2012年12月02日

toujyouka016.jpg 嘉田新党・日本未来の党(2)

12月1日エントリでリンクだけしましたが、
日本未来の党が「政策要綱」を発表しています。
これを見ていくと、未来の党の政策の方針がわかると思います。

【日本未来の党 政策要綱】

この要綱には大きく6つの項目があります。
1. 卒 原発
2. 活 子ども・女性
3. 守 暮らし
4. 脱 増税
5. 制 官僚
6. 誇 外交

 
1. は言わずもがなの脱原発です。
小沢一郎氏らが「生活」のときに、おなじく脱原発を
進めているドイツを視察してきた成果をふまえて、
10年後を目標に脱原発を目指すというものでしょう。

2. について、子どもやジェンダー政策に重点が置かれているのは、
やはり代表が女性なので、配慮されやすいということなのでしょうか。

民主党時代の目玉政策だった「子ども手当て」
中学卒業まで支給するというものがあります。
日本もヨーロッパの民主国家並みに、子ども手当てを
支給することは大切かつ必要なことだと思います。
それが挫折したのは、とても残念なことだと思うので、
これは期待をしたいところです。
金額は年間31万2000円ですが、これは月額26000円です。

「26000円」というのは、ご存知のように
民主党が財源が捻出できなくて、挫折した金額です。
「未来の党」は財源を捻出する方法があるのでしょうか?
小沢氏は「自民党とおなじことをしても、
財源が捻出できるはずない」と常づね言っていますし、
霞ヶ関の内情にくわしくもある小沢氏ですから、
財源捻出ができる腹案があるのだろうとは思います。

それから、「結婚・出産が女性のキャリア形成に
不利にならない社会を創る」というものがあります。
はっきり書いていないですが、配偶者控除の廃止や、
民法改正も公約に入れるでしょうか?


3. の「暮らし」は雇用や福祉に関することです。
ワークシェアリングや、非正規社員の正規社員化などがあります。
同一価値労働同一賃金の徹底や、最低賃金の引き上げも実現するでしょうか?
それから、後期高齢者医療制度の廃止があります。
これも民主党政権が実現しようとして、挫折したものです。

4. はようするに消費税の増税反対だと思います。
国民の生活が第一から引き継いだものでしょう。

5. は、官僚主導からの脱却で、政治主導の徹底です。
先日取り上げた、被災地の復興予算の流用が、
官僚主導の弊害として、やり玉に上げられています。

6. はTPPへの反対があります。
これは国民の生活が第一の方針を引き継いだのでしょう。
それから、「安全保障基本法の制定と国連平和維持活動への参加」は、
小沢氏の国連中心主義の影響ではないかと思います。
それから諸外国から問題視されていることとして、
共同親権のハーグ条約の批准もあります。


未来の党は、国民の生活が第一から入ってきた議員が多く、
小沢氏が政策決定に多く関わっていると思われます。
政策も「生活」から引き継いだものが多いようです。

「子ども手当て」や「政治主導」など、
民主党が基本政策や基本理念に掲げていながら、
成し遂げられなかったものも、多く盛り込まれています。
またジェンダー政策にも、一定のウェイトが置かれています。

民主党が一度失敗したことも含まれますし、財源の心配なども
あるのですが、それでも期待はしてよいだろうと思います。

posted by たんぽぽ at 23:19 | Comment(4) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - 嘉田新党・日本未来の党(2) web拍手
この記事へのコメント
理念的なものはともかく、ばらまき政策を行うのであればどこから財源を持ってくるのかを明確にしない政策は論外。特に未来の党は与党経験者を多数擁してしまっているので明確に示す必要があります。(財源を下手に示すと左派勢力から総スカンをくらう可能性があるのかもしれませんけど)
Posted by D at 2012年12月03日 22:42
Dさま、このエントリにコメントありがとうございます。

「ばらまき」という表現は感心しないですよ。

それはともかく、わたしも財源をどうするのかが気になります。
子ども手当てが挫折したのは、財源の壁に当たったのもありますしね。

小沢一郎は「自民とおなじやりかただから財源が捻出できない」と
つねに言っているし、霞ヶ関の内情にくわしい小沢だから、
財政を組み替える方法がわかるのかもしれないです。
わたしとしては、いちおう小沢一郎を信用しつつ、財源が足りなくなっても、
それはそれでしかたないと考えることにしています。

あと、財源を具体的に示したところで、
左派勢力から総スカンを食うことはないだろうと思いますよ。
彼らは子ども手当ての導入にも、あまり積極的でもなかったですしね。
霞ヶ関の改革にはもっと関心がないでしょうし。
Posted by たんぽぽ at 2012年12月04日 21:32
財源を組み替えると言うのは既得権益に踏み込むと言う事です。既得権益に踏み込むと良い悪いは別にしてそれに携わる者を踏みつけ排除する事になります。
少なくとも国内の利益団体を擁護するようなTPP参加交渉反対を掲げている人達にそれが出来るとは思えません。
ちなみに自分が今やっている仕事にも既得権益絡みによるものがあります。(既得権を排除して参入自由にすれば、よりよい内容で確実にコストは半減以下になると言うか、自己責任でよければコストは0になるし)
Posted by D at 2012年12月04日 22:51
またまたコメントありがとうございます。

>少なくとも国内の利益団体を擁護するような
>TPP参加交渉反対を掲げている人達にそれが出来るとは思えません

それはわたしにもよくわからないです。
TPP参加は、わたしはいまだに自分の中で結論が出ない状態です。

小沢一郎は既得権益に抗する実行力があると見られているので、
この点についてもいちおうそれを信用することにしていますが。
Posted by たんぽぽ at 2012年12月06日 06:47
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック