2015年11月22日

toujyouka016.jpg 家族思想信仰の中心主義

2年前、婚外子の相続差別に違憲判決が出たとき、
自民党の「家族思想信仰」の議員たちが、
猛烈に反発したことに触れた記事があります。

「「再婚禁止と夫婦別姓規定」最高裁判決に注目集まる 
家イデオロギーに固執してきた永田町の「非常識」」

(はてなブックマーク)

11月4日に選択的夫婦別姓と、女性だけの再婚禁止期間の訴訟について
最高裁で弁論があったので、それを意識してのものです。
これらの訴訟に対して違憲判決が出た場合、
「家族思想信仰」の議員たちは、同様の反発を示す可能性があります。

 
非嫡出子の相続差別に関しては、13年9月に最高裁が違憲判決を出した。
この司法判断によって、ようやく法改正が実現した。
ただ、この時も自民党内から「伝統的家族制度を崩壊させる」などの
異論が飛び出し、すんなりとは了承されなかったいきさつがある。

違憲判決に対する「家族思想信仰」の議員たちの
吹き上がりかたは凄まじかったです。
「信仰」の中心部分が否定されたのですから、
彼らにとっては、天変地異でも起きたようなレベルかもしれないです。

「違憲判決に挑戦する自民」
「違憲判決に反対論噴出」

かくして自民党内で紛糾することになり、
調整で時間がかかり、法案提出が遅れることになったのでした。
なんとか2013年の臨時国会中に法案成立にいたりましたが、
このまま法案提出が延びて、臨時国会中の成立は
無理かもしれないと、一時期は懸念するくらいでした。

収まりのつかなかったらしい「家族思想信仰」の議員たちは、
「家族のきずな」を守る特命委員会を作るにいたったのでした。
「家族のきずな」のために、配偶者控除を拡大して
夫婦控除を導入しようと言った、あの特命委員会ですよ。

「夫婦控除で家族のきずな?」


自身の価値観を「常識」と評価し、それ以外の価値は
(最高裁判決まで)「非常識」と切って捨てる感覚には、驚かされた。
ただ、今の自民党では、家長が家族員を支配する「家」制度や
性による役割分業(これを彼らは「伝統的家族制度」と呼ぶ)に
郷愁を抱く復古主義的イデオロギーは、
安倍晋三首相を含めて、むしろ主流のようである。
永田町だけ見ていると仲間が多いので、
これが「常識」と勘違いしているのかもしれない。

「家族思想信仰」の人たちにとっては、
自分の家族観が絶対のスタンダードになっているということです。
よって自分の家族観が「絶対の常識」であり、
それに反する「異教徒許容」の家族観は
無条件で「非常識」と裁断されることになるわけです。

欧米の民主主義国で婚外子が多いのを、
あたかも家族が崩壊しているかのように考えるのも、
自分たちの狭い家族観を絶対と思っているので、
家族観の異なる国の事情がまったく理解できないゆえです。

「出生率の上昇と婚外子」

それにしても最高裁の違憲判決まで「非常識」と
決めつけてきたのは、わたしも驚きましたよ。
発言にぜんぜん遠慮がなくなっているということです。
実は自分たちこそ「非常識」ということが、
それくらい見えなくなっているのでしょう。
当時の新聞でも「放言」「思い上がるな」と批判が出ていました。

「社説:最高裁を軽視 自民党は思い上がるな」
「「最高裁に従う必要なし」 「正妻の子と愛人の子を同等にしていいのか」
婚外子相続で自民法務部会が“放言”連発」



例えば、当時同副幹事長だった西田昌司参院議員は、次のように語っている。
「最高裁判所の非常識な判断に従って法改正をしてしまうと、
婚外子がどんどんできて家族制度が崩壊してしまう」
「最高裁の判決は、国民の一般感情とずれている。
最高裁はわれわれの世間の常識と離れた所にある」
「現行憲法と結びつけると今回の決定になるとすれば、現行憲法が間違っている」

自分たちの家族観に対する中心主義(セントリズム)は、
西田昌司参院議員が顕著に発言してくれたのでした。

「違憲判決に反対論噴出」


世の中では、意見はもっと多様である。
しかも、憲法遵守義務のある国会議員が、自身の価値観に合わないからといって、
「憲法が間違っている」と断じるとは相当に問題だ。
こんな発言を平然とできるところに、
同党内の憲法軽視の風潮を見て取ることができる。

多様性も「家族思想信仰」の人たちは絶対に認めないものです。
彼らはすべての人が自分たちの「信仰」を持つと
家族問題はすべて解決し理想状態になると信じているからです。

