2006年10月15日

toujyouka016.jpg 週刊朝日

またまた、おそくなったけれど(いつものことですね)、
『週刊朝日』の10月20日号の、合同結婚式の祝電の記事です。
タイトルは、「統一教会との不思議な関係
機関紙コラムで『期待』された安倍首相」で、
渡辺博弁護士に取材をしています。

前の6月30日号のときとちがって、
有田芳生氏のコメントは、載せられていないです。
はじめから、取材をしなかったのかもしれないです。
(有田氏の、祝電を擁護するコメントを、
読まされる心配はないので、ご安心ください。)

 
統一教会の発行する『中和新聞』の10月1日の
1面にあるコラム「真珠門」で、安倍晋三の首相就任について、
好意的に評価する記事が、取り上げられています。
また、『世界思想』(国際勝共連合の機関紙)の9月号で、
「国の『かたち』、国家的ビジョンを、
最近、政治家の口から聞いた覚えがない」などと、
例の本、『美しい国へ』を、絶賛していることが紹介されています。

また、勝共連合の元理事長、梶栗玄太郎氏の回顧録、
というかたちでの連載が紹介され、例によって、統一教会は、
パパやじーじとも、なかよしだったことが、あります。
(『週刊朝日』は、「ある季刊誌」としか書いてないですが、
『週刊現代』9月30日号にも、おなじものが紹介されていて、
統一教会系の雑誌『祝福家庭』で、
「怨讐を愛せよ」というタイトルの連載とあります。)

なんでも、中曽根康弘氏がつぎの総裁を、
安倍晋太郎氏ではなく、竹下登氏にした(中曽根裁定)ので、
「神が準備された日本における基盤が、崩壊していきました。
日本の運勢は1987年を頂点にして、下り坂に向かった」のだそうです。

前にお話したけれど、統一教会が、安倍晋三を、
首相にしようと必死なのは、晋太郎パパが首相になれなかった、
無念を晴らすための、教会の執念だという、
元信者の体験談は、やはりそうなのかもしれないです。


今回の『週刊朝日』は、安倍事務所に送った質問の回答が、
めずらしくあって、それを載せています。
意味がわからなくて、無回答みたいなものですが。

たとえば、「なぜ、統一教会教祖が創設した団体に
祝電を送ったのか」という質問に対しては、
「質問事項の中には、祝電に関する事実ばかりでなく、
事務所職員の思想信条に及ぶものなど、行き過ぎた適切でないと
思われる質問事項が含まれていた」という回答でした。

『週刊朝日』は、「事務所職員の思想信条など
訊ねていないのに、まったく意味不明」として、
安倍事務所に、さらなる説明を求めたのですが、
「担当者が外出してしまった」と言われただけでした。
(「事務所職員の思想信条に及ぶ」というのは、
やはり統一教会信者が秘書にいる、ということなのか?)


...というわけで、「祝電事件リンクリスト」
「雑誌」に、『週刊朝日』10月20日号を、加えました。


posted by たんぽぽ at 21:18 | Comment(0) | TrackBack(2) | 更新記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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火のないところに煙は立たず
Excerpt: 最近忙しくてブログの更新さぼりがち・・・。
Weblog: 風に吹かれて
Tracked: 2006-10-18 22:25

中和新聞で安倍晋三を大絶賛
Excerpt: 週刊朝日2006年10月20日号に、統一協会系機関紙中和新聞で安倍晋三を大絶賛しているという記事があった。書かれているのは2006年10月1日号の1面コラム「真珠門」。
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Tracked: 2006-10-18 22:26