2015年07月16日

mar0006.gif学生のジェンダー平等認識

1995年の北京会議の理念と、その観点から見た
安倍政権の「女性活用」批判についてのインタビュー記事があります。

「「女性が輝ける社会」に女性はイラッとしている 日本の”男女平等”への違和感」
(はてなブックマーク)

この記事の最初のほうで、学生さんの日本のジェンダー平等に対する
意識について触れています。
今回はここを見てみたいと思います。

 
ジェンダーや男女平等の問題に興味を持って私たちのところに
やってくる学生の方々も、そのギャップに驚くようです。
日本におけるジェンダーの問題を語ろうとすると、
「海外のことを聞きたい」と言うんです。
初めから日本は平等だと思っているんですね。

それで、このジェンダーギャップ指数について話して、
日本は何位だと思うかと尋ねると「30位」と答えたり、
中には「1、2位かな」と答えたりする子も(笑)

学生さんの認識はこんなものなのですね。
わたしはジェンダーギャップ指数を毎年見ていて、
最新の2014年は104位ということは知っているし、
ほかにも男女の年収格差を始め、ジェンダーに関する統計を
いくつも見ているので、学生さんの認識のほうに驚いたりします。

「男女平等指数2014年」

学生さんの認識というより、「ふつうの日本人」の認識が
こんなものなのかもしれないです。
「日本は先進国だから、ジェンダー平等も世界最高水準だろう」と
根拠もなく思っているのではないかと想像します。
「シャラップ上田」の「日本は人権先進国のひとつだ」発言が
このあたりをよくしめしているのでしょう。

「日本の人権外交の実態」

大手メディアは日本の人権水準が国際社会の中で
立ち遅れてきていることを、ほとんど報じないですし、
どこかで教えられないと、このような日本のジェンダー不平等の
現状なんて知るよしもないのだろうと思います。
「日本は経済だけ発達した開発途上国」という実態を、
もっと周知させる必要があると思います。


国会議員の女性比率や男女の賃金格差を実際に調べてもらって初めて、
日本が「男女平等」ではないと気づく学生が多いのです。
あるいは、就職活動のときに募集要項では書いていないけれど、
男性優先の採用などの現実を目の当たりにして、
フェミニズムに興味を持つ女子学生もいるように感じられます。

「男性優勢の採用などの現実」は、前にお話したのでした。
これも「知っている人は知っている」のですが、
ご存知ないかたは、予想だにしないことなのですよね。

「女子は優秀でも採らない」
「女子は優秀でも採らない(2)」



それでも女子学生は社会に出て、現実の壁に当たることで、
日本のジェンダー不平等の実態を、目の当たりにして、
適切な認識を持つようになる機会はあるわけです。
男子学生は社会に出ても、現実の壁に当たる機会がないので、
現状をあまり知らずに、上述の「ふつうの日本人」の
認識のままでいることも多くなりそうです。

「反フェミ」や「反反差別」の人の中には、
「日本はこんないい国なのに、なぜ女性差別をそんなに問題にするのか?」
という主旨のことを言ってくることがあります。
彼らも上述の「ふつうの日本人」の認識なので、
現実のジェンダー不平等が見えなくて、「日本は男女平等の
達成度の高いいい国」くらいに思っているのかもしれないです。

「弱者男性」にいたっては、「自分たちこそ虐げられている」という
被害者意識を持っているから、なおさら現実にある
ジェンダー不平等なんて、眼に入らないのでしょう。
それで彼らの認識は「いまや差別されているのは女よりも男だ」
くらいになるのではないかと思います。

posted by たんぽぽ at 22:22 | Comment(5) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
たんぽぽさん。
学生さんは自分のご両親を見ていてお父さんが威張っていてお母さんは言いなり、というパターンが少ないから女性差別はないと思うんでしょうし、学校でも女性差別はないですからやはり差別を感じないでしょうね。

国会議員の数にしても特に与党だったりすれば基本的に休みなんてないし、その日、1日で東京で会議、大阪で会合、夜に神奈川に戻ってきて県議と意見交換で、明日は朝から新潟だとか、そんなことを年中やってるわけですよね。
プライベートでもどこでマスコミがカメラ持って狙ってるか分からないし。
一般企業と違って休みがとれないとか拘束時間が長い、プライベートがないとかの不満を持っていく場がなく、そういう不満を言ったら国民から「じゃあ辞めろ」と言われるだけです。
そういうことある程度分かってるから、よほどでないと立候補すらしません。
与野党の違いも民主党政権になったとき枝野さんが、「与党がこんなに忙しいとは思いませんでした」とストレートに言ってましたけどね。
別にスポーツや腕力ではないのも確かですが、政策の実現や政治への志という以前に体力、気力面でそこまでやりたいという女性が男性と同等かそれ以上にいるんだろうか、と疑問です。
普通の公務員と違って選挙で落ちれば強制的に辞めねばならず保障なし。
そんなの勘弁=女性立候補者少ない、という日本の女性の判断がむしろ普通のように思いますが。

Posted by ヒラリー at 2015年07月17日 02:28
ジェンダー指数上がれば幸せになれる?? 勘違いしてないかい?
Posted by ヴィバウ at 2015年07月26日 14:44
>ジェンダー指数上がれば幸せになれる?

そんなことはだれも言っていませんよ。
Posted by たんぽぽ at 2015年07月26日 18:01
 所得税ないし固定資産税を多額に納税しているなら人権の主張をしてもいいかもしれないが、納税せずして人権を欲するのは【あばずれ】の極みでしかない。昔から「働かざる者、食うべからず」という諺(ことわざ)があるが、一度就労しても寿退社で専業主婦になりたいなどと言う甘ったれ女子が多かったりするのが実情。それを、てめえら左翼どもは度外視するものだから、女子の害虫化(総会屋化)がエスカレートする。


 もっと実情を見ろや左翼ども!!!
欧米諸国にも、死んでもらわねばならないだろう。欧米諸国の所為で、日本女子の不良化が進み、性犯罪の虚偽告訴をしでかす悪女が繁殖してしまった。必ず、叩きのめす!!!
Posted by 白田川 一 at 2016年02月18日 12:55
 男性層のほうが納税努力を尽くしているというのに、女子層はそういう努力をせずして男性層の人権を強奪したりする。それに警察と民間メディア業界が加担するというのも、おおよそ日共の党員が内部に入り込んで「警察の左翼化」でもしてんだろう。女権団体・警察・民間メディアは諸共に、イスラム国によって処刑されならないだろう。
Posted by 白田川 一 at 2016年02月18日 12:58
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