それゆえ「異教徒」の存在は一切認められず、
「改宗」を迫るか、それが無理なら存在自体を
「なかった」ことにするからです。
かかる独善と不寛容はまさに宗教のようだと言えます。


「憲法が間違っている」も正直に言ってくれたと思います。
彼らはまさに現行憲法を否定し、彼ら独自の憲法
制定することが「悲願」だからです。
彼らはジェンダー平等を規定した24条も否定し、
彼らの「家族思想信仰」を反映するべく
「家族の助け合い」という文言を入れようとしているのでした。

「憲法24条の改正と家族」
「参院選の争点は家族?」
「自民党・改憲の解説漫画(2)」

夫婦別姓と再婚禁止期間の訴訟に違憲判決が出たあかつきには、
いよいよ自民党は憲法を改正するべく
動き出すのではないかと懸念されるゆえんです。
婚外子の相続差別に違憲判決が出たときも、
このような懸念がささやかれたのでした。

「民法改正・最高裁判決の懸念(2)」


最高裁は、そのような時の権力層に迎合し、ほとんど化石のような
明治民法由来の規定を維持するのだろうか。
それとも、そうした政治の状況とは関係なく、
司法が「法の下の平等」と「個人の尊重」を保障した憲法の理念を守り、
時代に合わせた法整備への道を切り拓こうとするのだろうか。

最高裁がいま判断しようとしているのは、
「独善的で排他的な宗教的カチカンか、
法の下の平等と個人の尊重か」ということなのですよね。
後者を選んでくれることを祈るばかりです。


付記1:

記事では最初に、女子差別撤廃条約の批准と
男女雇用均等法の制定からお話しています。
均等法は最初は反発が強く、骨抜きだったのですよね。
それでも曲がりなりにもジェンダー平等に対する意識を変え、
その後少しずつ内容が強化されていったのでした。

民法改正の4課題について、国連女子差別撤廃委員から
繰り返し勧告を受けながら、今日にいたるまで
ずっと放置してきたことにも、記事には言及があります。


付記2:

民主党政権時代に、亀井静香の反対で民法改正の
実現が頓挫したことにも触れています。

「民法改正・民主党政権の閣僚」

posted by たんぽぽ at 21:26 | Comment(31) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - 家族思想信仰の中心主義 web拍手
この記事へのコメント
おひさしぶりです。
貴方は前にフランスの出生率のことでたまごどんさんと繰り返し議論されていましたが、今度は慰安婦のことでたまごどんさんとやりあっておられるのですね。
面白いのは、貴方に対してというか貴方の味方となって擁護、補助、共闘してくださる方が一切いらっしゃらない。
10周年だそうですが10年もフェミブログをやっていて味方してくれる方がおられない人望のなさと情けなさには同情いたしますわ。

夫婦別姓にしたところで朝日の賛成多数アンケートを主張されているようですが中身を理解してますよね。
仮に今から別姓にできるとしたら?との質問に対して、夫婦で同じ名字78% 別々の名字11%
要するに別姓にできるとしてもしたくない人が圧倒的です。
しかも同姓でよいという人の男女別は男性76%なのに女性は81%
女性差別撤廃が目的なのにどうしたことでしょう。
国連の女性差別撤廃委員とやらを持ち出してもまったく無意味ですね。
国連といえば最近も日本の女子学生13%が援助交際しているとぶちあげて、しかも30%が馬鹿なのか故意なのか通訳ミスで13%ですと訂正。
それでも政府や多くの国民は許しませんでした。情報源はなんなのか。文献ならそれを示せ。誰かに聞いたならそれは誰だ。と追及しました。
どうせ日本国内のフェミが吹き込んだんでしょう。
今までの日本ならスルーするか国連様から大変なご指摘がありました。即刻改善しなければ、となる予定だったでしょうね。
ところがもう今の日本ではそんなサル芝居は通用しませんから国連のオバチャンも日本のフェミも驚いたでしょう。
慰安婦なんかもそうで即、反撃しなければズルズル持っていかれ世界的に既成事実化してしまう。別に右翼じゃなくてもそうさせてならぬと思って当然です。

