2013年2月に発表された、夫婦別姓に関する内閣府の世論調査の結果を
人口比によって補正したら、賛成が反対を上回ったという
記事があるのでご紹介します。
「【国会】みんなの党の行田議員と無所属の糸数議員が
選択的夫婦別姓について質問 3月13日」
3月13日に参議院法務委員会でみんなの党の行田邦子議員と
無所属の糸数慶子議員が質問して、それに対する答弁です。
『週刊金曜日』の記事を引用しておきます。
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行田議員は、夫婦別姓の世論調査について「全体は僅差で反対が
賛成を上回っているが、世代によって考え方が分かれる。
回答人数が20代が242人、70歳以上が746人と70歳以上の割合が多すぎる。
この回答数を人口分布にウエイトし直した場合はどう変わるか」と質問。
これについて武川恵子政府広報室長は「回答結果を人口構成に補正すると、
賛成35.5%が36.6%に増加し、反対は36.4%が34.6%に減少する」と、
賛成が反対を上回っていることを明らかにした。
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4月5日の『しんぶん赤旗』でも、夫婦別姓の世論調査の結果を
人口比によって補正したことが取り上げられたようです。
残念ながら元の記事を見つけられなかったので、孫引き恐縮ですが、
つぎのツイートを引用したいと思います。
https://twitter.com/koyounoyooko/status/452348190109343745
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4/5赤旗。夫婦別姓も選べるようにする制度導入について、
内閣府世論調査(2012年)では反対36.4%、賛成35.5%で反対が上回ってる。
でもこの調査は回答者の年齢構成に偏りがあり、人口構成に応じて
補正すれば賛成36.6%、反対34.6%で賛否が逆転するんですって。
知らなかった〜
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これはむかし、わたしがこのブログの2013年2月23日エントリで
しめした計算と、おそらくおなじことをしていると思います。
わたしの結果は賛成が36.7%で、反対が34.5%で
小数点以下の値が1違っていますが、たぶん計算誤差だと思います。
「内閣府による世論調査(2)」
おなじことを考える人はほかにもいるのですね、というか、
わたしのほうがさきにやったんだからねと、軽く自己主張をしておきます。
付記:
取り上げている記事は『週刊金曜日』と『しんぶん赤旗』なのね。
こういうのを取り上げるのは左のメディアということなのかもしれないです。
実際、夫婦別姓の夫婦は日本でも存在します。
ハンドルはおなじもの(同一人物と識別できるもの)をお願いします。
http://taraxacum.seesaa.net/article/395317341.html#comment
http://taraxacum.seesaa.net/article/395399527.html#comment