今年の始めなので、すでに1ヶ月以上経っているニュース。
フィギュアスケート選手の安藤美姫氏は、
スペインのフィギュアスケート選手ハビエル・フェルナンデス氏と
交際しているのですが、自分とフェルナンデス氏と娘の3人で
写っている写真をインスタグラムに公開したことが
物議をかもしたのですよ。
「奔放すぎる安藤美姫、スケート連盟激怒&関係者困惑…
取材で異例の自粛要請も空振り」
(はてなブックマーク)
「安藤美姫さん恋人批判に怒り「許し難い」」
安藤美姫氏が交際していること、そして写真を公開するなどして
それをまったく隠そうとしないことが、
日本スケート連盟はなぜかとてもご立腹なのですよ。
ネットでも一般のユーザからフェルナンデス氏に対する批判がありました。
彼らはなににご立腹なのかというと、こういうことなのですよ。
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未婚の母で1歳児の娘を抱えながらの交際宣言とあれば、
連盟関係者もフィギュア界のイメージを悪くすると眉をひそめているのです」
「フィギュア界は老若男女が応援してくれてこそ成立するため、
見る人の夢を壊してはいけない。
荒川さんや浅田真央選手にみられるような純潔さが理想です。
安藤の奔放な言動に連盟はもちろん身近なスタッフも頭を抱えているようです」
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安藤美姫氏もハビエル・フェルナンデス氏も単身者どうしです。
なので交際したところで不倫ではないですし、
「イメージを悪くする」などと非難されるいわれはないことです。
だれがだれとお付き合いしようと自由なのに、
この程度でどこが「奔放」なのかと思います。
だいたい「純潔さが理想」とはなんなのかと思います。
わたしが連想したのは、女子アナウンサーの内定が取り消しになって
訴訟を起こした女子大生のことですよ。
スケート連盟の発想も、日本テレビとおそらくおなじでしょう。
男にとって穢れていない「聖母」と穢れている「娼婦」に女性をわけて、
選手は「聖母」でなければならないということです。
「女子アナ内定取消で訴訟」
日本スケート連盟も「男社会」による「女の品評会」をやっていて、
女子選手はその「品評会」のために消費される
「賞品」ということなのかもしれないです。
「賞品」だから穢れのない「聖母」である必要があるのでしょう。
「女子アナ内定取り消し裁判に「そろそろ本当のことを言おうよ」」
苦虫をかみつぶす日本スケート連盟や、一般のネットのユーザの圧力に
安藤美姫氏が屈する様子は、さいわにしてないみたいです。
(記事の見出しにも「自粛要請も空振り」とありますね。)
日本人というのは、一般にこの手の圧力にみょうに弱く、
すぐに屈して言動を撤回することが多いのですが、
安藤美姫氏にかぎってはそういうことはなさそうです。
昨年12月14日の「第7回ペアレンティングアワード」の
授賞式に安藤美姫氏が参加したときも、
確信をもってフェルナンデス氏との関係のことを語ったみたいです。
イベントの関係者は、日本スケート連盟の顔色をうかがって
子育て以外の交際に関する部分は使わないでほしいと、
新聞社に要請したのですが、空振りに終わったとあります。
(ペアレンティングアワードは子育てを応援し、
日本をもっと子育てのしやすい国にすることがコンセプトです。
それなら因習・反動的な家族・ジェンダー観からは脱却する
必要があると思うのですが、それにまっこうから反する
家族・ジェンダー観を標榜する日本スケート連盟の
顔色を伺うのはなにごとかと思います。)
安藤美姫氏はかねてから背景思想があるようです。
日本社会に支配的な純潔思想や家族思想に異を唱えているのですね。
以前婚外子を出産したことを明かしたもの、
こうした日本の因習・反動的な家族観やジェンダー観に
意義を唱えたいものもあったのではないかと思います。
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以前から、スポーツ選手が私生活面でも過度に保守的な純潔さを求められ、
自由な恋愛なども許されずに選手たちが窮屈な思いを強いられる
日本の状況に異議を唱えてきた安藤。
賛同の声も多いそんな安藤の“進んだ”価値観が、
日本で受け入れられる日は果たしてくるのだろうか
========
安藤美姫氏くらい世界を舞台に活躍するアスリートとなると、
とうぜん諸外国の事情もよく知るところとなるでしょう。
なおさら「日本の常識=世界の非常識」を実感していることと思います。
交際相手といっしょの写真を公開するというのも
外国のアスリートがよく使う方法であり、
安藤美姫氏もそれにならったということだと思います。
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「2人で堂々とデートをしたり、公の場に出席したりできるようにするため、
交際していることをあえて公表するというのは海外の著名人がよくとる手段です。
昨年、米大リーグで活躍するダルビッシュ有選手が
レスリングの山本聖子選手との交際を公表したことにもみられるように、
海外で活躍するアスリートにとってこの手段は都合がよいのです」
========
今後も日本の因習・反動的な家族思想やジェンダー観に立ち向かうべく、
安藤美姫氏には健闘してほしいと思います。
付記1:
安藤美姫氏が婚外子の出産を公表したときのバッシング。
「安藤美姫バッシング」
「安藤美姫バッシング(2)」
付記2:
ペアレンティングアワードのサイト。
「ペアレンティングアワード」
「結果発表|ペアレンティングアワード2014」
「ペアレンティングアワードとは?」
付記3:
安藤美姫氏に関してはこんな記事もあります。
「安藤美姫が語る「女が逆境を生き抜く方法」」
(はてなブックマーク)
ハビエル氏のツイへも乗り込んで彼から横っ面はりとばされたみたいです。どちらにしても流石に世界女王に何度も成る様な女性は肝の据わり方が違いますね。語学も達者でそのあたり古い人達には癪の種みたいですね。彼女には今まで通り意のままに生きて貰いたい。女性として新しい道を切り開くというより新しい道を創ってもらいたいと思います。
>どちらにしても流石に世界女王に何度も成る様な女性は肝の据わり方が違いますね
おおお、それはすごいですね。頼もしいかぎりです。
たぶん日本国内の反応は想定していたのだろうと思います。
それでバッシングも予想できて、対応の準備ができたのかもしれないです。
こういうの、外国のメディアやスポーツ協会が
話題にすればいいのにと思います。
日本は外圧に弱いですからね。
ある程度の効果はあるのではないかと思います。
>彼女には今まで通り意のままに生きて貰いたい。
>女性として新しい道を切り開くというより新しい道を創ってもらいたいと思います
まったくですね。
ご自身のためにも我が道を行ってほしいし、
あとにつづく人たちのための新しい道も作ってほしいと思います。
「空に向かって」という彼女の自伝を読むと幼い頃からいろいろな習い事をやらされた。
中で水泳は好きだったのに半年ほどでお母さんにやめさせられた。
理由はある程度泳げればいい。それ以上水泳を続けいると女の子なのに筋肉が付きすぎてダメとの理由だったそうです。
またお子さんについては父親である男性が逃げてしまったのか、逆に別れたくない、別れるのは仕方なくても子供には父親として半分の親権があると主張している場合とではまるっきり話がちがってきますよ。後者だった場合、海外ーおそらく欧米のことだと思いますが、父親の親権主張が日本と全く異なります。
別れたら普通、子供は母親の側にすべて親権があるのが常識というのは欧米では非常識になります。
安藤さんが父親は逃げたとか、細かな話し合いの結果、私が100%の親権を得たとか定期的に父親と子供を会わせる条件で合意したなどの説明がないわけですから誰に問題があるとか日本のジェンダーについての意識がどうとは言えないと思います。
>どうとは言えないと思います
なぜ日本のジェンダー意識が免責されるのかわからないです。
どちらが良いか悪いかでなく、安藤さんが海外事情に詳しいから日本の常識に一石を投じているかのような見方は逆で、別れたら女性に親権が渡ること前提の日本の常識を常識のままに解釈されているのだと思います。
>一石を投じているかのような見方は逆で、
http://news.livedoor.com/article/detail/9637324/
========
以前から、スポーツ選手が私生活面でも過度に保守的な純潔さを求められ、
自由な恋愛なども許されずに選手たちが窮屈な思いを強いられる
日本の状況に異議を唱えてきた安藤。
========
というのをエントリで引用していますが?
