トゥゲッターがあるので、ご紹介します。
マニフェストをほとんど守れなかったこと言われがちですが、
こうやって見てくると、民主党の功績もたくさんあるものです。
「民主党政権で変わってきたこと」
(はてなブックマーク)
「「民主党政権で変わってきたこと」2」
総選挙では自民党が過半数を大きく上回りそうだという、
わたしにはとても暗いニュースが流れています。
自民党はいままで、民主党のマニフェスト実行率を
下げようとして、ねじれ国会を利用して
さかんに妨害をしてきましたから、自民党政権になったら
これらの功績のいくつかがもとに戻るかもしれないです。
リストにあがっているもののうち、いくつかを見ることにします。
【民主党政権で変わってきたこと その1】公立高校の実質無償化を2010年度に実現。経済的理由による高校中退者数が、09年1569人から11年951人に減少。中退者の学び直しも1000人以上増加。<コメント>自民党は終始バラマキと批判。政権をとれば廃止するのか。
— 福山哲郎 (@fuku_tetsu) 2012年11月21日
高校無償化の実現は、守られたマニフェストのひとつです。
「福祉国家の4K」と以前位置づけたひとつでもあり、
ヨーロッパの民主主義国では、あたりまえの制度です。
これは、経済的理由による高校中退者が減るという、
眼に見える成果が出てもいるものです。
高校無償化は、自民党はこれまでずっと
「ばらまき」と攻撃を続けて来た政策のひとつです。
自民党が政権を取ったら見直される可能性が予測されます。
ふたたびなくなることもあるかもしれないです。
【民主党政権で変わってきたこと その3】子ども手当を経て新たな児童手当を創設。出産一時金の引き上げ、不妊治療助成の拡充等により、合計特殊出生率は2010年に1.39へ再びアップ。<コメント>自民党はバラマキと批判。少子化の歯止めは不可欠。
— 福山哲郎 (@fuku_tetsu) 2012年11月22日
子ども手当ては、自民と公明の猛反発により、
当初なかった所得制限が入れられ、名称が「児童手当」に
変えられるなどして、挫折したと一般的には見られますが、
ここでは「成果」と見なされています。
このほかにも、出産一時金や不妊治療の助成が拡充された
という成果があります。
(寡聞にして、わたしは知らなかったです。)
フランスにすこしだけ近づいたのかもしれないです。
【民主党政権で変わってきたこと その4】待機児童解消を目指して、保育の拡充に注力。子ども子育て関係予算は3年間で2倍に。保育サービス定員を2010年度に2.6万人、2011年度に4.6万人増員。<コメント>それぞれの自治体で待機児童は減り、定員も増加。
— 福山哲郎 (@fuku_tetsu) 2012年11月22日
子ども手当てが議論されたとき、「手当てより保育所の充実を」
という反対意見があって、民主党政権が待機児童の解消に
あたかも関心がないかのような印象が与えられました。
実際には待機児童の解消にも力を入れていたのでした。
【民主党政権で変わってきたこと その5】自公政権が廃止した生活保護の母子加算を復活。児童扶養手当を父子家庭にも支給できるよう法改正。12年3月末現在で、リストラ等で苦しむ父子家庭等約6万世帯が受給。<コメント>政権交代前、多くの父子家庭から強い要請。
— 福山哲郎 (@fuku_tetsu) 2012年11月22日
生活保護の母子加算の復活は、民主党政権が始まって
すぐのころなので、忘れている人も多いかもしれないです。
【民主党政権で変わってきたこと その16】消えた年金5000万件について、1600万件1300万人の年金記録を統合し、亡くなられた方も含め3200万件を解明。紙台帳とコンピュータ記録との照合も来年度中に全件終了予定。<コメント>自民党の負の遺産を解消。懸命な作業の成果。
— 福山哲郎 (@fuku_tetsu) 2012年11月27日
「消えた年金」は、ほかならぬ安倍政権の大失策ですが、
忘れている人が多いかもしれないです。
(あるいは、年金通帳の導入に断念したことが、
印象に残っている人もいるかもしれないです。)
みんなが知らないところで、地道に作業をしていたのでした。
