女性閣僚がそろいもそろって右翼というお話をしたのでした。
「改造内閣・女性閣僚5人」
「有村治子・女性活躍担当相」
そうした彼女たちの右翼ぶりを、過去の実績を紹介しながら
くわしく書いた記事があります。
「母乳強制、DV擁護、中絶禁止…安倍内閣・女性閣僚の「反女性」発言集」
(はてなブックマーク)
記事で紹介されているのは、閣僚5人プラス政調会長の6人のうち4人、
高市早苗、山谷えり子、有村治子、稲田朋美です。
6名のうち、高市早苗総務相、山谷えり子拉致問題担当相、
有村治子女性活躍担当相、そして稲田朋美自民党政調会長は、
自民党の中でも保守派中の保守派、ネトウヨの間で“アイドル”扱いされている
極右4人組ではないか
民法改正問題に長くかかわっているわたしとしては、
「極右4人組」がそろいもそろって、選択的夫婦別姓の反対派
(非共存派)というのが、とうぜんとはいえすさまじいです。
そしてそろいもそろって、女性の権利に無理解で
むしろ反対してきた女性たちというのが、すさまじいです。
彼女たちが「女性の活用」の象徴として登用されたにもかかわらず、
逆に4人とも女性の権利や自立、社会進出を阻む思想の持ち主だということだ。
これらの人たちは、反ジェンダー平等イデオロギーを正当化する
「にせ科学」とも親和性がよかったりします。
よくこういうのばかり集めたと、考えようによっては言えそうです。
女性閣僚が歴代内閣中もっとも多いというときにかぎって、
しかも「女性活用」というお題目のもとに集めているにもかかわらず、
女性の権利に反対してきた女性ばかりになるというのは、
いったいどういう皮肉なのかと思います。
いまの日本社会はこういう女性がたくさん集められるかのようです。
しょせん日本はジェンダー平等の立ち遅れた国であり、
それが反映されたということかもしれないです。