2011年12月02日

toujyouka016.jpg 子の連れ去りは犯罪

ハーグ条約、共同親権に関係するニュースです。
アメリカ合衆国では、子どもの連れ去りは犯罪になるという記事です。

「「長女は米の元夫へ」米で拘束の母親が応じ、釈放へ」
「長女「連れ去り」:日本人女性、米の公判で認める」

 
このケースは、ニカラグア国籍のアメリカ在住の男性が、
日本人女性が娘を連れ去ったものです。
この日本人女性は、親権妨害罪で追訴され、
ハワイで身柄を拘束されています。

日本人女性が不法に娘を連れ去ったことを認め、
娘をアメリカ合衆国に戻すという、司法取り引きに応じたため、
釈放される見通しとなっています。
司法取り引きに応じたことは、よかったのでしょう。

この日本人女性、釈放後はGPS機器を装着されるとあります。
(これはミーガン法によって定められたものなのでしょうか?
はっきりとはわからなかったです。)
いずれにしても、子どもの連れ去りというのは、
きびしい扱いを受けることがわかります。


こうした子どもの連れ去りという犯罪が起きるのは、
日本がハーグ条約に加盟していないことも、
関係があるものと思います。
法整備の遅れが、連れ去りに対して無頓着という
家族観に影響している部分もあるだろうと思われます。

日本も一刻も早くハーグ条約に加盟して、
離婚後の共同親権問題を国際標準のものにしないと、
今後ますますたいへんなことになるのでしょう。

posted by たんぽぽ at 22:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
 日本では昔から、男の実家が、「家」存続の為の跡取りとしてや、女の子の場合には政略結婚の道具として、離婚した元妻や「めかけ」の手から子供を連れ去るのが当然と言う時代があり、今も行われているはずです。

 性行為の放埓さは、アメリカに劣らなくなった日本ですが、家制度は依然として存続している。なので、ハーグ条約の批准にも及び腰なのかもしれません。
Posted by 野良犬 at 2011年12月03日 04:47
野良犬さま、いらっしゃいませ。
このエントリにコメント、ありがとうございます。

>日本では昔から、男の実家が、「家」存続の為の跡取りとしてや、
>女の子の場合には政略結婚の道具として、離婚した元妻や
>「めかけ」の手から子供を連れ去るのが当然と言う時代があり

これは寡聞にしてはじめて聞きました。
いまの日本で、子どもの連れ去りに関する無頓着さは、
イエ制度たけなわのころの感覚が残っている
可能性もありそうですね。

>ハーグ条約の批准にも及び腰なのかもしれません

ハーグ条約批准が遅れているのは、
国内法の整備が追いつかないからだと思います。
国内法が遅れているのは、いまだに日本の家族観は
イエ制度的な感覚を引きずっているのもあるのでしょう。
Posted by たんぽぽ at 2011年12月03日 22:17
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