2012年04月22日

toujyouka016.jpg 夫婦別姓・未来予想図(2)

3月31日エントリの続き。
「夫婦別姓・未来予想図」についての、わたしのコメントです。

「【未来予想図 選択的夫婦別姓】(上)」
「【未来予想図 選択的夫婦別姓】(中)」
「【未来予想図 選択的夫婦別姓を問う】(下)」

今回は「中」について、お話したいと思います。
これはアメリカのお話という設定になっています。
記事の最後に「取材に基づく架空の設定」とありますが、
どんな取材をしたのかは、わからないです。
架空のお話であることは、「上」と同様です。

アメリカでは夫婦別姓が認められたのは、
1970年代の末で、すでに30年以上経っています。
「夫婦別姓を認める」というのは、すでに過去のお話で、
彼らの苗字に関する考えは、結合性やミドルネームを作ったりと、
もっと多種多様になっています。

「結婚後の名字を考える意味」(前編)
「結婚後の名字を考える意味」(後編)

なので、このくだりは「日本的」だと、わたしは思いました。
ようするに、アメリカ人の苗字に対する考えは、
もっと進んでいるだろう、ということです。
「なぜ夫婦別姓にしないといけないのか」と尋ねた夫に
私は「夫婦でも独立した人間でいたい」と答えた。
夫は納得いかない顔をしたが認めてはくれた。

夫婦別姓が認められて30年以上経っている
アメリカにおいて、「納得いかない顔」をする男性が
どれくらいいるのか、わたしにはわからないです。
男性の母親が困惑する、というお話でしたら、
いまでもときどきあることは聞いています。


つぎのくだりも「日本的」だと思います。
日本の夫は、先進国の中では、家事や育児への
参加の割合が最低ですし、このように妻にばかりに
育児の負担がかかる
のは、「さもありなん」でしょう。
長女の出産後、直ちに保育所に預け仕事に復帰できた。
しかし、育児と仕事で忙しく、次第に夫婦の会話は少なくなった

アメリカは、日本よりも男性の育児の参加の割合が、
多いですから、妻にばかり育児の負担がかかることは
ずっとすくないことだと思います。
それから、聞いたことあるかたもいると思いますが、
アメリカ人は、女性も男性も、仕事より家族を大切にします。
夫が子を扶養しないというのが、フィクションだと思います。

つぎの箇所も、いかにも「作った」感じです。
結婚しても個人として自立することは、
結婚相手と一生を共にしない、ということではありません。
このあたりに、「自立」の意味を正しく理解できない
バックラッシュの偏見が入っていると思います。
「君は、僕と一生を共にする気がないから
結婚しても旧姓のままだし、離婚しても暮らせるよう
仕事を続けているんだろう。
夫婦共有の財産など後で困らないか。やめよう」

そもそも、家という高いものを買うのであれば、
夫婦の両方に収入があって、ふたりで払ったほうが、
負担がすくなくて好都合というものです。
夫婦共有で家を買うことが、なんで困るのかも
よくわからないことです。


「未来予想図(中)」は、「アメリカのお話」としながら、
実際はアメリカにありがちなお話ではなく、
日本の常識やバックラッシュの偏見にもとづいて
作られているものだと、わたしは思いましたよ。

あとのほうに「米国価値研究所」の調査なるものが
出て来るのですが、この「研究所」とは、
いかなる機関なのか、わかりませんでした。
検索で調べたところ、著者(安藤慶太)の
記事を引用したものしか出てこないです。


ポール・アマト教授は、実在する人物ですが、
引用されているコメントは、両親の離婚にともなう
子どもへの影響についてのものと思います。
アメリカの離婚の事情については、つぎの記事に出ています。

「早婚、同棲の場合は離婚の危険性高い 米国の最新事情 」

この記事によると、アメリカで離婚が多いのは、
夫婦で宗教が異なることや、早婚、同棲が原因としています。
同棲が離婚の原因というのは、「リスキー」な人を、
同棲の相手に選ぶ傾向があるからだそうです。
米国の学者は、何が離婚の要因になっているかを研究している。
その主な要因とは(1)両親が離婚しているか
(2)配偶者と同じ宗教を信じているか
(3)結婚時の年齢(4)同棲の期間──などという。

夫婦別姓や事実婚は、まったく関係ありません。
しかし、反対派のあたまの中では、夫婦別姓によって
離婚が増えることになっているので、
離婚の悪影響は夫婦別姓によるものだと、
短絡的に結びつけられることになるのでしょう。


