「上の子を退園させる」という待機児童対策を正当化するために、
「三歳児神話」を持ち出したお話の続き。
http://www.j-cast.com/tv/2015/06/26238754.html
所沢市長は「子どもが保育園にいたいと思っているか
どうかというと、そうではない。子どもに聞けば、
お母さんと過ごしたいと言うだろう」と話す。
このような科学的根拠のないことが主張される理由は、
とくに家族やジェンダーについての規範に関して
「生物学的」と言い出す人の相場として、自分の信奉する
道徳やイデオロギーの正当化をしたいから、ということになるでしょう。
「生物学的と言い出す人」
ジョン・ケネルとマーシャル・クラウスによる
「母と子のきずな」が受け入れられた背景にも、
「家庭に入り子どもを育てるのが女の役目」という
家族・ジェンダー観を信じたい人たちが多かったので、
それを正当化できた、ということがあります。
「行間を読む 9 <根強い「きずな」幻想>」
ボンディング研究がなぜこれほど「熱心に広く受け入れられたか
最も有効な理由」として、女性には女性のふさわしい役割があるとする
考え方が社会に根強く存在していたことを挙げています。
とりわけ、ピューリタンの教義では、「女性は家にいて
家庭を守る高潔な『守護天使』」であり、「女性の居場所は家であり、
行い正しい子どもを育てるのが役目」というものです。
そういう考え方の広がりは、アメリカの母乳推進運動の背景にある、
伝統主義的なキリスト教徒家族運動とも重なり合うものでしょう。
このような家族・ジェンダー観は、日本で「伝統的な家族」を
主張する人たちも、同じものを共有しています。
それゆえ「三歳児神話」や「母性神話」は、
現在の日本でも信奉者を獲得しているし、今回の所沢市長のように
それを表明する人もときおり出てくるということです。
規範に対して「科学的」を装うのは、彼らの信奉する規範を
「正しいありかた」としてすべての人に従わせやすくなるからです。
道徳やイデオロギーのままだと、個人的な信条とされて
他者に押し付けにくいが、「科学的根拠がある」と言えば、
反論しにくくなって押し付けやすくなるからです。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ogawatamaka/20150619-00046820/
「行政から『正しい母親像』を強要されたと感じる方は
多いのではないでしょうか。『日本の伝統的な良き家庭像』に固執するがあまり、
今、現実の私たち母親の姿を見失っているように感じました。
それではあなたは、一方的に「保育園育ち=かわいそう」と決めつけられる
子どもの気持ちを考えたことがあるのかと聞きたい。
所沢の待機児童問題に関しては、「子どものため」を言うなら、
きゅうに退園させられるほうが悪影響だと思います。
いままで通い慣れた保育園や、仲良くしていたおともだちや
保育士のかたときゅうにわかれることになります。
突然の環境の変化は、おとなだけでなく子どもにとっても
ストレスになることは、言うまでもないだろうと思います。
http://www.j-cast.com/tv/2015/06/26238754.html
所沢市からおととい24日に6月いっぱいで退園の通知を受けとった母親は、
「あまりに急」と戸惑いを隠せない。退園する上の子は2歳半だという。
「説明しても、子どもは理解できないでいます。かわいそうで不安です」という。
http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/05/25/08.html
保育士は「1、2歳児クラスも1年間同じ仲間と
生活を共にすることで互いに学び合い、育ち合っている。
年度途中で何人も仲間が入れ替わってしまっては
集団の育ち合いが保障できない」と指摘。
子供をつくり育てやすい社会になっていないことの要因として、そういうこと以前に保育所の建設反対とか、保育所の騒音は違法というクレーマーが存在する問題があります。
不動産価値が下がるとの言及まであるとか。
そういう人々が論理など無関係で幼い子は親元で育つのがいいんですと便乗している可能性もありますね。