【民主党政権で変わってきたこと その19】予算の大幅な組み替えを実施。公共事業費を3年間で約3割削減、社会保障や教育・子育てに重点を置いた予算配分を実施。他方、建設業の雇用は横ばい、教育・福祉関連の雇用は1割増加。<コメント>大幅な組み替えは政権交代だからこそ実現。
— 福山哲郎 (@fuku_tetsu) 2012年11月28日
「コンクリートから人へ」も一定の成果があったのでした。
【民主党政権で変わってきたこと その27】子宮頸がんワクチンやヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン接種の公費助成を開始。事業を利用して約200万人が接種。自治体により差はあるが、子宮頸がんワクチンの接種率は約7割。<コメント>たくさんの諸団体の強い要望により制度化。
— 福山哲郎 (@fuku_tetsu) 2012年11月30日
子宮頸がんワクチンは、「純潔思想」の信奉者たちが
反対しているので、安倍が政権を取ったら、
ふたたび使用停止になることもあるかもしれないです。
【民主党政権で変わってきたこと その29】肝炎の拡大に対する国の責任を明記した肝炎対策基本法成立。希望者の無料検診を実施、医療費の自己負担限度額を月1万円に引き下げ。B型肝炎特措法成立させ、注射器使い回しによる感染について給付金。<コメント>政権交代前から残されてきた課題を前進。
— 福山哲郎 (@fuku_tetsu) 2012年12月1日
肝炎対策基本法の成立は、福田衣里子議員の成果です。
【民主党政権で変わってきたこと その32】10年度予算で、米を対象とする戸別所得補償制度をスタートし、11年度から小麦、大豆、てんさい等にも対象を拡大。5ha以上の大規模農家の約98%が制度に加入。導入により水田作経営所得は3割以上増加。<コメント>農家の方々からも上々の評価。
— 福山哲郎 (@fuku_tetsu) 2012年12月1日
農家の戸別所得保障制度は、「福祉国家の4K」のひとつです。
反発にあうことがすくなく、導入以降も順調に拡充を続けました。
自民党はこれも、「ばらまき」と攻撃をしていたので、
自民党が政権を取ったら見直される可能性が予想されます。
【民主党政権で変わってきたこと その33】当事者が参加する「障がい者制度改革推進会議」を設け、その意見を踏まえ障害者虐待防止法を成立。障がい者差別禁止の強化に向けて、障害者基本法を改正するとともに、法制化を準備中。<コメント>障がい者が当たり前に暮らせる社会に向けた施策を拡充。
— 福山哲郎 (@fuku_tetsu) 2012年12月2日
障害者政策も、自立支援法の抜本的改正がならなかったことが
印象に強いかもしれないです。
しかし障害者分野でも、民主党は一定の成果をあげています。
【民主党政権で変わってきたこと その39】原発事故を受け、電源別コスト検証や総合資源エネルギー調査会の議論をリアルタイムで動画配信。意見聴取会や討論型世論調査等により政策決定過程への国民参加を経て、原発ゼロを決定。<コメント>自民党は原発政策先送り。安全神話、原発ムラの反省なし。
— 福山哲郎 (@fuku_tetsu) 2012年12月3日
福島第一原子力発電所の事故対応は、かなりよかったのだろうと思います。
むしろ民主党政権だから、あそこまで対処できたのであり、
政権が自民党であれば、もっと損害が広がっていたのではないか、
というのは、多くのかたが想像するところです。
福島の原発事故を受けて、2030年までに原子力発電所を
ゼロにするという目標を定めたのは、ご存知の通りです。
関連資料:
民主党が独自に作った、3年間の成果を集めたサイトです。
合わせてご覧になるとよいでしょう。
「あなたが関心のある民主党の政策は?」
「あなたが関心のある民主党の政策は?」(2)
民主党のマニフェスト達成状況の内容は、後援会などに所属していれば知っていて当たり前ではあるのですが、一般的にはこれと言ってアピール出来るようなものがないのが極めて痛いです。(ある意味真面目にやっていたとも言えるのですけどね)
>高校無償化に関しては、自民が単独過半数を取ったとしても
>連立相手などとの調整もあり、細部の変更はあっても
>なくせるかどうかは微妙でしょうね
連立するほかの政党は、高校無償化廃止の歯止めになるかな?
