2012年04月14日

toujyouka016.jpg 改姓を利用した犯罪


posted by たんぽぽ at 22:10 | Comment(6) | TrackBack(0) | 更新記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
私の懸念を書き加えてくださってありがとうございます。

特に養子縁組の件については保険会社も被害者となっているので、新聞記者は保険会社に積極的に取材するべきではないかと思います。保険会社に勤めている人からコッソリ聞くに、かなり詐欺に遭ってて警察も注視しているようですが完全には防ぎきれないという結論を出していると…。戸籍などの書類には逆らえない、というのが現実ですね。

夫婦同姓賛成派は、最低でも「氏を変えられる限度を設けるべきだ」と言わなくてはならないと思います。

1人の人が正式なものとして複数の名前を使い分けるのは、健全な世の中じゃないと思います。もちろん、複数の国籍を持っているのであれば当然複数の名前を持つことになりますが、日本は複数国籍を認めていません。なぜ永住権を持つ外国人が通称を使うことがひどく批判されるのに、日本人女性が仕事で通称を使うように勧められるのか、私には理解できません。
Posted by mmm at 2012年04月15日 14:11
>特に養子縁組の件については保険会社も被害者となっているので

本館の方に書かれている下記の件
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010091501000823.html
これなんて殺された養子の女性は36歳なのに対し、養父が39歳、養母は35歳ですからね。
でもってこっちは
http://lacrima09.web.fc2.com/figs/kaisei-gisou.html
50歳の男が結婚して離婚して再婚するまでたった2年3ヶ月。しかも強制的にさせられたようだし。

どうみても怪しさ満点なのに、行政が書面の書き様だけで簡単に認めてしまうから問題なのでしょう。
行政が認可したものを民間会社が独自基準で認めない、とするのは厳しいでしょうね。
戸籍謄本出されたら、民間にはそれ以上突っ込みようがないでしょうし。

結局、現在の「家族」を巡る日本の法体系は、昔ながらの「家」なる枠に個人集団をパッケージしたら、後は家族内で全ての問題に対処せよ、と言うことなのでしょう。詐欺目的の改姓であっても家族内の問題、育児、教育、高齢者介護・・・みんなそう。
でもって昔ながらの「家」にパッケージされない事実婚や母子家庭なんかは、ハナっから枠外なのだからあずかり知らぬ、と言う態度。
堂々と責任放棄しているようにしか思えませんね。
Posted by ニャオ樹・ワタナベ at 2012年04月17日 12:37
mmmさま、このエントリにコメントありがとうございます。

>私の懸念を書き加えてくださってありがとうございます

ああ、いえいえ。
こちらこそ、コメント欄で会話してくださり、ありがとうございます。

>保険会社に勤めている人からコッソリ聞くに、
>かなり詐欺に遭ってて警察も注視しているようですが
>完全には防ぎきれないという結論を

なるほど、結構起きているのですね。
さすがに婚姻届けや養子縁組など、身分登録のほうは
変えようがないので、保険会社で自主的に注視する以外にない、
ということのようですね。

>夫婦同姓賛成派は、最低でも「氏を変えられる限度を設けるべきだ」と

選択別姓反対派は、改姓による詐欺については、
ノーコメントですね。
それどころか、夫婦別姓に断固反対するべきだ、のように、
見当違いの方向に走ったりする。

もっとも保険会社も、カレーに毒を入れて
保険金をだまし取った事件のあと、
夫婦別姓・事実婚を徹底して認めない方向に走ったから、
保険会社も他人のことを言えないんだけどね。
Posted by たんぽぽ at 2012年04月17日 22:19
ニャオ樹・ワタナベさま、
このエントリにコメントありがとうございます。

>殺された養子の女性は36歳なのに対し、養父が39歳、養母は35歳

養母のほうが養子より年下で、「あれ?」と思ってしまうんだけど、
養父が年上だから、ということなのですよね。

養子縁組に「何歳以上離れていなければならない」のような
年齢制限はないし、1歳でも年上のほうが
養親になるので、これはこれでやむを得ないのでしょう。

>行政が書面の書き様だけで簡単に認めてしまうから問題なのでしょう。

行政としては、書類がそろっていれば
受け付けないわけにはいかないと思いますよ。
「怪しい」かどうかの判断は、窓口の職員の判断(偏見)が
入ってくるし、家庭内のプライベートな事情に
立ち入ることにもなるでしょうから、
むやみに聞き出すことではないと思います。

いつぞやお話したように、結婚するとき、
当事者がふたり一緒に窓口に来なければだめ、
とすれば、多少は防げるのかもしれないです。
(結婚相手の人も、詐欺の片棒を担いでいたらだめだけど。)
Posted by たんぽぽ at 2012年04月17日 22:22
>ニャオ樹さん
>>結局、現在の「家族」を巡る日本の法体系は、昔ながらの「家」なる枠に個人集団をパッケージしたら、後は家族内で全ての問題に対処せよ
それなんですよね…頭を抱えてしまいます。そのパッケージング自体にも問題があることが認識されていなくて、発生する問題それぞれだけに目が向けられていて、むしろ「目を逸らさせる」感じになってますね。

>たんぽぽさん
>>もっとも保険会社も、カレーに毒を入れて
>>保険金をだまし取った事件のあと、
>>夫婦別姓・事実婚を徹底して認めない方向に走ったから、
>>保険会社も他人のことを言えないんだけどね。
書類が揃ってて手続きが終わっていれば全部「家族」、そうでなければ(事実婚など)全部「他人」とあまりにも単純すぎる区分けの仕方が、国内でも国際結婚のような調査が必要な状況になっている、とオエライさんが気づかないと変わらないでしょうね。少なくとも、夫婦・親子の実態などの確認が取れなければ結婚制度や養子制度もこのように悪用されるのがオチです。家庭内のプライベート、と言ってられないくらいの危機感は後々必要になると思います。

>>見当違い
人間はそう簡単なものではないという認識ができていないんですよ。「世の中を知らない人々」だけが保険会社に参加していることがわかります。事実婚の人も、姓を変えない結婚をした人も知らない社員たち。かくいうそこにお勤めの友人も就職するまでほとんど外出禁止の超お嬢様でしたし…「信用が要るから」と温室育ちの人ばかりが集まると、こんなことになるのだなと思います。彼らに社会勉強でもさせれば、少しは健全な世の中になるかと思います。
Posted by mmm at 2012年04月19日 09:04
またまたコメント、ありがとうございます。

>国内でも国際結婚のような調査が必要な状況になっている、

お役所の手続きよりは、生命保険の審査は、
ていねいにやったほうがいいのかとは思います。

わたしが心配なのは、やはり審査を細かくすると
偏見が入ってきやすい、ということかな。
もちろん、公平な審査をするために
(「事実婚は他人」とか言ったりしないで)
一定の調査が必要だということは、わかるのですが、
注意しないと偏見が入ってくるほうが、多くなると思います。


>「世の中を知らない人々」だけが保険会社に参加していることがわかります。
>「信用が要るから」と温室育ちの人ばかりが集まると、

あらあら。
保険会社の社員とは、そういう人たちなんだ。

だまされないためと、公平な審査のために、
世の中を知っている人が集まったほうが、いいと思うんだけれど。
(というか、わたしは、商売柄世の中のことは、
わりとよく知っているというイメージでしたよ。)

「信用」というのも、公平に審査をすることで
作っていくことのような気がするし。
Posted by たんぽぽ at 2012年04月22日 16:56
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