プロットすると、30代前後でくぼみができる「M字カーブ」は、
すでに日本と韓国だけの特有の現象となっているのですよね。
欧米の民主主義国ではくぼみがなくなり、M字カーブを描かなくなっています。
そんな日本もだんだんとM字カーブのくぼみは小さくなる傾向にはあります。
ところがくぼみが小さくなった原因をくわしく見ると、
あまり喜べない状況だったりするのですよね。
女性のすがたの変化。M字カーブの底が浅くなり,有業者の比重が増えているが,増分のほとんどは非正規雇用(パート・バイト,派遣等)。90年代以降の女性の社会進出とは,こういうことか。 pic.twitter.com/bFbTS9OuWo
— 舞田敏彦 (@tmaita77) 2014, 2月 7
図を見ての通り、女性の労働力率が上がったのは、「パート・アルバイト」と
「派遣等」と非正規雇用が増えたためであることがわかります。
それらによって、M字カーブのくぼみが小さくなっているのですね。
「正規職員」はあまり増えていないことがわかります。
1986年に男女雇用均等法が施行されたとき、
それまで一般職だった女性を派遣などの非正規雇用で
採用することでお茶を濁した企業が多かったのでした。
四半世紀以上たったいまも、その状況はまだまだ続いていると言えるでしょう。
ついでながら、1992年は20-24歳、2012年は25-29歳が
「正規職員」の割合がピークになっていて、そのあと急激に落ち込んでいます。
女性は妊娠・出産で退職を余儀なくされ、その後は非正規雇用でしか
採用されにくいことを、しめしていることになるでしょう。
べつのかたちで現した、女性の就労形態の変化もしめしておきます。
この図も1992年と2012年で比較しています。
20年間で有業の女性が多少増えていますが、
その増分はほとんどが非正規雇用であることが、ここでもわかります。
20〜50代女性の組成の変化図。現実はこう。有業者の比重増加は,非正規雇用増によってもたらされたもの。女性の社会進出の日本版。 pic.twitter.com/fa8ajMCsnW
— 舞田敏彦 (@tmaita77) 2014, 1月 20
補助ブログの2月20日エントリで、女性の就労形態の変化を
日本とスウェーデンで比較した図をしめしたので、ここでもう一度紹介しておきます。
「女性の就労形態の組成変化」
30〜40代女性の組成の変化図。生産年齢女性の有業者比率は,日本もスウェーデンも増えている。しかし日本は,パートタイム(非正規雇用)依存型。スウェーデンはフルタイム型。女性の社会進出の国際差って,こういうこと。 pic.twitter.com/ZfuUOwzVJz
— 舞田敏彦 (@tmaita77) 2014, 1月 20
スウェーデンは1982年から2005年の20年あまりあいだで、
パートタイムが多かった女性を、フルタイムの労働者にしていることがわかります。
いまだにパートタイムや非正規雇用を増やす段階にいる
日本とくらべると、数段階進んでいることになりますね。
すこし前ですが1月20日の日経新聞で、子育て世代で働く女性が
過去最多になった、ということを書いている記事があるのですよ。
「子育て世代 働く女性最多 35〜44歳、初の7割超」
全文が読めないですが、読めるところだけ見ると、
女性の労働力率が上がったのは、景気回復で働き口が増えたとか、
保育所が増えて子どもを持つ女性の環境が改善したとか分析しています。
そして「働く女性が増えると、中長期的な経済成長率の底上げに」
なんて、喜んでいるみたいなのですよね。
女性の労働力率の増えたのが、上述のように非正規雇用ばっかり
ということは、ぜんぜん触れていないみたいなのですよ。
おそらく労働力率の総数だけ見ていて、内訳の詳細には気がついていないのでしょう。
女性には労働市場の周辺部の穴埋めをやらせておいて、
「女性の働く環境が改善」とか「経済成長率の底上げ」とか言うのだとしたら、
