2013年04月12日

toujyouka016.jpg これで少子化危機突破?(3)

3月28日エントリ4月11日エントリでご紹介をした、
自民党の新会議「少子化危機突破タスクフォース」なるものは、
やはり「ずれている」という批判はありまして、
つぎの記事で取り上げられているのでご紹介したいと思います。

「【話題】政府の新たな少子化対策のズレ具合に子育て世代がブーイング」

 
ツイッターの意見を集めているのですが、孫引きするとこんなです。
このような批判が出てくるのは、ごもっともなことだと思います。
雇用対策とか待機児童の解消とか、とうぜんのことがなくて、
婚活と女性のからだのことばかりなのですから。

========
「必要なのは子作り支援じゃないんだよな。
制度を作る側に子育てを経験した人、現役でしている人はいるんだろうか」

「結婚すれば子供ができるわけではないのにあくまで結婚ベースって、
現実に即してるとは思えない。
シングルマザー/ファザーを完全無視では婚外子差別もきっと廃止しないよね」

「若い方が妊娠しやすいのは事実だけど、
長時間労働などが原因の男性の家庭への不介入を放置して
女性にだけ体調管理させるのはピントがずれてる」

「『女性手帳』、病気の早期発見が目的だとしても
「妊娠前から」個人の出産を「国が」管理するってどうなの。
パンダじゃないんだから…産む機械感覚が透けて見えて気持ち悪い」

「男性手帳も作ったらどうだろう。望まない妊娠をしないための避妊方法や、
性感染症、男性不妊、EDなど男性が知っておくべきことはたくさんある」

「今すでに生まれている子どもの問題を置き去りにしたままで
これから新しく子どもを産んでもらおうって虫がよすぎる。
産みやすい、育てやすい環境の整備が最優先では」
========

出産を結婚ベースで考えているので、婚外子差別は廃止しないだろう、
という意見がありますが、わたしもそう思います。
これをご覧のみなさんも、きっとおなじ意見だと思います。
実際、自民党は「家族のカチ」を理由に、
婚外子差別の廃止をしないことを公約にしているのでした。

ようするに自民党は、出産を制限することになるような
子どもへの差別を温存したまま、子どもをたくさん産んでもらおうという、
虫のいいことを考えていると言えるでしょう。
ヨーロッパの民主主義国では、婚外子差別がなく、
婚外子が不利にならないことが、出生率を上げる原因の
ひとつになっていることは、くりかえしお話していることです。


「女性手帳」なるものの配布をするというのですが、
出産を女性だけのことと考えているのが問題ですね。
あたりまえのことですが、出産には男性も必要です。
男性にこそ妊娠や出産の知識がとぼしいゆえの問題も起きています。
男性が原因の不妊もあるのですし、女性のからだだけでなく、
男性のからだも管理する必要があるはずです。

その前に、からだの管理のことばかり言うというのは、
発想が「ブリーダー」的だと言えます。
上述の引用にもあるように、「産む機械」扱いとも言えます。
国にからだを管理されて「気持ち悪い」という人が出てくるのも、
ごもっともなことだと思います。

少子化危機突破タスクフォースは、国にからだを管理される
かたたちへの配慮にとぼしいものがあると思います。
こういう無神経さに、出産は当人が選択するライフスタイル
という意識がなく、国や社会の利益のために子どもを産ませるという、
「数合わせ」しか念頭にないものを感じます。


付記:
「ブリーダー」というのは、3月28日エントリのコメント欄で、
ニャオ樹・ワタナベさまのコメントにあったことばなのですが、
まさにそうで「言い得て妙」だと、わたしも思いましたよ。

posted by たんぽぽ at 22:04 | Comment(32) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
こんばんは。

少子化対策って結局、どこに、どれだけ限られた予算を注ぎ込むかの問題だと思うんですが。

データ的な話をしますね。
夫婦の完結出産児数(結婚した夫婦が生涯産む子供の数)は戦後まもなくは別として、70年代あたりから2人前後で大きく変動してはいません。
すなわち結婚した夫婦への支援はそれほど大きな影響はない(とは言え社会保障という観点から支援は必要ですが)。

上がったのは生涯未婚率。
そして未婚の男女のうち約9割がいずれ結婚する意志はあるんですがよ。
ただし半数が交際相手がいない。
また未婚者が結婚しない最大の理由が、出会いがないことです。

つまり、少子化の最大要因は、若者に交際相手がいないから結婚せず、子供も生まれないわけです。

国が出会いの場を作れば、などという意見もありますが、たぶん焼け石に水だと思うんですね。
政府公認のあ見合いパーティーなんて作ったところで、利用するのはごく一部の限られた層だけだろうし、国にそんなことまで管理されるのはいやだ、という人が多いのではないでしょうか。

そんなんより文化的な要因の方が大きいと思うんです。
バブル以降、欧米から恋愛至上主義文化を取り入れて、伝統的なイエ制度に則ったお見合いなどの文化は廃れましたが、しかし欧米からカップリング文化までは輸入しなかったわけです。
そのためおとぎ話的な恋愛物語に憧れても恋人を作るための具体的な方法論、もしくは出会いの場がなく、「恋人は欲しいけどできない。ちくしょう」みたいな変なルサンチマン抱えた層だけがいたずらに増えてる現実があります。

