昨年の5月10日エントリで、日本とEUが経済連帯協定(EPA)と
戦略的パートナーシップ協定(SPA)を締結する交渉を
続けていることをお話したのでした。
「EUが経済協定で人権条項」
そのときEUがSPAに「人権条項」を設けることを主張して、
日本側がそれに猛反発をしたので、すこし話題になったのですよね。
このEPAとSPAの対EU交渉はそのあとどうなったのかと
思っていらっしゃるかたもいるだろうと思います。
交渉は順調に続いています。
SPAは2014年6月に第5回交渉、11月に第6回交渉がありました。
次回第7回は2015年の年明けに開く予定とあるので、
近いうちに行なわれるのだろうと思います。
「日・EU戦略的パートナーシップ協定第5回交渉会合終了」
「日・EU戦略的パートナーシップ協定第6回交渉会合終了」
EPAは2014年の12月に第8回交渉が行なわれました。
予定では2015年、すなわち今年の妥結を目指しています。
「日EU経済連携協定(EPA)交渉」
「日EU経済連携協定(EPA)交渉の第8回会合開催」
「日本・EU、経済連携協定交渉で来年の妥結目指す」
議事録を公開していないのか、SPAもEPAも「会合が開かれた」、
「こんな人たちが参加した」と書くくらいで、
具体的にはどんなことを話したのかまでは、書かれていないです。
なので人権条項がどうなったのかもわからないです。
戦略的パートナーシップ(SPA)についての解説記事。
「戦略的パートナーシップ協定と自由貿易協定」
「欧州議会議員に聞く2協定の意義」