それからエントリでリンクしていますが、つぎの対談記事があります。
「安藤美姫が語る「女が逆境を生き抜く方法」」
http://toyokeizai.net/articles/-/18550
そもそも日本でも海外でも安藤さんのような未婚で出産して相手を明かさず、親権の経緯も説明せず新たな恋人を公開するというアスリートが過去にいらしたんでしょうか。
海外と比較して日本がおかしいという持って行き方が不自然で、海外にそのようなアスリートが思い浮かばないという空回りが痛いですね。
海外のパパラッチのようなものも日本以上に迷惑でしょうし。
>海外と比較して日本がおかしいという持って行き方が不自然で
ぜんぜん不自然ではないです。
海外では日本国内と同様の理由で安藤美姫さんを
叩いている人たちが顕在化していないからです。
「不自然」とか「空回りが痛い」と言うのなら、
海外でも日本とおなじような理由でおなじ程度の規模で
安藤美姫バッシングが起きていることをしめしてほしいです。
前とその前のコメントにある離婚時の
親権のお話はなんだったのですか?
日本は片親親権しか認められていないけれど、
欧米の民主主義国はどこも両親親権というのは、
わたしも知っていますが、それが今度の安藤美姫のことと
どう関係あるのかと思います。
もう男が困ったもんで、また海外と比べたらという方向に持っていきたくて仕方がない。
一般の雑誌でも座談会のいうな形で、女性が集まって男の悪口を言い合い盛り上がる。
その逆のパターンもありますけど、私はどちらにしても何を盛り上がってんの?淋しい人達なんだねと思うだけで、ある時期から読むことさえやめましたが、男女ともにそういう需要があるんだろうなとは思います。
親権については、それこそ日本はおかしいと指摘され、場合によって犯罪扱いされているのは当然知っていましたよ。
でも、そんなこと日本の常識がおかしいからとか国際結婚するなら知っておくべきだとか指摘しないわけです。他人であっても日本の女性の味方だから。
ところが女性団体は日本の男がダメだというネタ探しをやったり、海外に流したりしますね。
なんでそういう人になってしまったのかという怒りというか同時に同情しますね。
ネットというのは不思議な媒体で、普段は心の奥に本音を閉ざしている人達も、ネットの上ではその匿名性を武器に時にひどく言いたい放題になるわけですね。そして少数だったのが、バッシングが増幅して世論まで作りあげてしまう。(先日のISクソコラ選手権なんてのも、社会的な意義はゼロで、ただ「無責任」にやってるだけで)。まあ、そこに日本人の本質、というのが、一つのくくりで見えてくるかもしれません。
一方で、週刊誌ネタ的に言うのであれば、安藤さんの子供の父親は非公開、そして、安藤さんと結婚する予定だった元スケート選手は非公開のまま破局(捨てた)となり、フェルナンデスについては交際宣言、、。(スケオタなので色々詳しいのだ)
生き方だけ見れば安藤さんも色んな打算を抱えており、彼女自身が日本の古い家族思想やジェンダー観とたたかっているわけではないのでしょう。それを周辺に利用されるているだけです。まあ、こっちは、それでいいのですが。
メディアというのは、いい時はあげてくれますが、そうではないときは下げますので、諸刃の剣です。彼女はそれがわかっているのかいないのか、メディアの使い方がご都合主義的に感じられます。彼女自身のリスクを考えると(日本のアイスショーに招待されないなど)、もうちょっとメディアの使い方が上手になってほしい、とスケオタとしては思います。
>私が言いたいのは女性団体の人のインタビューを受けても、
>これは誘導ですから本質でもなければ面白くもないということです。
いままでのコメントと「言いたいこと」が違っているようですが?
>親権については、それこそ日本はおかしいと指摘され、
>場合によって犯罪扱いされているのは当然知っていましたよ。
それで?
離婚時の親権のことを持ち出して、なにが言いたいのですか?
安藤美姫さんの今度のこととどう関係があるのですか?
>そんなこと日本の常識がおかしいからとか国際結婚するなら
>知っておくべきだとか指摘しないわけです。
安藤美姫さんに、離婚時の親権の問題について、
だれも指摘しなかった、という根拠はなんですか?
>女性団体は日本の男がダメだというネタ探しをやったり、海外に流したりしますね
「日本の家族・ジェンダー観はだめだ=日本の男社会が
作ってきたものはだめだ」と言われるのがあなたは不愉快だ、
ということはわかる、というか、いままでのあなたの
コメント内容から予想通りです。
日本の男、というか、家族やジェンダーに関する
社会通念がだめなのは、はなはだ残念ながら事実です。
「ねた」はわざわざ探さなくても、むこうから飛び込んできます。
日本から情報を流さなくても、海外メディアのほうから
関心を持ってくれることも結構ありますよ。
家族やジェンダーに関する日本の問題を指摘しても
日本国内では反応がよくないですが、外国では好意的に
取り上げるのですから、外国メディアを信用するのは当然です。
ところで安藤美姫さんの、フェルナンデスとの交際の件、
外国のメディアが取り上げているのですか?
>普段は心の奥に本音を閉ざしている人達も、
>ネットの上ではその匿名性を武器に時にひどく言いたい放題になるわけですね。
>そして少数だったのが、バッシングが増幅して世論まで作りあげてしまう
ネットというのは、ひずんだ意見を発散させやすいと思います。
怖いことにそれが一定の世論を作るにいたることもありますね。
そういう「ネットの世論」は、現実世界の世論とは
かけ離れていることが多いのですが。
現実世界でいくら少数派でも、ネットをやっているかぎり、
「ネットの世論」が力を持つのはたしかではあります。
>生き方だけ見れば安藤さんも色んな打算を抱えており、
第一の目的はご自分の生活のためなのはたしかだと思います。
それが日本の因習・反動的な家族・ジェンダー観と
闘っているという部分はあると思いますよ。
というか、安藤美姫さんのような生きかたをすれば
おのずとそうならざるをえないと思います。
>彼女はそれがわかっているのかいないのか、
>メディアの使い方がご都合主義的に感じられます。
このあたりは、わたしには判断がむずかしいですね。
自身のリスクを下げるためとなると、おのずと周囲に迎合することになり
「保身的」となって、安藤美姫さんとしては自分の生きかたを
守れなかったことになると考えたのかもしれないです。
おととしの婚外子を産んだことに関しては、
メディアはどこも最初からバッシングの論調でしたから、
利用できる余地はなかったと思います。
対決姿勢を出さないわけにはいかないでしょう。
南場さんは典型的以上に父親中心、父親支配の家庭で育ったそうですが、だからといって社会に出てから、創業してからも女であることで得したことはあっても損したことはないと書かれていますよ。
それに南場さんこそ国際派の女性といえますが海外と比べて日本企業が、日本の男が悪いような言及はないし、実際に講演依頼も女性のための何々という趣旨のものは基本的にお断りしていると。
こういう認識の差はどうして生じるんでしょうかね。
男が作った社会だからとか言ってばかりの女性には都合の悪い女性です。
でもまったく別の世界で名古屋の河村市長が面白いのは、自分がうまくいかないときは全部社会のせいにしていた。だから今、うまくいってない人は自分を棚に上げてでも社会やシステムのせいにして機会を狙っていればいいと。
こういうストレートな公言だと、そうだな、面白いなと思いますけど、変に社会学みたいなものを装って言及する、女性団体として圧力をかけるように展開するから、どうせフェミが言ってることと逆に軽んじられますね。
(たんぽぽさん、上のわたし宛のコメントありがとうございました。)
>DeNAの創業者、南場智子さんの「不格好経営」という本には
その本がどうかしたの?