イエ制度とも恋愛至上主義とも違った、新たなる出会いと結婚の形を提示する必要があると思うんですよ。
Posted by 渚 at 2013年04月16日 23:14
渚様

>イエ制度とも恋愛至上主義とも違った、新たなる出会いと結婚の形を

「提示して欲しい」とか、全ての若者がそんな事を言い始めるとその内、ある日突然トップの人間が決めた初対面の異性と、強制的にカップルにさせられる時代が来るかもしれませんね(池上遼一の男組に出てきた私立青雲学園みたく、って古過ぎかw)。
ま、漫画はさて置き実際、私の爺さん婆さん世代の方々は、親や村の有力者が決めた見ず知らずの相手と結婚するのが当たり前だったのですから。
それが嫌だと言う人は、頑張って自分で相手を捜すしかありませんよ。

あるいは、あなたがそこに需要があると思うのなら、あなたが理想とする出会いの場を提供するサイトを立ち上げてみるのも良いかも。既に今現在、色んなのがあるようですが、上手く既存の隙間を突ければ、広告収入でしっかり稼げるかもしれません。

>夫婦の完結出産児数(結婚した夫婦が生涯産む子供の数)は戦後まもなくは別として、
>70年代あたりから2人前後で大きく変動してはいません。

日本の場合は、出産適齢期の女性の数が、現在も、そしてこの先も、確実に減り続けると言う避けられない現実があります。今日現在、0歳までの日本人の人口は確定していますからね。で、御存知のとおり若年層ほど見事に確実に人口は減っています。
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2011np/

つまり「夫婦の完結出産児数=2人」では、日本の人口減少は全く止められないのですよ。夫婦は子供3人、4人が当たり前、にならねば。
安倍政権の少子化タスクフォースに、今すぐにでも夫婦の完結出産児数を3〜4人にするための提案が一つでもありましたか?と言うことです。
全くありませんよね。その辺りも含めて、まるで駄目じゃんタスクフォース、ってことですよ。
Posted by ニャオ樹・ワタナベ at 2013年04月17日 12:33
日本では、戦前の地縁血縁によるお見合い婚のあと、企業(職場)で出会う社縁恋愛婚の時代がありました。高度成長期がその時期です。
この時代の男女は合コン・婚活に精を出さずとも、職場・仕事関係で相手を見つけていたわけです。

※恋愛婚が見合い婚を上回ったのは1960年代後半。
http://www.garbagenews.net/archives/1660558.html

ところが、80年代後半から雇用・働き方が変わっていきます。非正規雇用、外注、派遣が増加。非正規や派遣は不安定で、同じ会社にいる期間は短くなりました。企業も社員に家族丸ごとの福祉を行うことができなくなってきます。

婚姻率の低下は、こうした働き方と企業の変化の影響が大きいのではないでしょうか。
地縁血縁にしろ社縁にしろ、周囲が環境を用意してくれてた面がありますが、近年はそれが減って、いわば「個縁」で自分が努力しないといけないですから。

そこで昔のようなお見合いを行政が旗を振って行うよりも、結婚生活の安定がはかれるような働き方を作っていくことが必要なのではと思います。
といっても、高度成長期のように男性:終身雇用正社員、女性:短期間だけ働いて寿退社、を復活させるのでなく、男性も女性もたとえ正社員でなくてもキャリアを持続し、そこそこの収入を得られるような働き方ですね。子どもができても仕事を続けられる環境ももちろん大事です。

「少子化危機突破タスクフォース」は、雇用・労働問題をほぼ無視しています。参考資料には提示されているのに。
結婚・出産後の生活を安定させるには、労働環境の向上が欠かせないと思います。いくら「結婚相手の候補者」と出会わせても、今より生活が良くなる(少なくとも悪くならない)のでないと、その気になりませんものね。
Posted by kiriko at 2013年04月18日 16:10
連投すみません。

先程、「第1回タスクフォースの議事録のアップはまだかいな?」と思って
内閣府のWEBサイトを見たらぶっ飛びました。

http://www8.cao.go.jp/shoushi/taskforce/index.html

何と先日、第2回が開催されていました。
なのに、第1回の議事録は「準備中」となっています。
ってか、確かに「議事録」と書かれていた欄が、いつのまにか「議事概要」に変わっています。

森少子化相は、国費で開催されている、国家の危機に関する有識者会議の議事録を、
書いて公開する義務を、お忘れになられているのかもしれませんな。
Posted by ニャオ樹・ワタナベ at 2013年04月19日 12:48
渚さま、コメントありがとうございます。

きょうびの若い人たちが結婚しないのは、
やはり生活が不安定だからだと思いますよ。
かりに生活が不安定のままくっついたとしても、子どもは持たないでしょう。
社会通念以前に、経済力が持たないからです。

80年代以前は終身雇用が当たり前のように保障されていたから、
生活の心配をすることなく結婚できたのでしょう。
いまは景気が悪いし、派遣や非正規雇用が増えているし、
賃金もすくないですから、生活はなかなか安定しないわけで、
相手がいたとしても結婚に踏み切れないのも、無理もないことです。

結婚するとなると、生活が安定している必要があるという
社会通念や経済的要求は、おいそれとは変わらないと思います。
なので、雇用・労働問題が改善されて、きょうびの若い人たちの
生活が安定しないかぎり、出会いの機会がいくら保障されたとしても、
結婚する人は増えないと思います。