付記1:

ポール・アマト教授は、つぎのように家庭内で
暴力や不和が絶えないときは、むしろ離婚したほうが
子どものためだという指摘も、もちろんしています。

http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200508231322342
ペンシルベニア大学のポール・アマト教授(心理学)は、
子どもにとっては両親が離婚しない方が望ましいが、
家庭内での暴力や、絶え間ない口げんかは、
子どもへの心理に悪い影響と与えると指摘。
こういう場合には、子どもにとっては、
両親が離婚した方がいいこともあると話している。



付記2:

つぎの記事にも「未来予想図(中)」の検討が加えられています。
産経の記事は、「女性が自立せず家庭に入るのが望ましい」
という、むかしのライフスタイルを無批判に
肯定しているだけ、といったことが述べられています。
合わせてご覧になることをお勧めします。

「夫婦別姓に一方的に反対する記事について」

posted by たんぽぽ at 16:38 | Comment(18) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
えーっ?!というのが感想です。ずいぶんぶっ飛んだ妄想を繰り広げた記事を見つけてきましたね…

さて、まず「アメリカ人」と一言で括ることに反対です!移民して更にダブル・トリプル国籍だったりする人もけっこういて、持って生まれた名前のままにしておくのが無難、という認識が彼らにはあります。実は本人が知らないだけで複数国籍を持つアメリカ人はかなりいます。

あと、ユダヤ教徒の人はその教えや民族の血統そのものを誇りとしており、個人の姓を家としての面では重視していません。比較的、イエ制度からは離れた「血統主義」が優先されています。簡単に言えば、ユダヤ教徒であるだけで充分祖先をさかのぼれるからイエを話題に出す必要がないのです。

>>結婚しても個人として自立することは、
>>結婚相手と一生を共にしない、ということではありません。
当然です、あのブログをアメリカ人保守派に見せたら怒られますよ。男と女はそれぞれ他人です。神によって結ばれた夫婦となれば特別な関係ですが、それでも他人同士であることは彼らの基本文化となる新約聖書に充分説明されています。あのブログの書き手さんはちょっと本を読んだ方がいいと思います。

追加説明: キリスト教保守派は聖書の言葉を「言葉通りに」守ることを勧めています。その聖書の言葉を引用しますと、
「男は女に触れない方がよい…(中略)…みだらな行いを避けるために、男はめいめい自分の妻を持ち、また、女はめいめい自分の夫を持ちなさい。(中略)夫は妻に、その勤めを果たし、同様に妻も夫にその勤めを果たしなさい。妻は自分の体を意のままにする権利を持たず、夫がそれを持っています。同じように、夫も自分の体を意のままにする権利を持たず、妻がそれを持っているのです。(中略)更に、既婚者に命じます。妻は夫と別れてはいけない。(中略)夫は妻を離縁してはいけない。」

これはコリントの信徒への手紙T(新約聖書)7章に書かれた一続きの内容です。これらの文章を読んで、一般の日本人はどう思うでしょうか。結婚の目的が宗教によって異なることを実感するのではないかと思います。

このTコリの続きを読むと、名前を変えることに批判的なのかもしれない、と読める内容がちょっと出てきます。「神に召された時の身分のままで歩みなさい」神に召された時、というのは生まれた時、と言い換えられます。氏が現代でも身分を表すものでありますから、結婚したからといって氏を変えるのはよろしくないともとれるので私はそういう面でも結婚改姓反対という立場にあります。

子どもの氏はおのおのの家庭で好きにすればよいと思っています。何より、1つの国で1人の一生にいくつもの本名は必要ないはずです。

長くなっちゃいました。うーん。ゴメンナサイ。
Posted by mmm at 2012年04月22日 17:28
私事ですが、事実婚夫婦の私たちの話です。子供が生まれて、仕事と育児で忙しくはなりましたが、それは夫も同じ。お互いに仕事をセーブするようにはなりました。ありがたいことに両方の職場も応援してくれています(共働きだからこそ職場も理解してくれているのだと思います)。
 逆に夫婦の会話は、共通の話題が増えたため、増えました。わかってないなあ。そんなことくらいでダメになるような関係は、別姓にしようと同姓にしようとダメなのではないかと思います。
Posted by さわ at 2012年04月22日 22:48
安藤クンのお馬鹿妄想に逐一突っ込むのは面倒なので止めておきますが、「中」で特筆すべきは「夫婦の姓と夫の責任」に言及していることかな、と思いました。
とは言っても所詮アメリカの話であって、「他人事だからボロクソに言える」と言う情けないスタンスは相変わらずかな、と言う気もしますが。

