8月18日エントリ「運動の潰し方教えます」は、
じつはツイッターでかなりの反響があったのでした。
さいわいにして賛同や共感をしめしてくださったかたが多く、
わたしが確認できただけでも、以下のツイートがあります。
(まだまだあるかもしれないです。)
それでわたしのブログは、びっくりするくらいアクセスが増えたのでした。
https://twitter.com/kazugoto/status/369107864696004608
https://twitter.com/sora_papa/status/369300718370308096
https://twitter.com/eg_kosan/status/369654598635503616
https://twitter.com/hahaguma/status/369107141853851649
https://twitter.com/TakaoMorimoto/status/369067572475351040
https://twitter.com/ma_osa/status/369284118158143488
https://twitter.com/zgohho/status/369404847319023616
https://twitter.com/kato82/status/369476258725240832
https://twitter.com/msadralapse/status/369486866996674561
こうして見ると、おなじようなことで悩まされたかたや、
いまも悩まされているかた、そういう状況をこれまで間近に見て来たかた
というのは、結構たくさんいるのだなとあらためて思います。
かかる現象は運動をやっていると、しばしば陥りやすいことなのでしょう。
じつを言うとこの話題は、はてなブックマークではかなり不評だったので、
わたしのエントリも反発する人が大勢出て来て
怖いことになったりしないかと、心配だったのですよ。
反発した人もいましたがわりあい少数だったので、ひとまず安心しています。
反発する人のところには、あまり拡散しなかったのかもしれないです。
以下のまとめは、現在もこの問題に直面しているかたで、
わたしのエントリに関してご自分の思ったことについて、
くわしくお話してくださっているので、ご紹介したいと思います。
ここでは「Xの反対を主催が明言しない=Xに主催が賛成した」と
解釈する人がいることが問題になっています。
「運動の潰し方」
(はてなブックマーク)
一般にデモは参加者に広がりを持たせるために、デモが直接訴えたい
テーマA以外については、なにも語らないようにしようとします。
Aと直接関係ない、ほかの政治的なテーマ(X、Y…)についても
主催がスタンスを表明すると、XやYで一致できない人が参加できなくなるし、
またXやYに関心のない人たちが興味を持てなくなるからです。
参加者に対してAといっしょにXやYを要求することは、
XやYにさまざまな考えのある人たちに対して、一定の拘束をかけることになって、
参加者「個人の独立や自由を失わせる」ことになります。
またXやYを持ち込むことで、Aと直接関係のないこれらのテーマについて、
逐一スタンスを表明したり、議論をしたりすることに
労力を取られることになりますから、非生産的でもあるわけです。
ところが「Aを標榜するなら、自分が関心のあるXも標榜するべきだ」とか、
さらには「AだけでなくX、Y、Z…といった問題すべてを
セットにしなければならない」と、考える人もいたりするのですね。
「あらゆるイベントで全体的対立を煽れ」というのは、
おそらくこういう人たちのことだろうと思います。
彼らもまた問題解決より、自分のイデオロギーのほうが大事なのかもしれないです。
まとめにあるツイートのかたは、9月22日に予定されている、
「東京大行進」を主催されるかたのひとりと思います。
これは排外主義への反対を訴えるデモです。
「差別撤廃 東京大行進」
「TOKYO AGAINST RACISM」