2007年02月13日

toujyouka016.jpg 産む機械?(3)

地方選が、愛知県北九州市で、1勝1敗だったので、
柳沢厚労相の立場は、なんとも中途半端になったようです。

「産む機械」発言のその後について、ここに要約があります。
(記事に出てくる『週刊アエラ』は、2月12日エントリでご紹介した、
選択別姓の世論調査の解説記事も出ている、07年2月12日号です。)
「安倍晋三の愚鈍愚図には、ほとほと呆れる」

 
自民党は、「クビつながった」と安心したようですが、
柳沢氏は、こんどは「ふたり産むのが健全」と言ったので、
またまたややこしくなってしまいました。
それでも辞任要求は、いちおうおさまった感じですが、
7月の総選挙への影響を気にした参議院は、渋い顔をしているようです。

野党各党は、敗れた愛知も善戦だったので、
「『辞めずにすんだ』は大間違い」と、さらに批判を強めました。
審議拒否は予定通り、6日の予算委員会までで、
7日からは、ふたたび審議復帰で、徹底追求をはじめました。

それから、「産む機械」発言自体の是非についても、
物議をかもしているようですが、問題なのは、
性や生殖の自己決定権(リプロダクティブ・ライツ)への侵害でしょう。
つぎのサイトが、わかりやすく書かれていると思います。
「柳澤大臣の発言の撤回と辞任を要求します」
「柳沢厚労相の発言に対する日本女性学会の意見書」

posted by たんぽぽ at 22:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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