高市早苗氏がヒトラーの政策を礼賛する本に、推薦文を書いていたのですよ。
「「説得できない有権者は抹殺」高市早苗推薦、自民党のヒトラー本が怖すぎる」
(はてなブックマーク)
「高市早苗総務相がナチス賛美の「ヒトラー選挙戦略」に推薦文、
ネオナチ団体代表との記念撮影は国際問題に」
「昔からナチシンパだった!?高市早苗総務大臣が自民党広報部長の
「ヒトラー賛美本」推薦文を書いていた」
ネオナチ団体の代表者と写真を撮ったことが問題視されている
高市早苗総務大臣が、今から20年前に当時の自民党東京都支部連合会の
広報部長が出版した「ヒトラー選挙戦略」の推薦文を書いていたことが判明した。
書籍は人権団体に問題視され発禁となっているが、
高市氏が実際に「ナチスの手口」を学んだかは不明だ
問題のヒトラー礼賛本は、『ヒトラー選挙戦略』(小粥義雄著、永田書房)、
1994年4月の出版で、いまから20年前の本です。
本の内容は以下のトゥゲッターまとめで触れられています。
「ネオナチ写真問題に関連して『HITLER(ヒトラー)選挙戦略』に
ついての荻上チキさんのつぶやき」
(はてなブックマーク)
こういう危険な本に推薦文を寄稿することがなにを意味するかは、
言うまでもないことだと思います。
問題の推薦文はこちらで見られます。
高市早苗の文章を引用しておきます。
http://matome.naver.jp/odai/2141031878564112301/2141031916564548803
候補者と認知された瞬間から始まる誹謗、中傷、脅迫。
私も家族も苦しみ抜いた。著者の指摘通り勝利への鍵は「強い意志」だ。
国家と故郷への愛と夢を胸に、青年よ、挑戦しようよ!
このヒトラー礼賛本の著者、小粥義雄氏はじつは当時の
自民党東京都支部連合会の広報部長だったのです。
自民党自体がヒトラー・ナチスの礼賛をしようとしていたのですよ。
昨年の7月に麻生太郎氏が「ナチスの手口に学ぼう」などと言って、
騒ぎになりましたが、20年前に自民党は党レベルで
本当にナチスの手口に学ぼうとしたのでした。
この本には、イスラエル大使館や、ユダヤ人団体
サイモン・ウィーゼンタール・センターから強い抗議がありました。
さらに外国メディアが取り上げるようになったので、
国際問題に発展する可能性を懸念して、
出版からわずか2ヶ月で絶版回収となったのでした。
なんだかきょうびの展開とよく似ていますね。
いまから20年前とはいえ、ヒトラー礼賛本に推薦文を書くような
政治信条の持ち主であれば、ネオナチがやってきて
「いっしょに写真を撮りたい」と言ったところで、
ごもっともなことだろうと思いますよ。
「ネオナチとツーショット」
「ネオナチとツーショット(4)」
高市早苗氏はネオナチとツーショット写真を撮ったことについて、
12日の閣議後の記者会見で「その方の所属団体なり、
思想信条なりが分かっていたら決してお会いもしなかったし、
写真も撮らなかった」なんてコメントしたのでした。
ところが実際にはわかっていたら、「思想信条が近い」とよろこんで
撮影に応じたのではないかという気がしてきますね。
「高市総務相「誰か分からなかった」 「ネオナチ」写真」
付記:
ヒトラーは例の著書『わが闘争』の中で、
「日本は現在文明が繁栄しているが、これはドイツの文明を
導入しているからで、優秀なドイツ民族との接触が断たれたら、
日本はふたたび野蛮国となる」という主旨のことを書いているのですよね。
『わが闘争』が出版されると、日本でも出版されたのですが、
このくだりはさすがに削除されたのでした。
日本人がヒトラー・ナチスを礼賛するというのはこういうことだ
ということも念頭に置いておくとよいでしょう。
http://togetter.com/li/718351
ちなみにヒトラーは「我が闘争」のなかで日本人を
「模倣しかできない二等民族であり一等民族たるアーリア人の光に
照らされないと光れない月のような存在である」と貶していたりする。
そして、日本と同盟組んだら、日本人を「東方アーリア人」と
ヨイショする無節操さ。←これが「ナチスから学ぶべき事」だったりして
たぶんだれも辞職しないでしょうし、
安倍は理解していないだろうと思います。
もっともすくなくない日本国民が、理解していなさそうでもあるのですよね。
その瞬間襲われたら防ぎようが無いもんね。
で、よりにもよってネオナチ崇拝者が総務相になったと。
総務省は電波法やら何やらで、放送と通信の許認可を握っているとか。
ゲッペルスが考案したと言う、ナチスドイツの国民ラジオを思い出すのは私だけ??
このエントリにコメントありがとうございます。
>見ず知らずの人物とツーショットを撮るなど、あり得ないのでは?
場所も議員会館ですからね。
得体の知れない人物を入れたりしないはずですよね。
山田一成も自分がネオナチ団体の代表だとは
言わなかったのではないかと思います。
あとで高市が山田のウェブサイトを見て、どういう人か知ったとしても、
べつだん気にも留めなかったことは考えられます。
>ナチスドイツの国民ラジオを思い出すのは私だけ?
ほかにもおなじことを考えたかたは、いるのではないかと思います。