ずいぶんとのんきにしてご都合主義的だと思います。
女性を非正規雇用に押しやっていては、女性の労働力率を
じゅうぶん引き出したとは言えないですし、女性の労働する権利
という観点からも、好ましくないのももちろんです。
安倍政権は「女性の活用」とか、かけ声だけは張り切っていますが、
彼らの「女性の活用」は、結局こういうことになるのかもしれないですね。
なるほど、増えているのは非正規雇用ばかりと言う訳ですね。
こうなると当然のことながら、若い女性達は、将来の生活の保険としての結婚を意識し始め、結果的に結婚願望率が上がるのでしょう、こんな風に。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140307-00000504-san-soci
しかし驚いたことに(驚かんかw)産経新聞は、経済紙を名乗りながら、この明らかな経済問題を、「婚活ブーム」として総括しています。
なりすまし経済紙の産経新聞には、一日も早い廃刊をお願いしたいなぁと、今日もまた思うのでした。
これは、すごく狭い個人的体験なので、それをもって社会全体を断言する気は無いのですが(と前置きして)
昨年から派遣で働いてますが、一緒に働いている女性、独身率がすごく高いんですね。ちょうど上記の子育て世代からその上位の世代の人の。
以前働いていた会社では、正社員ではその世代(や、もっと上)のシングル女性は多かったですが、パートの女性は(フルタイム勤務でも)みな既婚でしたので、短期の派遣を転々としている中年シングル女性って、思ったより多いんだと感じました。
非正規というよりワタミみたいのが悪いんです。
私は保守でも自民比例からワタミが出馬したときに、あんなの取り消せと抗議して、保守層でもそういう人は多かったんですよ。
それと湯浅誠さんがTBSの「ニュース23」に出演したことがあるそうですが、番組の製作に関わっているのは8割が非正規だと書いていました。
逆に非正規なしで成立する職場はないでしょうから、非正規がいけないというより、非正規の重要性とか収入面の改善等が課題だと思います。
そのためには非正規を見くださないことが大事だと思います。親御さんもウチの子を非正規にしたくないとか、そういう発想では非正規差別、非正規蔑視を生むだけで建設的ではないですよね。
このエントリにコメント、ありがとうございます。
>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140307-00000504-san-soci
ご紹介ありがとうございます。
「結婚願望率」は上がっているけど、おそらく婚姻率は上がらないのでしょうね。
(「若い女性の専業主婦願望」とおなじようなことかもしれないですね。)
記事に「男女とも所得が多いほど交際相手がいる割合が高く」とありますね。
男性はなおさらでしょうが、女性でもある程度所得が多くないと
交際相手ができないということですね。
「交際する」ことが特権的になってきている、ということのようですね。
女性は非正規雇用が多ので、おおかたが低収入で雇用が不安定ですから、
やはり「結婚したい」と思うだけで、実際に結婚はおろか
交際相手が見つかるにいたることもなかなかない、ということかもしれないですね。
>経済紙を名乗りながら、この明らかな経済問題を、「婚活ブーム」として総括しています。
なにをのんきなことを言っているのかと思いますよね。
こういう認識が蔓延しているから、少子化対策と称して婚活支援なんて
ピントのずれたことをやる人たちが出てくるのかもしれないです。
もっとも厚生労働省も「今回の調査結果を少子化対策に生かしたい」
なんて言っているので、こちらものんきなのかもしれないですね。
(厚生労働省なので管轄内ですし、労働条件を改善することを考えているなら、
「のんき」というわけではないですが。)
このエントリにコメントありがとうございます。
>M字カーブの現象は、非婚化もあるってことは考えられませんか?