私はある保守系議員に「保育所建設反対とか子供の声を騒音扱いにして違法だとクレームしてるのは誰なんです?」と尋ねてみたことがあります。
もちろん個人情報があるから詳しく言えるはずもなく、いろいろな考えの人がいますからねえ、と苦笑するだけでしたが。
ところがどういうわけかメディアにしても市民団体などにしても、国や行政に文句を言うばかりで、保育所建設反対者や子供の声騒音扱いのクレーマーを批判しません。
こういった自分本意で社会において子供を育てるとまでの意識を持てとは言わないまでも勝手なクレームをやめさせるべきと思います。
彼らにしてみると、私の幸福権はどうなるんだと言い出しそうで個人の尊重を履き違えている頭のおかしい人間をなんとかしないといけませんね。
三才児神話肯定論を歴史的に考えた場合
昭和40年ころまでの日本人は三才神話肯定論で育ったので、人間として極めて健全だったのです。しかし三才神話否定論を行って50年人間としてどこが悪くなった事を書くと、サイレントベビー、幼児虐待、小1チルドレン、いじめ問題、学力低下、不登校、ニ−ト、給食費、保育費の未払い問題、多くの離婚,街の落書き、放火、荒れる成人式、育児ノイローゼ、ウッ病などの精神疾患なのでこの事は当時はほとんどいない時代でした、
もう一つは現在進行の三才児神話肯定論と否定論の差です。その例として全国の附属と言われる小学校,中学校はレベルが高いのですそれは3才あるいは4才まで親元で見ていて付属幼稚園に入園させた子がそのまま小学、中学生として構成されているからで、三才児神話肯定論で行った結果です。一般の中学校は多くは三才児神話否定論で構成されますから問題児も多く学校の先生も頭が痛いと思います。本当はまだまだ数多くの理由があるのです
>私は三才児神話肯定論を書いているのです
それははなはだ遺憾です。
三歳児神話には科学的根拠はないし、
因襲・反動的な家族・ジェンダー観を
肯定するので、差別的にもなります。
>サイレントベビー、幼児虐待、小1チルドレン、
>いじめ問題、学力低下、不登校、ニ−ト、給食費、
>保育費の未払い問題、多くの離婚,街の落書き、
>放火、荒れる成人式、育児ノイローゼ、ウッ病
それらは50年前もあったけれど
社会に意識がなくて気がつかなかったか、
三歳児神話とはまったく別の理由で
最近になって目立つようになったもの
ばかりだと思います。
>全国の附属と言われる小学校,中学校はレベルが高いのです
上の大学や高校のブランドのせいで
レベルの高い生徒、児童が集まるのでしょう。
三歳児神話とは関係ないです。
そもそも「附属と言われる小中学校」の
児童、生徒は「3-4歳まで親元で見ていた」
という根拠がないと思います。
次に附属幼稚園ですが今も変更なければ、12時で終わりで仕事をしている人はつらいと思います。未満児保育から入っていく人もいますが少数派です。
サルの動物実験である意味三才児神話科学的証明
この文書は平成15年頃の市販された本のある脳学者の論文です。サルの動物実験で生まれてすぐ子ザルを母ザルと離して育てた実験では、その子ザルの脳が正常に育っていなかったと言う報告があるのです。以下はサルの社会的隔離実験の論文です。社会的隔離実験とはサルを生まれた直後に母親と群れから隔離して人工保育をする実験です。ただし隔離期間は1年から2年でその後には群れに戻します。
そのような短期間の社会的隔離だけで大きな症状が現れそれが生涯にわたって続くことが分かっています。その症状にはいろいろありますが特に目立つのは衝動的で激しい攻撃行動ですぐキレるわけです。かと思えばあたかも引きこもりのようになり、ケージの片隅にじっとしていることもあります。檻の中の熊のようにぐるぐる回るような同じ行動の繰り返しも目立ちます。こうしたサルは群れに戻しても社会にほとんど適応できません。いじめられたり攻撃される頻度も多くついに群れから追い出されたりもします。この「群れ社会不適応」は生涯にわたって続き、大人になっても適切な配偶行動をすることも出来ません。サルもHQ(ハイパー知性 人間性や社会性を作る脳)をそれなりに持っているので幼児期での社会的隔離でHQの発達が大きく障害されてしまう訳です。
さらに驚くべき事がありそう言うサルが死んだ後の脳を調べるとドーパミンやセロトニントいった脳内ホルモンを分泌するニューロンが激減していたのです。