>バブル以降、欧米から恋愛至上主義文化を取り入れて、

たぶんその恋愛至上主義とは、恋愛をしてその相手と結婚する、
ということだと思うけれど、そういう結婚が
幅を利かせるようになったのは、敗戦後だと思いますよ。
団塊の世代あたりが、最初の「恋愛世代」かもしれないです。

それはともかく、「恋人を作るための具体的な方法論」とか
「出会いの場」というのは、その人の置かれた状況に応じて、
自分で作るものだと思います。
とくにうまい方法があるのではないということです。

ヨーロッパにはお見合いという習慣がないのですが、
相手は自分で見つけるのが当たり前という感覚だからですよ。
「輸入」しようにも、ヨーロッパにも相手を見つけるための
特別な方法論が確立している、というわけではないのですよね。

>しかし欧米からカップリング文化までは

「カップリング文化」とはなんですか?


>「恋人は欲しいけどできない。ちくしょう」みたいな

こういうのは、わたしに言わせればそれこそ自己責任ですね。
自分が好きな相手なのだから、自分で見つけて当然です。
社会がどうにかする問題ではないと思います。

>イエ制度とも恋愛至上主義とも違った、
>新たなる出会いと結婚の形を提示する必要があると思うんですよ。

具体的にどんな形なのでしょう?
気になります。

わたしに言わせれば、恋愛してその相手と結婚するというのは、
いまさらやめられないと思いますよ。
結婚する以上、好きな人といっしょになりたいですし、
不本意な人と結婚するのは、だれだって嫌ですからね。
Posted by たんぽぽ at 2013年04月21日 23:49
ニャオ樹・ワタナベさま、コメントありがとうございます。

恋愛をしてその相手と結婚するというのは、
いまさらやめられないとわたしも思います。
いっしょになる以上、不本意な相手と結婚するのは嫌ですからね。

渚さまがお考えの「新たなる出会いと結婚の形」というのは、
具体的にどんなことを考えているのかは、わたしも気になります。
だれがだれを好きになって結婚しようと、その自由は保障されることだけど、
それとは抵触しないうまい方法なのかな?と思います。

>日本の場合は、出産適齢期の女性の数が、現在も、そしてこの先も、
>確実に減り続けると言う避けられない現実があります。
>http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2011np/

ご紹介ありがとうございます。
ご指摘の通り、すでに前時代の少子化のあおりで、
出産可能な女性の人数が減り続けているのですよね。
なので、夫婦の完結出産児数が2のままでは、人口は減りますね。
単純に結婚したい人が全員結婚できれば少子化は解決する、
ということでは、もはやないのですよね。


>http://www8.cao.go.jp/shoushi/taskforce/index.html
>何と先日、第2回が開催されていました。

こちらもご紹介ありがとうございます。
このタスクフォース、継続的に会合をやるのですね。
なんだか税金の無駄遣いのような気がします。

議事録というか議事概要が準備中のままなのは、
なにかいわくがあるのでしょうかね?
(批判が多かったので、公開しづらくなったとか。)
Posted by たんぽぽ at 2013年04月21日 23:50
kirikoさま、コメントありがとうございます。

>※恋愛婚が見合い婚を上回ったのは1960年代後半。
>http://www.garbagenews.net/archives/1660558.html

ご紹介ありがとうございます。
恋愛結婚の世代は団塊の世代から、というのは間違いではないようですね。


>婚姻率の低下は、こうした働き方と企業の変化の影響が大きいのではないでしょうか

きょうび結婚する人が減っているのは、労働・雇用環境に
原因があることは、くりかえし言われていることですね。

高度経済成長期は、社内恋愛が多く相手を見つけやすかったのも
あるでしょうけれど、終身雇用が当たり前のように保障されていた、
というのがなにより大きかったと思います。
結婚する際、生活が心配になることはなかったわけです。

いまはご指摘のように、非正規雇用や派遣が多くなって、
生活が安定しない人が多く、それが結婚しない人を増やす大きな原因ですね。
結婚するためには生活の安定が必要という社会通念は、
むかしもいまもそれほど変わっていないのだと思います。

>男性も女性もたとえ正社員でなくてもキャリアを持続し、
>そこそこの収入を得られるような働き方ですね。
>子どもができても仕事を続けられる環境ももちろん大事です

それはくりかえし言われていることですね。
政治がそのあたりに無策だから、現状があるのだけれど。


>「少子化危機突破タスクフォース」は、雇用・労働問題をほぼ無視しています

「タスクフォース」は、雇用が不安定で生活が保障されないことを
ぜんぜん顧みず、「結婚しないのは出会いがないからだ」
などと考えていることになるけれど、これも高度経済成長期の
感覚のままだからなのかもしれないですね。
(高度経済成長期は雇用の安定の確保なんて問題にならず、
「出会い」の機会だけ意識していればよかった。)

ところで記事の紙面版を見ると、最後のほうに
「現状では、非正規労働者の増加などで、
若い世代に低賃金や不安定雇用が広がり、結婚や出産を
ためらう傾向が指摘されている」とあるのですよね。
http://lacrima09.web.fc2.com/figs/shoushika-taskforce.html

「タスクフォース」の決定事項に、これらが出て来ないことについて、
記事を書いた記者はどう思ったのかと思います。
Posted by たんぽぽ at 2013年04月21日 23:51
たんぽぽ様