夫婦別姓を認めないから日本は遅れていると国連利用で圧力をかけ、さらに女性差別と言いたいようですが私も含めて多くの日本女性はそれが差別だと思っていない。実際に別姓にしたい人など少数。
そもそも国連常任理事国のロシアと中国はフェミ活動を禁じたり、派手な言及、活動しているフェミを拘束までするのですからそちらを大問題として扱いなさいよと。
欧米だって別姓にしない人は多いわけですが日本と違って別姓にできるのにあえて別姓にしないというのは貴方から言わせれば余程家族信仰、過剰な夫婦、家族意識が強いとなるのかしら。
また別姓論者がよく言う仕事関連で不自由すると。欧米で別姓にしない人は不自由しない職業や立場なのでしょうか。
もはや学問でも思想でもなくフェミのクレーム遊び。
悪いのは男。自分と反対の女は男に媚びてる女、名誉男性という、まさに女性を馬鹿にした言い草。
生きにくい、息苦しい時代は加速しますよ。貴方のようなフェミにとってはね。
野田聖子は立派な女性議員。稲田朋美は男に媚、または名誉男性ってところかしら。そんなこと書いてるフェミ記事があるし。そんな枠内の女性だけで仲良くしてね。冒頭で書いたように10年たっても味方になってくださる方がいないのは可哀想だけれど。
Posted by あっとまーく at 2015年11月24日 21:26
あっとまーくさん、面白い!!、ワロタ。
Posted by うがんざき at 2015年11月24日 22:33
うがんざきさん。そういえば前の私の書き込みに貴方だけ反論されてましたね。
夫婦別姓を認めないのは不寛容としながらパラサイト?とか他人の生活を否定するって、それが様々な形態を認めていないわけで自らを映す鏡です。

それにしてもフランスで大きなテロがあろうがこちらのブログはフェミ論ばかりでたいしたもの。
フェミの斉藤美奈子はレバノンでも大きいテロがあったのにこの差はなんなのかと書いてました。
これも自分に聞けば言いわけで、斉藤さん自身が今までフランスを例に語ったことと比べてレバノンの例、それ以前にレバノンという国名をあげて何か書いたり言ったりしたことありますかしらと。
恥ずかしいフェミの鏡、自分を棚。
私はワロタというような汚い言葉は嫌いなので、笑わせてくれますねと申しておきますわ。
Posted by あっとまーく at 2015年11月24日 23:28
あっとまーくさん、
文章にもの凄いルサンチマンを感じますよ?過去にアク禁にでもされました?
それとも一定数生じるアラシのー種か?
っつーくらい残念な文章です。
30代前半のフリーランスの女性の方でしたっけ?記憶違いでしたらゴメンなさい。

だいたい、ここでイスラム国や中東のトピック必要ないです。私は他のサィト行ったり専門の人フォローしてそちらで情報収集してます。イタリアンに行って、中華料理も用意しろ、といってるようなもの。ここファミレスじゃないですからね。
Posted by うがんざき at 2015年11月25日 13:25
あっとまーくさま

>貴方は前にフランスの出生率のことでたまごどんさんと
>繰り返し議論されていましたが、今度は慰安婦のことで
>たまごどんさんとやりあっておられるのですね

たまごどんのところもご覧になっているのですね。
それならばたまごどんのところにも、
コメントなさるのがよいだろうと思います。
わたしより人望のあるたまごどんと、親しくなるといいと思いますよ。


こちらのコメント欄には「ヒラリー」氏もお越しです。
http://tamagodon.livedoor.biz/archives/51911346.html#comments

あなたと「ヒラリー」氏は、家族観やジェンダー観が
きわめて近いようですし(とくにパラサイトシングル)、
いっしょに会話なさるとお話が合っていいかもしれないですよ。
Posted by たんぽぽ at 2015年11月25日 21:29
うがんざきさま、コメントありがとうございます。

>文章にもの凄いルサンチマンを感じますよ?過去にアク禁にでもされました?
>それとも一定数生じるアラシのー種か?

「あっとまーく」氏はこれまでに一度しか、お越しでないのですけれどね。
とてもそれだけとは思えないなにかが込められているようですね。
http://taraxacum.seesaa.net/article/426574757.html#comment


>イタリアンに行って、中華料理も用意しろ、といってるようなもの

すぐに関係ない話題を持ち出すのは、前にもそういう人がいましたね。
「あっとまーく」氏も、状況いかんでは対処したいと思います。
Posted by たんぽぽ at 2015年11月25日 21:31
たんぽぽさんのリンク先見たら、私、あっとまーくさんに対してパラサイトの否定なんて全然してないじゃないですか。
むしろ親子関係の変化があって、パラサイトも時代の流れであり、許容せざるえない現実、という文脈ですけどね。
  