それもあると思いますよ。
8年前の日経新聞だけど、非婚や晩婚がM字カーブのくぼみを
小さくしたと分析しています。
いまもこの傾向は続いているだろうと思います。
http://lacrima09.web.fc2.com/teardrops/surround/m-curve.html
>以前働いていた会社では、
>正社員ではその世代(や、もっと上)のシングル女性は多かったですが、
>パートの女性は(フルタイム勤務でも)みな既婚でしたので
このあたりは現実の縮図を感じますね。
まさに女性は結婚や妊娠・出産で退職を余儀なくされることが多く、
非正規でしか再就職がむずかしくなっている、ということをしめしているようです。
>短期の派遣を転々としている中年シングル女性って、思ったより多いんだと感じました。
結婚せず単身でいる女性も、正規雇用につけることがなかなかなく、
非正規雇用につくことを余儀なくされるかたが多い、ということだと思います。
>より希望が持てる幸福好きに変えてみました
名が体を表すといいですね。
>そのためには非正規を見くださないことが大事だと思います
見下しているというのはだれが、かな?
わたしが非正規雇用の劣悪な労働環境を訴えているのであって、
見下しているのではないから、ここで「見くださないことが大事」なんて書いても、
だれに言っているのかわからなくなりますよ。
>親御さんもウチの子を非正規にしたくないとか、
収入がすくなく雇用が不安定という現状がある以上、
そんな職にはできればつけたくないと考えるのはとうぜんでしょ?
経済合理性から判断していることであり、蔑視ではないですね。
蔑視している人がいるとしたら、非正規雇用を低賃金で雇えて
容易に使い捨てられると考えている企業であり、それをささえる社会であり、
また非正規雇用の労働環境を改善しない政府だと思いますよ。
だから非正規雇用は女性が多くなるのではないですかね?
ただ一部、左派。たとえば安田浩一氏などが嫌韓デモに参加してるような人は非正規など低賃金で恵まれない人や、外国人に仕事を奪われていると思い込む恵まれていない人。と決めつけていましたが、公務員もいればOLもいると判明してくると「要するに騒ぎたいだけなんですよ」と言ったり。
小林よしのり氏の場合も年収200万くらいのネトウヨが騒いでどうの。
これですね。不満を表現したりデモをやる人を恵まれない人間の八つ当たりとしたがる層があるんです。
仮にそれが本当だとして、それを言って何が解決するんだろうかと。右でも左でも。
また非正規も、私はテレビって一切観ないんで分かりませんが、聞いた話では「派遣の品格」という人気ドラマが以前あって、それは派遣がカッコいいようなドラマだった。
それが何のキッカケか派遣イコール気の毒な人となってしまったようですね。
コムスンやザ・アールのせいかもしません。
派遣でもバイトでも、いいようにコキ遣うようなところは改善が必要で、逆に派遣やバイトという制度を上手く利用して収入も結構確保できている人もいます。
正社員でも奴隷扱いの場合もあるので、親御さんの話は、単純にお子さんに正規、正規とそれだけにこだわるとブラック企業の罠があって危険だし、非正規でも正規よりキャリアが積めて先々につながる場合も。
男女管理職、社長などについてもザ・アールとかカフェベローチェとか社長が女性でもダメなものはダメなんですよね。
政治家でもそうですが。そこを勘違いしてる女性も多いと思います。
右とか左とかでなく。
ニャオ樹さんは最初のコメントで産経新聞廃刊と言っておられますが、嫌韓デモのターゲットはテレビ朝日でなくフジテレビとのことで。
フジテレビは産経と同じグループですが反日メディアだと攻撃され、私はテレビは観ないのでよくわかりませんが。
ただソチ五輪でキムヨナ銀メダルがおかしいとプーチンのfacebookに韓国人が多数攻撃したとかで韓国はそういう気質の人が韓国全体のイメージを悪くしてしまっている気がします。
排外主義デモに参加するような人たちが、現実世界では
どんな生活をしているのかは、わたしにはわからないです。
いろいろと考えられていますが、さまざまな階層の人がいるのかもしれないです。
一般論を言えば、生活の苦しい人や職にありつけない人が、
