2013年11月01日

toujyouka016.jpg 男女平等指数2013年

今年も世界経済フォーラム(ダボス会議)が行なっている、
ジェンダーギャップ指数(男女平等指数)が発表されました。
すでにご存知のかたもいると思いますが、「経済」「教育」「健康」「政治」の、
4つの分野に対して、男女間の「相対的な格差」について、
国ごとにスコアを算出して示すというものです。

「Global Gender Gap Report 2013」
「アジア・太平洋地域では経済的男女格差解消への取り組み進まず」
(日本語版プレスリリース)

日本のデータはこちらにリンクしておきます。

Japan(1).pdf

 
日本のメディア記事などもリンクしておきます。

「男女平等、日本は過去最低105位 WEF報告」
「世界の男女間格差 日本は105位」
「男女平等指数、日本3年連続低下の105位 世界経済フォーラム」

「ジェンダー格差レポート2013:日本は105位とさらに順位低下」
「Women gain as gender gap 'narrows'」
「「男女格差、日本は過去最低105位、先進国最下位」を考える」


毎年このダボス会議の男女平等指数をご覧になっているかたは、
結果にどんな傾向があるのかはすでにご存知と思います。
今年の注目するところも例年とほぼおなじです。
おなじようなお話ばかりで、いい加減この男女平等指数も飽きたというかたも
いらっしゃるかもしれないです。(わたしはちょっと飽きてきた。)

世界の順位は、1位がアイスランド、2位がフィンランド、3位がノルウェー、
4位がスウェーデンと、今年も北欧諸国がトップを固めています。
5位はフィリピンで、アジアの国が入ってきます。
フィリピンはもともとアジア諸国の中では男女格差がもっとも小さく
毎年ランキングが上位だったのですが、ついにベストファイブに入ったのでした。

ggg2013-world.png


日本はなんと105位で、今年もまたまた順位を下げています。
これは調査が始まって以来、過去最低の順位となっています。
調査国数がだんだん増えているので、順位を調査国数で割って、
上から何パーセントのところにいるかも計算していますが、今年は77.2%です。
下から4分の1以内に入ってしまい、もちろんこれも過去最低です。

ggg2013-japan.png

スコアも0.6498で、2012年の0.6530から下がっています。
これは過去最低ではないですが、それでも相対的な順位だけでなく、
絶対的なスコアで見ても男女平等が後退したということです。


日本の順位低迷の大きな原因が「経済」と「政治」であることもいつも通りです。
以下に分野ごとの詳細なデータを示しておきます。
これも毎年この調査を見ているかたは、変わり映えのしない見慣れたグラフですね。

ggg2013-japan-detail.png

「政治分野」は例年通り、女性議員がすくないことが影響しています。
2012年12月の衆院選、2013年7月の参院選とで
女性議員が大きく減ったことが、とくに効いていることになります。
やはり自民党が勝つとジェンダーに関することは後退するようですね。

「経済分野」も例年通り、管理職や自営業など意思決定の場に
女性がすくないことが、大きく影響することになります。
女性管理職がすくないことが、さらには男女の賃金格差も大きくしていて、
とくに子どもを持つ女性と男性との賃金格差が大きくなっています

よく言われますが、日本は女性の教育水準が高いにもかかわらず、
女性が意思決定の場に参加できず、人的資源の無駄遣いをしていることになります。
将来の労働力不足の解消のためにも、女性を労働市場に参加させる
必要があるということは、OECDの報告書や、UNウィメンも指摘することです。


ところで、アジア女性資料センターの記事を見ると、
「教育分野」に関して、高等教育の進学率の男女格差が縮まらないどころか、
近年広がっていく傾向がある、という指摘があります。
これは注意が必要かもしれないです。
========
日本は、識字率、初等・中等教育では高いジェンダー平等を達成しているにも関わらず、
高等教育の進学率においては男女間格差が縮まっていないどころか、
むしろ近年悪化している傾向があります。(詳細は『女たちの21世紀』No.74を参照)
========


昨年までのエントリをリンクしておきます。
これらも合わせてご覧になるとよいでしょう。

「男女平等指数2012年」
「男女平等指数2011年」
「男女平等指数2010年」
「世界経済フォーラム〜男女平等指数」

posted by たんぽぽ at 23:05 | Comment(16) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - 男女平等指数2013年 web拍手
この記事へのコメント
日本は相変わらずどころか順位を下げているのだからもうどうしようもないですね
他の国にどんどん抜かれているということなのでしょうか