>でもまったく別の世界で名古屋の河村市長が面白いのは、
河村たかしがどうかしたの?
両方とも安藤美姫さんとは関係ないようですが?
>私は近頃頭を使ってないのもありまして、ヒラリーさんの論点がよくわかりません
わたしもわからないです。
たぶんあたまを使っていても、わからないのではないかと思います。
「ヒラリー」氏は、ここへコメントするたびに、前と違うお話を始めますね。
わたしが前のコメントでお尋ねしたことには、お答えしないのですよね。
ジェンダーに関して日本が遅れていることを批判されること、
とくに外国人に実態を知られることがはなはだ不愉快
ということだけは、わかるのですが。
>(たんぽぽさん、上のわたし宛のコメントありがとうございました。)
いえいえ。
テーマは安藤さんの例を通した日本の家族やジェンダー観。または日本社会や企業ということですよね。
最初に、うがんざきさんが書かれたように本当は特に全体論でもなく安藤さんはメディアとの接し方がうまくなかった。ということでいいと思います。
それを安藤さんが諸外国をよく知っているから日本の風習に立ち向かおうとしているとか、諸外国と比べて日本のジェンダー観がおかしいとの題材にしようとするので、それは関係ないのでは?ということです。
安藤さんがご自身の生き方や選択に自信があれば個人としてそれを通していけばいいだけです。日本のスポーツ選手が入れ墨彫りまくって、いいと思えば個人で主張すればいいだけで「ベッカムはじめ外国人選手の墨を知らないんすか?」とか海外や外国人を持ち出してもダメですね。
また南場さんが企業、創業者として女性としての不利などなかった等の見解に、それがどうした?ということなら、どんな女性の見解もそれがどうした?で済ませばいいんじゃないですか。
安藤さんの出発点には思想的なものも、ジェンダー論的なものがあったわけでもない、というのは私も同意です。たとえば婚外子を生む、なども成りゆき上はそうなっただけでしょう。ただし、その結果、前時代的なスケ連の圧力や、一般人からの容赦ないバッシングに、彼女は屈せず戦っているのは事実ですし、”海外では子を持つ親にもっと周囲の協力がある”、という彼女の経験値からの主張もごもっともでしょう。
で、こういったことを外側の人間が、フェミニズムの文脈で語るのは別に許容されるべきですよね。
たとえば私の知り合いにも次々に彼氏を変えて子供作って自由恋愛しているママ友がおりますが、本人には思想はありませんが、フェミニズムの題材としては非常に興味深い事例です。
(思想をもって行動している人より、思想のない人の方がフェミニズムの先にいっちゃってるな〜ということはよくあり・・・)
もっともたんぽぽさんはここでは、スケ連のあまりに古い価値観での対応について批判をし、また、安藤美姫が負けずに戦っていることのエールでしょう。
なんらおかしな文脈ではないと思いますが。
なんて、↑まったく的外れな書き込みであったら、ヒラリーさん、ごめんなさい。
でもやっぱり親権の話はよくわかりません・・。
そうですね。ちょっと話が長くなってしまうかもしれませんが、まず親権については海外と比較する場合に子供さんについて相手の男性がどう思っているかということです。
うがんざきさんはスケートに詳しいということで、いろいろ目にされていると思いますが、一応、この人が父親ではとの噂はあっても確信ではないのでね。
それで仮に父親が親権や週何回会いたいなど希望がある場合、揉めますし、そうなると秘密にしているのは困難です。日本なら非常に母親側の親権が強いのでそこが海外と違うと。
一方で男性側が結婚しよう。是非産んで欲しいと言ってイザ、産まれたら逃げたとなると完全に男の犯罪レベルですね。でも秘密にしているのではどちらがどうなのか分からないということです。
安藤さんの思想に基づくものではないでしょうというのもあります。
うがんざきさんのお知り合いのように、付き合う相手がよく変わる。彼女は思想などないけどっていうのは、逆にその人の人生を好きに歩んでいると言えますね。
亡くなった渡辺淳一さんが愛人とか浮気とかそういう小説やエッセイを多く書いて、そのことについて、いちいちフランスのミッテラン大統領は当時隠し子がいてもエ・アロール、それが何か?と言ってフランスではねーという話を何度も言ってましたよね。
要するに浮気や性愛の観が日本は古くさい、遅れてるとフランスを持ち出して逆に上から言及したかったんでしょうけど、そんなの自分は好きでこういう作品書いて、現実でも浮気してますと言えばいいと思うんですね。
フランスの傘使って上から言うなと。今になってそんなフランスも事実婚のオランド大統領がパートナーのバレリーさんに浮気がバレて別れることになり、バレリーさんの書いた暴露本がフランス国内でベストセラーになったと。
渡辺さん悪いけどいいときに亡くなりましたねという感じ。フランスなら通用すると思ったら大きな間違いだったわけで、浮気されりゃ怒りますよフランス人だってというね。
スケート連盟も橋本聖子さんが高橋くんにキスしてる写真が載って、いや酔っていたのもあって申し訳ございませんと言えばいいのに、これまた海外では挨拶みたいなもんですとか。
ハグとか頬を合わせる形はあっても唇でブチュってないでしょ。それをあなたがた日本人の感覚で騒ぎますけどみたいに余計なこと言うから反感を買いますよね。
ただ、小林よしのりさんが逆に森元総理が浅田真央に同じことやってもそれで許されるのか、と言ってましたが、その面で男女の違いは絶対的にあります。やはり19、ハタチのような時期にバイト先の中年、中高年女性、主婦に体触られたりカラオケボックスみたいなところで職場の人達と行って、酔ったおば様にキスされたりしても男というのは女性が感じるほどの嫌悪感はないんですよ。他の若い男性陣も昨日は参ったねで笑って流して終わるのが普通です。
その意味と感受性では特に男性は男女平等じゃないと思わないとダメで、俺は嫌じゃないからという勝手な男の主観は女性に通用しませんね。
私個人の意見としては海外に対してとか比べてとういう場合はAKBのメンバーが男と付き合ってたからって坊主頭になって謝罪するとか、そういう処女性を求めるとかファンのロリコン性は非常に気持ち悪く恥ずかしいです。秋元康という男にしても、オマエ気持ち悪いし変態だろ?それとも彼女らは商売道具か?と。
まあ、その見返りに握手券や投票券ごときで1人何枚、何十枚もCD買って貢いでくれる女に縁のないカモが儲けさせてくれるわ、で双方納得するなら構わないのかなと。気味悪くて恥ずかしいですけれどね(笑)
まあ、渡辺淳一しかり、人は自分のエロ行為を社会的にもしくはアカデミックに正当化したいのです。
(というか、自分がどれだけモテたか自慢したいだけの小さい男)
理論的には浮気も不倫も解放された性のカタチであって、私なら「チンパンジーのメスはめちゃめちゃ乱婚なんだぜ」とこれを盾に正当化するかな。
でも、現実というものは、理論通りいかず苦しみ、ジェンダーとの板挟みとなったりするので、思想なんてのは紙屑みたいになったりします。でも分析するのに思想やジェンダー論が必要なことは多々あります。
色々いいましたが、例をあげて正当化するのは、確かに滑稽な面も多いけど、先に進むには悪いことではないと私は思います。たとえば、恋愛についてはフランスが進んでいて、福祉についてはスウェーデンが進んでいて、ビールについてはドイツが進んでいて(?・・この前提が間違ってるといわれたら元も子もないが)、それぞれいいところを都合よくかいつまんでいるだけ。たぶん、相手がヨーロッパだから鼻につくだけでは?しょせんは植民地貪り食って今を豊かに暮らしてるだけの国なんだけど。
で、サムボとか、パクスとか同性愛者の婚姻だって、他国にならわないと法整備が整っていかない。いや、私が思うにジェンダー思想的には、結婚制度なんてなくすのが一番ですが、とはいっても現実は理論通りいかないし、生活もある。だから他国に習う必要がある。
(フランスの例をあげて、自由恋愛が多少なりとも市民権を得るのなら、私は悪くないと思うんだけどな。)
浅田真央に関しては、もう25歳ですよ。あの人は引き出しが無さすぎるのです。間違っても森喜朗がキスなんてさせてもらえないから心配しなくても大丈夫では。