ドーパミンは思考力ややる気をつかさどる需要な脳内ホルモンでまたセロトニンは愛情や幸福感をもたらす物質です。セロトニンが不足した場合うつ的症状や引きこもり症状が出てきます。またセロトニンが不足している母親は母性愛が弱く、子供を邪険にして満足な子育てをしません。このような大切な脳内ホルモンが生後一時期の社会的隔離で生涯にわたって大きく減少してしまう訳です。それだけではありませんHQを担う前頭連合野をはじめてとして、感情や社会行動をあるいは性行動などに関係する脳領域も活動が異常だったり小さくなったりしている事もわかりました。たとえば感情を豊かにする上でとても重要な偏桃体が萎縮しているのです。
私から考えると三才児神話否定論で早くから預けると、この論文では人間も正常な脳構造に育たない可能性があるのではないかと思われ、脳の視点から見ても不登校、幼児虐待、愛着障害、結婚しない若者など今の日本社会そのものではないかと考えます。
何故この様な間違った事になったかと言うと.現代は学校から社会に送り出す時は夢に向かって頑張りなさい、と言って送り出していますけど、この事が今の日本社会を悪くした遠因の1つだと思います。それは少年よ大志を抱けまでは良かったけど、少女まで大志を抱いたので今日のような社会になったのです。動物は子育てに人生を懸けているので,我々人間も動物ですからそうあるべきだと思います。従って自己実現は二次的要素であって、1番は良い子を育てるのが人生の最大の目標に設定すべきと考えます。
次にサルの動物実験でぬくもりの大切さ
この話は二十数年前に私が聞いた話で、赤ちゃんサルをフェルトに巻いた柱から少し哺乳瓶の口を出して育てたサルと、金網に巻いた柱から哺乳瓶の口を出して育ったサルの比較実験です。何故か知らないけどサルはクモが嫌いなのです。そこで小さな部屋にオモチャのクモを入れて実験しました。フェルトの柱の哺乳瓶で育ったサルは最初はジーと見ていたのですが、動かないと分かると少し触っては離れ、少し触っては離れて最後はオモチャのクモと遊びだしたそうです。金網の哺乳瓶で育ったサルはジーと見つめているだけで動かないので、人がオモチャのクモを近づけてもサルは逃げるだけです。
幼児のサルは母親の暖かさを求めて抱きつくし、母親がいなければ犬でも豚でも抱きついて温かさを求め自分自身の情緒不安を解消しているのです。それが自然の摂理なのです。
私が二十数年前頃に読んだ本に【抱かれる子供は良い子に育っ】と言うのがあるのです。この本の話はこのサルの論文の話にビッタリで、人間も乳児期にぬくもりが少ないと将来前に出る力の弱い子に育つ可能性があり、これは私の憶測ですが、安倍さんもこの事に気付いたので、三年間抱っこし放題だいと言う言葉が2013年に発言されたと思います。
>この文書は平成15年頃の市販された本のある脳学者の論文です
脳科学者はだれでなんという題の本なのか、
はっきりさせてほしいですね。
でないと、脳科学者や本が実在するかさえ
信用されないと思います。
http://sansaisinwa.seesaa.net/article/472903726.html
「サル」はチンパンジーのような類人猿ですか、
それともニホンザルとかですか?
それもはっきりしないようでは、
判断のしようがないと思います。
厚生労働省が「三歳児神話は
認められない」という検証結果を発表した
『厚生白書』は1998年です。
https://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/kousei/1998/dl/04.pdf
その後、厚生労働省が見解を変えた、
というお話はないようですよ。
サルの種類までは書いてありませんが。そこまで細かな研究は要らないと思います、問題は人間ならばどれ位悪影響を及ぼしているかを調べる方が良いと思います。それには病気とか交通事故で死んだ人の脳を調べるのが手っ取り早いと思います。私の憶測ですがサルの実験に近い脳形成になっていると思います。