それにしても105位とは目を疑う程の低さですね
確かに政治家にしても管理職ポストにしても悲しいほど女性が少ない国だと思います
人口の半分は女性なのに意思決定の場にほぼいないというのは異常なことだと思います
もっと問題にされるべきことだと常々思っています
これでは真の意味での先進国とはとても言えないと思います

Posted by りほ at 2013年11月01日 23:14
りほさま、このエントリにコメントありがとうございます。

日本が順位を上げたのは過去に一度だけですね。
日本の順位が下がり続けているのは、やはり他国の格差改善のスピードが早くて
日本が追いついていないということなのでしょうね。

>それにしても105位とは目を疑う程の低さですね

OECD加盟国(いわゆる先進国)で、日本より順位が下なのは韓国だけですね。
日本と順位の近い国は、アラブ・イスラムの国が多くなっています。
日本は教育分野や健康分野は比較的格差が小さいですから、
それでアラブ・イスラム諸国並みというのは、政治分野と経済分野の格差が
それだけ大きいということになりますね。


>もっと問題にされるべきことだと常々思っています

このダボス会議の男女平等指数は、発表されたときはマスコミは
一通り記事を書くけれど、それっきり話題になることはほとんどないのですよね。
世論もぜんぜん関心ないですし。
日本の世論は女性差別の解消には、ろくに興味がないということなのでしょう。

>これでは真の意味での先進国とはとても言えないと思います

「日本は経済だけ発達した開発途上国」と言うかたもいますね。
Posted by たんぽぽ at 2013年11月02日 00:30
当然でしょう

平等を図る基準が欧米に決められているのですから

これに「専業主婦が家計を握る」
「旦那は稼いでいるのにお小遣い制」
という世界ではありえないキチガイじみた制度も「男女平等」の基準に入れると

日本は男女平等のTOPになるらしいですよ

それどころか、「女尊男卑」の国TOPになるそうです。

自分に都合のいい基準や記事だけを見て満足ですか?


あなたのような程度の低い女性が多いから
社会進出が進まない(要は、無能なババアは必要ない)ということになるという視点はもてないのでしょうか?

そういう方が情報発信するからブログの価値も下がるのですよ
Posted by まよ at 2013年11月12日 08:18
>非正規雇用をたらい回しにされたあげく捨てられました。

それは本人の能力のなさ
だと自覚されたらいかがですか?

自分の無能を社会のせい、男のせい!
だから歪んだ平等にしろ!
(つまり無能な女を優遇しろ!)



じゃあ、男女平等の嘘 | ぬるりと生きる。
http://nururi.com/?eid=191‎

Posted by まよ at 2013年11月12日 08:22
>ところで、日頃「女性専用車両反対」だの「レディースデイ反対」だのと口走ってる連中は、この色地図を見て何て言うんでしょうか?まさか「日本は女尊男卑的男女格差が酷いが故にスコアが低いのだ!」とか言うのかな?
>※ 2013年11月05日 12:40 男女平等指数2013年(2)コメントより

たんぽぽ様。
上記の通り私の予言が当ったようですので、何か景品を下さい(笑)。

あ、でも、
>>ところで、日頃「女性専用車両反対」だの「レディースデイ反対」だのと口走ってる連中は
>まず調査を否定しますね。「こんなのは信用できない」と言って。
>でも代わりに出す「根拠」は「自分の経験」だったりするんだけど。
>2013年11月05日 19:43

ですから、たんぽぽ様も予言的中か・・・
残念ながら引き分けですかね(笑)。
Posted by ニャオ樹・ワタナベ at 2013年11月12日 12:45
爆笑ですね!
Posted by 魚 at 2013年11月12日 17:28
まよさま
わたしのブログにはじめてコメントをくださるときは、
あいさつと簡単な自己紹介をいただきたいです。

ニャオ樹・ワタナベさまがつぎのコメントでおっしゃっているけれど、
予想通りのコメントをなさると笑われますよ。

「予想」はこちらのコメント欄です。
ご自分の考えがすでに見透かされていないか確認してから、
コメントなさることをお勧めします。
http://taraxacum.seesaa.net/article/379386056.html