たんぽぽさんとの意図とは全く逆にズレまくってしまいました。ほんと、いまさらながら何を書いてるんだ私。ごめんなさい。
またまた書いていることが変わりましたね。
(今度は渡辺淳一氏ですか?わたしは知らないよ。)
そしてなにを言いたいのか、やはりわからない。
あなたはまず、相手に自分の言いたいことが理解できるように、
文章を書くことをこころがける必要がありそうです。
>また南場さんが企業、創業者として女性としての不利などなかった等の見解に、
>それがどうした?ということなら、
そのお話をしてなにが言いたいのかわからないから、
「それがどうしたの?」とお尋ねしているのですよ。
安藤美姫さんの今度のことと、どう関係があるのかわからないからです。
どう関係があるのかわかるまで、時間をかけてあなたのコメントを
「解読」するだけの労力を使う気は、わたしにはないです。
だいたい南場智子氏のことを、わたしは知らないです。
自分の知らないことは発言しないのが、アカウンタビリティというものです。
それからあなたは、その場にない話題を持ってきて、
「これについて言及しろ」と要求された側の
負担というものを考えていただきたいです。
南場智子氏の件で、あなたが言いたいことはおそらく、
1. 南場智子氏は女性差別の壁にあたらなかった。
2. よって日本の企業社会に女性差別はない。
ということなのだろうと思います。
1.は事実だろうと思いますが、そこから2.を導けないですね。
日本の企業社会は諸外国の企業とくらべて女性差別的であり、
女性にとって働きにくいという事実はあります。
たとえばつぎのようにアメリカ合衆国で
現地の女性社員から日本企業が訴えられた例があります。
http://taraxacum.seesaa.net/article/337391441.html
ほかにも日本では女性管理職が、諸外国とくらべて
ずっとすくないという事実もあります。
http://taraxacum.seesaa.net/article/408630322.html
南場智子氏のように「女でも損したことはないから」
という人を持ち出して、「日本社会に女性差別はない」と
差別の存在自体を否認するのは、差別主義者がよく使う手段です。
「南場智子氏はそうだったかもしれないが、
日本社会にはまだまだたくさん女性というだけで
不利益を被っている人がいる」と考えるのが常識的判断です。
南場智子氏は実力もたしかにあったでしょうけれど、
差別の壁に当たらずにすんだのは、運がよかっただけかもしれない。
>日本企業が、日本の男が悪いような言及はないし、
>実際に講演依頼も女性のための何々という趣旨のものは基本的にお断りしている
(2015年02月16日 23:19)
というのも、好意的に考えれば自分の体験がないので
語るものがないというだけかもしれない。
悪い推測をすれば、「名誉男性」的になっているのかもしれない。
「自分は努力でここまで成し遂げたのだから、
差別を克服できないのはその女性本人に実力がないからだ」なんて、
「公平世界信念」的発想におちいっているのかもしれない。
http://taraxacum.seesaa.net/article/277088545.html
起業家なら「公平世界信念」におちいることはありがちです。
自分の成功を肯定するために、「すべては実力だった」と考え、
「たしかに自分は実力もあったが、運がよかった部分もあった」とは、
なかなか思いたがらない人が多いということです。
南場智子氏個人のことを、わたしは知らないのでこれくらいにしておきます。
「悪い推測」のほうは、ぜんぜん違っていたら失礼だからです。
推測でなく言えることは、さきにお話したように
「南場智子氏はたしかに女性差別の壁に当たらなかっただろうが、
日本社会にはまだまだたくさん女性というだけで
不利益を被っている人がいる」ということです。
あなたが主張したいであろう、日本企業における
女性差別の否定の根拠にはならないです。
(ついでながら、南場智子氏のことが安藤美姫さんの今度のことと
どう関係があるのかは、やはりわからないです。)
「ヒラリー」氏のコメントを「解読」してくださったのですね。
こちらもありがとうございます。
「ヒラリー」氏の言いたいことは。
1. 安藤美姫さんの婚外子出産や交際の公表は、思想的なものではない。
2. よって安藤美姫さんの日本スケート連盟からの対応はジェンダー問題ではない。
ということのようですね。
1.が事実だったとしても、2.を導くことはできないですね。
安藤美姫さんの婚外子や交際を否定・攻撃するのは、
あきらかに家族やジェンダーに関する因習・反動的カチカンなので、
安藤美姫さんの意識に関係なく、ジェンダー問題だからです。
これをジェンダー問題と考えて取り上げるのは、なんらおかしくないことです。
1.について、「出発点に」思想的なものはなかった、でしたら、
そうだろうと思います。(むしろそれが一般的だと思います。)
婚外子を出産することになったのも生活上の必要からそうなった、
というか、ご指摘のように「成り行き」かもしれないですね。
(思想のためにわざと婚外子を産んだのなら、そのほうが問題のように思う。)
そのあと自分がスケート連盟やマスコミや世論から
バッシングを受けたことで、自分の個人的な生活がかくも攻撃されるのは、
ジェンダーや家族に関する因習・反動的なカチカンのためだと気がついて、
その視点で言動を行なうようになった、ということはあると思います。
最初は思想なんてとくになく、ふつうに個人的生活を送ろうとしたら
理不尽な扱いに出会い、その原因に差別構造があることに気がついた
というのが、問題意識の持ちかたとしては一般的だと思います。
>もっともたんぽぽさんはここでは、
>スケ連のあまりに古い価値観での対応について批判をし、
>また、安藤美姫が負けずに戦っていることのエールでしょう
>なんらおかしな文脈ではないと思いますが。
ありがとうございます。
はっきり言えるのは、
a. 安藤美姫さんの婚外子や交際を否定するのは、
家族やジェンダーに関する因習・反動的カチカンである
b. 安藤美姫さんが闘っているのは(本人の意識に関係なく)、
家族やジェンダーに関する因習・反動的カチカンである。
ですね。
ほかに
c. 安藤美姫さんが諸外国の事情をよく知っている
のも事実だろうと思います。
d. 日本の家族・ジェンダーに関するカチカンは
欧米の民主主義国にくらべて遅れている
のはたしかですね。
>ほんと、いまさらながら何を書いてるんだ私。ごめんなさい。
いえいえ。
こちらこそ「ヒラリー」氏の相手をしてくださり、ありがとうございます。
エロ行為をアカデミックに正当化したいというのはあるんでしょうね。それでフランスでどうの言ってみたり。
マリファナ等の薬物の見解を欧米と比較して語る人とか。
本能や誘惑に負けて浮気した、その方面の薬物に手を出したというのは馬鹿にされそうだから欧米の認識や文化を持ち出したりですね。
結婚制度はフランスのパクスっていうのが要するに日本の結婚と同じなんじゃないのかと思うんですよ。
日本はフランスのようなパクスがないから遅れていると言う人もいますが、むしろ遅れているのはフランスで日本のように協議離婚できない。
ご存知と思いますが、ある夫婦が互いに納得して離婚する場合に日本なら紙一枚で済みますが、フランスやイギリスはそれを国が許さない。
2人が納得して離婚すると言っているのに国が認めなければ離婚に至れないという、こういった国の介入は日本人にはまるっきり理解できないでしょうね。
フェミニズムや社会、仕事や生活に伴う国家の位置付けで、小さな政府・大きな政府がありますが、フランスは個人主義尊重の一方で結婚や離婚について国が大きく介入しますよという感じですかね。
スケートで真央さんはどうなのか。野球界で松井は広く交換を持たれるタイプ。清原はヒールとか。ただ清原支持のコアな人たちはそこがいいんだよと言って安藤さんも誤解されたり、やはりメディアとの接し方もあるかなと。
たんぽぽさん。
米国の訴訟は日本とモノサシが違いすぎて企業でも病院や個人でも訴訟そのものに対する捉え方に大差がありますよね。