厚生労働省の話ですがタンポポさんの言うとうり、この問題の一番悪いのは厚生労働省なのです。しかし厚生労働省が今三才神話肯定を宣言すればそれが、選挙の争点になって、言い出した時の政権は負けますので言いたくとも言えないのです。それだけ人々はマスコミ騙されてるので戦前の体質と同じだと思います。しかし厚生労働省は平成10年にこの問題は少なくとも合理的な根拠は認められないと言っていますが、その後少し意見変更して[明確にそれを肯定する根拠も否定する根拠も見当たらないのが事実としたと]ネット調べではそうなっていますが、本当は悪い事は知っているのだけど自分がやっている事なので本音が言えないと思います。この事は母の愛情の大切さに書いた文書を引用して書きますと。厚生省はいつの日か忘れましたけど子犬の販売方法を変えたのです。生まれたなりの子犬を販売すると大きくなった時、問題行動を起こす事が分かったので、ある程度親と一緒に生活していない子犬は販売禁止にしました。
ドイツでは業界のルールで生後80日までは親兄弟と引き離しての子犬の販売は禁止で、ここに今の保育園との矛盾を感じます。犬の80日は人間なら2年間ですが人間ならば、最低3年は必要ですつまり犬の愛情の大切を理解したのですが、人は0才から預かて問題ないと言う事です。
ここで三才神話肯定論を納得しなかった場合どうして保育園から多数の多動児が何故出現するか、理由を自分なりに考えた方が良いと思います。タンポポさんの少1の時は多分そのような人はいなかったと思います。ここの考えることが大切で、私のニックネームはここから来ているのです。
9月にシーサーブログは保育園の昼寝は不登校の原因の一つ、アメブロは三才神話肯定の林道義先生に学ぶを書く予定にしていますから、興味があれば見に来てください、下記の文書は私の文書の賛成論です。
母の愛情の大切さを読まれて
パネラーより
私は専門職として日々子供達や若者と関わる仕事をしています。ヨミイレル様のコメントに強く同意します!!3歳児神話を否定することはとても危険です。「3歳児神話」という言葉でお母さんたちを精神的プレッシャー状態に追いやるのはもちろん良くありません。しかし乳幼児期の母と子の関係性は、その後の子供の人生を左右する非常に大切な時期であることは間違いありません。とにかく人生が始まったばかりの子供たちにとって、母親からの無条件の愛情は今後の人生の基盤を作る上でも、この上なく大切なのです!!!!
革命家ドラゴンさんが私の記事を読まれての感想です。この方はアメブロでは有名で、ドラゴンさんの記事の連射には驚きです。
母性は生まれつきか❓そうでもないか❓のパート1を読まれて
こんな分かりやすい話、なぜ分からない有識者が多いのでしょう、お勉強頭の有識者、政治家、役人さん達は、科学的根拠とか、勉強で得た知識しか信用しないとか、自分は賢いと思い込んでるから、理解出来ないとか、知識や科学的根拠とか優先で、本能という大切な部分は理解出来ないのかも、と素人ながら考えてしまいます。
今既に、母性のない現役子育て世代の方々も、乳児から保育園に預けて何が悪いの?三歳児神話はないと科学的に証明されてるし、みんな預けてるし、国が推進してるのにって感覚なんでしょうね
自分の感覚、子供を愛する本能を信じるまともな心、本能の人達が、もっと声を上げて、気付いてくれなくても、せめて目にしてもらいたいです
大日向雅美先生への反対論 A を読まれて
政府も専門家もテレビも全く信用出来ないってつくづく思うこちらの方の記事は大賛成です最高です笑ってしまうほどにけど、世の中では少数派の様にも思います 最高です♪
【ママをやめてもいいですか❓】のアンケートについてを読まれて
この方のコメントは幼児に対して深い見識のあるコメントだと思います。このような人が政治家になって欲しいと思います。
>ヨミイレルさん
そうですね。まさに負の連鎖の蟻地獄です。
0歳児低月齢から、1日長時間の保育ではなく、
親子の絆を取り戻すこと、心と心のつながりを取り戻すことは、親子が一緒に過ごす0歳児〜2歳児が基盤ですもの。今の政治は全部の政党は赤ちゃんにとってある意味でむごい保育運営を行っています
赤ちゃんは神様です、宝物です。
お母さんを選んで生まれてきたのです。
月に10万円の育児費用の支給は面白いですね!
お母さんは赤ちゃんを育てるために国から支給されるというのは、良いアイデアですね。
本当に、「子育ては楽しい」と言うお母さん達が増えて欲しいですね!同感です!
育児が不能な場合、日中の里親(同じ人←ここが大事ですね。同感します)に面倒見てもらうことも、素晴らしい意見ですね!
