いくつか記事があるので並べておくことにします。
「セックスレス大国・日本 すれ違う男女の価値観 つまらないセックスに陥る人々」
(はてなブックマーク)
「日本の処女・童貞率をワシントン・ポスト誌が「文化的に奇妙」と指摘」
(はてなブックマーク)
「セックスレス夫婦 45%に増加」
(はてなブックマーク)
「セックス離れ:若い男性、性の「絶食化」 3000人調査」(1/3)
「セックス離れ:若い男性、性の「絶食化」 3000人調査」(2/3)
「セックス離れ:若い男性、性の「絶食化」 3000人調査」(3/3)
(はてなブックマーク)
毎日とNHKの報道で紹介されている、日本家族計画協会の
「男女の生活と意識に関する調査」はこちらです。
PDFが配布されていますが有料です。(2052円)
「「第6回男女の生活と意識に関する調査」報告書」PDF版が発行されました」
ビジネスジャーナルの記事で紹介されている、デュレックスの調査はこちらです。
「セクシャル ウェルビーイングサーベイ」
「セックスの頻度と満足度」
相模ゴム工業の「ニッポンのセックス」はこちらです。
「ニッポンのセックス」
「セックスの回数、セックスレス etc」
日本家族計画協会の調査は、毎日新聞の記事に出ている図を転載します。
2年ごとに調査をしていますが、男女とも年とともに
セックスしたくないという人が増える傾向にあります。
また男女とも低年齢層のほうがセックスに無関心な人が多くなっています。
20代後半よりも20代前半のほうが、さらに20代よりも10代のほうが
性欲が強そうですし、これはいささか意外ではないかと思います。
夫婦のセックスレスの理由についても図が出ています。
男女で傾向に差がありますが、「仕事で疲れている」が
男性で1位、女性で2位というところに注目しておきます。
図は載せていないですが、毎日の記事中に文章で述べられていることとして、
男性の性交経験率が5割を超える年齢が、
--------
2014年: 29歳
2012年: 26歳
2010年: 26歳
2008年: 23歳
--------
となっていて、急速に高年齢化していることがあります。
女性は2014年は28歳で、2008-12年までの調査では24-27歳なので、
高年齢化していますが、男性ほど顕著ではないと言えます。
追記:
「性交経験率5割の年齢」のデータは、間違いがあることがわかりました。
「日本家族計画協会」の集計ミスで、現在は訂正されています。
2014年の男性の「性交経験率5割」の年齢は「20歳」です。
「性交経験の年齢を訂正」
夫婦のあいだで1ヶ月以上セックスがない「セックスレス」の割合は、
--------
全体: 44.6%
男性: 36.2%
女性: 50.3%
--------
となっています。
過去のデータとの比較ですが、NHKの報道にすこし言及があって、
前回調査の2012年は全体が41.3%で、今回はそれより3.3ポイント増加、
調査を始めた2004年は31.9%で、12.7ポイント増加であり、
年々セックスレスの割合は増え続けています。
デュレックスのサイトはしゃれた作りになっていて、
「セックスの頻度と満足度」という調査は、つぎの地図が出てきます。
地図上の黄色い丸か下の国名にカーソルを乗せると
数値が表示されるようになっているのですよね。
全部のデータを一覧できる図や表は見当たらないので、
直接サイトを開けて、カーソルを当てて確認されたいと思います。
ビジネスジャーナルの記事には、デュレックスの調査結果について
いくつかの国の数値が引用されています。
日本は諸外国とくらべても、いちばんのセックスレスの国なのですね。
(1週間やらないと「セックスレス」という基準については、
いろいろと意見もあるかもしれないです。)
相模ゴム工業の「ニッポンのセックス」の調査を見ると、
既婚者・交際相手がいる方に対して「結婚相手、交際相手とという質問に対する結果がつぎのようになっています。
世間一般に言うセックスレスだと思いますか?」
これは自分でセックスレスと思うかどうかであって、
実際に回数を訊いているのではないですが、
40代と50代の男性の6割以上がセックスレスだと思う、
というところを強調しています。
もっともつぎの
セックスが少ないと答えた方に対して「もっとセックスをしたいと思いますか?」という質問の回答を見ると、男はもっとセックスをしたいようですよ。
さらに
前問にて「もっとセックスをしたい」と答えた方に対してという質問の回答は、「相手がその気になってくれない」が
「なぜご自身の希望よりもセックスが少ないと思いますか?」
いちばん多いのですが、仕事や家事が忙しくて時間がないとか疲れている
という理由が、やや目立つことに言及しておきます。