考えられる連立の相手は、公明、維新、みんなの党の順でしょうけれど。
安倍がどのくらい、民主党の政策を否定することに
こだわるかにもよりそうですね。
>一般的にはこれと言ってアピール出来るようなものがないのが極めて痛いです
そうなんですよね。
もっとも、目立つ政策ではないから、野党やマスコミに
攻撃をされずに実行できる、ということなのでしょう。
(野党やマスコミが攻撃したがるのは、あくまで目玉政策。
彼らは政策の中身より、民主党を否定することが大事なのだな。)
別に間違いをあげつらうという意識はありませんが、高校の無償化に関して自民党は見直すと言っているとは読み取れないです。少なくともリンク先の記事からは。書いてあるのは読売新聞が自社の推測を書いてあるだけですね。
こういうのはマスコミの印象操作と言うんでしょう。
政権を取りさえすれば、何の興味も無い。明らかに反対しそうな団体も多分無い。私立高校関係団体は自分達への補助金増額は訴えても、公立高校の無償化反対までは、言わないんじゃないかな。なので、無償化継続となるのでは?
朝鮮学校は駄目でしょうけどね。
民主党政権の成果が全くと言っていいほど評価されていないのは、
・民主党のアピールベタ。
・売り上げ重視で、派手な政策や政争ばかり書きたてる一部(?)マスコミ。
・政治に頼りがちで、そのくせすぐに結果を欲しがる我儘な有権者。
に、原因がある、のかな?
わたしのブログにお越しくださり、ありがとうございます。
読売の記事は確認しました。
ご指摘のとおり、記事がそう推測しているだけですね。
自民党が、実際に「見直す」と言ったとは、書いてないです。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121119-OYT1T00337.htm
========
自民党は、これら民主党の看板政策を「バラマキ」と強く批判しており、
自民党が政権を取れば、見直される可能性が高い。
========
記事を書いた記者の願望が入ったのかなんなのか、
見出しだけ見ると、実際に「見直す」と言ったみたいに見えますね。
これは問題だと思います。
エントリ本文も書き直しておきました。
ご指摘どうもありがとうございました。
待降節おめでとうございます(クリスマス1ヶ月前)。
命にかかわることから先に。
27番目の「子宮頸癌ワクチン」は、無くそうにも無くせないと思います。実際、厳しい戒律の元生活している婚前交渉なしの男女が、不倫も無く子宮頸癌にかかって手術、なんてのは普通にあるので…何年に一回、の検査をタダにするという交換条件が無いと無理でしょう。たぶんそっちの方が大変ですね。
日本では確かに宗教的な生活を送っている人は少ないのでしょうけど、この例を出されたらすべての反論を退ける結果になりそうです。医者は利益欲しいですから、やめるべきでないと言いそうです。おそるべき常在菌。
次に教育方面。
1番目の公立高校無償化は、かなり大きな効果を世の中の人々に発揮しているのではないかと思います。中退者受け入れをしている通信制私立高校で卒業証書を手にした子を知っています。仕事に就けなかった苦労を考えるととても喜ばしいのですが、中退した人が高校卒業の証書を手に入れるためにどれくらいのお金がかかるかを彼女は話してくれました。なんと、大学を卒業できるくらいのお金がかかります。中退せずに済むならば、それが一番です。私は、本当に驚きましたよ。その…金額に…。
これも、恐らくは野党としての立場から自民党が騒いでいただけで、無くすなどということになれば経営難に陥っている奨学金団体・育英会などから非難が集中すると思われます。うちの教団からも、所属する親の子どもに対して奨学金を行っているようです(伝統的なキリスト教関連団体は積極的に行っていることを知っていますが、仏教関連団体は残念ながら消極的なものが多いようです)。基本的な教育に借金が必要なほど、日本はまだ落ちぶれていないと思います。いいえ、そう思いたいですね。日本で育った人が日本で「は」働けないなど、想像もしたくありません。
