2012年10月06日

toujyouka016.jpg 女性有権者の見られかた

政治に関する分析において、有権者がなにを考えているかを
問題にすることは、とうぜんながらたくさんあります。
その中でも「女性有権者」というカテゴリが注目され、
その動向が取りざたされることもあります。

たとえば、こんなふうにです。
(みなさんは、ご覧になってどう思うでしょうか?)

 
「橋下氏と維新の会の人気下落・・・女性がソッポを向く!」
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家のカミさん曰く「橋下氏も維新の会も終わりだね・・・」
何故こんな事を呟いたのだろう・・・。

普通の感覚の女性は「不倫」や「浮気」に不快感を抱く。
そして一度「不倫」や「浮気」をした人(男女問わず)は、
繰り返す可能性が高い。
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「特集ワイド:橋下現象を読む 大連立?冗談じゃない 逃げ切り世代が支持層」
========
野田さんは女性にも結構人気があります。
喜怒哀楽の出ないあの表情の変わらなさ。
鳩山由紀夫さん、菅直人さんに懲りた女性にしてみれば
「やっぱりうちのお父さんみたいな人のほうがいいわ」と。
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こういうブンセキを見ていると、女性有権者とは、
政策が理解できない、たいしてあたまがよくないものという
前提があるように、わたしは思うのですよね。

「不倫した」とか、「喜怒哀楽が出ない」とか、
「女性有権者」というのは本当にみんな、
「その程度」のことで判断をするのだろうかと思います。
男性有権者にも、おなじようなのはいるのではないかと
思うのですが、それは考察の対象にならないのでしょうか?

それとも「女性有権者」はそのようなものだ、
ということをしめす調査があるというのでしょうか?
(ちなみに、わたしは寡聞にして知りません。)

不倫が原因で票が逃げたと言えば、2000年の衆院選のときの
船田元のケースがあります。(12年前のことですが。)
このときは、女性も男性も船田から支持が
離れたでしょうから、女性だけがとくに
不倫を嫌ったのではないはずです。


それから「女性有権者」をこのように一枚岩と
見なせるのか、という疑問もあります。
一口に「女性有権者」といっても、もっといろいろな
タイプがあるのではないかと思います。
女性がみんな一枚岩に見えるところに、
女性対する客体視を感じるものが、わたしにはあります。

毎日の記事に出てくる鹿島茂氏は、「女性はやっぱり、
自民党のオヤジ政治が嫌いですね」と言っています。
しかし、上述のようなブンセキをする鹿島氏こそ、
「オヤジ」っぽいのではないか、という気がしますよ。

posted by たんぽぽ at 06:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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