不満のはけ口として排外・国粋主義に走るのは、他国でもよく見られることです。
よって日本で排外主義デモに参加する人たちも、そのような生活に
不満のある人たちではないかと考えるのは、一定の妥当性があることです。
非正規雇用を見下して言っているのではないと思いますよ。
彼らが見下されることがあるとしたら、排外・国粋主義に走っている
ということそのものだと思います。
排外・国粋主義者が増えることは、きわめて警戒する必要のあることです。
なぜ彼らが排外・国粋主義に走るのか、原因を探ることは大事だし、
また原因を探ってしかるべきことです。
>聞いた話では「派遣の品格」という人気ドラマが以前あって、
>それは派遣がカッコいいようなドラマだった
ここで問題にしているのは、非正規雇用の低賃金や不安定さです。
かっこいいとかかっこよくないといった、カチカン論をしているのではないし、
またそうしたカチカン論をいくら持ち出しても、
非正規の低賃金や雇用の不安定さを解決することはできないです。
また「派遣はかっこいい」というカチカンを作って広めたとしても、
現状の低賃金や雇用の不安定さでは、
非正規雇用が敬遠されるようになるのは、無理もないことです。
「かっこいい」だけでは食べていけないですからね。
>政治家でもそうですが。そこを勘違いしてる女性も多いと思います
最後の段ですが、ここでは非正規雇用を低賃金で不安定なものにしている
企業や社会や政府の責任を問題にしています。
つぎのエントリに載せたグラフのような構造を
作っていることを問題にしているということです。
http://bit.ly/1i00Jdb
そこへもってきて「個人が派遣をかっこわるいと思うのがいけない」とか
「派遣にもよい待遇のところがある」とか、
「個人の責任」にしてもなにも解決しないですね。
非正規の低賃金や不安定さを、かえって固定化することにもなりかねないです。
排外主義デモに参加する人たちが、見下されることがあるとしたら、
排外・国粋主義に走っていることそのものでしょうね。
ほかにあるとしたら、「肉屋を支持する豚」をやっていることかもしれないですね。
http://bit.ly/1cOvJs2
>たとえば安田浩一氏などが嫌韓デモに参加してるような人は非正規など低賃金で恵まれない人や、外国人に仕事を奪われていると思い込む恵まれていない人。と決めつけていましたが、公務員もいればOLもいると判明してくると「要するに騒ぎたいだけなんですよ」と言ったり。
小林よしのり氏の場合も年収200万くらいのネトウヨが騒いでどうの。
安田浩一氏についてですが、少なくとも著著を読むとむしろ嫌韓=非正規低所得というイメージを否定しているように思えますが。
小林よしのりのネトウヨ批判については、個人的には「あんたが言うな!」と思いますね。
よしりんの描いた「戦争論」でいったいどれだけのネトウヨが生み出されたか考えてみろよと。彼がすべきは批判ではなくまず自己反省でしょうが。まあ、今はAKBオタのきもいおっさんになってまして、それはそれでイタイけど(^^ゞ
>安田浩一氏についてですが、少なくとも著著を読むと
>むしろ嫌韓=非正規低所得というイメージを否定しているように思えますが
これは情報まことにありがとうございます。
(そうだったのですね。)
ちゃんと著作を読んで把握しないとだめですね。
>小林よしのりのネトウヨ批判については、個人的には「あんたが言うな!」と思いますね
それはよく言われることですね。
すくなくない人がおなじことを思っていると思います。
安田浩一さんについては「肩書きだけの管理職」という本を読みました。
これはアパレルや飲食チェーン店などの問題点、肩書きだけ管理職、また肩書きだけ正社員で奴隷扱いのような現場レポートです。
だから私が言いたかったのは正規だけにこだわるとそういうブラックの罠がある危険性です。
この場合、非正規と逆に「正規なんだから責任が重くて当然。非正規よりキツいのは当然」という正規雇用を悪質解釈で押し付けるケースです。
そこでは外国人の話は一切出てきません。その後に安田さんが在特やヘイトスピーチの問題点の方向にいって、雑誌などでもその件でのコメントが多くなり、片山さつきさんと対談して喧嘩になったり、在日の味方代表のようになっていきました。
