先日9月5日に、民法改正を求める院内集会があったのでした。
民法改正の院内集会なんて、忘れられた存在と
化しているのではないか、という気もします。
注目されないながらも、脈々と行なわれてはいるわけです。
「立法不作為を問う!Part2 民法改正を求める緊急院内集会」(事前の案内)
「立法不作為を問う!Part2 民法改正を求める緊急院内集会」
センセーションがぜんぜんなく、資料もほとんど入らないのですが、
限られた資料をもとに、お話をしたいと思います。
民主、社民、共産の議員がひとりずつ挨拶をしています。
ここでわたしが、いちばん興味を惹いたのは、
民主党の小川敏夫議員のメッセージです。
やはり民主党内の一部の反対派と、国民新党の強硬な反対によって、
法案提出が阻まれていることがわかります。
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民主党は、党内がばらばらなのと、
連立を組む政党が公約で反対しているため、実現できない。
婚外子差別は違憲判決が出る前に
立法的な解決をしなければならないが、
政治状況の中で実現していない。がんばって、実現したい。
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国民新党は、ひとり「反対、反対」と騒いでいた
亀井静香が追い出されましたが、残った議員たちも
やはり反対にこだわっているのでしょうか?
民法改正に反対する組織は、あいかわらず
国民新党の支持基盤についているのでしょうか?
かかる小川敏夫議員の「言いわけ」に対して、
このようなツイートがあります。
この「国連の勧告」というのは、2011年8月の
フォローアップのことではないかと思います。
https://twitter.com/chiduko916/status/243204932352745472
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民法改正を求める緊急院内集会に参加。
井上哲士、紙智子、田村智子各参議院議員と各党議員。
小川敏夫前法務大臣が「絶対反対という党
(国民新党)があって」など言い訳・・。
その大臣相手に、「政治的事情は理由にはならない」という
国連の勧告をつきつけたのが3月の質問でした。
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>国民の生活が第一
もうひとつわたしが気になるのは、小沢氏の新党、
「国民の生活が第一」のことです。
以下のツイートで、すこしだけ情報がありました。
「国民の生活から第一」からも院内集会に参加した
議員がいたことは、よかったと思います。
https://twitter.com/asahi_kazoku/status/243221390361247744
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杉)選択的夫婦別姓など民法改正を求める集会に
行ってきました。タイトルは、
「立法不作為を問う!パート2 民法改正を求める緊急院内集会」。
政権交代後の2010年以降、1997年以降
続いていた超党派による議員立法案も
途切れてしまったことに対するアピールです。
全国の42団体が賛同。
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https://twitter.com/asahi_kazoku/status/243222705078423552
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民法改正集会・続き)民主、社民、共産、
国民の生活第一から、国会議員が参加。
民主と国生の議員からは「2000年代以降に
議員になった人の中で、この問題に対する認識が
違ってきている」と報告がありました。
党内の意見は割れているようです。
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「国民の生活が第一」も、民法改正について
党内で意見が割れているらしいとあります。
民主党から分離したところだから、予想はできるのですが、
反対派議員が何人か混じっているのでしょう。
「国民の生活が第一」ができて、多少は状況が
打開されることもあるかと、すこし思ったのですが、
あまり期待できないかもしれないです。
党内で意見が割れている政治課題に対して、
積極的になるとは、ちょっと思えないからです。