女性のことでも昨年、ゴールドマンサックスの元社員の女性たちがゴールドマンはストリップツアーのようなセクハラや昇進や報酬にも男女差がありボーイズクラブだと主張して訴えるとかの報道もありましたが。
安藤さんは何度も繰り返しになりますが、安藤さんに対して関連する男性が多いので誰がどうで、誰が良い悪いの判断はできませんよ。
ただ経緯を知らせずに安藤さんが海外と比べて日本では私が悪いように書かれているといっても、昨年、週刊朝日での林真理子さんとの対談において悪く書かれるから私は週刊朝日も含めて雑誌は読んでいませんと言ってますけど。
読まなくても誰かがお伝えしてるんですかね?不思議な話です。
それと元コーチのモロゾフ氏。当初この人が父親と言われていましたが、彼は今月のフライデーで、私は父親ではない。ただ以前、安藤さんと結婚の約束をして私の子供を妊娠した、と答えていますね。
それこそ安藤さんは訴えたほうがいいんじゃないですか。その話が真実だろうがなかろうが雑誌で言及するのは明らかにフェアではないです。
モロゾフにしても日本人にしてもやはり「国」なんですよ。
モロゾフが日本人なら何事だともっと叩くだろうし、逆にモロゾフも安藤さんが自国の選手なら絶対に雑誌で明かしたりしなかっただろうと思います。
意識していてもしていなくても「国」というのはそれだけ重要ですから外圧利用とか外国と比べて自国を叩くというのは、それこそマララさんのような大きな事情でない限り使い方が難しいですね。その場合でも元名古屋グランパス監督、アーセン・ベンケル氏のように「日本人はヨーロッパを美しく誤解している」と言う人もいます。
南場さんにしても、まったく日本では苦労が耐えませんねと言えば喜んで取り上げるメディアは多いでしょうし、ベンケル氏が日本はヨーロッパと比べて野蛮で幼稚だと言えば喜ぶ日本人は多いでしょうが、その逆だからほとんど話題にはなりません。
自虐やマゾヒスト精神を持つ人が多いのかなとは思いますが、近年そこに変化が見られることでいいように外圧利用、海外との比較を行ってきた左派は焦ってきているのも事実でしょうね。
フランスのPACSと日本の法律婚は同じとは思いませんね。PACSはカップルがそれぞれ働いて納税することが条件で、よく考えられたシステムと思います。
また法律婚は協議離婚ができないから遅れてる?そんなことはないと思います。結婚は契約関係ですので、共有財産をどうするか、子供の養育をどうするか、徹底的に審判してもらうから、逆に言えば日本みたいに別れた後なあなあになって、社会的弱者が守られなくなることがないのでしょう。
PACSなんてそもそも同性愛者のためにできたものであって、そのスタート地点ですら日本の何歩も先にいっていると思います。
要は選択肢の多い社会というのは進んでいる、と言わざるを得ない。
ただし、、お国に届け出たカップルのみに税制や社会保険などの優遇をすること自体がおかしいんじゃないかと私個人は思ってます。生き方問わず、シングルにとっても、公平な世の中が一番ではあります。
>米国の訴訟は日本とモノサシが違いすぎて
日本でセクハラの訴訟をするとつぎのようになりますね。
まわりがまったく無理解で、二次加害をしたり
法定に出ても事実無根の証言をする人が出てくるくらいです。
会社や周囲の保身のために、もみ消そうとするのですよ。
http://www.magazine9.jp/karin/100901/
前に取り上げたエントリを引用しておきます。
http://taraxacum.seesaa.net/article/383337457.html
========
実際に裁判になると原告の中国人女性に対して、まわりの人たちは
彼女の感覚では理解できないくらい非協力的だったのでした。
セクハラやパワハラを目撃した人たちは、証人として出廷が求められても
公判に現れなかったり、陳述書を書くのも嫌がったりでした。
支店の係長にいたっては「セクハラなかった」とうその証言をしたりしていました。
彼らはセクハラの摘発よりも、自己保身を優先させたものと思います。
また「性被害を受ける女性は性的に淫乱にちがいない」という偏見にもとづいて、
事実無根の証言をしたり陳述書を提出する人もいました。
さらには異動さきのホテルの同僚である中高年女性たちからも、
「自分たちもセクハラをがまんしたのだから、
あなたもがまんするべきだ」などと言われたりします。
これらは典型的なセクハラの二次加害だと言えます。
========
訴えたかたは中国のかたなのですが、なぜ日本の女性はセクハラされても
裁判を起こさないかよくわかったと言っています。
http://www.magazine9.jp/karin/100922/
========
この裁判を通して、彼女は「なぜ日本の女性はセクハラを
受けても裁判を起こさないか」がよくわかったという。
「裁判起こした女性は、会社にも周りの人にもものすごく非難される。
人格まで侮辱される。あと、体力と精神力の問題と、お金がかかる。
中国では、こんなに女性を侮辱したり、下に見る感覚はない。
========
日本というのは性被害で提訴する人を、あの手この手で妨害するくらい
女性差別的なのですから、たしかに日本と他国とでは
訴訟の「モノサシが違いすぎる」かもしれないですね。
安藤さんの子供は逆算するとモロゾフの子ではないと思います。子供の顔を見ても相手は日本人でしょう。公開しないのは不倫だからではないかと私は邪推します。万一妻より訴えられても慰謝料は楽々払えるでしょうが、社会的ダメージは大きい。
以前モロゾフの子を妊娠したけど、結婚直前に安藤から逃げられたってことらしいから、安藤が訴えるどこではないのでは?どこまで本当かわかりませんが、、(週刊誌ネタが続き失礼しました。)
さすがに中国が日本と比べて男女平等とかセクハラなんてないというのは苦しすぎますね。
個人的に中国人の知人がいますが、ちょっともう中国の差別は大変なものですよ。
だいたい中国は地域によって戸籍の質が異なるとか日本ではあり得ないことをやっている国なので。
その中国人女性が勤めた会社や男性上司の問題で、そういうことは罰則を厳しくして国家権力を強化したほうがいいと思います。
わりと電車の痴漢などは女性側の言い分を重視して結果冤罪もありますが、私も男としてそういう馬鹿な男がいるために男は誰でもそういうことをする可能性がある。性加害予備軍みたいに思われるのが非常に迷惑なので民事でなく刑事でどんどん裁いてもらいたいですね。
おっしゃるように組織なんてそういうところはダメですから、性犯罪に限らず学校のイジメや教員の体罰も隠蔽したがるので、暴力事件として刑事事件でどんどん手錠かけたらいいと思います。
そういう意味では警察、国家権力強化で企業でも学校でも警察介入を広く認める。
残念ながら飲酒運転の例で分かるように人間なんて罰則強化で減少するという単純性がありますからね。お互いのためにもなりますし。
うがんざきさん。
日本の協議離婚には幅があるのかもしれませんが、たいてい親権や養育費、財産のことなどで2人が納得同意したという場合が協議離婚で、どちらかが別れたくないとか、財産の分配に双方、または一方が不満があって譲歩できないときに裁判
になるんじゃないですかね。
また一方が浮気したのは確かでも、同時期に相手が2人の貯金をギャンブルにつぎ込んで大きく損失したとか。
なので2人が一連の件で互いに納得して決めた離婚なら逆に国が介入する余地ってあるのかなと。
突き詰めて考えれば、そこで国がもう一度介入して、本当にそれでいいんすか?どちらかが脅して強引に双方納得と偽っていませんか?と確認したり詳細に聞き入ることが後のトラブルを避けられる利点はあるかもしれませんね。
その最にカトリックだから離婚は許されませんというような宗教的背景を主張されたりすると非常に長引く可能性が高く難しいですが。
週刊誌ネタのようなことについては、お金と足を使っての取材力が馬鹿にできないというか、1ページ、2ページの記事でもお金と労力がかかっていて、ネット情報も意外と紙媒体からのものがソースになっているので結構読む価値はあると思います。
>たぶん、相手がヨーロッパだから鼻につくだけでは?
(2015年02月18日 16:54)
鼻につくとしたら、その人の欧米コンプレックスのあらわれですね。
>しょせんは植民地貪り食って今を豊かに暮らしてるだけの国なんだけど。
(2015年02月18日 16:54)
ヨーロッパの国ぐにはいまはどこも植民地時代の遺産なんて
ほとんど残っていないと思いますよ。
それどことか第二次世界大戦の大いなる罹災と、
1950-60年代の植民地喪失とで没落していく状況に抗して、
復興を進めていったのが、20世紀後半のヨーロッパではないかと思います。
>だから他国に習う必要がある。
>(フランスの例をあげて、自由恋愛が多少なりとも市民権を得るのなら、
>私は悪くないと思うんだけどな。)
(2015年02月18日 16:54)
「他国を知ることは自国を知ること」とも言いますし、
「外国から学ぶ」という姿勢は、つねに大事なことだとわたしは思います。
そうした姿勢から進歩発展にもつながっていくのですからね。
>フランスのPACSと日本の法律婚は同じとは思いませんね
(2015年02月19日 22:33)
PACSはいわば「準婚」であり、法律婚に準じたものですからね。
「ヒラリー」氏がPACSと日本の法律婚とは
おなじと思っているとは思わなかったです。
このあたりの「ヒラリー」氏の理解の程度をしめしていると思います。
>また法律婚は協議離婚ができないから遅れてる?
(2015年02月19日 22:33)
「ヒラリー」氏が言いたいことは、
1. 日本は協議離婚ができるから、離婚の困難な欧米より進んでいる。
2. よって日本の家族制度は全体的に欧米より進んでいる。
ということのようですね。
ところがご指摘のように、1. が認識として妥当ではなく、
弱者の権利の保証のための審判なのですよね。
また1. が妥当な認識だったとしても、2.は導けないですね。
なぜに離婚が容易に認められるくらいで、PACSがあって選択肢が多く、
夫婦別姓が認められたり、同性結婚が認められたり、
婚外子の権利が保証されたりといった数多くのことが
全部「ちゃら」になって、おつりが来るのかと思います。
「ヒラリー」氏は日本で協議離婚ができることを、
どれだけ過大評価しているのかと思います。
なにかひとつ日本が欧米よりすぐれている(と思ったこと)を
必要以上に強調して、日本の全肯定と欧米の全否定をはかるのは、
「ヒラリー」氏のような人にはよくある印象操作だと思います。
>ヒラリーさん、芸能リポーターのようにお詳しい
(2015年02月19日 22:57)
やたら細かいですよね。
>安藤さんの子供は逆算するとモロゾフの子ではないと思います。
>子供の顔を見ても相手は日本人でしょう
(2015年02月19日 22:57)
そのわりには、肝心なところで抜けていたりしますね。
「ヒラリー」氏は一生懸命書いているけれど、
1. 安藤美姫さんが婚外子を産んだことに対するバッシングは、
日本の家族やジェンダーに関する因習・反動的カチカンによる
2. 安藤美姫さんの交際に日本スケート連盟がご立腹なのは、
日本の家族やジェンダーに関する因習・反動的カチカンによる
ということはたしかですからね。
よって意図や経緯に関係なく安藤美姫さんが闘っているのは、
日本の家族やジェンダーに関する因習・反動的カチカンだし、
そうであればジェンダー問題として取り上げる対象となるものですね。
>いちいちフランスのミッテラン大統領は当時隠し子がいても
>エ・アロール、それが何か?と言ってフランスではねー
>という話を何度も言ってましたよね
>今になってそんなフランスも事実婚のオランド大統領が
>パートナーのバレリーさんに浮気がバレて別れることになり、
>バレリーさんの書いた暴露本がフランス国内でベストセラーになったと
>浮気されりゃ怒りますよフランス人だってというね
(2015年02月18日 08:48)
フランスのミッテラン大統領の隠し子のお話は、
『フランスには、なぜ恋愛スキャンダルがないのか?』という本に
出てくるお話だと思うけれど、あなたはなにか勘違いしているような気が
わたしにはします。
http://amzn.to/1vSdrjm
ミッテランに隠し子がいても「それがなにか?」ですむのは、
家族や恋愛といったプライベートなことと、
大統領としての公務とは無関係という感覚があるからですよ。
プライベートでなにをやっていても公務の業績とは関係がない、
つまり「公私」の分離という意識が浸透しているということです。
自分の恋人や配偶者が浮気していたら、フランス人だって当然怒りますよ。
ですから挙げられたその本にしても、もう今のフランスで通用しないんです。
昨年のニューズウィーク日本版でも記事になっていますが、サルコジ前大統領が就任早々離婚して約3か月後にモデルと再婚。パパラッチの標的となり、オランド大統領の場合は女優との浮気で有力各紙が1面で取り上げた。
パートナーのバレリーさんはショックで入院。
逆に浮気相手の女優はプライバシー侵害だと訴えを起こした。
このように政治家の私生活をとがめないフランスの風潮が消えたのはサルコジ時代からで、英ガーディアン紙は08年の時点でサルコジの件は政治家の私生活に対するフランスメディアの沈黙を終わらせたという点で影響を残し続けるだろう、と予測していた。
結局、フランス人も思われているほどこのようなスキャンダルに関心がないわけではないのだろう。ということですが、
やはりガーディアン紙の予測的中で、オランド大統領の元パートナー、バレリーさんが書いた暴露本がベストセラーになる始末です。
それに公私を分けるといっても私生活は必ず仕事に影響すると考えるのが普通です。
また別のページでは10年前にフランス人男性と結婚してパリに移り住んだロンドン出身の女性ジャーナリストが、今のフランスは10年前と違って手厚すぎる福祉のツケにより大きく物価が跳ね上がり、オランド大統領になってからは、たちまち税金も上がった。福祉の中に税金の浪費としか言えないものも含まれている。
フランスの指導者たちは、いまだに超大国だと思っているが、残念ながら今のフランスはアメリカやドイツでなく、イタリアやスペインのような国と言ったほうがいい。
と書いています。もちろんこの女性の個人意見も含まれるでしょうけれど、10年前に結婚をキッカケにロンドンからパリに移り住んだ人の実感でもあります。
逆にこれはイギリスでもアメリカやドイツでも10年前と比べて悪い方向に変わったといえる面はあるでしょうし。
ともかくフランスで政治家の異性スキャンダルについて明確に変化したことは客観的に見ても間違いないようですね。
>個人的に中国人の知人がいますが、ちょっともう中国の差別は大変なものですよ
(2015年02月20日 09:22)
中国の差別(なにに対する差別?)が本当だというのなら、
そのような国の人にとっても、ひどいと言わざるをえないくらい
日本でセクハラや性犯罪で裁判を起こしたときの対応は、
女性差別的だということになります。
わたしは
>日本の企業社会は諸外国の企業とくらべて女性差別的であり、
>女性にとって働きにくいという事実はあります。
(2015年02月18日 22:14)
と言っていたのでした。
欧米の民主主義国だけでなく、「差別は大変なもの」だという
中国とくらべても、日本は女性差別的であり、
いよいよ日本は深刻ということになるでしょう。
なんのお話をしていたのかというと
>米国の訴訟は日本とモノサシが違いすぎて企業でも病院や個人でも
>訴訟そのものに対する捉え方に大差がありますよね
(2015年02月19日 04:47)
あなたが言っていたことだったのでした。
わたしがしめしたことは、アメリカ合衆国では
セクハラや女性差別で企業を訴えることはふつうにあるけれど、
日本でセクハラや女性差別で訴えようとすると、
まわりが原告に対して二次加害をしたり、
足を引っ張ろうとするということです。
日本はアメリカ合衆国と違って、訴訟を起こすこと自体が
困難なくらい女性差別的なのですから、
たしかに「モノサシが違いすぎ」ますね、ということだったのでした。
ついでながら、アメリカ合衆国で訴えられた
日本企業ですが、彼らが「日本の感覚でいた」というのは、
訴訟になってもどうせまわりが原告に対して
二次加害したり、足を引っ張ってもみ消されるだろう
くらいに思っていたのも、あるのかもしれないですよ。
この言葉かと思って近い言葉に書き換えたり、いろいろやってみましたが、どれだけそういう用語に厳しいのかなと。
NGワードが多すぎて、またその用語も分からないですし、それだとセクハラなどについての書き込みは困難になります。
ワイセツなことが書きたいわけでも何でもないんですが、まあ仕方ないですね。
ちょっとの例外をあげて、「ちょっと変わってきてるんだ」って言いたいのはわかるけど、時に冤罪がでるほど痴漢件数の絶対数が多いのには変わらない。日本は被害者が訴えにくい現状を中国の人が指摘した文章をたんぽぽさんが紹介すればヒラリーさんは「いや中国って国はね、、、」本題からずれるばかり。
日本では被害者が訴えにくく、女性の権利が守られていないという事実は変わりません。
フランスもパパラッチの追いかけがあり、フランス内で変化が見られていたとしても、それで地位を失うところまで行っているのかどうか、国民がそれを公私切り離してジャッジしているのか、が重要であり、結果、そのカルチャーを他国と比較したときにどうなのか。やっぱり恋愛大国には変わらないという結論です。しかもサルコジもW不倫。いいじゃないですか。
だからスケ連ごときが、「ちょっと美姫さん自粛しなさい」と勧告するなんて、フランスじゃありえない、人権問題となるのでは・・。
したがって、安藤さんが日本と言う国に閉塞感を感じているのも事実でしょうし、スケ連のあまりにコンサバなやり方は決して許されるべきことではありません。
(スケオタ個人として安藤さんに思うことは色々あり、枝葉末節語ることは面白いですが、しかしたんぽぽさんがこの記事で言ってる核心部分に目を背けてはなりません。本論以外でも、時間をかけておつあいくださるたんぽぽさんには、私もですが感謝しないとなりません。)
NGワードにならないだろうと思われる例で書いてみます。
オバマ大統領が女性司法長官誕生の際に「彼女は有能で美人です」と言ったら、美人がどうの無関係。女性差別だと避難されオバマは謝罪するハメになった。
ところがその女性長官は特に気にしておらず元々オバマと仕事で交流のある女性だった。
またミシェル夫人が「私は忙しいシングルマザー」と発言した際も避難され「大統領も家庭には気を配ってくれていますが」との趣旨で言い直した。
セクハラについては元産経記者の高山正之さんと三か国語堪能の国際弁護士・立川珠里亜さんの共著「弁護士が怖い 日本企業がはまった米国式かつあげ」に詳しい真相がいくつも載っています。
アメリカや米国でなくアメリカ合衆国とご丁寧に表現されるほど憧れているんですね。
上記、そんなオバマ発言で馬鹿騒ぎするほどの馬鹿なクレーマーが多く存在する働きにくく住みにくい国としか私には思えませんが。
うがんざきさん。
たんぽぽさんもですが読み返すとどちらが男で女だか分からない感じもします。
だいたい仕事で成果を出していれば浮気だの何だのガタガタ言うなとは、古くさいクソ親父が言ってきた得意の台詞で、まさか左派女性からそんな台詞が出るとはね。
極端になると思考が男社会のクソジジイとフェミニスト女性が同等思考になるとの皮肉も面白いです。
まあ私としても松田聖子レベルまで達して外国人バックダンサーから逆セクハラで訴えられるくらいの当事者で、当然海外では女性の立場がどうしたとか愚痴らず、一般社会への提言みたいなコメント屋の仕事は一切受けないくらいの女性ならある意味尊敬しますけれど。
>挙げられたその本にしても、もう今のフランスで通用しないんです
(2015年02月22日 03:55)
「公私の分離」というのは、プライベートでなにをしていようと、
仕事の業績とは無関係と評価する、ということですよ。
「あいつは不倫するようなやつだから、仕事を任せられない」
のような判断をしないということです。
むかし日本で「政界失楽園」のかたが落選したことがあったけれど、
「不倫の批判票」なんてものは、フランスではないだろうということです。
フランス人が有名人の恋愛やら不倫やらといった私事自体に
ぜんぜん興味がない、ということはないと思いますよ。
フローベールの『ボヴァリー夫人』とか、
むかしから文学のテーマになるくらいですから、
むしろ興味はあるほうではないかと思います。
当事者が話題の人だったり、内容が衝撃的だったりしたら
とうぜん注目を浴びると思いますよ。
バレリーやサルコジのことは、あくまでそうした
「有名人の私事」という範疇で、関心を持たれたのだと思います。
公的な業績評価とは結びついていないと思いますよ。
>公私を分けるといっても私生活は必ず仕事に影響すると考えるのが普通です
(2015年02月22日 03:55)
プライベートでの活動が、公的な活動に時間的、心理的な
影響を与えるとおっしゃりたいのかな?