昔ヒラリーさんとは確かに議論したことがあったけれども、そこをご覧になっていたのかな。

なら予備情報十分、たしかにたんぽぽさん言う通り、あっとまーくさんはヒラリーさんともスムーズに交流できそうですね。
Posted by うかんざき at 2015年11月26日 13:36
私は、そちらのコメントでうがんざきさんも否定していないと書いています。
たんぽぽさんの見方について書いたことです。
うがんざきさんはたまごどんさんの慰安婦論争のところでたんぽぽさんと共闘されてたらいいんじゃないですか。
ヒラリーさんという人が来ているというたまごどんさんのリンク先はジャジーさんという人が立て続けに説教していて見逃しましたがよく確認するとヒラリーさんは1本だけ書いておられますね。
外圧は外圧だけでなく日本人が火をつけたり協力している、誘導しているというような見方は私とまったく同じです。ただそれは意外性や独自の見方でなく常識的なことです。
むしろ珍しいのは慰安婦問題で朴大統領は自分の意思というよりも憲法裁判所の指示に従っているという見方です。
憲法裁判所の件は事実でもそこを抜き取って強調する人はあまりいません。

私がここで最初に書いた重要な部分、女性差別撤廃なのに夫婦別姓にしたい人は少なくしかも今から選択できると仮定しても別姓にしたい人は女性のほうが少ないとなれば日本において夫婦別姓は女性差別撤廃とは無関係。
ですから少数派の意見を取り入れて頂きたいと主張すべきで女性差別ですよと、あたかも多数派であるかのような、多数の女性を代表して意見しているかのように主張するのは間違えています。
Posted by あっとまーく at 2015年11月26日 20:45
うがんざきさま、
またまたコメントありがとうございます。

>私、あっとまーくさんに対してパラサイトの否定なんて
>全然してないじゃないですか。

わたしのことも、「そう断定的でもなく、特に感情も入らず、
淡々と紹介している」とコメントしてくださっていますね。
(2015年10月01日 00:58)


>昔ヒラリーさんとは確かに議論したことがあったけれども、

「あっとまーく」氏にはやはり「とてもそれだけとは
思えないなにか」があって、それは「ヒラリー」氏との
やり取りのことだったのかもしれないですね。

ふたりはパラサイトシングルに対する考えがきわめて近いので、
やり取りを読んだ「あっとまーく」氏が、「ヒラリー」氏と同じような
感情を持つことはさもありなんですね。


>あっとまーくさんはヒラリーさんともスムーズに交流できそうですね

「ヒラリー」はわたしのブログではコメントお断わりなので、
たまごどんのブログで交流することになるのかな?
http://taraxacum.seesaa.net/article/424999904.html
Posted by たんぽぽ at 2015年11月26日 22:40
あっとまーくさんのこと、今度からヒラリーさんって呼ぼうかな・・

息継ぎのない文体とかそっくり。

(同一人物、と言ってるわけではありません。なにか懐かしさを感じたので、失礼を承知で。)
Posted by うがんざき at 2015年11月26日 23:04
結局、私が記した夫婦別姓について何もなしですね。
Posted by あっとまーく at 2015年11月26日 23:26
私は、気違いに反応することはしませんが、一般的に

「仮に今から別姓にできるとしたら?との質問に対して、夫婦で同じ名字78% 別々の名字11%」

ということに関してコメントを書きます。
日本人の11%ってことは東京都の人口とほぼおなじかそれより多いくらいですね。

11%もいれば十分導入する理由になります。

これを理由に反対、っていうのは、11%しかいないから、東京都に下水道ゴミ処理場不要、とか言うのと同じですよね。自分勝手もほどほどにしろよ、というレベルだと思います。
Posted by 魚 at 2015年11月27日 11:49
そんなにマジョリテイにこだわるなら(@?ヒラリーさん?)、世界規模でみると夫婦別姓を認めている国が大半、これが世界のマジョリティですが。
認めていない国は日本のみになります。日本のみです。大半がフツーに高等教育受けて、高度な経済成長をとげた国が。

でもしょうがないですね、遅れてるなんて卑屈にならなくともいいんです。明治時代に制定された民法ですから。改正すりゃええのです。
しかも選択性でチョイス広がるだけなら、何も心配ないけどね

Posted by うがんざき at 2015年11月27日 13:43
あっとまーくさま

>ジャジーさんという人が立て続けに説教していて見逃しましたが

たまごどんは「ジャジー」氏にしつこく絡まれて、閉口しているようですよ。
あなたが救援におもむいてはいかがでしょう?
わたしより人望のあるかたの手助けになれば、
あなたの徳も上がることと思います。


>というような見方は私とまったく同じです

慰安婦問題でも「ヒラリー」氏と同じ意見なのですね。
それならなおさら「ヒラリー」氏と会話なさるとよいと思います。
きっと建設的な討論ができると思いますよ。

「ヒラリー」氏はとても残念なことに、
わたしのブログからは投稿お断わりにしています。
なので、あなたから「ヒラリー」氏のいるところへ
うかがうことになるでしょう。
Posted by たんぽぽ at 2015年11月27日 22:26
うがんざきさま、コメントありがとうございます。

あらあら、本当に「ヒラリーさん」と呼び始めましたね。
「あっとまーく@ヒラリー」とか「あっとまーく⭐️ヒラリー」
くらいにしておくといいかもしれないです。


>世界規模でみると夫婦別姓を認めている国が大半、これが世界のマジョリティですが。
>認めていない国は日本のみになります。

こちらで話題になっていますが、2010年代に入って、
「まだ残っていた」ところも、つぎつぎと民法改正しているのですよね。
http://taraxacum.seesaa.net/article/426802506.html#comment

2010年代も後半に入ろうとしていますが、
本当に「日本のみ」になりそうです。


...というお話をすると、「日本は日本だ、外国と同じにする
必要はない」なんて、根拠もなくナショナリズムを楯に取って、
変革を拒否するのが、非共存派の相場なのですよね。

国内では「多数派の都合だけ聞け」と言っておきながら、
国際問題になると「多数派に合わせる必要はない」というご都合主義的です。


>遅れてるなんて卑屈にならなくともいいんです

あとから挽回すればいいとも言えますしね。
スイスは1970年代まで女性に参政権がなかったけれど、
今は下院の3割以上が女性議員で、世界全体でも30位以内ですし。
http://www.ipu.org/wmn-e/classif.htm

アイルランドは1990年代まで離婚も禁止されていたけれど、
今では同性結婚が認められていますし。
http://taraxacum.seesaa.net/article/419802928.html
Posted by たんぽぽ at 2015年11月27日 22:28
魚さま、こちらにコメントありがとうございます。

>11%もいれば十分導入する理由になります。

「少数だから選択を禁止してよい」というのは、
非共存派がさんざん使い古した「理由」ですね。
11%というのが、具体的にどれだけ大人数なのか、
計算したことはないのかと思います。

わたしが見たところ49.9%でも、非共存派にかかると
「選択を禁止してよい少数」になりそうなのですが。


魚さまには言うまでもないことだけど、問題になっているのは、
「自分の選択と関係なく制度として他者の選択を認めるか」なのですよね。
「自分はなにを選択したいか」ではないのですよね。

「共存か非共存か」の問題を「自分は別姓にしたいか」に
すり替えるのも、非共存派が使い古したことだと思います。
http://taraxacum.seesaa.net/article/343362829.html


少し変わったお話。

非改姓結婚を望む人たちは、「自分たちの選択を認めてほしい」のであって、
「多数派になりたい」のでは必ずしもないのだろうと思います。
「夫婦別姓を選択する人を増やそう」という
活動や主張をしているかたなんて、わたしは知らないですよ。

11%「しかいない」ことを揶揄したところで
「だからなに?」というのが、わたしの感想です。
Posted by たんぽぽ at 2015年11月27日 22:30
たんぽぽさん

こういう流れみているとつくづく思うのですよ。

あっとまーく@ヒラリーさんのような方が「夫婦同姓は女性差別じゃない。女性差別というのはおかしい」という反対論者は昔からいて、この人達からのバッシングをかわすためにも、もっと「実生活での不都合を訴えたほうがいい」、なんていう人達が現れたわけですね。実に遠回りですねえ。

しかも、頑迷な反対論者にも話せばわかる、って。魚さんやたんぽぽさんが説明して、これは選択肢が増えるだけだから、と加えても、絶対理解しようとはしないです。なぜなら、女性差別って本当に根が深いから。頑迷な人に対して説得しようとも、時間とエネルギーの浪費なのだと思います。だって、ヒラリーさんとはここで1年位話してきているんじゃないですか。
だいたい「フェミ」と揶揄してる段階で、これまで生きてきた中で物凄いミソジニーやルサンチマンがあるんだなと感じるわけですよ。
 (まあ私も「ワロタ」「ヒラリーさんって呼んじゃおうかな」なんてふざけたことを言ってますけどね。本来なら「ここは建設的な議論をする場所です」とピシャリとされたかもしれません)

で、そういう人がここでどんなにわめこうと、アンケートの結果で別姓希望派がマイノリティであろうとも、世の中は確実に変わっていきます。
頑迷な人は変わらないけど、そうじゃない、グレーな立場の人達の考えが変わっていきます。世界各国が変わっていきます。

スイスやアイルランドのように、周回遅れから、肩並べちゃった、みたいにね。
Posted by うがんざき at 2015年11月28日 09:33
またまたコメントありがとうございます。