三才神話肯定論の6っの理由を読まれて
初めまして、管理人のTaka です。コメントとありがとうございます。私の知識不足でして、勉強になりました。ありがとうございます。僕としては、「保育園に行かせることが悪いことと思わないけど、ちゃんと愛情が注げていることが前提」ということを伝えかったです。3歳までの経験によって人格が出来上がるというのは有名な話ですが、成長後[大人になってから]どのような影響がでる可能性について触れなかったのは、僕の落ち度だと思いました。改めて、コメント頂きありがとうございました。僕は3歳児神話について肯定でもなく否定の立場でもなく、一般的に根拠がないということでこの記事を書きましたが、成長後の影響について書き足し、リライトさせて頂きたいと思います。ありがとうございました。
この後に保育園の問題点の文書を送っておきました。
>ヨミイレルさん
ブログ拝見いたしました!とても深く細部まで研究されていて参考になりました。私も「北欧モデルを取り入れる」などの取り組みに違和感を持っていました。日本の赤ちゃんにはより一層のきめ細やかな愛情表現が必要で、それを与えるのに母親に勝る者はいないということ、本当にそうだと思います。
>ヨミイレルさん
とても興味深い内容のコメント、ありがとうございます。私自身もまだまだ知らないことはたくさんあるので、ヨミイレルさんの記事で学ばせて頂いています。小豆の効果も凄いですね。今後もブログを楽しみにしています。
>この先生はテレビなどのによく出ていて、有名な人で
「とんでも」で有名な人ですね。
「脳科学者」と聞いて、ちょっと予感はしていました。
http://taraxacum.seesaa.net/article/273777381.html
澤口俊之氏は母性神話、三歳児神話も
主張していることは、聞いたことがあります。
>澤口先生は8才までが幼児期ですから、
「三歳児神話」に科学的根拠がないことを
解説する記事に、次の記述があります。
「母性神話」
http://www.petitspoissons.com/ped/sakakiharaJ3.html
========
その代表者が、意識を支える脳の構造について
斬新なアイデアで精力的な研究を続ける澤口俊之氏である。
「わがままな脳」などの一般向けの啓蒙書を
たくさん書いている澤口氏であるが、
最近「幼児教育と脳」(文春新書)という
脳の発達と育児についての本を出した。
そのなかで知性をささえるフレーム構造の発達のためには、
母親が子育てをする必要があるという理論を展開し、
「少なくとも生後8歳までは母親は家にいること!
そして適切で豊かな愛情を(子どもに)
そそいで欲しい」と結論している
========
ご紹介の本は『幼児教育と脳』でしょうか?
この本は1999年に出版されています。
https://books.rakuten.co.jp/rb/1086367/
>タンポポさんの言うとうり、この問題の一番悪いのは厚生労働省
「厚生労働省が悪い」なんて、
わたしは言っていないです。
そんな妙なことを、わたしが言ったことに
しないでくださいね。
厚生労働省が「三歳児神話の非科学性に
ついての見解を変えない」というのは、
「その後見解をくつがえすような
事実は出てきていない」という意味です。
ようは三歳児神話に科学的根拠はなく、
厚生労働省の見解は正しく、
あとから三歳児神話を主張してきた
澤口俊之氏は「とんでも」だということです。
犬と人間を同じに考えることは問題が大きいです。
ほかの生物の生態から人間について
類推することは、じゅうぶんな注意が必要です。
「三歳児神話」「母性神話」の元祖、
クラウスとケネルの研究でも、
山羊の生態を人間に当てはめるという、
おおよそ科学的でないものでした。
http://www.petitspoissons.com/ped/sakakiharaJ3.html
>どうして保育園から多数の多動児が何故出現するか、理由を自分なりに考えた方が
「多動児」とはなんでしょう?
多動性障害の子どもということでしょうか?
「保育園に預けられた子どもは
多動性障害に陥りやすい」という主張に
根拠はあるのでしょうか?
>アメブロは三才神話肯定の林道義先生に学ぶを
>書く予定にしていますから、興味があれば見に来てください
林道義氏は『父性の復権』などで
因襲・反動的な家族・ジェンダー観を標榜し、
00年代のジェンダーフリー・
バッシングを主導した人です。
そんなジェンダー差別的な人物が、
女性を因襲的な家庭に押し込める言説に
与するのは、当たり前だと思います。
林道義氏は「獲得形質が遺伝する」なんて、
遺伝や進化、適応に関して、
「とんでも」な認識を信じています。
http://lacrima09.web.fc2.com/teardrops/pseudo/evolution/evolution.html
そんな科学リテラシーの欠如した人物が
「三歳児神話」に対してまともな科学的思考が
できるとはとても思えないです。
>下記の文書は私の文書の賛成論です。
どのブログのエントリかリンクを貼って
出典を示すくらいはしてほしいですね。
あなたの主張に賛成するに
決まっている人たちのコメントを集めてもねえ、
というのが率直な感想です。