調査があるのでご紹介したいと思います。
補助ブログの2013年12月2日エントリで、男女べつの睡眠時間の
国際比較について総務省統計局の調査をご紹介して、
このときも日本女性がいちばん寝ていないという結果をしめしたのでした。
今度はOECDの調査にもとづいたものです。
「Balancing paid work, unpaid work and leisure」
図はいつものように、舞田敏彦氏の作った2次元のグラフです。
成人男女の睡眠時間の国際比較図。日本の女性は一番寝ていない。しかも,「男性>女性」という珍しい社会。 pic.twitter.com/1fPaH4MAfN
— 舞田敏彦 (@tmaita77) 2014, 3月 11
ここで注目するところは、
1. 日本人女性の睡眠時間がもっとも短い
2. 日本人の睡眠時間は「女性<男性」となっていて特異的
のふたつだと思います。
例によって日本と韓国だけが、他国の集団から外れているのですが、
それでも韓国人の睡眠時間は「男性>女性」となっています。
また日本以外にメキシコともう1国が「女性<男性」となっていますが、
これらの国は女性も男性も日本よりずっと睡眠時間が長いです。
日本人女性がなぜにかくも寝ていない(寝られない)かは、
補助ブログの2013年12月2日エントリでもお話していますが、
仕事と家庭の両立の負担が、多く女性にかかってくるからでしょう。
日本人男性はもっとも家事時間が短いという調査もあります。
そのしわよせが女性に来ていることは想像にがたくないです。
「家事をしない日本の男」
付記:
補助ブログの2013年12月2日エントリでご紹介した、
総務省統計局労働局人口統計室の調査もここでご紹介しておきます。
「なぜ、日本の働く女性は世界一睡眠時間が短いのか ー結婚と家事分担・女の言い分」