その当初の時期は、恵まれない日本人が八つ当たりしている。という見方で、のちにそうとも言えないと変更したと思います。
事実として当初はそうだったが、最近はそうではなくなったということかもしれませんが。
これは雨宮処凛さんが今でも、停滞する日本、格差の拡大などで、自分の誇りが日本人であること、それが最後の砦になっている人が外国人差別をーと主張されています。
雨宮さんと共著もある湯浅誠さんは常に雇用問題に言及しますが民族問題については特に言及していないと思います。
小林よしのりさんが、その流れで逆に雨宮さんと対談し賛同したりしています。
ただし、小林さんは立場が長続きしません。
薬害エイズ問題で共闘した川田龍平さんと喧嘩別れ。書籍の協力者でもあった大高未貴さんを保守のホステス呼ばわり。
支持していた安倍総理に対しても下痢でどうのと、持病に対して汚く批判など、ですから今は左右どちらからも相手にされていません。
安倍さんの潰瘍性大腸炎は小林さんだけでなく、心臓病等と違って、症状として下痢が続くことをからかったり、腹が痛いくらいでどうした?という無知からくる無神経な物言いをする人がいます。
こういう病に対することも無知なのか、理解しているうえで言っているのか、どちらにしても差別につながりますね。
>そこでは外国人の話は一切出てきません。
それでどうやって、
>たとえば安田浩一氏などが嫌韓デモに参加してるような人は
>非正規など低賃金で恵まれない人や、外国人に仕事を奪われていると
>思い込む恵まれていない人。と決めつけていましたが、
という認識が出て来たのかわからないのですが?
それからだれも「正規だけにこだわ」ってなどいないと思いますよ。
「正規雇用であれば無条件に待遇がよく、ブラック企業などありえない」とか、
「正規雇用であればブラック企業であっても問題ない」などと
主張している人は、だれもいないと思いますが?
それともあなたは、「正規でもブラック企業があるのだから、
正規の半分以下の賃金で雇用が不安定でも恵まれていると思って、
女たちは非正規雇用であることに、ほこりを持たなければならない」
とても言いたいのかな?
このエントリの主旨は、依然として女性が労働市場の周辺部の
穴埋めに使われていて、労働上の正規・非正規の格差が
ほぼそのままジェンダー問題になっていることです。
排外主義デモのことなんてぜんぜん関係ないですし、
小林よしのりがだれと議論したというお話は、なおさら関係ないし、
安倍晋三の持病などもっと関係ないことですので、あしからず。
自分もそう思っていたが、そうでもなくなっている。ということを言ってました。
また、たんぽぽさんは非正規・正規の格差。女性が非正規で都合よく穴埋めに使われていることがそのままジェンダー問題に、ということですがジェンダー問題でしょうかね。
「正社員が没落する」という堤未果さんと湯浅誠さんの対談本においてはジェンダーという方向ではまるっきり語られていませんよ。
男性が得して女性が損しているとのお話だけでは世間全般に受けとめてもらえません。
常に男性のほうが自殺者が多いことはどのように説明されるのでしょうか。
安倍さんの持病についても関係ないならそれでいいです。
しかし、うつ病など精神疾患に対して気持ちの問題とか仮病だという無知、無神経な認識によって苦しむ人や、子宮頸癌は複数の男性と性交体験のある女性の病という誤解に苦しむ女性もいますが、そういうことはどうするんでしょう。
それとも安倍さんは総理なのだから無神経な叩きも我慢しろということでしょうか。
または男だから知ったことではないが女性議員や大臣ならフェミニストとして対応は違ってくるということでしょうか。
どうしても男vs女、という展開に持っていきたがる人がいます。
国民の有権者約半数は女性なのに社民党がボロボロである事実をもって、一部フェミニストの声が大きく目立つだけで支持者数は極端に低い現実を再確認してください。
>非正規や低所得の若者などが怒りを韓国や在日に向けていると言われる。
>自分もそう思っていたが、そうでもなくなっている。ということを言ってました。
あなたは最初にこう言っていましたが?
>安田浩一氏などが嫌韓デモに参加してるような人は非正規など低賃金で恵まれない人や、
>外国人に仕事を奪われていると思い込む恵まれていない人。
>と決めつけていましたが、公務員もいればOLもいると判明してくると
>「要するに騒ぎたいだけなんですよ」と言ったり。
(2014年03月09日 18:13)
あなたは「決めつけていました」とだけ言っていて、
「そうでもなくなっている」とは言ってないですね。
最初のときと見解が違っているのですが、どういうことかしら?
それからわたしがお尋ねしたのは、
>安田浩一さんについては「肩書きだけの管理職」という本を読みました
>そこでは外国人の話は一切出てきません。
(2014年03月13日 04:30)
からどうやって、
>たとえば安田浩一氏などが嫌韓デモに参加してるような人は
>非正規など低賃金で恵まれない人や、外国人に仕事を奪われていると
>思い込む恵まれていない人。と決めつけていましたが、
(2014年03月09日 18:13)
という認識が出て来たのかわからない、ということなのですが?
「「肩書きだけの管理職」という本」が根拠だったのでしょ?
「辛淑玉さんらとの対談」が根拠だと言ったのではないですね。
>非正規・正規の格差。女性が非正規で都合よく穴埋めに使われていることが
>そのままジェンダー問題に、ということですがジェンダー問題でしょうかね
つぎの資料がしめしています。
http://www.stat.go.jp/data/roudou/pdf/point16.pdf
>安倍さんの持病についても関係ないならそれでいいです
いやよくないよ。
ブログのコメント欄は、エントリの主旨と関係することを書くのが本来です。
コメント欄を見るときも、エントリのテーマについて会話して、
お話を膨らませていると期待するのが通常でしょうから、
エントリのテーマと関係のないコメントがたくさん続いていると、
コメント欄を読むときの負担になります。
エントリの主旨からの逸脱がかならずしも悪いとは言わないし、
おもしろいお話ならお付き合いしてもいいと、わたしは思います。
でもあなたのコメントは、わたしにはぜんぜん興味がわかないのですよね。
せっかくのコメント欄ですから、楽しいお話や有意義なお話をしたいのですよね。
さらに言えば、コメント欄の主旨と関係ないお話を持ち出されて、
それに対して意見を言うことを要求されると、わたしにはとても負担がかかります。
わたしも趣味でやっていることですし、ブログに使える時間は限られているので、
そんなことに労力を使う余裕はないですね。
たんぽぽさんがジェンダー、女性の人権を主体にされているのに対して、安田さんは肩書きだけの管理職の場合は管理職の肩書きだけ与えられ、中身は奴隷扱いという、その部分で踏みにじられている人権に言及されています。
解決していませんが、名ばかり管理職、名ばかり正社員、ブラック企業など一般にも政府にも広まり対策が立てられてきてはいます。
ところが、その後になって嫌韓デモが出てきて、それが過激化してきたので、安田さんが在特の本などを書き、嫌韓に詳しいジャーナリストとして様々な雑誌でコメントを出すようになりました。
私はそれらひとつひとつメモを取ったりしていませんが、安田さんが恵まれていない人が、と決めつけていたというか、安田さんが取材した範囲内ではそうだったということでしょうね。
おそらく安田さんの活動方針は日本人、外国人、男、女でなく人権を軽視、攻撃されている状況をレポート、告発していくという思想なんだろうと思います。
嫌韓デモは当初、低所得の若者が中心だった(安田さんが取材した範囲内)が今は公務員もいるし老若男女になっている(これも安田さんの取材範囲でしょうけれど)
それだと、安田さんとしては低所得や不安定雇用の八つ当たりならそれを改善すればいいが、雇用や所得の問題ではなくなってきたからには、どうしたらいいのか?と迷われているんじゃないですかね。
だから人権問題ですが、たんぽぽさんのような家事をしない日本の男のブログで語られているような「ダラダラと残業していると評価される日本企業」という考えの人とはあまり気が合いそうにないですね(^^)
