2011年03月17日

toujyouka016.jpg 政争の具にするのは

前のエントリでご紹介の、子ども手当てに関する
国会への勧告についてですが、つぎのように、
趣旨自体は賛成しているけれど、苦言があるという
ご意見があるのでご紹介します。

http://twitter.com/IsSheW/status/45619802286456833
http://twitter.com/IsSheW/status/45620356916068352
========
「政争の具にしないで」と言うと、
国会全部が悪いように見えるが、悪いのは自民と公明。
民主党は子ども手当の混乱に責任はない。
以前から「政治が悪い」と言って、自民の悪行を隠す
風潮があったが今も変わらないようだ
========

 
党派性を出したくないのかもしれないですが、
「国会への勧告」は中立的に書いていて、
「政争の具」にしているのが、与野党両方のように見えてきます。
実際に責任があるのは、子ども手当てに反対している
野党(自民、公明、みんなの党、共産など)だけのはずです。

与党の民主党は、もともと子ども手当てを
成立させたいのに、上記野党に妨害されているのでして、
むしろ被害にあっていると言えると思います。

あるいは、「けんか両成敗」的な姿勢が、
公正で冷静であるかのように、思われているのかもしれないです。
ところがこれは、加害者の加害性を薄め、
加害者になったほうが得という状況を助長しますから、
わたしは、感心できないです。



付記1:
子ども手当てが予算編成の審議に間に合わない場合、
「つなぎ法案」で半年だけ、2010年度とおなじ内容で、
子ども手当てを続けることが検討されています。

「つなぎ法案:議員立法で提出 子ども手当、年度内成立断念」
「子ども手当、つなぎ法案で半年延長に」


付記2:
子ども手当、児童手当、扶養控除が、
存続や廃止になった場合の、さまざまな組み合わせに対して、
もらえるお金の増減をシミュレートをしているエントリ。
ちゃんと計算しているかたって、意外といないのですよね。

「子ども手当はお得なの?」


posted by たんぽぽ at 22:02 | Comment(3) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
この大震災対応の件で、政府はやっぱり何にもできない。頼りになるのはきちんとした官僚システムと実行部隊だ。政治主導なんてとんでもないことだ。といったムードが高まってしまうのも避けられないようです。
Posted by pulin at 2011年03月19日 13:10
読売新聞の3月20日の社説では早速
「菅政権は、形ばかりの「政治主導」に固執するのもやめるべきだ。今の危機克服には政治家と官僚が一丸となることが欠かせない。」
と言っています。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110319-OYT1T00805.htm
Posted by pulin at 2011年03月20日 08:00
>http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110319-OYT1T00805.htm

ご紹介ありがとうございます。

その記事は、なにがご不満なのか、よくわからないですね。
というか、なにをもって「政治主導」と言うのか、
わかっていない、という感じです。

新聞記事などから拾っている情報からの、
わたしの印象だけど、「統合本部」を作ったのは、
まさに「一丸となること」だし、政治主導であるとも
言えるでしょうし、実際機能していると思います。

菅首相は、指導者としてやはり難があるのかな、
という気がなきにしもあらずですが、
ほかのメンバー、枝野氏や蓮舫氏などは、
自分の役割をよく果たしていると思います。


原発の損傷に対して直接の対処ができるのは、
現場の専門家だけで、政府の関係者には無理です。
http://ameblo.jp/satoshitaka/entry-10834940369.html

でも、これはまさに、各分野の専門家のサポートに
ゆだねる部分であって、官邸が直接手を下さないから、
政治主導でない、ということはないと思います。
官邸のやることは、つかんでいる情報のうち、
公表するものを慎重に選んで発表することではないかな?
Posted by たんぽぽ at 2011年03月20日 22:31
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