ご紹介したいと思います。Change.orgの電子署名です。
「名前を変えずに結婚したい!
〜LOVE MY NAME ♡ 選択的夫婦別姓制度の実現を〜」
宛先は最高裁判所です。2月に選択的夫婦別姓法案が、
大法廷回付されたので、それを意識しての署名ということです。
最高裁は民意を重視すると言われています。
政府の世論調査によると、特に20代、30代では選択的夫婦別姓への賛同は根強く、
約50%の女性と約40%の男性が支持を示しています(2012年政府世論調査)。
働く女性に限った最近のアンケートでは、さらに高い支持率がみられます。
最高裁の判断は、今結婚を考えている世代、
そして次世代に一番大きなインパクトを与えます。
多様な生き方を尊重する現代社会にあった制度作りを求める貴重な機会です。
平等なようで平等でない、今の日本の同姓強制は「女子差別撤廃条約」違反として、
国連から何度も勧告を受けているのです(リンクB)。
「最高裁は民意を重視すると言われ」るというのが、引っかかりますね。
憲法判断は「民意」よりも、批准した国際条約や
法体系との整合性のほうが大事だからです。
女子差別撤廃委員(CEDAW)からも、「世論調査を言いわけにするな、
条約と整合が取れるよう国内法を改めろ」と勧告されています。
「差別的法規」
だいたい少数派の権利を多数決で決めたら、
いつまでも認められないことになりかねないです。
だからこそ基本的人権を尊重する法体系との整合性から、
権利を保障する必要が出てくることになるということです。
「働く女性に限った最近のアンケート」というのは、
3月7日行なわれた、日本経済新聞の世論調査のことだと思います。
「働く既婚女性に別姓の調査」
「働く既婚女性に別姓の調査(2)」
私は以前、これは必要ないと思っていましたが、もう必要な人がいるなら認めればいいと思うようになりました。
でも国連とか他国については、あまり関係ないと思います。
国連は本質的に機能していませんし、欧米と比べて日本は麻薬に厳しすぎる、いや中国なら死刑まであるよとか言っても仕方ないし、そこは都合に合わせてでなく、日本は日本の意志でという外部干渉抜きのほうがいいと思います。
違憲判決とするなら、国際法、条約等に依拠せざるえないでしょう。社会的変化というのも一つ重要な材料でしょうね。それが民意やアンケートというのはちょっと違うのかもしれませんが。
こちらにコメントありがとうございます。
>と思ったのですがとりあえず署名しました。
署名してくださりありがとうございます。
ネーミングが引っかかるのね。わたしは気にならなかったんだけど。
>違憲判決とするなら、国際法、条約等に依拠せざるえないでしょう
10年以上前から、国連各種委員会から勧告を受け続けていますからね。
http://bit.ly/1ND4QKm
締結国は条約の内容に合わせて国内法を改正する責務があるのですし、
それを怠っているのは、責務を果たしてないと言わざるをえないです。
>社会的変化というのも一つ重要な材料でしょうね。
>それが民意やアンケートというのはちょっと違うのかもしれませんが
なにをもって「社会的変化」とするかなのですよね。
多分にあいまいなので、ややこしいと言えます。
民意やアンケートというのは、ようは多数決なのですよね。
マイノリティの権利ですから本来多数決で
決めることではないことは、たしかだと思います。
(憲法判断の際にこれらはまったく関係ないとは言わないですが。)
わたしの見解を書いておいた。
http://bit.ly/21GJxAJ