>これに「専業主婦が家計を握る」
>「旦那は稼いでいるのにお小遣い制」

夫の小遣いの額を決めるのは夫の給料ですよ。
妻は与えられたものの中からやりくりしているだけです。
あなたは妻がイニシアチブを持っていると思っているようだけど、
主体はしょせん夫にあります。

夫は自分の小遣いを増やしたいなら、自分の給料を増やすことで解決できます。
妻は直接的にはどうすることもできないです。
自分でお金を持ってくる人のほうが立場は強いということです。


妻が家計を管理するのが「キチガイじみた」と本気で思っているなら、
男はもっと自分で家計が管理できるよう、努力すればよいのですよ。

すくなくない女性は「経済的に自立できないと家庭内で立場が弱くなる」と考えて、
安定した職に就こうと一生懸命になりますよ。
https://twitter.com/jinminaduki/status/385755280237002753
========
専業主婦やりたい、と本気で言ってる女子学生・生徒(高校生)に、
自分が学生の時も今も会ったことがないんです。
「職がないと家庭内での立場がますます弱くなる」
「女だからこそ安定した職に就かないと」という人ばかりで。
男子との違いは冒険しない事だと感じます
========

また、娘を持つ親御さんの中には、娘が将来経済的に自立できるよう、
手に職を就けられるよう教育的配慮をすることもよくあります。

こうした女性とおなじくらい切迫した気持ちで、
「将来家計の管理ができないと困る」と考えて、
家計の管理ができるようになろうとする男性はどのくらいいます?
あるいは、息子のために将来は自分で家計が管理できるようにと
教育的配慮をする親御さんは、どれくらいます?
Posted by たんぽぽ at 2013年11月12日 19:15
ニャオ樹・ワタナベさま、
このエントリにコメントありがとうございます。

>上記の通り私の予言が当ったようですので、何か景品を下さい(笑)
>ですから、たんぽぽ様も予言的中か・・・

はははは。絵に描いたようですね。

女性差別を否認する人のことは、かなり考察されていますからね。
なにを言いそうか予想するのは、むずかしくないとは言えるのではありますが。

>残念ながら引き分けですかね(笑)

あらあら、わたしたちは競っていたのね。(笑)
残念ながら景品は用意してないです。(笑)
Posted by たんぽぽ at 2013年11月12日 19:18
魚さま、コメントありがとうです。

>爆笑ですね!

まよさまの感想が聞きたい。
Posted by たんぽぽ at 2013年11月12日 19:19
たんぽぽさん
  多くの人が知るべき事実をただ伝えるだけで、卑劣な人格攻撃までするブログ書き込みに対し削除せずそういう実情も含めて伝えている貴女の勇気にちょっと応援する意図で書き込みます。いやな経験ばかりではストレスがたまりますからね。人格攻撃は別としてジェンダー・ギャップ指数は(労働力参加、職業、所得にみられる)「経済的参加・機会」や「政治力」など次元を指定して評価していますから、「家庭の消費に関する意思決定」という次元で日本が仮に比較的男女平等な国であったとしても、それは「高卒度の男女平等度」や「平均寿命の男女平等度」など日本が優れている面があるから(これらはたんぽぽさんの引用した表でも出ているようにGGIで日本は世界一と評価されていますし)、他は無視してよいといったものでは全く無いということだと思います。実際教育でも(4年制)大卒の男女平等度になると、とたんに98位に落ちてしまうのですから。日本への批判的評価に対し、慰安婦問題でも「慰安婦を軍が強制召集したことを示す文書が無い」というような一点のみを主張して、女性に対する人権蹂躙というより大きな問題を無視する議論が多々ありますが、今回の書き込みの趣旨もそれと通じるところがありますね。日本が伝統文化に対して独自の評価基準を持つことはもちろん当然あってよいことですが、人権や男女の機会の平等といった、世界で共通の普遍的基準を持つことについて多くの国が望ましいと考えることについても、世界での非常識ともいうべき日本の独自基準を主張する人たちがいることは本当に残念なことです。貴女の他の記事も少し拾い読みしてみましたが、内容も面白く、情報も良く伝えているブログだと思います。
Posted by 山口一男 at 2013年11月16日 05:31
山口一男さま、いらっしゃいませ。
またまたコメントありがとうございます。

>多くの人が知るべき事実をただ伝えるだけで、卑劣な人格攻撃までする
>ブログ書き込みに対し削除せずそういう実情も含めて伝えている
>貴女の勇気にちょっと応援する意図で書き込みます

