7月30日エントリで、自民を圧勝させることになった有権者の
お話をしましたが、つぎのツイートはみずから政権を育てて行こうという
意識のとぼしい「ダメ出しの早い有権者」の典型でしょう。
おそらくはこういう人が、日本の有権者の多数なのだろうと思います。
https://twitter.com/Ixchel5000/status/359578491060097024
https://twitter.com/Ixchel5000/status/359585163254054912
https://twitter.com/Ixchel5000/status/359677458997448707
https://twitter.com/Ixchel5000/status/359683643918127104
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政権時に民主党がやったことを考えれば到底それに現実味があるとは思えません。
そもそも相手が原子力産業ですから個人でも党でも敗北の歴史しかありませんね。
時代によって個人や新しい党が現れることはごく自然です。
それに投票する国民よりも利害や立場によって受け皿を
本気で画策しない既存野党の責任は大きいのです。
山本太郎は最後まで大きな受け皿を作ろうと動いていましたよ。
自民党を手助けしたのは既存野党ですが。
処理を誤ったということと、本性が明らかになったということです。
次に同じようなことが起こっても、同じようなことをするでしょう。
直接責任がないことと、政権時における国民への責任は別ですよ。
サポーターが真剣でないとは言いませんが、これはサッカーではありません。
本性が明らかになった。同じことをする。
当然の見方ですよ。あまりにお人良し過ぎますよ。
もちろん自民党政権に変わったことは最低だと思います。
つまり、どっちも最低だったんですね。
見ていることは政党政治の茶番で、
本当のパワーはそこにはないという悲劇ではないでしょうか。
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このかたのツイートを見ても、自分の選択が結果的に
自民党の大勝を招いたことを、ぜんぜん認めていない感じなのですよね。
自分は「正しい主張」にもとづいて「信念を貫いた」のだから、
どこも間違っていないと信じている、というか信じたいのでしょう。
「正しい主張」にもとづいて行動しても、結果的に破壊的な
事態を招くことは、じつはいくらでもあることです。
そして政治は結果がすべてですから、結果的にでもそうなったら、
「破壊的な事態を招くことに協力した」ことになるのですが、
それが理解できない、というか理解したくないのかもしれないです。
>問題意識を共有するかたたち
それでもつぎのツイートのように、7月30日エントリでお話したことと、
おなじ問題意識を持つかたも、それなりに現れているようです。
上述のタイプのような有権者の政治意識を問題視し始めるかたが出て来た
というのは、今回の参院選のひとつの特徴かもしれないです。
https://twitter.com/oricquen/status/359991208984059905
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"@westinghouse565: もう新党ブームとか止めて欲しい。
減点法の国民性なのか、なにかやって失敗した人より、
何もしていない人を評価する悪い癖がある。
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https://twitter.com/elkorevolo/status/359997197527425024
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@oricquen @geso0602 @westinghouse565 同感。
イギリスの保守党なんて何百年続いていることか。労働党もそれなりです。
それに、政治家も、ダーダネルス海峡で大失敗したチャーチルをまた起用するんですから。
日本も少しはイギリスを見習ってどっしり構えた方が。
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https://twitter.com/kmnkst/status/360161068909199360
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本当にそうだよね。>RT
国民もイマイチな政党をじっくり鍛えて育てる、という視点がない。
常に現生利益ばかり手っ取り早く求め過ぎる。
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おそらく3年後であろうつぎの選挙までに、こうした認識を持った有権者が
どれくらい増えるかが、民主党の支持がふたたび回復する鍵となると思います。