おもに「はてな」でかなり話題になったみたいです。
つぎのようなエントリがあります。
「「弱者男性」は何を望むのか?」
さらにこんなにたくさんエントリが書かれています。
「弱者男性とフェミニズム」
「フェミが弱者男性の弾圧に一役買っているということ」
「いい加減“弱者男性”をフェミニズム批判の道具にするのをやめろよ」
「「弱者男性」の敵はマチズモ」
「フェミニズムには、男性のジェンダー不平等も解消する義務がある」
ここではつぎの指摘に注目したいと思います。
http://anond.hatelabo.jp/20150524050514
こうした問題提起で弱者男性の問題が解消されることは絶対にない。
何故ならここでいう“弱者男性”とは女性の権利拡大をけん制するために
捏造された架空の存在であり、現実の弱者男性とは別ものだからだ。
そして問題を提起している側にそれを解消する気などない。
ただただフェミニズムを攻撃するための道具として使用するだけである。
故に(当事者を自認する者ですら)“弱者男性”のために
具体的なアクションを起こすことはない。フェミニストはそれを見抜いている
いわゆる「弱者男性論」は、フェミニズムを攻撃するための、
ていのよい「道具」ということです。
「こんな議論を吹っかければ、憎いフェミどもは
返答に詰まるのではないか?」くらいでやっているのでしょう。
もちろん「ためにする議論」ですから、
自分が提起している問題を、本気で解決しようとは思わないです。
雇用問題や福祉問題として解決することなのに、
それを受け入れようとしないのは、それでは「憎いフェミ」を
叩くことができないからでしょう。
彼らの目的は「フェミたたき」なので、
ひとり親家庭の支援を削れなどという、女性の権利や生活を
狭める主張を平然とすることができるのだと思います。
彼らは「高収入女性は弱者男性を養え」なんて、
好きでもないであろう相手と自分が結婚したり、
わざわざ自分が経済的に弱い立場になることを主張します。
これも「男性」という強い立場のまま、憎い「高収入女性」に
負担をかけたり攻撃したりできるつもりでいて、
現実に結婚生活を営むことが念頭にないからだろうと思います。
「フェミたたき」のための「弱者男性論」は、
雇用問題や福祉問題に取り組み、解決を目指している
人たちへの妨害にもなり、こちらに対しても有害でさえある
ということも、くりかえしておきたいと思います。
http://anond.hatelabo.jp/20150524050514
現実に“弱者男性”は存在する。ただしここで増田が
持ちだしているような文脈の中にはいない。
彼らは労働問題や福祉問題の中にいる。ずっと前からそこにいる。
そして彼らの存在に気づき、その問題について丁寧に語っている人もいる。
バックラッシュに利用している連中はそれすら台無しにしようとしている。
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150619/1434649851
余計なものを結び付けたことによって、
低賃金とか「非正規」雇用といった共通点に基づく連帯は阻まれてしまう。
キモいか否かを問わず、「金のないオッサン」が如何にして
自らの境遇を改善していくのかということを焦点化すべきなのだ。
そもそも、「非モテ」問題というのを雇用政策とか福祉政策とかで
何とかするというのは不可能なのだ
これまでのエントリを並べて起きます。
「弱者男性とひとり親支援」
「未婚率と無子率の性差(2)」
「未婚率と無子率の性差」
「いい男の二番目になる?(2)」
「いい男の二番目になる?」
「弱者男性と社会保障問題」
「弱者男性を養わない理由」
「きもくて金のないおっさん」
「弱者男性を養わない理由(2)」
「いい男の二番目にならない」
「弱者男性の恋愛至上主義」
「弱者男性を養わない理由」
「非もてとフェミニズム」
「だれがもてるかの認識」
高収入女性、また男性でも高収入は年収いくらか知りませんが結婚する相手が専業主婦・主夫で子供2人、3人つくって私立高・大学に進学させたりローンで家やマンション購入となれば年収800とか1千万でも年収250万の独身者より小遣い少なくなりますね。
ですから、よほど好きな相手でなければ結婚しないと思います。
ホント、知り合いから子供2人の学費だけで月20万超えるとかいう話聞きますけど。
たんぽぽさんも以前書かれていたと思いますが学費の値上がりがおかしいですね。
大半のものは昔より値下がりしてるか、相応にしか値上がりしてないのに何で学費はこんなに上がってしまったのか。米国の学費アップはもっとヒドイようですけど。
それでいてごく一部しか有利な就職なんてないわけで家族神話と同時に学歴神話も捨てた方がいいですね。
開き直って大学は職業訓練校じゃないですとか言って。だったら4年間独学で好きな勉強すればいいのにと思いますが。
新聞や雑誌は大学含む学校系の広告が多いからハッキリ書けないそうです。
逆に子供をつくらなければ結婚相手が無職でも1千万どころか500万で余裕だと思います。
だからといって好きでもない人と結婚するわけないと話は戻ってしまいますけどね。
ていのよい「道具」ということです。
「こんな議論を吹っかければ、憎いフェミどもは
返答に詰まるのではないか?」くらいでやっているのでしょう
なぜ憎まれるかわかりますか?それはフェミニストたちが男憎しという思想で運動をするからです
女性差別の解消と同じように男性差別も解消されなければ男性は二重に役割を押し付けられることになります、なぜならそもそも性差別とは社会を維持するための分業システムのことだからです、「女は子を産み育て男の世話をする、男は女を孕ませ外に出て働き妻子を養う」この様に男も男の役割をジェンダーを信仰する社会から強要されてきました、男は無理やり徴兵され戦争の道具にもされてきたのです、決して男が自主的にやっていたのではありません、個人の集まりである男を連合体として見て連帯責任にさせようとするのはそれこそ性差別です、この悪しき偏見がフェミの男性嫌悪の正体です、男を嫌悪するのではなく「同じ社会システムの被害者でもある」として捉え男性の立場からも平等を唱える姿勢があればフェミは嫌われたりしません
>もちろん「ためにする議論」ですから、
自分が提起している問題を、本気で解決しようとは思わないです。
それだけの力を持たない人もいるのです、運動を起こせないことを持って「その程度のこと」と捉えたがるのは「くだらない人たち」とレッテルをはり自分たちの男性への差別意識を隠蔽して向き合いたくないだけではないですか?都合が悪くなると難癖をつけてちゃぶ台をひっくり返すように議論を放棄する姿勢はどう釈明するのですか?
私は本当に女性も男性も楽に生きられる社会が来て欲しいと思っていますが「嫌いの思想」で運動をするフェミに社会をよくすることはできないと思っています、フェミニズムは姿勢を改める必要があります