ネット上に溢れる夫婦別姓反対論の多くは男が書いているのでしょうが、これが実に情けないことに「夫婦別姓では男の(夫の)責任が不明確になる。」とか「男のプライドが許さない。」とか、そうした男の立場で主張されたマッチョな意見が殆ど無いようです。例の爺さんの「その2」でも、一切そうした論点には触れられていませんよね。「俺が日本を立て直す」とかいう割には、悪いことは全て女性や他人のせい、と言う屁タレっぷりで・・・
私が知る限り唯一、西部邁が新聞紙上の夫婦別姓反対論で「夫にはおのれの姓を貫く義務があり、妻にはおのれの姓を捨てる権利があるということだ。」と言ってたのを見たくらいかなぁ。ま、これはこれで、評判はすこぶる悪かったようですが。
Posted by ニャオ樹・ワタナベ at 2012年04月24日 12:36
mmmさま、このエントリにコメント、ありがとうございます。
わたしのお返事が遅くなってごめんなさいです。

>ずいぶんぶっ飛んだ妄想を繰り広げた記事を見つけてきましたね…

ああ、いえいえ。
これは、ニャオ樹・ワタナベさまからご紹介いただいた、
産経新聞の記事(ネット配信)ですよ。

>「アメリカ人」と一言で括ることに反対です!

そういえば、そうですね。
いろいろな文化や習慣を持った人たちが、いるのですから、
家族観やライフスタイルも、さまざまでしょうね。

>あのブログをアメリカ人保守派に見せたら怒られますよ。
>男と女はそれぞれ他人です

「結婚して一生を共にしても、別個の人格を持った他人」
あるいは、「別個の人格を持った他人が、
結婚をして一生を共にする」という考えかたが、
選択別姓に反対するような人は、わからないのですよね。


>これはコリントの信徒への手紙T(新約聖書)7章に書かれた一続きの内容です

ご紹介ありがとうございます。
リンクした記事の著者が「結婚の目的が宗教によって異なる」
なんて考えにおよぶかどうかは、はなはだ怪しいですね。
一般に、バックラッシュとか、選択別姓に反対する人というのは、
外国の文化や習慣には多分に無理解だと思います。

>このTコリの続きを読むと、名前を変えることに批判的なのかもしれない、
>と読める内容がちょっと出てきます。

興味を惹きますね。

>長くなっちゃいました。うーん。ゴメンナサイ

ああ、いえいえ。
いつもいっぱいコメントをくださって、ありがとうです。
Posted by たんぽぽ at 2012年04月25日 12:14
さわさま、このエントリにコメント、ありがとうございます。
わたしのお返事が遅くなって、ごめんなさいです。

>仕事と育児で忙しくはなりましたが、それは夫も同じ。
>お互いに仕事をセーブするようにはなりました

おお、夫さんも、育児に協力的なのですね。

エントリで、「妻にばかり育児の負担がかかるのは、
「さもありなん」」なんて書いたけれど、
じつはそうではなく、そんなに多いわけではないのかな?
(わたしの個人的なところでも、まわりを見回して、
とくに育児に非協力的な男性って、いないのではあるが。)

>逆に夫婦の会話は、共通の話題が増えたため、増えました。
>わかってないなあ。そんなことくらいでダメになるような関係は、

そうそう、育児を妻に任せて、おだがいの会話も
すくなくなるような夫婦であれば、
同姓とか別姓とは関係なく、だめになりそうですよね。

あたかも夫婦別姓のせいで、そうなるかのように
書いているところが、くだんの産経の記事なわけだけど。
(別姓反対派にありがちな発想ではあるのだが。
悪いことはみんな夫婦別姓から来る、とでも言うのか。)
Posted by たんぽぽ at 2012年04月25日 12:17
ニャオ樹・ワタナベさま、
このエントリにコメント、ありがとうございます。

>男の立場で主張されたマッチョな意見が殆ど無いようです

内心は思っているんじゃないかな?と思いますよ。
女性に改姓させられないことを、男としての屈辱のように
捕えるもの言いを、たまに見かけますし。

>悪いことは全て女性や他人のせい、

ジェンダーに関することは、「女性の意識が変わったから悪い」
というのが、彼らの基本的な認識ですからね。
夫婦別姓なんて、男性が改姓しないのは自明として、
女性だけの問題であると考えているところが、
無防備に出て来たりしますし。