肩書きで先入観を持つのは良くないな〜と、自己反省を含めての投稿です。
下記の、第2回少子化タスクフォース議事次第から、吉松委員(ミスインターナショナル)の提出資料を御覧になることを強くお勧めします。
http://www8.cao.go.jp/shoushi/taskforce/k_2/index.html

「何でこんな人、選んでんの?」などとコメントした私は完全に間違っていたようです。ミスコンとは言え(失礼!)、世界と勝負してらっしゃる方は、「世界の常識は日本の非常識」と言うことを体感されているのかな、とも思います。
このタスクフォースで、たとえば吉松委員提出のような真っ当な見解が最終提案にどう盛り込まれるのか、あるいは全く流されて「日本国民ブリーディング計画書」が提出されるのか、要注目だと思いますし、たんぽぽさんも言われているとおり、マスコミにもちゃんと事の経緯をトレースして報道して欲しいと強く思います。

その位、日本にとって重要な問題だと思いますから。
Posted by ニャオ樹・ワタナベ at 2013年04月22日 12:38
レスどうもです。

>生活の安定

「生活が安定しないから結婚しない」というのは半分正解半分不正解だと思います。

なぜならそれは、昭和中期の家庭観、旦那が働いて、妻子を養うことを前提とした考え方だからです。

もし共働きを前提としたなら、結婚したほうがむしろ生活は安定します。
家賃や光熱費は半分に、そして何より片方が失業してももう片方が働けば、リスクは減るからです。

お金がない若い人の間でシェアハウスが流行ってますが、どうせなら好きな者同士が一緒に住んだほうがいいと思うんですよ。

もちろん子供の養育費は別問題ですが。

>完結出産児数

完結出産時数を増やす、つまり2人産む夫婦に3人目4人目を産ませるのは現実的ではありません。
経済的な負担、なにより妊婦の体への負担を考慮しないといけないと思うからです。

それよりは現在独身の人に結婚してもらって、2人ずつ子供を産んでもらうようにする方が現実的です。

完結出産児数が2のままでも、みなが結婚すれば数字の上では子供は減りません。

>イエ制度でも恋愛でもない結婚の形

一言で言うと「趣味婚」です。
共通の趣味を持つ者同士が結婚するわけです。

共通の趣味があれば結婚生活は楽しいし、趣味にかかる経費も半分になります。

問題は世の中には男性的な趣味と女性的な趣味があることです。

アニメやゲームなどをテーマにしたお見合いパーティーには男性ばかりが殺到するし、料理やヨガをテーマにしたお見合いパーティーには女性ばかりが殺到します。

要は小学校の教室みたいな、男と女が完全に区別されてる世界に我々はいるのですね。

>カップリング文化

欧米ではカップルで行動するのが当たり前。
そして出会いの機会はパーティーなどいくらでもあります。

そうでなくても欧米人は街中で異性に躊躇なく声をかけます。

これは文化習慣の違いですから、日本で同じことをやるのは難しいかもしれません。
でも日本なりの何かの風習を作れば、晩婚化は阻止できると思うのです。
Posted by 渚 at 2013年04月22日 15:24
渚さん

>もし共働きを前提としたなら、結婚したほうがむしろ生活は安定します。<

その通りだと思います。
ところが、子どもを産むと共働きができるかどうかあやしくなってしまうんです。

特に非正規雇用では、育休取得して復職することが難しいです。
制度的には非正規でも可能なんですが、企業側も労働者も「非正規は育休を取れない」と誤解していたり、上司や周囲の人が「パートのくせに育休なんて」という感覚だったり。
自分で制度を調べ、がんばれる人じゃないと、なかなか取れないんじゃないですかねえ。
※本人ががんばっても、なんのかんのと理由をつけて解雇・育休切りする企業もあります。

それで退職して育児専業=無収入。夫が低収入だったら貧乏生活ですので、それは嫌だなあ、と若い人が考えるのは無理ありません。

公務員や教員、大企業正社員だったら、育休取得で共働きできる可能性が高いのですが、そうでないと、子どもができてからの安定生活(貧しくない生活)を思い描けないのじゃないかな、と思います。
Posted by kiriko at 2013年04月23日 03:13
レスどうもです。

>制度的には非正規でも可能なんですが、企業側も労働者も「非正規は育休を取れない」と誤解していたり、上司や周囲の人が「パートのくせに育休なんて」という感覚だったり。
>自分で制度を調べ、がんばれる人じゃないと、なかなか取れないんじゃないですかねえ。
>※本人ががんばっても、なんのかんのと理由をつけて解雇・育休切りする企業もあります。

これに関しては、わざわざ制度を変えなくても社会に啓蒙すればいいだけなのではないでしょうか。
たとえば政府広報のCMなどで告知するとか。

育休切りには何らかのペナルティーも必要だと思います。
Posted by 渚 at 2013年04月24日 06:30
>制度を変えなくても社会に啓蒙すればいいだけ<

育休制度というより、非正規の有期雇用が育休を取りにくくしている面があるので、ブツ切り的な有期雇用を期限の定めのない雇用に安定化していくことが必要ではないかと思います。

「非正規社員の産休・育休」
http://www.jil.go.jp/column/bn/colum0210.htm

>育休切りへのペナルティ

育休切りに限りませんが、がんがん解雇しちゃってる実態がありますね。

「中小企業ではスパスパ解雇してます」
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-12a7.html