また示された男女別の非正規、特にパートが女性に多いというのは、どのような立場かでまったく意味が違いますよね。
主婦が週に3日とか1日数時間パートで家計の足し、ご自身の小遣いにという人も含まれますから。
一部の女性団体などが、その女性本人がそれでいいと思っているのにフルタイムで働けない気の毒な状況にあるなどと都合よく統計を使われ迷惑している人もいらっしゃいますよ。
かみ合ない理由は、安田浩一氏がなにを言ったとか、嫌韓デモがどうしたとか、
このエントリの主旨と関係ないことを、あなたが持ち出すからですよ。
その自分で勝手に持ち出した話題についても、
最初と見解がぶれてたり、根拠がはっきりしなかったりしているし、
それについて釈明を求めても、ぜんぜんそれに答えようとしないですし。
対話が成り立たないのは当然ですね。
コメント欄はわたしやほかのコメント投稿者と対話をするための場所です。
あなたの雑記帳ではないので、エントリの主旨と関係なく、
わたしやほかのかたがまったく興味を持たない話題を、
延々と書かれても、管理者のわたしにとって負担になるだけです。
そんなに書きたいことがあるのでしたら、ご自分でブログなり
タンブラーなりフェイスブックなりのアカウントを作って、
そこに書けばよいと思いますよ。
わざわざわたしのブログのコメント欄を使うのは、なんなのかと思います。
まあ、安田浩一氏の件に対しては、私も話をずらした一員ですが、同じ著者の本だからといって「名ばかり管理職」の話と「嫌韓」の話は違うテーマだし、そもそも、このエントリーの主旨にはあまりにも的外れです。
そう、あまりにも的外れなんだよね、この人。
リアルでもこんな調子なのかしら?だとしたら、周囲の人と話がかみ合わないと思うんだけどね。
真面目な話、自分のものも含めて読み返してみましたが、流れとしてまったく関係ないとか荒らしだとか、そういうものはないと思いますよ。
むしろ思考が異なっても対話として非常に面白く展開されていると思います。
これは雑誌の本人たちが勝手に盛り上がっている馬鹿げた座談会記事なんかよりも、よほど客観的に見て有意義な対話になっていますね。
インテリジェンスな対話のキャッチボールとして形成されております。ベリーグッドです(^^)
>この幸福好きさんって、ものすご〜く空気が読めない人なんじゃないの?
たぶん多くのかたがそう思っていると思います。
あるいはわかっていて、わざとやっているのかもしれないですが。
>安田浩一氏の件に対しては、私も話をずらした一員ですが、
ほかのコメント欄参加者が興味を持ったというのでしたら、
話題がはずれても会話をなさるのは、ぜんぜんかまわないです。
わたしはついていけなくなりしだいコメントしなくなると思いますが、
コメント欄の参加者どうしで会話を続けるのは、わたしはまったくOKです。
>空気読む男です
悪い冗談ですか?
それとも、わざとやっているということなのかしら?
>流れとしてまったく関係ないとか荒らしだとか、そういうものはないと思いますよ
荒れてなければよいというものではないです。
あなたのコメントについては、(2014年03月18日 20:01)で一度警告しています。
わたしのブログでは、コメント欄はほかのかたと建設的な意見交換をしたり、
雑談をしたりして社交親善をはかることを志向しています。
テーマを決めない自由な討論を目的としているのではありません。
今後もわたしのブログのコメント欄に、投稿なさりたいのであれば、
エントリの主旨に沿うコメントをなさるようにし、
またわたしやほかのかたと、対話が成り立つようにしていただきたいです。
おはようございます。祝日の朝が似合う男です
(^^)
私は、サッカーで言うところのイエローカードが出されてしまっていたのですね。
まあ、自分ではファウルではないと思ってもイエローカードを出されることはよくあることです。
でもそこを気をつけて、社交親善の精神で行こうと思います。
社交、親善、愛情、調和、人という字は支え合い。ありがとうございます(^^)
「コメント投稿の際の注意」
http://taraxacum.seesaa.net/article/392193448.html