応援まことにありがとうございます!
とてもうれしく思います。

上のほうに来ているコメントくらいの人格攻撃でしたら、
じつはわたしはわりとしょっちゅう受けていたりします。
かつてはあの手の人格攻撃も、もっとまともに相手していたものです。


>「高卒度の男女平等度」や「平均寿命の男女平等度」など日本が優れている面があるから
>他は無視してよいといったものでは全く無いということだと思います

男女格差を否認する人は、「女性のほうが優位なんだ」と
主張しやすいことを、やたら強調する傾向があると思います。
それはたいていたいしたことでなかったり、「男社会」が作った既得権が、
時代の変化で男性の負担になって跳ね返ったものだったりするのですよね。
そして深刻な女性差別に関しては、ことごとく軽視しますね。

>人権や男女の機会の平等といった、世界で共通の普遍的基準を持つことについて
>多くの国が望ましいと考えることについても、世界での非常識ともいうべき
>日本の独自基準を主張する人たちがいることは本当に残念なことです

人権問題になると、「欧米の基準だ」と言ったり、
「日本の伝統」を盾に取って人権否定を正当化する人は、よくいますね。
(いま話題になっている婚外子の相続格差撤廃もまさにそうですし。
そういうスタンスが、「日本の常識=世界の非常識」を増やすことに
一役買っているだろうと、わたしも思います。

すこし前上田秀明という「人権人道大使」が、拷問禁止委員会で、
「日本の刑事司法は中世レベル」と言われて「日本の人権水準は
世界最高レベルだ、笑うな、シャラップ」と返したことがありましたが、
「日本の常識」と「世界の常識」の乖離をよく物語っていると思います。
http://taraxacum.seesaa.net/article/365778956.html


>貴女の他の記事も少し拾い読みしてみましたが、
>内容も面白く、情報も良く伝えているブログだと思います

ほかのエントリもご覧くださり、またとてもうれしいご評価をくださり、
かさねがさねまことにありがとうございます。
(じつはわたしのブログ、あまり人気がないのですよね...)
Posted by たんぽぽ at 2013年11月16日 16:01
たんぽぽさん
  また、丁寧な応答をありがとう。
  書き込みの訂正ですが「高卒の男女平等度」「平均寿命の男女平等度」について日本が世界1というのは、大変誤解を生む表現でした。GGIでは最終的に女性の達成が男性を上回る項目場合はサマリー表でランク1としたものと思われます。その定義では「タイ」で世界1はたくさんあり、実際は高卒度で女性が男性を上回るのは79カ国、女性対男性の比では日本は69番目、平均寿命では女性が男性を上回るのは実は大多数の130カ国で、女性対男性の比では日本は36番目でした。原文報告にあたらずに誤解を生む表現をしてすみません。
 「日本の刑事司法は中世レベルです」が、わが国は戦後2006年まで実に60年以上の長きに渡って、戦前(明治41年)にできた監獄法を、人権上問題のある法律とされながら、改正しませんでした。戦前の受刑者に対する考えが人権配慮に欠ける点は周知の事実ですし、その重要な関連法を戦後長らく変えようとしなかったことは、わが国が人権に対して鈍感であるという内外の批判に対し弁明の余地のない事実の一つです。
Posted by 山口一男 at 2013年11月17日 02:13
たんぽぽさん
  追伸です。上田という人は、拷問禁止委員会で本当に「シャラップ」といったのですか? そんな言葉を使うということ自体非常識です。私は実は英語で話すことは仕事の関係で多いのですが、そんな言葉を使ったことは一生に一度もありません。「シャラップ」は日本語で「黙れ!」と怒鳴るに等しい乱暴で傲慢な響きの言葉で、言葉として知っていても、自分だけでなく、仕事関係で英語で話す相手からも実際に聞いたことは一度もない言葉です。日本人が国際舞台で洗練された英語を使うことは残念ながら望める状態ではないと思いますが、自ら野蛮な人間だと誇示するような英語を使う人を「人権人道大使」などにするなど恥ずかしいかぎりです。もちろん、より大きな問題は英語でなく人権感覚のほうですが。
Posted by 山口一男 at 2013年11月17日 04:42
山口一男さま、
またまたコメントをくださり、まことにありがとうございます。