しかし、エネルギー政策に関しては10年〜30年の長期計画が必要ですから、ある程度のコンセンサスが「脱原発」となっているのは素晴らしいことだと思います。まず、他のエネルギー源を利用する研究と、廃棄物処理に投資しなくてはなりませんが、そこが気になるところですね。
モバイルからコメント、ありがとうございます。
>自民党にとって、民主党の高校無償化は、「バラマキ」と言って
>民主党を罵るためのネタに過ぎないでしょう
いや、わからないですよ。
現に「子ども手当て」は骨抜きにしましたからね。
ただ、高校無償化は予算規模が小さいのと、
反対の声があまり大きくないのとで、「ばらまき」と言って
批判するのが、いくぶんやりにくいだろうとは思います。
>民主党のアピールベタ
このエントリであげたようなこともパンフレットにまとめて、
マニフェストといっしょに配布すればいいのにと思います。
ちゃんと調べている人は、民主党の成果を評価しているんですよね。
もっとも目立つことであれば、野党やマスコミの標的にされて
骨抜きにされているところで、着実に実行できたのは
目立たなかったから、というのもあるのだろうとは思います。
>政治に頼りがちで、そのくせすぐに結果を欲しがる我儘な有権者
政治主導は、政策の優先順位とか、予算の配分とかを
決めなければならないので、試行錯誤が必要なのですよね。
国民にはその試行錯誤に耐える忍耐が要求されるのですよね。
残念ながら、日本の国民にはそのような忍耐がなかったのでした。
試行錯誤なしにわかりやすいことをしてくれる
「新自由主義」のほうが、性に合っているのかもしれないです。
http://jimin.ncss.nifty.com/pdf/j_file2012.pdf
で、次のように書いています。
====================
高校授業料無償化については、所得制限を設け、低所得者のための給付型奨学金の創設や公私間格差・自治体間格差の解消のための財源とするなど、真に公助が必要な方々のための制度になるように見直します。
====================
自民党は所得制限が好きですね〜。
所得制限をどれくらいに考えているのかわかりませんが、児童手当なみに年収860万円程度にすると財源がたいして出ませんから、政権交代前のように低所得層のみの授業料免除(給付型奨学金に衣替え?)にするかもしれません。
高校無償化で私立校へも支援が出ているから、これも低所得者を除いて廃止となると、私立校、自治体(私立校生支援を上乗せしている自治体もあり)は痛いと思うのですが。
低所得層に限定した支援はスティグマが生じやすく、昨今の生活保護叩きを考えると、嫌な気分になります。
子ども手当の創設により、児童養護施設の子どもにも手当が支給されるようになったのは成果の一つです。児童手当に変更されましたが、施設の子どもへの手当廃止には至っていません。
自公政権時の旧・児童手当は施設の子に支給されていませんでした。あくまでも子を扶養する親への手当でしたから。虐待で子どもと離れている親に手当が渡っていたかもしれません。
子ども手当初年度は不備があって「虐待親」が手当を持ってってしまうこともありましたが、子ども本人に支給し、施設長が管理するよう改善されました。
政権が変わっても、この手当は維持してほしいものです。
>27番目の「子宮頸癌ワクチン」は
「純潔思想」の信奉者たちは、子宮頸癌ワクチンがあるから、
不純な性交が横行すると、考えていると思います。
婚前交渉も不倫もなくても...なんて説いても、
理解しないのではないかと思いますよ。
医療関係者が、ワクチンの使用停止に反対してくれればいいと、
わたしも思いますが。
>1番目の公立高校無償化は、
高校無償化については、kirikoさまが資料を出してますね。
自民党は所得制限を付けることを考えています。
http://jimin.ncss.nifty.com/pdf/j_file2012.pdf
基本的には「民主党の政策を否定したい」のだろうと思います。
でも本当に財源を捻出するために、
低所得者限定にする可能性も考えられるでしょう。
高校無償化の廃止は反対の声もあるけれど、
自民党を押しとどめるほどには、大きくないと思います。
ワクチンにしても、高校無償化にしても、
一度定着したものを、ふたたび廃止にするのは、
たしかにむずかしいところはあると思います。
でも、あまり楽観はしないほうがいいと、わたしは思います。
>エネルギー政策に関しては10年〜30年の長期計画が必要ですから
原子力発電は、自民党は基本的に推進ですね。
こちらは民主党が方向付けてきたことが、完全に否定されそうです。
http://taraxacum.seesaa.net/article/306278961.html
このエントリにコメントありがとうございます。
>高校無償化について、J-ファイル2012 自民党総合政策集
>http://jimin.ncss.nifty.com/pdf/j_file2012.pdf
おお、情報まことにありがとうございます!
廃止とまではいかないけれど、「見直し」は考えているのですね。
>自民党は所得制限が好きですね〜
まったくですね。
わたしが思うに、財源を捻出しようとするのではなく、
民主党の政策を否定したいだけの、
「ためにする批判」のような気がします。
もちろん、本当に財源の捻出を考えていて、お考えの通り、
低所得層にかぎったものになることも考えられますが。
(その場合、わたしもスティグマになるのが心配です。)
>政権が変わっても、この手当は維持してほしいものです
施設の子どもへの手当ては、たぶん廃止にならないのでは?と思います。
(もともと公明が、施設の子も対象にするようにと、
修正を要求したんじゃなかったかな?)
自民・公明としては、所得制限を入れたことと、
名称を変えさせたことで、「民主党の政策を否定した」と
考えていると思うので、いちおうは満足しているのはないかと思います。
>もともと公明が、施設の子も対象にするようにと、修正を要求したんじゃなかったかな?<
修正案を出したのは民主党・無所属クラブ、公明党、社会民主党・市民連合です。
国会質疑では共産党議員も「施設の子どもにも支給すべき」と言っていますが、修正案の提案者になってないですね。
経緯はこんな↓感じじゃないですかね。
・民主党子ども手当に施設の子は入ってなかった。
・2010年1月、政府は施設の子どもにも同類の支給をすることにした(別の基金から補助金の形で)
・同3月、国会で公明党などが施設の子への支給を次年度以降子ども手当に正規に入れるよう修正要求。
・政府が修正案を了承。法案成立。
参照:http://ryuseisya.cocolog-nifty.com/hakata/2010/01/post-fb36.html
子ども手当スタート時には、財源負担問題(国が全部出すハズだったのに自治体にも負担要請)等、不備混乱がありました。旧児童手当に乗せる形になり、同手当は施設の子は対象外だったために政府案でも外れてしまったと思われます。
公明党は「施設の子へも出せ」と自ら言ったからには廃止に賛同しないだろうと思いますが…。
完全に旧児童手当に戻してしまうと、施設に補助増額などと引き替えに手当廃止、という可能性もなくはないと思います。
>修正案を出したのは民主党・無所属クラブ、公明党、社会民主党・市民連合です
コメントまことにありがとうございます。
公明党も修正の提案者に参加してはいるのですね。
>経緯はこんな↓感じじゃないですかね。
