうです。
おひさしぶりです。

>この記事が最初に目についたので

おおっと。

>>パレスチナ解放も、その世界革命の一環として考えられ、・・・
>というのは,だからその通りでしょう。

第三次中東戦争の敗北の原因を、当時の社会主義者たちが、
マルクスの階級史観で説明をつけたみたいです。
つまり、ヨーロッパの植民地から独立したことで、
ブルジョワ支配から脱したけれど、新政権はプチブルジョワだったので、
イスラエルを相手にアラブは敗北したと、考えたのでした。

それで、アラブの勝利のためには、真の人民による政権を
立てなくてはならないと考えて、パレスチナ解放という
民族主義的な課題が、共産主義の世界革命の一環と
とらえられるようになったみたいです。

>自分のみが正義と思いこむ,または正当化する論理を主張する限り,

「水伝騒動」では、あちら側の人たちは、
わたしの批判を受け入れず、自己正当化と責任転嫁の
言いわけばかり考え、嫌がらせもしてきましたからね。
そのように自分と向き合わない精神構造こそが
問題なのであり、内ゲバを起こしかねない
体質なんだと思います。


そうそう、こんなのもありますよ。
http://news24.jp/articles/2011/02/16/04176190.html
Posted by たんぽぽ at 2011年02月18日 23:09
mmmさま、コメントどうもです。

>へえぇ?騒動のお相手はまだ…ですか

いまだに「2ちゃんねる」にろう城して、
わたしや、当時のわたしの賛同者たちの
誹謗中傷を続けている人たちもいますよ。
「たんぽぽ姫」で検索をかければ、
たぶんスレッドが見つかると思います。

こうした人たちは、「水からの伝言」を信じているのではなく、
「お仲間」が批判されたことが気に入らないのだけど。


>「内ゲバ」というのは

「水伝騒動」のお相手の人たちは、
わたしが批判したことを「内ゲバ」ととらえていました。
それで、「内ゲバはイケナイ」という、彼らの教訓にもとずき、
わたしの批判を封殺しようとしたのでした。

そうやって、自分や「お仲間」への批判を
封殺するやりかたこそ、「内ゲバ」体質につながる、
というものなんだけれどね。
Posted by たんぽぽ at 2011年02月18日 23:10
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亀井静香 連合赤軍
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Tracked: 2011-02-18 18:53