それでしたら、おなじ人間がやっているのですから、
フランス人でもなに人でもとうぜんあると思いますよ。
ここで言う「公私の分離」とはそういう意味ではないです。
>申し訳ありませんが、何度も投稿できませんと戻ってきますね
>NGワードが多すぎて、またその用語も分からないですし、
(2015年02月23日 23:47)
これはご不便をおかけして、まことにもうしわけないと、
わたしのせいではないですが、おわびしておきます。
どういうことばを書こうとしたのかわからないですが、
半角スペースを入れるという方法があります。
わいせつなことを書こうとしたとは思ってないのでだいじょうぶです。
文脈に関係なく、そういう単語があればはじいてしまうのですよね。
>ちょっとの例外をあげて、「ちょっと変わってきてるんだ」って言いたいのは
なにかひとつ自説に有利な事例があると、それを必要以上に強調して、
自説の全肯定(あるいは自説に反する意見の全否定)をするというのは、
ある種の論客に見られることだと思います。
わたしが見たところ、反反差別の人とか、外国と比較して
日本が遅れていると思いたくない人にありがちだと思います。
「ヒラリー」氏はすでに協議離婚や南野陽子氏のことで、
そういう議論展開をすることを、しめしていますね。
>日本では被害者が訴えにくく、女性の権利が守られていないという事実は変わりません
内部告発をするものを、「集団の和を乱す」として、
同調圧力をかけてだまらせようとするのは、日本に顕著なことですからね。
(セクハラや性暴力の告発は、この同調圧力がかかりやすいと思います。)
わたしが問題にしたのは、かかる日本的体質のほうなのですよね。
(「ヒラリー」氏は、アメリカ合衆国と日本とで
訴訟の事情が違う、と言い出したのですし。)
たまたま訴えた女性が中国人だったというだけで、
欧米人でもインド人でもおなじことになると思います。
その観点でも「いや中国って国はね、、、」
なんてお話をすることに意味はないことになりますね。
>フランス内で変化が見られていたとしても、
>それで地位を失うところまで行っているのかどうか、
>国民がそれを公私切り離してジャッジしているのか
「フランスでは公私が切り離されている」ということの意味が、
「ヒラリー」氏はわかっていない感じですね。
フランスでは有名人の不倫に関心を持たないとか、
不倫が無条件で容認されている、ということではないんだけど。
>スケ連ごときが、「ちょっと美姫さん自粛しなさい」と勧告するなんて、
>フランスじゃありえない、
わたしもフランスではありえないと思います。
婚外子を産もうと、だれと交際しようと、スケートの技術とは無関係であり、
スケート連盟がどうこう言うことではないと考えるでしょう。
>本論以外でも、時間をかけておつあいくださるたんぽぽさんには、
>私もですが感謝しないとなりません
ありがとうございます。
うがんざきさまのコメントには、わたしも感謝しています。
内容がおもしろければ、エントリの主旨からの逸脱は、
わたしはぜんぜんかまわないのですよね。
『フランスには、なぜ恋愛スキャンダルがないのか?』という本は、
たまたま知っていたので、わたしもコメントしてみました。
いくつか記事を書いているかたもいますね。
http://www.rin-5.net/001-250/205-naze_scandle.htm
http://madametosi.exblog.jp/16942401/
http://bit.ly/1ACP4vr
このお話はフランス特有の現象のようですね。
イギリスやアメリカ合衆国でも、フランスのようにはならないようです。
「フランスとそれ以外」という対比であって、
「日本と欧米」ではないのですね。
半分二重投稿になっているコメントは、ひとつ削除しておきました。
>仕事で成果を出していれば浮気だの何だのガタガタ言うなとは、
>古くさいクソ親父が言ってきた得意の台詞で、
>まさか左派女性からそんな台詞が出るとはね。
>極端になると思考が男社会のクソジジイとフェミニスト女性が
>同等思考になるとの皮肉も
「同等思考」ではありませんよ。
フランスの「公私の分離」というのは、プライベートの活動や評価と、
公的領域での業績評価と無関係ということで、
不倫をしていても仕事の評価に影響しないということです。
仕事ができていても、プライベートでやっている
不倫の是非は別途問題にすることです。
「古くさいクソ親父」の言っていることは、
公的領域における仕事ができるなら、プライベートで不倫をしていていも
不問にしろということだと思います。
公的領域の業績評価をプライベートでやっていることの
評価に結びつけているわけで、公私は分離されていないことになります。
それから「極端」でも「フェミニスト女性」でもないですよ。
『フランスには、なぜ恋愛スキャンダルがないのか?』で、
述べられているフランスの事情について、解説したまでです。
本の内容を適切に理解したかたでしたら、
だれであってもおなじことを言うと思います。
二重投稿になってしまった一方を削除頂いてお手数おかけしました。
それを書いたところも、こちら、が、こつら、となってしまっていてすいません。
それでスケート連盟が困惑とか怒っているというリンク先の記事は連盟の誰かが取材に応じたものでなく、外部の人が連盟は浅田真央さんや荒川静香さんのような純潔を求めているんですよ、と言っているわけですね。
それに連盟の会長が橋本聖子さんで副会長が荒川静香さん。
橋本さんのキス写真のとき海外では挨拶程度とご本人が言われていましたが。
ただそういうこと以外に、すごく複雑な要素が絡んでいます。
橋本さんが内閣改造前に入閣確定的のように言われていましたが、そのタイミングでキス写真が出てきました。橋本さんの入閣阻止しようとする誰かが写真を流したと思います。
それは女性の入閣が面白くないとする男性とは限りません。どちらにしろ女性枠というのはハッキリ設けられていましたからね。
安藤さんもトヨタ所属でトヨタを辞めて数ヶ月後に報道ステーションで出産報告という流れも、やはり企業との関係とテレビ局とかジェンダー論とはまったく別の要素があると思います。
日本テレビアナウンサーの内定取り消し問題も触れられていますが、正直本音のところで職業差別というよりイメージは気にすると思います。
私が大学生からバイトの相談を受けたとして、知り合いがレストランをやってるからウエイトレスはどう?とか英語が得意らしいけど知り合いの娘さんが中学生で英語の家庭教師を探してるんだけどとかですね。
ところが知り合いがクラブをやってるけどホステスやってみないか?と言っていいものかどうか。
それに、ホステスのバイト経験のある人が今までどんなバイトやったことある?という話になったとき、ウエイトレス、事務、家庭教師、清掃などは誰にでも言えても、クラブのホステスと誰にでも言えるのかどうか。親しい友達にさえ言えない可能性もある思います。
バイト歴や職歴としてむしろ履歴書に記さないのが普通だとさえ思いますね。
男のホストの場合も。そういう職業だと認識を持つことも必要だと思いますよ。
差別だと訴えれば勝てても、本来的な意味での勝ちとか認識を覆したとはとても言えないでしょうね。
それと欧米人からすると日本のクラブホステス、ホストというのは売春とかストリッパーと違って、どういう意味の職業なのか理解に苦しむ人が多く、自分の旦那が遊びや、まして会社の接待でそういう店に出入りすることを妻子公認のような文化も不思議だと言いますね。
もしかすると日本のセクハラは欧米人から見てその先入観があるんじゃないかと。
そういうことも思いますよ。
>欧米人からすると日本のクラブホステス、ホストというのは
もういいでしょう。
どんどん新しいお話をされても、ついていけないです。
もういいでしょう、と確かにダラダラ長文でいろいろ持ってきて申し訳ございません。
私が言いたいのは企業や連盟、政界などジェンダーとは別のところで様々な思惑により動いているところがあるというか。
劇場に手入れが入って踊り子と責任者が逮捕されたとの記事がたまに出ます。
逮捕理由は踊り子がステージで裸を露出するなどした、と。
そういう劇場ってそういうところと誰でも知ってますけれどね。
逆に不当逮捕だと本気で戦う人も少ないですが。
そういう本音・建前のところで適当に折り合いをつけているのが大人の世界なんじゃないかなと。
そこに何が悪いと直進型で入ってくる人がいると事が荒立ちます。
荒立たせても本気で抜本から変えていく必要性と、それを広く世間が求めるかの兼ね合いもあるでしょうね。
認識の擦り合わせは、これ以上はできないだろうと思います。
おたがいなにを考えているのかわかれば、それでいいと思いますよ。
アスリートではダルビッシュ君と山本聖子さんについて離婚後300日云々で一部なにか言及しているメディアがありますが、それほど大きい扱いになっていませんね。
お二人がスルーしていればどうということなく静かになるでしょうね。
相手してもらえてよかったですね。
わたしとしては、ここで話題になったことについて、
あなたにご理解いただけなかったようなのが、不本意ではあります。
>お二人がスルーしていればどうということなく静かになるでしょうね
こんな場末のブログで盛り上がっても、世間的にはなおさらですが、
ネットにかぎっても話題にならないと思いますよ。