性的少数者に関する公開質問を、各政党に対して行ないました。
それを見ていきたいと思います。
「2014衆議院議員選挙・各党の回答結果」
(はてなブックマーク)
「自民党からまた衝撃回答「性的少数者について人権問題として取り組まなくてよい」
(はてなブックマーク)
「自民党が性的マイノリティについて「人権問題として取り組まなくてよい」と
回答したことの帰結を考える」
(はてなブックマーク)
自民党の回答がかなりすさまじいのですよ。
質問と全政党の回答はリンクさきをご覧いただくとして、
そのすさまじい箇所だけ引用したいと思います。
http://blogs.yahoo.co.jp/project_gl05/65086604.html
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/65093516.html
@人権問題として同性愛者や性同一性障害者らの性的少数者について
取り組んでいくことをどう思われますか?(複数回答可)
●自由民主党【B】人権問題として取り組まなくてよい
A性的少数者の人権を守る施策の必要性についてお聞きします
●自由民主党【E】性同一性障害者への施策は必要だが、同性愛者へは必要がない
Gアメリカでは最高裁で同性婚を支持する判決が出されました。
先日もイギリスで同性婚の受付が開始されるなど
海外では同性婚や同性同士でも夫婦と同等の
社会保障を受けられる制度が広がっています。
性的少数者も愛するもの同士で人生を共に歩んでいきたいと考えますが
(相続、社会保障などで不安があります)、
日本ではどのようにしていくべきだと考えますか?(複数回答可)
●自由民主党【C】こうした制度は異性間のものであるべきで特に必要ない
性的少数者の問題は人権問題として取り組まなくてよく、
同性愛者の人権を守る施策は必要ではなく、
婚姻制度や社会保障は異性間のものであるべき、というのですよ。
見事なまでの同性愛排除です。
正直で結構とも言えますが、よく堂々と言えると思います。
自民党の家族観は、ご存知のように高度経済成長期に
日本に定着した「家族のカチ」なるものです。
ここには異性間の夫婦しか存在しないので、
ここに入らない同性結婚は排除されることになるのでしょう。
アメリカ合衆国で、同性結婚を禁止する結婚防衛法に
違憲判決が出たとき、あの八木秀次氏はこんなことを言っていました。
自民党の同性結婚に対する思想も、これと同様なのでしょう。
「婚姻は次世代を担う子供を産み出すものとして法律で特別に保護されてきた。
家族制度の根幹が崩れるので、同性婚を法的に認めるべきではない」
かかる自民党の臆面もない回答に驚いているかたも
いらっしゃるようですが、じつは意外性はないことなのですよね。
2012年12月の衆院選の前にレインボープライド愛媛が行なった
政党向けアンケートでも、自民党はおなじ回答をしていたからです。
「回答・2012衆議院選挙 政党別回答@」
ほぼおなじ時期になされたp-WANのジェンダー平等アンケートでも
「性的マイノリティに対する差別や社会的排除をなくす」という
質問に対して、自民党は「どちらかと言えば反対」と答えています。
「「ジェンダー平等政策」全政党公開アンケートの結果のご報告」
http://andlaw.jp/blog/2014/12/07/ldpsayslgbtissuesarenothumanrightsissues/
自民党は、2年前の前回総選挙の際にもレインボープライド愛媛の
質問に対して同様の回答を行っているほか、
「ジェンダー平等政策を求める会」によるアンケートに対しても
「性的マイノリティ(LGBT)に対する差別や社会的排除をなくす」という
質問項目について「どちらかと言えば反対」という回答を寄せており、
アンパサンド法律行政書士事務所の記事の最後に
毎回驚くんじゃなくてもう「そういう政党なんだ」と認識しないと。というコメントが引用されていますが、わたしもそう思います。
したがって
LGBTをはじめとするセクシュアルマイノリティの権利擁護にということにもなるでしょう。
関心を持つ有権者は、自民党にだけは投票してはいけない、
次世代の党よりずっと前から、名前が実態を表わさない政党があった、
ということですね。(みんな知っていると思うけれど。)
この調査、新聞記事にもなりましたね。
http://www.asahi.com/articles/ASGD95WQZGD9UTFK012.html
日本でセクシャルマイノリティ犯罪者が起こす事件で、同性愛者犯罪加害者の逮捕が増え続けてるじゃねえか!
浅山克己の連続放火殺人事件や品川のレズビアン殺人事件。
三度も逮捕された声優のアイコによる睡眠薬を使った昏睡強盗事件。
福島のレズビアン刑務官の高野舞の交際相手の親族に暴行した事件。
これら以外にも性的マイノリティLGBTが起こす犯罪が増加してるぞ!
無責任なゲイリブは同性愛者や、
性的少数者の権利や差別及び人権を主張する前に、
増え続けているセクシャルマイノリティ犯罪者及び同性愛者の犯罪加害者を野放しにするのではなく、
増え続けているLGBT犯罪者加害者を減らすために、
何か対策を考えるほうが先だ。
犯罪が多いというのなら、根拠を出す必要があります。
また本当に犯罪が多くても、排斥する理由にはならないです。
このような煽動は、一般に外国人や異民族に対して行なうことが
多いのだけれど、性的少数者に対してやる人もいるのですね。