>西部邁が新聞紙上の夫婦別姓反対論で

前にわたしも、話題にしたことがありますね。
ある意味正直だと思ったけれど。
http://taraxacum.seesaa.net/article/151946934.html
http://taraxacum.seesaa.net/article/158673247.html

こういうことを言う人がすくないのは、
「女性を差別するのは悪いことだ」という認識が、
まがりなりにも、別姓反対派にもあるからだと思います。
この手の意見は、露骨に男性本位になりますからね。
Posted by たんぽぽ at 2012年04月25日 12:19
 ここに上げられている話って、もし実話だとしても、夫婦別姓がどうのという以前に「大人になりきれなかったダメ亭主」の話に過ぎないと思うんですけど(ーー;)
 共働きにも関わらず育児は妻任せ(専業なら妻だけに任せてよいとは言いませんよ、勿論)、給料の大半を自分の趣味に使ってしまい、住宅を購入してローンを背負うという責任を負いたがらない。悲しいですが、こういう男性はいます。実際、離婚した知人のケースなどでも何件か聞いたことがあります。
 まともな男性ならさわさんの言われるように、子供が生まれることによって一緒に育児をしたり協力関係が強まることによって夫婦の絆がより深くなる筈なんですが、それが出来ないガキンチョ男って一定量はいるんだ、ってだけの話なんじゃないでしょうか?
 そういうガキンチョ男って「子供が生まれてから妻が子供にかまけっきりで寂しかった」とか「自分より仕事を優先させて自分を構ってくれなかった」とか、アホか!って言い訳するらしいですから、単にこの場合も夫婦別姓を自分の甘えの言い訳に使うダメ男なだけじゃないか。
Posted by イカフライ at 2012年04月25日 12:54
>>これは、ニャオ樹・ワタナベさまからご紹介いただいた、
>>産経新聞の記事(ネット配信)ですよ。
へえ!ニャオ樹さんも面白い記事を見つけますね!…ブログのURL教えてほしいです…リンクから探し切れなくて(汗)。スイマセン。

>>「結婚して一生を共にしても、別個の人格を持った他人」
>>あるいは、「別個の人格を持った他人が、
>>結婚をして一生を共にする」という考えかたが、
>>選択別姓に反対するような人は、わからないのですよね。
怖いなー、と思うのは、伴侶を最も身近な愛すべき他者として見ていないというのが受け入れられている・受け入れられるべきとしている人がいるところですね。「新婦新郎どちらの姓を選んでもいいはずだ」と言っている結婚改姓派は二枚舌だと思います。愛と配慮が別腹だと言っているようなものですから…

私のような若輩者であれば浅いキャリアを夫の姓でやり直すことは容易かもしれませんが、晩婚が普通のことになった世の中で、既に(色んな意味で)責任を負う人の姓を変えなくては結婚できないのなら、それは「伴侶への配慮が足りないお国柄」ということになるのかなと思います。

もう晩婚の世の中なんだから、それを受け止めるだけの現実認識力を持つ人が増えるといいですよね。
Posted by mmm at 2012年04月25日 22:13
たんぽぽ様

>女性に改姓させられないことを、男としての屈辱のように
>捕えるもの言いを、たまに見かけますし。

「そんなの、あんたの説得力が無いからだろ?」って言ってやりたいですね。
と言うかその前に、「何故あんたは、妻となる人に自分の姓を名乗らせたいと
思うのか良く考えてみるべきでしょう。」と言ってやった方が良いかも。
男性本位なら男性本位でもよろしい。何故そうなのかちゃんと説明しろ、と。

「俺の格好が付かない」とか、実はその程度の動機で妻の苗字を変えさせたいと
思うヤツに限って、その動機の脆弱さを法律や風習に補って貰いたいと思うから、
「家族の絆」とか「子供が可哀想」とか中身の無い綺麗ごとを言って、
現行の民法を擁護しているんだと思います。ホント、情けない・・・

>>西部邁が新聞紙上の夫婦別姓反対論で
>前にわたしも、話題にしたことがありますね。
>ある意味正直だと思ったけれど。
http://taraxacum.seesaa.net/article/151946934.html
http://taraxacum.seesaa.net/article/158673247.html

