「ネオナチとツーショット」
「ネオナチとツーショット(2)」
ツーショット写真をはじめに報道したのは外国のメディアですよ。
9月8日から9月9日にかけて、世界各国のメディアが報じています。
「安倍政権閣僚らの「ネオナチツーショット問題」を海外主要メディアが一斉報道」
稲田朋美内閣府特命担当大臣、高市早苗総務大臣、
西田昌司参議院議員が2011年に、議員会館で国家社会主義日本労働者党
(NSJAP)の代表者と会談し、記念撮影を行っていた問題について、
8日、世界各国の主要マスメディアが一斉に報道した
国際的に大きな話題になったので、それを受けてでしょうけれど、
日本のメディアがようやく動き出します。
9月9日の晩に共同通信が記事を出します。
「高市氏らが極右代表と写真 海外主要メディアも報道」
(はてなブックマーク)
毎日と朝日は9月10日です。
ここでは「外国のメディアが批判していたよ」という論調です。
「極右代表と撮影:高市氏と稲田氏ら、欧州メディアが批判」
(はてなブックマーク)
「高市総務相ら、「ネオナチ」と写真撮影 英紙など報道」
(はてなブックマーク)
報道ステーションも9月10日のようです。
画像を見るとやはり「外国メディアが言っていたよ」という論調のようですね。
ネオナチとの会合、報ステでも報道。
身元も分からないヤツと議員が会うか?あり得ない
それにしても日本のメディアの動きが遅すぎる
#報ステ pic.twitter.com/xqtwWOZx7Y
— Keiichi Okamoto (@keiichi__) 2014, 9月 10
読売にいたっては9月12日でした。
ややセンセーションがなくなりかけてきてからですよ。
「高市・稲田氏、極右団体代表の男性と写真撮影」
ネオナチとのツーショット写真を撮ったことは、日本のことですから、
日本国内のメディアがさきに動くのが本来でしょう。
日本のメディアはこの手の話題にはいつも動きが鈍いのですよね。
外国メディア(通常は欧米の民主主義国のメディア)が報じると、
ようやく動き出すという調子です。
「シャラップ上田」や「ナチスの手口」のときもそうでした。
ツイッターで話題になって、外国メディアが報道して、
ようやく日本のメディアが報道するパターンが定着したかのようです。
これも一種の「外圧」なのでしょう。
日本のマスコミは、こういうのはできれば避けたいと思っているのでしょうか?
外国メディアから報道されると、自分たちも報道をはじめるあたり、
国際社会に知られてはしらを切れないとは思うようです。