男性から受けた性被害が原因で、男性とかかわることが
トラウマになったり、そこまでいかなくても、
男性不信とか男性恐怖症になってしまう女性というのは、
結構いるのではないかと思います。
つぎの記事に、そのような女性の例がいくつか紹介されています。
「女子大生が抱える【男性への不信感】」
たとえば、いちばんはじめに紹介されている例は、つぎのようです。
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「高校生のとき、知らない男からいきなり
『可愛いからずっと追いかけてきた』と笑いながら
迫られてそれがトラウマになった。
男の人が顔を近づけてくるだけでも、ちょっと怖い……」
(好恵さん・仮名・20歳)
大学に入り、その男性恐怖症を多少克服していた好恵さん。
だが、「男女交じって家飲みしていたときに、
その日初めて出会った男にいきなりキスされた……最悪」。
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こうしたことは、むかしからたくさんあって、
すくなくない女性が、男性不信や男性恐怖症に
悩まされてきたのではないかと、わたしは想像します。
もっと問題にしたほうがいいことではないか、という気がします。
記事の最後に、香山リカのコメントが載せられているのですが、
これはわけがわからないしろものだったりするのです。
まず思うことは、なんでそこで女性の責任になるのだ?ですよ。
女性にトラウマや不信感を植え付ける男性が
悪いのですから、男性が言動を改めることのはずです。
http://nikkan-spa.jp/292354
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「女性に対して、稚拙なコミュニケーションしか
取れない男性というのは昔からいました。
でも、『男ってガキだなあ』と流して、
むしろ男性を育ててあげられるくらい余裕のある
若い女性が減ったんだと思います。
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こうした男性は「ガキだから」だと言うなら
(わたしは「ガキだから」とは思わないのですが)、
大人にするべく「しつけ」をするべきでしょう。
これを「流して」しまっては、「成長」することがなく、
またおなじことを繰り返すことになりかねないと思います。
それから、むかしからこうした女性はいたのであり、
最近になって「余裕のある若い女性が減った」のではないかと思います。
むかしはこうした問題が起きなかったのだとしたら、
おそらくそれだけ、男性と関わることを
拒めない状況だったのであり、表面的に問題が
ないように見えただけだと思います。
わたしは寡聞にして知らなかったのですが、香山リカというのは、
もともとこういうことを言う人なのだそうです。
これで「平常運転」なのだそうです。
それゆえ『SPA!』も、コメンテイターに選んだのでしょう。
『SPA!』はそういう雑誌だと言ってしまえばそれまでですが、
香山リカという女性に言わせているところが嫌ですね。
「これが女性の意見なのか、女性から見ても
このようになるのか」と、記事の読者が思ってしまいそうです。
取れない男性というのは昔からいました。
でも、『男ってガキだなあ』と流して、
むしろ男性を育ててあげられるくらい余裕のある
若い女性が減ったんだと思います。」
是非、口だけでなく実践してもらいたいものです。
日本だけでなく世界中から性犯罪者及び予備軍が香山氏の所に集まってくる事になるでしょうけどねwww
逆の場合を近くに見たことがありますが、男性が被害者になった場合悲鳴を上げられない社会っていうのも何だか非対称的だなと思います。被害者はやはり被害者だろうと思うのですが。
>男性を育ててあげられるくらい余裕のある
>若い女性が減ったんだと思います。
これ、泣き寝入りのことじゃないかと…
>是非、口だけでなく実践してもらいたいものです
そうですねえ。
香山リカは、こんなことを言うくらいですから、
自分では、「流して育ててあげる」ことができるのでしょうからね。
男の人がいつまでも「ガキ」ではイカンですからね。
ぜひとも「育てて」あげてほしいものです。
>加害者となった人(と同性の全てではないところに注意)が行動を改めてくれないと
まったくそうですよね。
あらためるべきは加害者の男性のほうであり、
男性に言うべきところだと思います。
>これ、泣き寝入りのことじゃないかと
ようはそういうことだと、わたしも思います。
(だから香山リカのコメントには批判が多い、
というのもあるのでしょうけれど。)