>書き込みの訂正ですが「高卒の男女平等度」「平均寿命の男女平等度」について
>日本が世界1というのは、大変誤解を生む表現でした。
>GGIでは最終的に女性の達成が男性を上回る項目場合は
>サマリー表でランク1としたものと思われます

わざわざごていねいにありがとうございます。

「女性>男性」でスコアが1以上になるものは、同率1位という扱いにしていますね。
ジェンダーギャップ指数を知っているかたは、この扱いもわかっていると思うので、
「世界一」と表現しても、さほど紛らわしくはないと思いますが。


>わが国は戦後2006年まで実に60年以上の長きに渡って、
>戦前(明治41年)にできた監獄法を、人権上問題のある法律とされながら、
>改正しませんでした。

そのような問題もあったのですね。
これは寡聞にして初耳でした。
つぎの記事ではポーランドの監獄との比較が出ていますね。
日本とは大違いです。
http://beatniks.cocolog-nifty.com/cruising/2004/06/post_3.html

最近は取り調べの可視化が取りざたされることが多いけれど、
日本はよろずにこの手の動きが鈍いと思います。


>上田という人は、拷問禁止委員会で本当に「シャラップ」といったのですか?

そうなんですよ、言ったのですよ。
ネットでは「シャラップ上田」と言われて、結構話題になりましたよ。
動画もアップロードされていました。
マスコミもちょっと遅れてからだけど取り上げましたね。

「シャラップ」という表現自体も批判するところがあるのですよね。
上田秀明がわかって「シャラップ」という表現を選んだのか、
それともたまたまほかの表現が出てこなかったのかはわからないです。
どちらであっても、勧告に従って国内の人権状況を改善させるという、
委員会の主旨がわかっていないことが、もろに出ていると思います。
Posted by たんぽぽ at 2013年11月17日 18:03
男女平等指数を勘違いしてる人がほとんどなのですが、
これは欧米の文化や考え方を基準にしたものなので
アジアには向かないものなんですよ。

どういうことかといいますと、
わかりやすいのはフィリピンが平等指数で5位だということ。

フィリピンでは
男性が怠け者で働かない人が多く
女性は働き者が多いので
「社会進出してる割合が女性のほうが多い」ので「順位が高い」んです。

それと比べて、日本では専業主婦という働いていない人の割合がいまだに4割以上なんです。

これは、世界の基準だと「かわいそう」となるのでしょうが
日本女性の多くは「働きたくない」「むしろ、幸せ」という人が多いわけです。
(もちろん、一部には「働きたいけど(仕事を選んでしまい)働けない」という人もいますが多数派ではありません)

実際に「幸福度」の調査では日本の場合、30代の女性の専業主婦が幸福度1位です。
その反対に40代の男性が一番幸福度は低いです。

「幸福度 男女差」で検索するとわかります。

ここまでいびつな国もないでしょう。
ユダヤ、フェミに支配されたマスコミの洗脳によるところが大きいです。

こういうことを知らないで男女平等指数を理由に「女性は差別されている!」「もっと女性に権利を!」と
被害者面してるのが一部の醜い日本女性の実態です。

また、男女共同参画の高額な予算(数兆円)で利権を得ている官僚やら政治家も
これを利用してるので、平等指数が高くなるように取り組む気もないでしょう。

それと、「旦那のお小遣い制」というおかしな制度があるのも日本だけで
これを基準にいれたら、日本はブッチギリの1位を超えて
「女尊男卑1位」になれるといわれております。

その程度の基準だということです。

男女平等wにしたいなら、専業主婦をやめて働きましょうw
苦労を承知で議員になりましょうw

男女平等指数を理由に「女性は差別されている!」「もっと女性に権利を!」と
被害者面してる醜い女性は結婚できないし、
していても、子供は子孫を残せないで消えるだけです

醜い遺伝子は淘汰されて消えて
百年後にはフェミかぶれのオバサンはいなくなりそうですねw
Posted by 哀れなおばさんだねw at 2014年07月11日 15:44
まともに相手をしたくなるハンドルではないですね。
わたしに対する嘲笑的態度があらわになっています。

>ユダヤ、フェミに支配されたマスコミの洗脳によるところが大きいです

このコメントが、あなたの知的レベルをしめていると思います。
リチャード・コシミズやフルフォードの訳本の影響でも受けたのかしら?
Posted by たんぽぽ at 2014年07月13日 08:48
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック