新しいタイプのひのえうま信仰でしょうか?
1966年のひのえうまの年に出生率が下がったのは、
前年の1965年に宇宙線の量が多かったからだ、
などと考えているツイートがあるので、ご紹介します。
https://twitter.com/kibakoichi66/status/294219910337396737
https://twitter.com/kibakoichi66/status/294223001807892481
https://twitter.com/kibakoichi66/status/294224329388982272
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「この大体50年間くらいで、最も宇宙線の観測数値が高かったのが、
グラフでは 1965年ということがわかります。
この年は1年間くらいの間、ずっと宇宙線の数値が高かったようです」
俺の受精した年だね。66年は「丙午」だった。
http://oka-jp.seesaa.net/article/274908068.html
このグラフ
http://oka-jp.seesaa.net/upload/detail/image/months.png.html
と、このグラフ
http://f.hatena.ne.jp/NATROM/20091016153152
「丙午生まれの女の子は〜」という話を聞くたび
「なぜそのような迷信ができたろー?」と思っていた。
腑に落ちる気がする。
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宇宙線が原因であれば、日本だけでない世界的な現象のはずです。
ところがつぎのように、1966年に出生率が異様に下がったのは
日本だけであり、欧米諸国はもちろん、お隣の韓国でも
出生率の異様な低下は起きていないのでした。
「合計特殊出生率の推移(日本と諸外国)」
また、ひのえうまの前年に宇宙線が増えるというのなら、
1906年のひのえうまでも、やはり宇宙線の量が増えていて、
1966年とほぼおなじ程度の出生率の低下が起きたはずです。
実際は、1906年の出生率の低下は10%程度であり、
27%も低下した1966年とくらべて、ずっと小さいです。
当時は、ひのえうま伝説が知られていたのが、
東京とその周辺だけだったので、ほかの地方では
出生率の低下がなかったからです。
「ひのえうま伝説」
反証は簡単ですね。
最初のツイートは木葉功一氏。
わたしはぜんぜん知らないんだけど、漫画家をなさっています。
『キリコ』などの作者だそうです。(ご存知ですか?)
「漫画を読みたいうんぬん」というツイートがあって、
皮肉の意味が、わたしは最初わからなかったですよ。
ちょっと調べたら、木葉功一氏が漫画家であることを
意識しているとわかったのでした。
https://twitter.com/NATROM/status/294228264988323840
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漫画はすごく面白いんですよ。
「支配者層がひた隠しにしていた真実を一般大衆が見抜いて
迷信の形で身を守っていた!」という設定の漫画でも読みたいな。
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>ネタとしては面白いですが、
それこそ漫画に描けばよさそうですよね。
きっとおもしろい作品ができるんじゃないかと思いますよ。
>データが特にそれを裏付けていないようでは
1966年の日本しか合ってないですからね。
もうすこしよく考えて、外国を調べてみるくらいはしても
よかったのではないかと思うところだけど。
「震災以降がっかりさせられた」と言われているので、
科学的思考には、難のあるかたなのかもしれないです。
https://twitter.com/detaeku/status/294236530610937856