育休切りが横行するのは、他の理由の解雇も容赦なく行われているということで…。
「タスクフォース」の委員にはまともな方もいるので、雇用・労働と育児支援に力を入れる方向にしていただきたいものです。
Posted by kiriko at 2013年04月25日 17:02
ニャオ樹・ワタナベさま、コメントありがとうございます。

>吉松委員(ミスインターナショナル)の提出資料を御覧になることを強くお勧めします。

拝見しました。
いたってまともですね。これは感心しました。
たいへん失礼しましたと、わたしもおわびすることにします。
http://www8.cao.go.jp/shoushi/taskforce/k_2/pdf/s4.pdf

子ども手当ても否定していないのがいいですね。
むしろ拡充を主張している。
自民党の会合だからといって、こびたりはしていないのですね。
(もっとも子ども手当ては、いまでも未婚者でも
子どもがいれば受け取れると思ったけど。)

>ミスコンとは言え(失礼!)、世界と勝負してらっしゃる方は、
>「世界の常識は日本の非常識」と言うことを体感されているのかな、
>とも思います。

個人的にこの問題についてお勉強をしていた、ということなのでしょうけれど、
まがりなりにも世界に出て行く人なので、国際常識なるものを
体感しているのもあるのかもしれないですね。
Posted by たんぽぽ at 2013年04月28日 11:17
渚さま、コメントありがとうございます。

>「生活が安定しないから結婚しない」というのは半分正解半分不正解だと思います。
>もし共働きを前提としたなら、結婚したほうがむしろ生活は安定します

生活の安定を問題にするのは、高度経済成長期の家族観を
いまだ引きずっている側面は、たしかにあると思います。

それだけでなく、現実問題として共稼ぎでも家計を支えるのが
むずかしいというのもあると思います。
不況が続いて男性の就職も困難なくらいですから、
女性の就職はなおさらのように難しくなっています。
それでこんなこともありますしね。
http://taraxacum.seesaa.net/article/183079237.html

とくに女性は妊娠・出産した場合、もとの職種に復職することがむずかしく、
パートなどの非正規労働にしか就けないことが多くなっています。
(すでにkirikoさまがご指摘ですが。)
なので、男性が失業した場合、女性だけが働いても
家計を支えることがむずかしいことが多いのですよね。

>それよりは現在独身の人に結婚してもらって、
>2人ずつ子供を産んでもらうようにする方が現実的です

こういうお話を聞くと、国家や社会のために、個人のライフスタイルに
介入するという発想をイメージしてしまいますね。

出産適齢期の年代の人がだんだん減っているのですから、
子どもがふたりでは、人口減は必至ですよ。


>>イエ制度でも恋愛でもない結婚の形
>一言で言うと「趣味婚」です。
>共通の趣味を持つ者同士が結婚するわけです。

そういうことですか。コメントありがとうございます。
でもそれも恋愛結婚と違わないように思います。
(それとも単に趣味が合っているというだけで、
かならずしも恋愛感情に陥らない、ということかしら?)

>問題は世の中には男性的な趣味と女性的な趣味があることです

これはとても残念なことですね。
「ジェンダーフリー」なんて声高に叫んでも、
一朝一夕では解決しないと思います。

>>カップリング文化
>欧米ではカップルで行動するのが当たり前。

そういうことですか。これはコメントありがとうございます。
恥を忍んでお尋ねしてしまいました。
Posted by たんぽぽ at 2013年04月28日 11:19
kirikoさま、コメントありがとうございます。

>ところが、子どもを産むと共働きができるかどうかあやしくなってしまうんです。
>特に非正規雇用では、育休取得して復職することが難しいです

それはご指摘の通りですね。
そうした女性の雇用問題のこともあるので、共稼ぎで家計を支えることにも
困難があるのですよね。


>「非正規社員の産休・育休」
>http://www.jil.go.jp/column/bn/colum0210.htm

ご紹介ありがとうございます。
非正規社員は育休が取れないと思っているかたは、
経営者にも被雇用者にもたくさんいそうですね。
従業員が育休を取ることを企業が渋ったら、罰則を設ける必要はありそうですね。

>>育休切りへのペナルティ

育休切りはペナルティはすでにありますね。
でも実際には横行している。

>「中小企業ではスパスパ解雇してます」
>http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-12a7.html

ご紹介ありがとうございます。
これは圧巻ですね。

最初に「役に立たない人間を雇い続けなければいけない負担は
中小企業には相当なもの」などと言っているツイートが
紹介されているけれど、この程度の認識の人はたくさんいるのかと思います。
(こういう人は、自己責任論と親和性が良さそうな気がする。)
Posted by たんぽぽ at 2013年04月28日 11:23
レスどうもです。

>国家や社会のために、個人のライフスタイルに介入するという発想

私は一生結婚しない、と心に深く決めてる人に、国が結婚を勧めるのはライフスタイルへの介入だと思うんですよ。
ただ実際は、未婚者の9割がいずれ結婚する意思がありながら、いろんな理由で結婚できないでいる。
これを救うのは、弱者救済であって介入ではないと思うんです。