>この人達からのバッシングをかわすためにも

ぜんぜん効果がなかったですね。
当人たちは「このやりかたは絶対うまくいく、
いままでの市民団体がだれも試みなかった画期的な方法だ」
なんて信じていたので、いやになってしまいます。

効果がないことが「公然の秘密」のようになってからは、
「自民党が政権を持っているのだから、
反対派を説得するより方法がないではないか」に、
正当化の「理由付け」が変わってきましたが。


>頑迷な人に対して説得しようとも、時間とエネルギーの浪費なのだと思います

そう言うと差別者や反反差別の人は、
「社会を変えて欲しいと思っているのはお前たちなのだから、
お前たちに説明責任がある」と言うのでしょうけれどね。

差別というのは、根本は差別する側の意識の問題ですから、
それが「自分たちを納得させなければ、差別をやめてやらない」では、
いつまでも差別はなくならないというものです。


>ヒラリーさんとはここで1年位話してきているんじゃないですか

こんなことを言うくらいですからね。
http://bit.ly/1ShXMFD
どうせこんなことだろうとわたしは思ったし、
最初に登場したときからこういうことはわかるのですよね。

「ヒラリー」や「あっとまーく」を始め、
わたしのブログに議論を吹っかけにくる反対論者は、
嫌がらせのための論難や粘着をしたいのだろうと思います。
「物凄いミソジニーやルサンチマンがある」のですから、
わかり合おうとして来ているのではないのでしょうね。


>そうじゃない、グレーな立場の人達の考えが変わっていきます

反対論者を批判することに意味があるとしたら、
グレーな人が騙されないための反対論者の流すデマ拡散の防止と、
「反対論者というのはこういう人たちですよ」と、
グレーの人たちに示すことだと思います。
Posted by たんぽぽ at 2015年11月28日 12:17
>こんなことを言うくらいですからね。
>ttp://bit.ly/1ShXMFD

>>このようなタイプの弱者は徹底的に叩いてもよいと気づかせてもらいました(ヒラリー)。

なるほど、攻撃は最大の防御なり。ん?・・なんか叩かれに来てるようにも感じるけど。

>反対論者を批判することに意味があるとしたら、
グレーな人が騙されないための反対論者の流すデマ拡散の防止と、

おっしゃる通りです。これはヒラリー☆アットマークさんに語っているのではなく、今ここを読んでいる読者のために語ってる、ということですね。
Posted by うがんざき at 2015年11月28日 19:23
コメントありがとうございます。

>なんか叩かれに来てるようにも感じるけど

それでも粘着はしていると思いますよ。
嫌がらせとしてはじゅうぶんですね。

>これはヒラリー☆アットマークさんに語っているのではなく、

もちろん「反対論者」以外のかた向けですね。


「ヒラリー」はわたしのブログを見ているみたいですが、
あっとまーく氏をお誘いしないのかなと思います。
http://tamagodon.livedoor.biz/archives/51911346.html#comments

せっかくご自分と考えが近い人がいるのですから
(とくにパラサイトシングル)、一緒に会話すれば
有意義ではないかと思うのですけれどね。
Posted by たんぽぽ at 2015年11月29日 07:28
気違いと書いておられる方がいますね。
夫婦別姓とゴミ処理場の必要性がどうつながるのかしら。ゴミ処理場やゴミ収集がなくなったら全国民の命にかかわります。
これは以前ある市長さん(元朝日の記者)が他の自治体にゴミ処理を委託していることがカネの無駄であると言及して大問題になり辞職しました。
夫婦別姓に反対すると言及した場合は単に反対している人で済まされることです。
比較性のないことを比較しておきながら、そんなご自身が見えず他人を気違い呼ばわり。面白いものですね。
Posted by あっとまーく at 2015年11月30日 19:33
主要国と比較して日本だけが夫婦別姓を認めていないとのお話も、それらの国は名前で呼ぶ習慣があることが多いでしょう。

オバマ大統領とクリントン元大統領がお互いにバラク、ビルと呼び合っているような。
逆に安倍首相と小泉元首相はシンゾー、ジュンなどと呼び合っていることはないでしょうね。
鳩山由紀夫さんが首相のときオバマ大統領と関係良好を主張するために「バラク、ユキオと呼び合っています」と言ってましたが。

