そのむかし、わたしとのメールのやりとりで、
全力をあげて「さつき」さんを擁護した、「なごなぐ」氏ですが、
公開の場所でももちろん「さつき」さんを持ち上げています。
「さつき」さんのエントリのコメント欄とブックマークで、
「なごなぐ」氏は、2007年の東京都知事選の議論に関して、
「さつき」さんに対する、惜しげのない賛同と礼賛をしめしています。
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さつきさん、取り込んでて都知事選に関する議論も
一読しかできてないけど、論旨に賛同しています。
個人的には石原落としたい気持ちもわかるが、
それだけですべてを語るのは間違いだし、危険すぎる。
「市民的不服従」で民主主義的正当性を持つ国家権力に
向き合わざる得ない場面をいくつもみてきた身としては、
スジを通すさつきさんの「論」に励まされています。
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これは、「さつき」さんが、わたしたちを悪者にしようとして、
印象操作をした、問題の議論に対するコメントですよ。
「なごなぐ」氏は、「さつき」さんの印象操作に
すっかり乗せられたことになります。
>政党助成金反対に理解?
「なごなぐ」氏のコメントには、政党助成金への言及もあります。
「さつき」さんは、政党助成金に反対していますから、
それに対して、以下のようなコメントを述べるのは、
政党助成金の反対に「理解をしめしている」のでしょうね。
http://blogs.yahoo.co.jp/satsuki_327/34769563.html
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政党助成金も、制度化されたからと思考停止するのではなく、
改めるべきは改め(改廃)させるのが大事だと思います。
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政党助成金は、政治資金の透明化と公平性のために
導入されたもので、議会制民主主義の基盤を
保証するための制度でもあります。
また、政党助成金に対するこうした認識が進んだことにより、
現在では、欧米の民主主義国のほとんどで、
導入されている制度となっています。
意義を熟考した上で、政党助成金は導入されているのですが、
「制度化されたからと思考停止」というのは、
いったいどのようなことを指しているのでしょうか。
政党助成金のあらましについては、「さつき」さんの
反対のエントリが書かれたのとほぼ同時期、
およびずっと前に、わたしがエントリに書いています。
政党助成金を導入する意義についても
お話しているので、ご覧いただけたらと思います。
「政党助成金」
「19条と政党助成金」
ところが、「なごなぐ」氏は、わたしのエントリなんて、
すっかり無視黙殺しているようです。
すくなくとも、わたしのくだらない記事なんかより、
「さつき」さんの主張のほうが、ずっと筋が通っていて
立派だと思ったのでしょうね。
…助成金反対は納得いかないですね。支持政党に超お金持ちとのパイプでもあるんですかね。でも個人的には「絶対的にこの政党を支持します」みたいなことがないし、この考えには共感しづらいです。
このエントリにコメント、まことにありがとうございます。
このエントリで登場するような、政党助成金に反対する人たち、
というのは、共産党の影響を受けています。
共産党は「憲法違反だ!」といきまいて、
政党助成金に反対する主張を展開しているので、
それをそのまま信用しているわけです。
共産党ですから、超お金持ちとのパイプはないでしょうね。
党員を酷使して献金を集めたり、「赤旗」を買わせたりしているのですね。
>それを支えるための助成金に反対しちゃうと超お金持ちしか政治に携わらなく
ご指摘のように、政党助成金は、かかげる政策や理念によって
政治献金に差が出るのを補う役目がありますね。
いわゆる「リベラル」な議員は、献金が集まらないですから、
政党助成金がなくなると、真っ先にダメージを受けることになります。
上述の共産党の影響を受けた人たちは、
政党助成金は政党間の公平性を維持し、民主主義の基盤を支えている、
という認識はおそらくないだろうと思います。
「お金持ち」側も、無くすのはちょっと…という感じのようです。やっぱり、少ない人で政治を回すようになると彼らも直接批判もされちゃいますしね。
「赤旗」はもちろん共産党の機関紙ですよ。
「赤旗」は発行部数が減り続けていますね。
そのうわさは間違ってないです。
赤字も相当に積もっています。
(「共産党は『赤旗』の収益で健全な資金運営をしていると
信じている人もいるのでしょうけれど。)
http://taraxacum.seesaa.net/article/212642519.html
共産党の財政は火の車なんだけど、政党助成金を
受け取るよう方針転換する気配はぜんぜんないですね。