まったく偶然なのですが、すこし前に、
まさに、アポロ計画で、人類がお月さまへ行ったことを信じられるか、
というアンケートがあったのを、見つけましたよ。
「人類月に立つ歴史、信じない人約2割に」
「月着陸を信じない」というかたは、全体の18.5%でした。
あなたはこれを、多いと感じるでしょうか、それとも少ないとお考えでしょうか?
こんな陰謀論を信じている人が、2割近くもいるというのは、
なげかわしいとおっしゃるかたも、いらっしゃいます。
http://d.hatena.ne.jp/Red-Comet/20070509
http://d.hatena.ne.jp/LM-7/20070509
わたしは、2割に満たないのは、案外少ないと思いましたよ。
こないだ、ウェブをざっと見たときの印象とも、だいたい合っています。
(トンデモないことを信じる人というのは、ことのほか多いものだと、
考えることに、わたしは、慣れてしまったのかもしれない。)
ところで、こんなこともあったのです。
バート・シブレル氏という、陰謀説を信じきっているキャスターが、
アポロ11号の宇宙飛行士のひとり、バズ・オルドリン氏に、
しつこく取材して、殴られて(!)しまったのです。
「Buzz Aldrin punches guy in the face」
シブレル氏は、「月旅行が本当なら、これに手を乗せて誓え」と言って、
オルドリン氏に聖書を突き出すという、すごみようだったそうです。
映像でも、"You're a coward, and a liar, and a ..."
(あんたは臆病だ、うそつきだ、そして...)と、
迫ったところをやられています。
シブレルは、警察に訴えたのですが、取り合ってもらえなかったらしいです。
そのときの様子から察するに、シブレルが、オルドリン氏を、
いちじるしく名誉毀損したと、見られたのでしょう。
2007年05月17日
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政権党と財界のおいしい関係
Excerpt: お昼の支度に台所に行くと、テレビでは国会中継。 自民党議員の質問に文科大臣やアベ首相が答弁に立っていました。 結局その3者が口を合わせて言っていたことは、「金がすべて」「金が一番」という..
Weblog: とむ丸の夢
Tracked: 2007-05-17 16:00
こういうこと言う人に限って、妙に声がでかいですし。
アンケートにも妙に熱心ですし。
鉄拳制裁必殺アポロパンチは素晴らしい。
でも、暴力は良くないことだと思います(棒読み)。
すげえ、鮮やかなパンチだ・・・
>(トンデモないことを信じる人というのは、ことのほか多いものだと、
>考えることに、わたしは、慣れてしまったのかもしれない。)
お互い、NATROMさんの掲示板で、色んなのを見てきましたからねえ、「人間は元々果実食の動物で果物さえ食ってりゃ健康!」氏以来大物がでて来ていないのが寂しいです。
まあネットでほざいている分には実害は少ないでしょうが、このブログでも度々取り上げていらっしゃるように、トンデモさんが地方自治体や国の議員さんで、脳内妄想に基づいて社会的発言をされた日にはたまったもんではありませんな(又そ-ゆーのに投票したりする人がいるし)
陰謀を信じている人のほうが、やはりまともに答えるのかな...?
それで、無回答の人は、陰謀を信じない人のほうが多くなって、
そこまで入れると、ビリーバー率は下がるかも...
>鉄拳制裁必殺アポロパンチは素晴らしい。
アポロ計画は、関係者が実在するし、
当人に面と向かって、ばかなことをする人はいないのかなと、
思っていたので、その動画を見つけたときは、
「おお、やっぱりあったんだ」と思ってしまいましたよ。
あと、棒読みのセリフは、全部ひらがなで書くと感じが出るかも...(笑)
>それにしても若い頃訓練などで鍛えた人というのは
オルドリン氏は、当時72歳だったんだけど、
衰えているふうがなく、なかなかどうして健在なものだから、
わたしも、びっくりしちゃいましたよ。
宇宙飛行士というのは、訓練で鍛え抜かれているだけでなく、
危険な任務にも赴く勇気があって、宇宙船のような複雑な機械も扱えて、
お月さまで科学実験もやれちゃう、スーパーマンだからね...
(うかつなことをすると、たいへんなことになるかも。(笑)>ビリーバー諸氏)
殴られたシブレルだけど、日本のテレビ番組『これマジ!?』で、
オルドリンとのインタビューを公開すると、約束していたらしく、
くだんの動画は、そのための取材だったみたいです。
>色んなのを見てきましたからねえ、
まったくですよ〜。(笑)
わたしは、ほかにも、「あるある」信者も見ているからなあ...
(「あるある」は、商品の売り上げにも効いてくるので、数も実感できますよ。)
あと言うまでもなく、こういうのとかね。(笑)
http://taraxacum.hp.infoseek.co.jp/teardrops/against/paranoia.html
>大物がでて来ていないのが寂しいです。
そういう人たちも、きょうびは、自分でブログを書いたり、
ミクシーのコミュニティを利用したりするのかな...?
>トンデモさんが地方自治体や国の議員さんで、
残念ながら、適切な認識を持った人たちは、
かならずしも多数派ではないので、そうなってしまうわけね...
(「有権者は、自分にふさわしいレベルの政治家を持つ」というけれど、
とんでもない政治家の蔓延も、民度の反映だよね...)