これは政治レベルでなく一般レベルでも欧米は名字よりも名前で呼び合うことが多い。
だから仮に別姓でも仕事関連だろうと日常だろうと名前で呼び合うので日本とは違うはずです。
日本では目上の人間を呼び捨てにすることも基本的に許されませんし、気の知れた付き合いの長い知人や親族でもない人が相手をファーストネームで呼ぶことはなじんでいません。
最近、日本人でも英語で自己紹介するときに鈴木一郎さんならイチロー・スズキでなくスズキ・イチローと言ってもよいとの流れ、その国々の言い方を重視するためという発想が出てきたとの話もあります。
しかし英会話スクールのアメリカ人講師は「あまり好ましくない。相手国の文化に合わせるべき」という意見。
この講師が勘違いしている、無意識にアメリカを日本より上に置いているのは、それが筋だというならアメリカ人が日本語を話す、日本語で自己紹介する場合は、バラク・オバマでなくオバマ・バラクと言うべきだとなります。
しかしこの講師はあくまでも自分が日本語で話す場合でも名字ー名前でなく名前ー名字で話しているはずで相手国の文化でなくアメリカの文化に合わせろと言っている事に自分も気づいていないわけです。

名前、ファーストネームに関してはむしろ女性が「上司や目上だからといってファーストネームで呼ばれる筋合いはない」と怒る、気安く名前を呼ぶなと。
私は構いませんが嫌がる女性が多く、名前で呼ばれる(年下の人間から名前を呼び捨てにされる。これは私も大きな抵抗があります)免疫がないまま夫婦別姓だけ持ち出してもどうなんでしょうね。
夫婦別姓の子供でも名前で呼び合う文化なら親と名字が違っても名前の日常性が高いので日本ほど面倒はないでしょう。
Posted by あっとまーく at 2015年11月30日 20:12
私がヒラリーさんという人と似ているというのは男女の違いがあっても保守思想なら普通似るでしょう。
左派と同じです。ただ当然全部同じではないはず。
たんぽぽさんは「>というような見方は私もまったく同じです」という部分だけ抜き取って、とてもよく似ているとおっしゃっておりますが。

パラサイトシングルのことで特に似ているといっても、私が最初に書いたのはそれだけでなく避妊薬のこともあったのですがね。
そこはまったくスルーされていますが。

ミソジニー、ルサンチマンなどの言葉もフェミは好きなようですがこれもまたご自身の男ギライ、家族ギライを映す鏡なのではないかしら。

私には意味不明なのが、たまごどんさんのところのコメントによればヒラリーさんもジャジーさんという方もここでは投稿禁止になっている。
ヒラリーさんが恨み節を書くのは自然でもジャジーさんはそれでもなお貴方の味方でたんぽぽさんに謝罪しろと連発してます。
どうやら貴方に対してジャジーさんの片思いのようですわね。
Posted by あっとまーく at 2015年11月30日 20:30
ご存知なのかまだ情報が入っていないのか28日の朝日に調査の続報があります。
選択的夫婦別姓に賛成52% 反対34%について、
男女別は男性の賛成51% 女性の賛成53%
反対は男性35% 女性33%
過去との変化として、
1994年(賛成男性56・女性60 反対男性39・女性28)
02年(賛成男性48・女性51 反対男性43・女性39)
09年(賛成男性46・女性52 反対男性47・女性39)
今年(賛成男性51・女性53 反対男性35・女性33)

これによって松井夕梨花という記者のまとめは女性はどの年も賛成が上回るが男性は02年に拮抗し09年は反対が上回った。
男性の賛成がカギを握っているかもしれないと勝手に論じています。
自分の答えありき(男が問題である)で見るからおかしいのであり、94年と比べて今年は男性は賛成が5ポイント減ったが反対も4ポイント減っている。
女性は賛成が7ポイント減り反対が5ポイント増えている。
今年だけ見れば男女の賛成反対はほぼ同数。
過去から見ればむしろカギは男性でなく女性。

私はもちろん別姓が強制でなく選択だと承知しています。ですから選択的夫婦別姓が法で認められたほうがよいと思っています。
私だけでなく多くの人に無関係な話です。どうせ独身の賛成者が結婚しても別姓にする人はわずかであることも分かりきっていますし。
ただ前記のように日本は名前で呼ぶ習慣はありませんから、佐藤さんと山田さんという別姓夫婦がいた場合に一方が佐藤さんだからもう一方の人にも「佐藤さん」と呼んだら「いいえ、私は山田です」とやられるのが面倒ですわね。
どうせごく少数でしかないのでその程度の面倒はお付き合いするのがマナーかとも思いますが。
Posted by あっとまーく at 2015年11月30日 21:11
日本でも女子は思った以上にファーストネームで呼ばれる傾向にありますよ。まあこれもジェンダー的なのかな。
日本には、ちゃん、さん付けというものありますし、友人のみならず、会社、親戚、親づきあい…私なんてずっとそうですね。後輩からも、ちゃん付けだったり。

もちろん欧米より少ないであろうし、それは認めます。
とすると、姓が大事な文化となりますので、なおさら別姓にしたいという人を許容すべきという発想になりまぜん?

