今年も、野党各党から、民法改正法案が提出されましたよ。
いつも自民党からまったく相手にされないので、出すだけで、
年中行事のようになっていますが、終わっていないことを、
しめすためにも、毎年めげずに出しているのでしょう。
「4会派による「再婚禁止期間短縮に関する法案」を提出」
「<再婚禁止期間>100日に短縮を 野党3党が共同で改正案」
今回特徴的なのは、国民新党も加わって、野党4党の提出になったことです。
毎日の記事は、見出しは「野党3党」となっていますが、
本文には、「国民新党も賛成者に名前を連ねた」とあります。
例年では、選択別姓、婚姻適齢年齢、婚外子差別撤廃をふくめた、
法案なのですが、、今回は再婚禁止期間だけとなっています。
「産む機械」発言や、「貞操義務」発言を、意識したのでしょうか。
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今回「再婚禁止期間短縮」に絞って法案提出に踏み切った理由としては、
この間浮かびあがってきた与党の女性差別に対する抗議の意もあると言明。
男性には貞操義務がないにも関わらず、女性に対しては貞操義務を強要し、
戦前の体制に回帰しようとする流れが強い安倍政権に対して危機感を示した。
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政治姿勢をしめすためで、どうせ審議されないからということで、
現在注目を浴びていることに、しぼったのかもしれないです。
(あるいは、国民新党が、選択別姓などで意見集約できていないので、
再婚禁止期間だけにしたのも、あるのでしょうか?)
わたしとしては、選択別姓や、婚外子などが削除されて、
法案の内容が縮小されたことは、とても残念ですが。
でもある意味、再婚禁止期間短縮については加わったというのは画期的というか、まあご時世的にはそうならざるえないというか、単なる保守ではいられないってことでしょうか。国民新党も色々やらにゃ〜いかんのね、って興味深い記事ですね。
亀井静香氏は、選択別姓も、賛成していたと思います。
(積極的かどうかは、わからないけれど。)
でも、党のほかの議員が、どうなのかわからないんですよね...
(それでも、再婚禁止期間だけなら、抵抗も少なさそうですし、
党としても、自民との対抗上、こういうのには、
加わっておきたいのも、あるんだとは思うけれど。)