18〜34歳の未婚者のうち男性の6割、女性の5割に交際相手がいないというデータも出てます。

雇用問題や格差の問題は、それはそれで大事です。
しかし雇用問題を解決するために、少子化問題を同化させてしまうのは事の本質から目をそらすことになりと思うんです。
雇用の問題はきっちり区分した上で予算をつぎ込んで解決し、それとは別に少子化問題にも取り組むべきだと思うんです。

今のままでは仮に雇用問題が解決したところで少子化は解消しないように思います。
いくら金持ちになったって、相手がいなけりゃ結婚できません。
現実には晩婚化はバブルの頃から始まってるんですから。

>趣味婚

個人的には男性的な趣味と女性的な趣味を融合した、ハイブリッドな趣味をきっかけに男女が仲良くなって欲しいと思ってます。
例えばゲームファンの男性とヨガが好きな女性では話が合わないと思うんですが、ゲームでヨガができるWiiFitの話題なら合いそう、みたいな。
Posted by 渚 at 2013年05月01日 09:31
渚さま、こちらにもコメントありがとうです。

>これを救うのは、弱者救済であって介入ではないと思うんです

前のあなたのコメントを見て、国家による個人のライフスタイルへの介入
じみたものを感じたんですよ。

結婚したいとか、子どもがほしいという国民がたくさんいれば、
彼らの希望がかなうようにするのが、政治の役目であることはたしかですね。


>しかし雇用問題を解決するために、少子化問題を同化させてしまうのは

同化させているのではなく、リンクしているということです。
少子化問題のさきに雇用問題があるのは、ことの本質ですよ。
これをクリアしなければ、少子化対策は効果があがらないでしょう。

雇用問題(とくに女性の)を解決することで、
少子化問題を解決するというのは、ヨーロッパの民主主義国では
実際に成果が出ていることです。

交際相手を見つけるのは、それこそ自己責任ではないかと思いますが。
交際相手の確保のために、国でなんらかの施策をほどこしたという例は、
ヨーロッパの民主主義国を見てもないようですし、
それで少子化が進んだというお話もないですし。


>現実には晩婚化はバブルの頃から始まってるんですから

バブルの時代にも、働く女性は増え続けていましたよ。
妊娠・出産しても女性が働きやすい環境の整備が
ほとんどなかった時代ですから、晩婚化が進んでもとうぜんと思います。
Posted by たんぽぽ at 2013年05月05日 18:21
レスどうもです。

政府による出会い支援ですが、同じ東アジアのシンガポール、韓国で行われてますよ。
http://www8.cao.go.jp/shoushi/cyousa/cyousa20/hikaku/pdf/p153-160.pdf

雇用問題の解決はもちろんですが、同時に「女が働き、男が家事をする」みたいなライフスタイルの提示も必須だと思うんです。
日本ではどうも、男のほうが実質上一家の家計を支えてないといけない、という思い込みが強いようで。
Posted by 渚 at 2013年05月06日 19:57
コメントありがとうございます。
わたしのお返事が遅くなってもうしわけないです。

>政府による出会い支援ですが、同じ東アジアのシンガポール、韓国で行われてますよ。
>http://www8.cao.go.jp/shoushi/cyousa/cyousa20/hikaku/pdf/p153-160.pdf

ご紹介ありがとうございます。(よく見つけましたね。)
確認しました。

「お見合い」という習慣が韓国やシンガポールにあるのか
どうかはわからないけれど、「出会いの場を支援する」という発想は
東アジア世界では出てくるもののようですね。


>ライフスタイル

ライフスタイルに関しては、とくに男性側の変革が必要とは言われますね。
日本人の夫は他国の夫とくらべて家事をやらないと言われますし、
「男性の家庭進出」が必要なのだと思います。
男性の意識だけでなく、効率よりもとにかくだらだらと長い時間
会社に入れば評価されるので、とにかく長い時間残業するという
日本の企業文化にも原因があるでしょう。

>男のほうが実質上一家の家計を支えてないといけない、

男性が家計を支えなければならないという意識は、
まだまだ強いと、わたしも思いますよ。
Posted by たんぽぽ at 2013年05月12日 22:45
色々、コメント拝見してて 世の中おかしくなって来たようですね 戦後アメリカに占領された 将来不安な世の中でも 子供は増えて続けておりました。昔は金はなくても子は育つ。親はなくても子は育つって言っておりましたっけ。(笑)
私も子供が好きで、そういう気持ちで、贅沢せず、2人の子供をシングルで大学まで頑張って育てました。
今はパソコンやゲーム 携帯と他人との関わりを持たなくて生きて行ける世の中になり 自分可愛い人間が増えた様に思います。結婚も子供も煩わしくなり 自然と少子化になって来ましたね。社会制度云々(待機児童問題は既に、30年前から有りましたよ)より、家庭や子供の素晴らしさ、大切さを今一度、学校教育で仕切り直す時代が来た様ですね。
Posted by 実鶴規 at 2013年05月16日 22:59
実鶴規さま、いらっしゃいませ。
わたしのブログにコメントありがとうございます。

>私も子供が好きで、そういう気持ちで、贅沢せず、
>2人の子供をシングルで大学まで頑張って育てました

いろいろ大変だったことと思います。
お疲れさまと申し上げたいと思います。
お子さんがふたりとも大学に入れたのはなによりです。


子どもが減っている原因は、つぎのエントリで端的にしめしています。
子どもを産み育てやすい環境にないということです。
http://taraxacum.seesaa.net/article/360926021.html