リンク、有難うございます。
投稿コメントも含め、楽しみに(?)読まさせて頂きます。

mmm様

すみません、ブログ、やってないです。ツィッターも。
このアホアホ記事は、出た当時、たまたまネットで見かけただけです。
あまりにもな内容だったため、タイトルや文責者名を憶えてしまった次第で。
夫婦別姓賛成派を含め、一部では結構、話題になっていましたよ。
Posted by ニャオ樹・ワタナベ at 2012年04月27日 12:30
イカフライさま
このエントリにコメントありがとうございます。
わたしのお返事が遅くなって、ごめんなさいです。

>夫婦別姓がどうのという以前に「大人になりきれなかったダメ亭主」の話に

そういえばそうですね。
給料を自分の趣味にばっかり使うとか、育児を妻まかせ、
というのは、「大人になりきれてない」ということですね。

夫婦別姓なんて本来関係ないのだけれど、
くだんの産経の記者にとっては、具合の悪いことは、
みんな夫婦別姓から来るとしているので、
このようにこじつけられるのでしょう。

>悲しいですが、こういう男性はいます
>それが出来ないガキンチョ男って一定量はいるんだ、

あらあら、やはりそうだったのですね。
わたしが寡聞にして聞かないだけで、
統計がしめしていることは、正しかったのね。(悲)

>アホか!って言い訳するらしいですから、

いや〜〜〜。
でもって、そういう男性でしたら、夫婦別姓を言いわけに
する可能性もなきにしもあらずですねー。
Posted by たんぽぽ at 2012年04月28日 17:59
mmmさま
わたしのお返事が遅くなって、ごめんなさいです。

>怖いなー、と思うのは、伴侶を最も身近な愛すべき他者として
>見ていないというのが

「最も身近な愛すべき他者」という見かたができない人って、
日本には結構たくさんいるように思います。
(最近はそうでもなく、減っているのかもしれないけど。)
「夫婦は一心同体幻想」なんて、年配の男性でしたら、
とらわれている人は、まだまだいるかもしれないですしね。

>既に(色んな意味で)責任を負う人の姓を変えなくては結婚できないのなら、

結婚相手の苗字を変えない、というのも、
「最も身近な愛すべき他者」という見かたができていることの
あらわれのひとつかもしれないです。
Posted by たんぽぽ at 2012年04月28日 18:00
ニャオ樹・ワタナベさま

>男性本位なら男性本位でもよろしい。何故そうなのかちゃんと説明しろ、と

その「男性本位」を隠したいんじゃないかなと思います。
それで、「家族のきずな」とか、「子どもがかわいそう」とか
持ち出すのでしょう。

>投稿コメントも含め、楽しみに(?)読まさせて頂きます

そのエントリ、反対派が来て、コメント欄が
すごいことになったのですよね。
(このころは、ニャオ樹・ワタナベさまは、
わたしのブログにお越しではなかったのでしたね。)


>夫婦別姓賛成派を含め、一部では結構、話題になっていましたよ

わたしは、ぜんぜん知らなかったです。
2010年の3月は、わたしはブログを休止していたので、
それで情報が入らなかったのかもしれないけど。
Posted by たんぽぽ at 2012年04月28日 18:02
>ニャオ樹さん
あ、ブログなどはやってらっしゃらないんですね!ではここがカフェのように「会える」場所なんですね。たんぽぽさん、場所の提供をありがとう!いつもご苦労さまです。

ニャオ樹さん、本当にあれは悪い意味で面白すぎて目が回りました。またここで面白い記事を教えてくださいね。感謝。
Posted by mmm at 2012年04月28日 22:38
>たんぽぽさん、場所の提供をありがとう!いつもご苦労さまです

ああ、いえいえ。
こちらこそ、わたしのつたないブログが
交流の場としてお役に立てて、とてもうれしいです!
Posted by たんぽぽ at 2012年05月01日 22:30
はじめまして。
私は夫婦同姓(相手の姓)の既婚者(男性)です。
選択的で良いから夫婦別姓が法律で決められると嬉しいなと思っています。
結婚と転職が重なったので、今の職場では通称使用などはしていません。
小さな会社の総務・経理の仕事をしているので、「通称使用は会社に負担をかけちゃうな」と軟弱に思っています。
ただ雑談などで結婚の話が出ると、「じゃんけんで負けて私が改姓しました。」と言っています。



Posted by ごりら at 2012年05月10日 20:10
ごりらさま、いらっしゃいませ。
わたしのブログに、ようこそお越しくださりました。

>選択的で良いから夫婦別姓が法律で決められると嬉しいなと思っています

そうですよね。
選択制なのに頑迷きわまりなく反対する人たちがいて、
今日までずっと来ているわけで、つくづくいやになってしまいます。

>「通称使用は会社に負担をかけちゃうな」と軟弱に思っています。

あら、そうなのですね。
「通称使用などはしていません」まで読んで、
通称と戸籍姓とふたつ使うと、煩雑になるからかなと、
ちょっと思ってしまいました。

>「じゃんけんで負けて私が改姓しました。」と言っています

会社のかたも結婚改姓したことはご存知なのですね。
男の人が改姓すると、いろいろと理由を訊かれかねなくて、
ちょっと面倒ですね。
わかりやすい答えを用意しているのは、結構だと思います。
Posted by たんぽぽ at 2012年05月11日 23:11
たんぼぼさま
さっそくお返事を下さりありがとうございます。
はじめて訪問して、いきなりコメントを書いてすみません。
若桑みどりさんの「お姫様とジェンダー」の読書感想をネットで見ているときに、たんぽぽさんのブログをお見かけしたので訪問させて頂きました。
本館の方も読ませて頂きました。
論点がたくさんある力作で、まだ4分の1くらいしか読めていません。
私は40代後半で、学生時代に福島瑞穂さん、上野千鶴子さん、榊原富士子さんなどの本を読みました。
当時の私のまわりでは夫婦別姓は「女性の問題」という雰囲気で、私は講演会などに行ってもどことなく孤独感を持ってしました。
また、夫婦別姓に関心があった友人(女性)は公務員や公的機関に就職、民間企業に就職する友人はほとんど関心がないという傾向があった様に記憶しています。
その後、保守的な人が多い(と思います)会計の仕事に就き、仕事上の人間関係で波風を立てたくないという打算があり、「寝た振り」をしている毎日です。
産経新聞は自分の考えと対比して読むと便利なのですが、「未来予想図」の内容には驚きました。
しかし、今の私の知り合いの中では「未来予想図」は多数意見だと思います。
会社を守る仕事の総務・経理の人が多いからかもしれません。
総務や経理は法律名で従業員を管理しますので、通称はなるべく狭い範囲で使ってもらいたい(できれば使って欲しくない)と言うのが本音だと思います。
私の結婚改姓は、息苦しい日々への「子供じみた抵抗」なのかもしれません。
本館の読み進めとブログの閲覧を頑張りますので、よろしくお願いします。
Posted by ごりら at 2012年05月12日 01:03
ごりらさま、
またまたコメント、ありがとうございます。

>はじめて訪問して、いきなりコメントを書いてすみません

ああ、いえいえ。ぜんぜんそんなことないですよ。
コメントがいただけるのは、とてもうれしいことです。

メインサイトのほうもご覧くださり、
ご評価もしてくださり、まことにありがとうございます。
分量が多くて大変と思うので、いささか恐縮です。


>私は40代後半で、学生時代に福島瑞穂さん、上野千鶴子さん、
>榊原富士子さんなどの本を読みました。

個人的なことについても、お話くださりありがとうございます。
いろいろと本を読んでいらっしゃるのですね。
夫婦別姓は「女性の問題」という雰囲気は、
たぶんいまでもあるだろうと思います。
当時としてはなおさらだったかもしれないですね。

>公務員や公的機関に就職、民間企業に就職する友人は
>ほとんど関心がないという傾向があった様に

就職したばかりのころって、苗字の問題には
なかなか関心がないと思うのですよね。
たいていのかたは、就職して何年かしてから結婚でしょうし、
自分が結婚して苗字の問題に直面するようになって、
はじめて興味を持つことが多いのだと思います。

わたしは苗字の問題については早咲きで、
中学生くらいから関心を持っていたけれど、
こんなのは例外的なのではないかと思います。


>今の私の知り合いの中では「未来予想図」は多数意見だと思います

それはとてもゆゆしきことですね。
でも、「未来予想図」のような記事が書かれるのは、
信用する人がそれだけいる、ということでもあるのでしょうからね。

>私の結婚改姓は、息苦しい日々への「子供じみた抵抗」なのかもしれません

「子どもじみた」なんてことはないと思いますよ。
がんばってくださいね。

>本館の読み進めとブログの閲覧を頑張りますので、よろしくお願いします。

ああ、いえいえ。
こちらこそ、よろしくお願いします。
もしよろしければ、またコメントいただけるとうれしいです。
Posted by たんぽぽ at 2012年05月13日 23:15
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