>参照:http://ryuseisya.cocolog-nifty.com/hakata/2010/01/post-fb36.html
情報まことにありがとうございます。
いつもいつも恐縮です。
>完全に旧児童手当に戻してしまうと、
完全に旧児童手当にもどしてしまう可能性も、考えられますね。
子ども手当てに関しても、楽観はしないほうがいいでしょうね。
いちばんの問題は、自民党が「子ども手当てはポルポト」
なんて、わけのわからないイデオロギーで
反対していることだと思います。
こういう考えにとらわれた人たちは、
基本的にどんな理屈を聞いても、納得しないでしょうからね。
なので、厚生労働関係は無茶苦茶なことにならないのでは…と、淡い期待をしております(笑)。
しかし、自民党が大勝ちして公明党を軽視し、厚労大臣も出すようだったら危ないですね。
確実に困ったことになりそうなのは教育です。
また道徳・伝統・ジェンダーや性教育の敵視・親学・歴史認識…、頭が痛いです。
>これまでの実績からして、政権復帰したら厚労大臣を出すのではないかと思います。
>と、淡い期待をしております
厚生労働大臣が公明党から出る可能性は高いですね。
淡い期待はできそうですね。
ただ、公明党が大臣になるということは、
児童手当が「自分たちの功績」と思えるよう、
「見直し」をしてしまう可能性はあると思います。
>自民党が大勝ちして公明党を軽視し、厚労大臣も出すようだったら危ないですね
参院があるので、公明党を邪険にはしないとは思います。
(皮肉にも5年前に安倍が自分で減らした議席が、いまだに響いている。)
でも、公明党は安倍の改憲には批判的なので、
そのあたりがもとで、自民と公明のあいだの仲が険悪になると、
どうなるかはわからないですね。
>確実に困ったことになりそうなのは教育です。
>また道徳・伝統・ジェンダーや性教育の敵視・親学・歴史認識…、頭が痛いです
わたしも同感です。
これでまたぐちゃぐちゃにされるのかと思うと、
うんざりしてきます。
>「純潔思想」の信奉者たちは、子宮頸癌ワクチンがあるから、
>不純な性交が横行すると、考えていると思います。
>婚前交渉も不倫もなくても...なんて説いても、
>理解しないのではないかと思いますよ。
つまり、純潔思想を持っているにもかかわらず本人たちはその思想に従っていない、ということでしょうか。これはとてもいい批判になると思いますよ。
ええと、逆説的に単純に言うと「純潔であってさえも性病がある」という現実に、ちゃんと直面していないから反論できるのではないかと思います。もし実践しているならば必ず初婚・夫婦間以外の性交渉なしで子宮頸癌が発生する件に直面します。そして「しょうがない、予防接種するほかない」という結論に到るものです。
驚くなかれ、皮膚の上に存在する常在菌が子宮頸癌を作るのですから、シャワーをしっかり浴びずに性交渉をすればどんな男性でも女性を子宮頸癌の患者にさせる可能性はいくらでもあります。特に、免疫力の低い時に罹りやすい、とも医師から聞いています。
実践していない人がその思想を他人に押し付けるとは、もしあるとすればなんとまあ押し付けがましいものですね。
>純潔思想を持っているにもかかわらず
純潔思想の信奉者たちは、ワクチンがあるから
婚前交渉をする人が出てくる、ワクチンをなくせば
婚前交渉をする人はいなくなるはずだ、と考えているのだと思います。
もちろん実際には、婚前交渉をする人は、ワクチンの有無と
関係なくいるのでして、婚前交渉をする人がいるという前提で
安全のためにワクチンを普及させたほうがよいことは
言うまでもないですが。
それでも、純潔思想の信奉者たちが、いろいろな面で、
現実と直面していないのはたしかですね。
現実を見ることができず、極端な意見を吐く人たちのせいで、
被害を受ける人たちが出てくることは、言うまでもないと思います。