>社会制度云々(待機児童問題は既に、30年前から有りましたよ)

30年前から少子化は進んでいましたよ。
バブル崩壊前にはなにも問題がなかったのではないです。
いまはバブルもはじけて不況が続いて雇用が不安定ですから、
働きながら子どもを預けてくれるところがないと、
なおさら子どもを持ちにくいでしょう。

>家庭や子供の素晴らしさ、大切さを今一度、学校教育で仕切り直す時代が来た様ですね

変わるべきは社会の意識や仕組みのほうですよ。
個人の責任ではないので、教育で家庭や子どもの素晴らしさを教える、
というのは、いちばんうまくいかない方法だと思いますよ。

そもそも子どもを持つ、持たないとか、どんな家族を
すばらしいと考えるかは、その人個人によることですからね。
特定の家族のありかたを「かくあるべき」などと教育で教えるのは、
カチカンの押し付けであり、好ましくないことです。
Posted by たんぽぽ at 2013年05月19日 08:16
お返事ありがとうございます。
子供を作る作らなけいは個人の自由、家庭教育も個人の自由、そう言う考えが今の少子化を迎えたのでは、子供が減り、老人社会になれば、社会が崩壊するんですよ、社会が崩壊するって事は 個人がなくなるって事ですよ。
働きたいなら稼ぎたいなら 今でも仕事は何でも有ります! ダブルワークでも良いじゃないですか?(私は25年間ダブルワークして生きて来ました)

自由に甘えて 30過ぎても親に寄生して生きてる若者! 子供の為とか人の為に自分を投げ打って働かない。だから自分可愛いで子供を産まなくなる。
私が言ってる教育とは、人間生活の基本の基本をです。物欲社会でない心の豐な社会を作る 教育が必要だと思いますが。
Posted by 実鶴規 at 2013年05月19日 15:10
敗戦直後も、30年前も、「物欲社会」だったことに変わりないと思います。
物欲というと人聞きが悪いですが、豊かになりたいという意味です。

貧しくて教育の普及度が低い社会では、貧しい人は子を多く産みます。子どもが早く労働力になるから、親は子が多いほうが得なのです(避妊が普及していなかったことも大きいですが)。

戦後、1950年頃から急速に出生率が下がったのは、世の中が豊かになりつつあり、子どもを早く働かすのでなく充分な教育を受けさせたいと考えるようになったからです。充分な教育を受けさせるには費用がかかるから、産める子の数は少なくなりますね。

今の若い人も、子どもは要らないという人は少ないですよ。でも、子を持って幸せに暮らすには金が要るので、安定した収入を得られるのか、仕事を続けられるのか、不安になる。そのため、子を持つことを躊躇する人が多くなっています。

心の豊かさとか世のため人のためとかの精神論では、子どもが増えることはないだろうと思います。
Posted by kiriko at 2013年05月20日 00:42
今の人々は 直ぐに社会のせいにしますね。社会を基本!信じてはいけません! 社会は個人を犠牲にするものです。
Posted by 実鶴規 at 2013年05月20日 14:43
たんぽぽ様
間違って「女の生き様」の方に投稿してしまいましたので、すみません、そっちを削除願います。

で、少子化対策。
人それぞれでしょうから、あくまで私見と言うことで御理解頂きたいのですが、子育て経験中や経験済みな人が少子化を憂うのであれば、自身の体験した子育ての喜びを語るとか表現するとかが良いのではないでしょうか?
と考える一児の父親である私は、リアルワールドでは日々そのようにしています。
Posted by ニャオ樹・ワタナベ@モバイル at 2013年05月20日 21:15
実鶴規さま、またまたコメントありがとうございます。

>子供を作る作らなけいは個人の自由、家庭教育も個人の自由、

それはとうぜんのことですよ。家庭は個人に属するものです。
国家が「かくあるべき」と口を挟むことではないです。

とくに日本は、昭和のファシズムの時代に、
富国強兵策のために、子どもの数や家族のありかたを
国家がコントロールしようとした黒歴史があります。
http://taraxacum.seesaa.net/article/360942399.html
家族のありかたを国家が規定するのは、
ファシズムや全体主義国家の特徴だと言ってもいいでしょう。

現在子どもの数が減っているのは、子どもを持たないほうが
生活しやすい、という人が増えているからです。
子どもの数を増やしたかったら、子どもを持ったほうが
暮らしが快適になるよう、社会を変えることだと思います。


>稼ぎたいなら 今でも仕事は何でも有ります!

いまは不況が続いていますし、「なんでもある」ということはないでしょう。
それから、あなたができたからといって、
ほかのかたもおなじようにできるとはかぎらないですよ。
「人は違う」と思ったほうがいいでしょう。

女性はとくに出産すると、仕事を続けることがむずかしく、
再就職はパートなどの収入のすくない職にしか就けなくなります。
また、男性が専業主婦を養うには、年収が600万円程度必要とされますが、
男性の平均年収は400万円程度です。
多くの人にとって、子どもを持つための経済力が
不足することはあきらかだと思います。

>物欲社会でない心の豐な社会を作る 教育が必要だと思いますが。

kirikoさまもコメントをしているけれど、
むかしのほうが物欲社会だったのではないかと思いますよ。
それから、物欲がとくに強いから子どもをほしがらない、
というわけではないと思います。
前述のように、子どもはそれなりにほしいと思っているけれど、
必要最低限の経済力も得られないことが原因です。


>今の人々は 直ぐに社会のせいにしますね。

社会がすぐに個人のせいにするのですよ。
それから「社会が崩壊するからみんな子どもを持て」なんて要求したら、
それこそ「社会は個人を犠牲にする」ことになりますよ。
Posted by たんぽぽ at 2013年05月21日 08:36
kirikoさま、コメントありがとうございます。

>敗戦直後も、30年前も、「物欲社会」だったことに変わりないと思います

むかしはある意味、いまより「物欲社会」だったのではないかと思います。
敗戦直後はなによりも経済復興で、それ以外のことをする余裕がなかったですね。
バブルの時代も、欧米諸国から「エコノミックアニマル」と
言われたりして、かなり物欲の強い時代だったと思います。

>世の中が豊かになりつつあり、子どもを早く働かすのでなく
>充分な教育を受けさせたいと考えるようになったからです

出生率の低下は、それだけ社会の教育水準が高くなった、
ということでもあるのですよね。
「明治時代はもっとたくさん産んでいた」とか、
無責任に言う人がいるけれど、現在は過去より高い教育水準が求められ、
社会もそれを前提にしていることを、無視していますね。


>今の若い人も、子どもは要らないという人は少ないですよ

ここに出てくる「女」は、具体的な予定はないけれど、
子どもはいらないと決めてはいない、というかたが想定されるのでしょうけど、
おそらく多数派でしょうしね。
http://taraxacum.seesaa.net/article/360926021.html

>心の豊かさとか世のため人のためとかの精神論では、

少子化は個人の意識のせいではないですから、
精神論はいちばんうまくいかないでしょうね。
Posted by たんぽぽ at 2013年05月21日 08:37
ニャオ樹・ワタナベさま、コメントありがとうございます。

>間違って「女の生き様」の方に投稿してしまいましたので、

削除しましたよ。

>子育て経験中や経験済みな人が少子化を憂うのであれば、

そうですねえ.,.
保育所はどうやって見つけたとか、ノウハウ的なものがいいのではないかと、
わたしは思います。
リアルワールドで子どもがいない人の意見だけど。
Posted by たんぽぽ at 2013年05月21日 08:40
山口一男・シカゴ大学教授のコラムがありました。

「期待形成と社会改革:少子化対策、男女共同参画、雇用制度改革へ意味すること」
http://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0370.html

山口教授は少子化危機突破タスクフォースに資料を提出した人です。

(引用)
>委員の1人が「ワークライフバランスは少子化対策にとって重要でない」と発言したので驚いた。その委員によるとわが国の少子化の原因の「8割近くが晩婚化・非婚化によるもの」で、残りが結婚後の出生率の低下により、かりに後者の半分がワークライフバランスの欠如によるものとしても「その影響は10%程度」というものであった。<

こうした委員の意見に引っ張られて、働き方や仕事と育児の両立よりも「婚活・女性の身体」に話が行ってしまうのではないかと思います。

委員の中にはワークライフバランス重視の人もいます。
がんばれワークライフバランス派!
と言いたいです(笑)
Posted by kiriko at 2013年05月22日 17:10
kirikoさま、コメントありがとうございます。

>「期待形成と社会改革:少子化対策、男女共同参画、雇用制度改革へ意味すること」
>http://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0370.html
>山口教授は少子化危機突破タスクフォースに資料を提出した人です。

ご紹介ありがとうございます。

ワークライフバランスが晩婚や非婚をすくなくすることを、
統計解析を使って簡単にしめしていますね。
こういう論文を書くというのは、例のタスクフォースは、
ワークライフバランスと晩婚化に相関があるという主張を、
かなり押しつぶすもので、山口氏としても
不満が多かったのかもしれないですね。

委員のひとりのご意見である「ワークライフバランスは
少子化対策にとって重要でない」とか「8割近くが晩婚化・非婚化によるもの」
というのは、どういう調査に裏付けられているのかと思います。
根拠もなく教条的に信じているだけのような気もします。
あるいは、統計データを都合よく読んでいるのかもしれないです。

>委員の中にはワークライフバランス重視の人もいます

このタスクフォースは「ワークライフバランスと
晩婚化に相関がある」という統計に裏付けられるような
まともな主張が押しつぶされて、婚活とか女性のからだがどうのといった、
奇抜な意見がまかり通ってしまうのかが問題ですね。

座長とか特定の人が強い権限を持っているのかもしれないです。
それとも、自民党が信奉する「家族のカチ」に
合致するものだけが受け入れられ、そうでないものは
いかに効果的であっても切り捨てられるのかもしれないです。
Posted by たんぽぽ at 2013年05月24日 22:58
物欲社会
昔は無い物を欲しがった物欲!
今は揃ってる物が欠如出来ない物欲!
Posted by 光太郎 at 2013年06月08日 14:53
光太郎さま

おっしゃることがよくわからないけれど、
いまもないものがあって、それを求めていると思いますよ。
年収はすくないですし、雇用は不安定ですし。

あるいは、むかしの物欲のほうが健全だったと、おっしゃりたいのかな?
そんなことはないですよ。
むしろむかしのほうが不健全だったと思います。
こういう本もありますし。
http://amzn.to/19cwTQa
Posted by たんぽぽ at 2013年06月09日 21:27
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