家族は記号的にワンセットでよばれます。子供姓だったり夫姓だったり。「私、山田です」なんて言う人あまりいないですよ。
空想の世界で生きてるのね、あっとまーくさんは。

ヒラリーさんと似てるのは思想よりも長い文章と論点のわからない文章です、ある意味ヒラリーさん以上…。
似た物同志は苦手でしょうから、
ヒラリーさんは、あっとまーくさんのこと、相手にしてくれないかもね。
Posted by うがんざき at 2015年12月01日 09:23
うがんざきさま、コメントありがとうございます。

>日本でも女子は思った以上にファーストネームで
>呼ばれる傾向にありますよ。まあこれもジェンダー的なのかな

ジェンダーですね。
ファーストネームで呼んだほうが可愛らしいということ。
それと女は結婚改姓するので、変わらないファーストネームで
呼んだほうが便利、ということだと思います。

>姓が大事な文化となりますので、なおさら別姓にしたいという人を
>許容すべきという発想になりまぜん?

わたしもそれは思ったです。
名字を使うことが多いなら、別姓を認めてしかるべきですよね。
あっとまーく氏の理屈は、わたしにもわからなかったです。


>ヒラリーさんと似てるのは思想よりも長い文章と論点のわからない文章です

それはわたしも、「ヒラリー」の文章とそっくりだと思います。
あと、とにかくなんでもいいから「反論」するというところや、
「反論」するとき論点をずらしてくるところも、似ていると思います。

>似た物同志は苦手でしょうから、
>ヒラリーさんは、あっとまーくさんのこと、相手にしてくれないかもね

あら、そういうことなの?
ということは、あっとまーく氏も「ヒラリー」と
会話したくないということなのかな?
Posted by たんぽぽ at 2015年12月01日 19:26
あっとまーく氏は、ご自分が「ヒラリー」氏と似ている
理由についていろいろと釈明していますね。
でもなぜ似ているかという理由は、なんでもいいのですよね。

わたしが言いたいのは「似ているならおふたりで会話すれば?」です。
Posted by たんぽぽ at 2015年12月01日 19:29
>ということは、あっとまーく氏も「ヒラリー」と
会話したくないということなのかな?

似てるからどうぞ、といわれると嫌でしょうねぇ、。
2人が会話することはない方に、賭けてもいいくらいです。
Posted by うがんざき at 2015年12月02日 19:55
コメントありがとうございます。

その賭けは楽に勝てそうに思います。
根拠は言わないけれど。
Posted by たんぽぽ at 2015年12月02日 22:37
>家族は記号的にワンセットで呼ばれる。
だったら夫婦別姓にしても仕方ないですね。
自分の名字が消えてしまうことが嫌なんでしょう?
家族=記号で呼ばれる。
そういうことが嫌なんじゃないのかしら?
家族制度がお嫌いなんだから。

私がヒラリーさんと会話するのが嫌も何も、
ヒラリーさんなんてもういないでしょう。
たまごどんさんのブログでも、ジャジーさんが相変わらず、たんぽぽさんに謝れとやってるだけで、
ヒラリーさんなんて1本しか書いてませんよ。
Posted by あっとまーく at 2015年12月21日 21:21
>ヒラリーさんなんてもういないでしょう

それならもっと早くお話しに行けばよかったのにと思います。
わたしは1か月前から、いっしょに会話すれば?と言ってましたよ。

まだいるかもしれないですよ。
だめもとでお呼びしてはいかがかと思います。
「ヒラリー」氏はこう言っていましたし。
http://tamagodon.livedoor.biz/archives/51911346.html#comments
========
また、たまごどんさんのこちらのブログも今回をきっかけに
いろいろ情報を読みに訪れさせて頂こうと思います。
========(2015年11月04日 02:40)


>たまごどんさんのブログでも、ジャジーさんが相変わらず、

たまごどんのところへ救援に行ってはいかがでしょう?
「ジャジー」を「荒らし」認定していますよ。
相当に閉口しているということだと思います。
http://tamagodon.livedoor.biz/archives/51913589.html#comments
========
ジャジーさんが私のブログを荒らす目的は?
========(2015年12月02日 00:15)

「荒らしはスルー」だと言うのでしたら、
「ジャジー」氏を無視して、穏健な会話をするという案もあります。
コメント欄の雰囲気が変われば、「ジャジー」氏も態度を
変えるかもしれないですしね。
Posted by たんぽぽ at 2015年12月23日 09:28
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック