2016年02月20日

toujyouka016.jpg 女性の権利と性産業従事

2月4日エントリと2月18日エントリの続き。

「女性にとって性を売ること」
「貧困のための性産業従事」

『日本の風俗嬢』(中村淳彦著)についての、
たまごどんのエントリを引き続き見てみたいと思います。

「風俗嬢について調べてみた」

 
また孫引きになりますが『日本の風俗嬢』には、
「フェミニズム的な思考」として、次のことが述べられています。

多くの風俗嬢が求めているのは、
命や健康を守るうえで必要な人権を保障する前提として、
「性風俗を職業として認めてほしい」というだけのことだ。

誰もが持っている普通の権利を求めているだけだが、
そこに立ち塞がるのは「女性の味方」を自任するフェミニズム的な思考だという。
「女性は性的な行為をして金銭を授受してはいけない」という
一見もっともらしい思考が、かえって事態をややこしくしているというのだ。

わたしはフェミニズム一般に詳しくないですが、
フェミニズムは「女性は性的な行為をして金銭を授受してはいけない」
なんて思考を、たぶんしないのではないかと思います。
そう言って、性産業に従事する女性を攻撃することを、
むしろ差別的と考えるのではないかと思います。


この問題についての、わたしの考えは以下のようです。
一般的なフェミニズムの思考も、これに近いのではないかと思います。

1. 性産業は女性を搾取し尊厳を傷つけることで成り立つ
2. 性産業の存在は買う男の問題である
3. 性産業に従事せずに生活できるよう、女性に経済力が持てるよう
保証することで解決を図る(政治、行政の問題)
4. 性産業に従事する女性は保護されるべき

わたしは「女性は性的な行為をして金銭を授受してはいけない」
というのが、「一見もっともらしい思考」だとは思わないですよ。
2.の考えから「女性に金銭を授受させて性的な行為を
するべきでない」であれば、わたしは考えていると思います。

生活のために性産業に従事する必要のある女性が現実にいる以上、
きゅうに性産業をなくせとはもちろん言わないです。
「性風俗を職業として認めるべきでない」とも思わないです。
いかなる事情があっても、性産業が女性の搾取であることに
変わりはないので、性産業は「必要悪」であると思います。

具体的な対策としては、生活のために性産業に従事する
女性を責めるのではなく、性産業に従事しないですむ
「対案」を示すことだと思います。(自殺対策と同様。)
そうでないとその女性をいたずらに追い詰めるだけになるからです。


「命や健康を守るうえで必要な人権を保障する」なら、
性産業に従事しなくても女性が生活できるだけの
雇用環境や経済環境を整備することだと思います。

性産業に従事しないと生活が維持できない女性が多いのは、
女性の貧困がそれだけ放置されていることだと言えます。
「社会保障は風俗に敗北した」とか「社会保障を風俗が
肩代わりしている」
とも言われたりもしますが、
政治や行政の失策であり責任だということです。

「若年女性の貧困の深刻(3)」


現在性産業に従事している、あるいは過去に従事したことがある
女性の「命や健康を守るうえで必要な人権を保障する」なら、
2月4日エントリで挙げたいくつもの問題を解決することです。

「女性にとって性を売ること」

具体的には
a. 性感染症や性病の予防、治療
b. メンタル面のケア
c. 暴力的な「雇い主」や、嘘の求人を出す「雇い主」の対策
d. 客の暴力の対策
e. 性産業経験者への社会的偏見の対策
といったことでしょう。


「女性は性的な行為をして金銭を授受してはいけない」と、
上記の4.に反して「女性が悪い」ことであるような
「一見もっともらしい思考」をするのは、
性に関して因習・反動的な人たちに多いと思います。
それはフェミニズムと敵対する人たちです。

2月4日エントリでは、塩村あやか氏についての石井孝明氏の発言や、
日本の警察の取り調べで風俗経験を聞くことを例に挙げています。
これらはまさに「女性は性的な行為をして金銭を
授受してはいけない」という考えにもとづくものであり、
そこには因習・反動的カチカンが背景にあります。

「アメリカ国務省に記載されている日本渡航時の注意」
性犯罪被害の事情聴取ではしばしば婦人警官の同席無しで行われ、
警察は決まって性犯罪被害者に性的な経歴や過去の関係を聴く。



わたしがここでお話した1.から4.の考えかたをはじめ、
それを踏まえた上で、わたしが示している現実問題の対策は、
「女性の権利や尊厳を守るため」という観点にもとづくものです。
フェミニズムが性産業について語るときも同様でしょう。

ジェンダーに関して因習・反動的な人たちが
「女性は性的な行為をして金銭を授受してはいけない」と言うときは、
「女性が守るべきモラルや道徳」として語っているだろうと思います。

わたしやフェミニズムと因習・反動的な人たちとのあいだには、
「人権問題」か「道徳問題」かという、問題のとらえかたの違いが
あるのではないかということも指摘しておきます。

posted by たんぽぽ at 10:51 | Comment(9) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
たんぽぽさんに強く同意します。
私もこの部分が最も乖離が大きい論点だと思っています。

>多くの風俗嬢が求めているのは、
>命や健康を守るうえで必要な人権を保障する前提として、
>「性風俗を職業として認めてほしい」というだけのことだ。←わかる。

>そこに立ち塞がるのは「女性の味方」を自任するフェミニズム的な思考だという。←ハァ?!(゚ロ゚;)


『日本の風俗嬢』(中村淳彦著)は、記事にまとめられている内容を読む限り、あまりにツッコミどころが多すぎて、本来ならば一次資料である書籍を一読する必要(作者と読者の解釈の違いをチェックするとか)があるのでしょうが、どうにも手にとる気がしません。
さすがといおうか、安定のたまごどんチョイス。

女性の性産業従事者の収入が大幅に減ってきている。いや減るだけでなく、就労機会すら与えられていない。要するに、「性さえ売る気になれば、貧困から脱出できる」が成り立たなくなっているのです。

私は貧困から脱出できるのであれば、性産業で働くことを是と考えます。
Posted by たまごどん at 2016年02月21日 00:51

なんか、たまごどんのこのコメント見ると、
対岸の火事に、今まさに焼かれて苦しんでいる人を、
「本当に助かるなら、火を消してやってもいいけどなぁ〜?」
「いや〜でも消防車出すのも金掛かるしさぁ、消火できたとしても、今度はやけどの治療だろ〜?
痕が残るだろうし、そーすると後の人生大変だよ〜?どーする〜?」
にやにや笑いながら見ている人って感じがします…(ちょういらいらする)
Posted by あやめ at 2016年02月21日 19:02
たんぽぽ様 こんにちは

今回は自分の友人の話をさせていただきたいと思います。
彼女は高校を卒業後、自ら望んでいわゆる「おミズの世界」に入りました。彼女の母もその経験者であり、きらびやかに着飾る母の姿は彼女の自慢でもあり、憧れでもありました。
やがて結婚して子供を儲けると、子育てとともに年齢的なこともあって引退をしました。しかし、彼女の夫は残念ながらギャンブラーを自称する人でした。
結局、彼女は再び一家の大黒柱として働かざるを得ませんでしたが、かつての世界にそのまま復帰することはままなりませんでした。
その後、働かない夫と別れることはできましたが、家には老いた母親と子供がいます。それを支えるために、パチンコ店員やレジ打ちのパートなど、いくつかの仕事を掛け持ちしました。
その一方で、一時期月に100万円単位で稼いでいたかつてのことを忘れることはできませんでした。
やがて彼女は一念発起して、保育士の講習を受けることにしました。せめて正式に就職できればと考えたのです。しかし、多くの保育施設は講習を受けただけの素人に門戸は開かれていませんでした。
かといってちゃんとした資格を得るにはお金も時間もかかります。でも、彼女が欲しいのは来月からの安定収入で、遠い未来の希望ではないのです。
彼女はとある決断をしなければなりませんでした。
資格も要らず、(最近は)大きな年齢制限もなく、そしてそこそこ日銭が稼げそうな仕事。かつての伝を頼って紹介してもらったそうです。

「そういう仕事を続けるには、どこか(心が)病んでいなくちゃできないよ」
俯くでもなくそう言った彼女は、とても明るく笑っていました。
Posted by aka21 at 2016年02月23日 12:00
あやめさま、こちらにコメントありがとうございます。

>>そこに立ち塞がるのは「女性の味方」を自任する
>フェミニズム的な思考だという。←ハァ?!(゚ロ゚;)

中村淳彦やその賛同者も例によって「女を買いたい男」か、
「男が女を買うのを容認したい人」だろうと思います。
そういう人は「性産業を立派な職業と認めているし、
性産業の従事者はみずからの誇りを持ってやっている」と言って、
自己正当化することが多いです。

『日本の風俗嬢』で性産業が貧困女性にとっての
セーフティネットの代わりになっていることを否定し、
「性産業はふつうの生計を得るための職業」だと強調するのも、
同様の事故正当化ではないかと、わたしは思います。

さらにそういう人は自分に反対する人を
「性産業を職業として認めない職業差別者」とか
「女性を性産業に従事させるべきでないと考えている」
ということにして攻撃するのですよね。

また「自分たちの反対者=フェミニスト」という
図式もあるのだろうと思います。
それで、「『女性は性的な行為をして金銭を
授受してはいけない』という『フェミニスム的な思考』」
という考えになるのだろうと思います。


中村淳彦は「職場の対人関係でトラブルを起こすのは、
中高年になっても性体験のない男性が多い」なんて
まじめに確信していて、それを著作に書く人です。
(本人は取材によってわかった事実だと言っている。)

http://bit.ly/1StVGX1
http://bit.ly/1Qe9lPR

『日本の風俗嬢』もこれと同程度の信憑性だと
思ったほうがいいかもしれないですよ。
こんなことも書いていますね。

========
供給過剰なので雇用する性風俗店と客による女性の選別が始まる。
容姿を中心とした外見スペックだけでなく、
接客サービス業なので技術、育ちや性格や知性などを含めた
コミュニケーション能力が加味されて、性風俗がセーフティネットではなくなり、
選ばれた女性が就く職業になってしまった。
========

経営者が女性を「選別」するのは、「ほとんどの客の好みに
合いそうもない女を出すわけにはいかない、
そんな女を出したら店の信頼にかかわって客が来なくなる」
というだけのことではないかと思います。

中村淳彦は「供給過剰」だから店は従業員を選別すると
思っているけれど、そうではなく「女の質」の維持のため
という「当たり前」のことではないかと思います。
Posted by たんぽぽ at 2016年02月23日 22:27
aka21さま、こちらにコメントありがとうございます。

>今回は自分の友人の話をさせていただきたいと思います

貴重なお話、ありがとうございます。
そのあたりが性産業従事の現実ではないかと思います。

性産業が貧困女性のセーフティネットになっていることや、
一度性産業で働くと抜けにくくなるなんて、
よくあることなのだろうと思います。

>「そういう仕事を続けるには、どこか(心が)病んでいなくちゃできないよ」
>俯くでもなくそう言った彼女は、とても明るく笑っていました。

そこは複雑な気持ちになりますね。
性産業に従事しているとメンタルを損なうこと、
そして自尊心を強く持っていないと続けられないこと、
それらの交錯ということかもしれないです。


ちなみに保育士は賃金も安いですよ。
かりに保育士になっても、収入の面では
あまり解決にならないかもしれないです。
http://taraxacum.seesaa.net/article/430375545.html
Posted by たんぽぽ at 2016年02月24日 22:03
あ、この本、ダメですわ。
「フェミニズム」の部分も大概ですが、これ、2頁もひどいですよ。

==================================
「風俗で働く、どこにでもいる一般女性」の代表として、著者は「現役女子学生」を挙げています。
ホステスやキャバクラ嬢は、お酒を飲めない人には難しい。よって、未成年では働けない。
また、高度のコミュニケーション能力を求められ、拘束時間が長いし、時間の融通がきかない、
ということで、短時間でコンスタントに稼ぐことは、風俗で働くよりも難しいのです。
そういう意味では、「学生生活を維持するために、まとまったお金が必要だけど、ちゃんと
自分の勉強時間も確保したい」という、「真面目な学生」にとっては、心理的な抵抗さえ
クリアできれば「割の良いアルバイト」なんですね。
==================================

レビュー部分ですけど、ひどくないですか?

>ホステスやキャバクラ嬢は、お酒を飲めない人には難しい。よって、未成年では働けない。
>「ちゃんと自分の勉強時間も確保したい」「真面目な学生」にとっては、「割の良いアルバイト」なんです

…なんだこれ。
未成年の女子学生をXXXしたい男の願望ダダ漏れじゃないですか。

さらにこれ。(こっちは本文。※私が決定的に”ないわ〜”って思った部分)

==================================
そして2000年代後半以降、急激に増えているのが介護職員である。
介護職員は、安月給で生活できない悩みから副収入の手段を探り、
風俗の世界に足を踏み入れることが多い。全国的に人手不足の介護施設は、
国家資格である介護福祉士を取得していれば、いつでもどこでも採用される。
性風俗がだめになっても介護があるから大丈夫という保険があるので、
大胆な行動がとれる。ダメになったら介護に戻ればいいという安心感が、
性風俗の世界に積極的に向かわせるのである。この場合、介護業界のほうが
「セーフティネット」として機能しているということになる。
==================================

逆だ逆。

>性風俗がだめになっても介護があるから大丈夫という保険がある

じゃねーよ、大丈夫じゃないから風俗やってんだろ。

上の女子学生の方は、この記事を書いた某ブロガーの文章ですけど、、
これは「書かれている内容がヒドイ」。
下のは原文で中村氏の書いた文章。
これは、「文章も内容もヒドイ」。

《介護職員は、安月給で 生 活 で き な い 》
《介護業界のほうが「セーフティネット」として 機 能 している》

すごい…
この短い一区切りの文章の中で、一つの職業を正反対の二つの意味で定義している…!(ゴクリ)

これが、仮にも文章で食ってるプロの文章ですよ?
Posted by あやめ at 2016年02月27日 16:21
それから、話が前後しますが「フェミニズム的な思考」という、「フェミニズム」の用法について。

著者が主張するものの意味を変えずに言い換えるなら、

《そこに立ち塞がるのは「女性の味方」を自任する、”ある種の人権思想”の存在である。》

どうしても「フェミニズム」という言葉を入れたいなら、

《フェミニズムを”標榜する”一部の人々の〜》
《フェミニズム”気取り”の〜》

という書き方もできたのに、あえてこの言葉をあのように使った理由があるなら、
いわば伏線であって、どこかでカタルシスが得られるような文章構成になっているはず。
それをたまごどん氏があえて省略したのではないなら、どうやらそうした構成にはなっていない。

それならば、残る可能性の一つは、正真正銘、本来の意味するところを理解することなく、
調べることなく、また疑うことなく、「そういう意味」の言葉だと思って使った。

仮にも文筆業を名乗る人間が、扱う言葉の意義を取り違えている、知らない、ということ。
用法の誤りを正すことなく、(そのことにすら気がない?)市場に流通させている、ということ。
これらは、言論をあつかう世界に対する侮辱であると考えます。

自分に文才が無い分、人様の書いた文章には敬意を持って接するよう
努めているつもりでしたが、これは…。
たまごどん氏が「あえて」この本を選んだ、ということが、私にはひたすら残念ですよ。
あれほど端正な文章を書く人が、なぜなんでしょうねえ…?(こんなになった今でも時々見惚れる)
Posted by あやめ at 2016年02月27日 16:27
あやめさま、こちらにもコメントありがとうございます。

>>ホステスやキャバクラ嬢は、お酒を飲めない人には難しい。
>よって、未成年では働けない。
>>「ちゃんと自分の勉強時間も確保したい」
>「真面目な学生」にとっては、「割の良いアルバイト」なんです

>…なんだこれ。

ずいぶんあっさり書いてくれますよね。
そのレビューを書いた人は、『日本の風俗嬢』をやたら
評価しているので、「そういう人」なのでしょう。

========
著者が実際に取材した「風俗業界」のナマの声と
さまざまなデータがバランス良く配され、「風俗嬢の現在」、
そして、「夢や理想のもとに搾取され続けることに疲れた若者たちの、
働くことへの意識の変化」を描いた好著です。
========


>>性風俗がだめになっても介護があるから大丈夫という保険がある
>じゃねーよ、大丈夫じゃないから風俗やってんだろ。

これはわたしも思ったです。
次のエントリでちょっと書いています。
http://bit.ly/1oGSrP9

介護職は低賃金で食えないから、やむをえず性産業に
従事する人がいることは、明らかだと思います。
「介護があってもぜんぜんだいじょうぶではなく、
保険にもならない」し「だめになったら介護しかないという不安感」
しかないのに、中村淳彦は何を考えているのかと思います。

>《介護職員は、安月給で 生 活 で き な い 》
>《介護業界のほうが「セーフティネット」として 機 能 している》
>この短い一区切りの文章の中で、一つの職業を
>正反対の二つの意味で定義している…!(ゴクリ)

中村淳彦は自分で矛盾したことを書いているとは
思わなかったのかと思います。
「性産業で働く女性はみずからそれを望んでいる」という
結論が先にあって、それに合うように事実を
解釈しているのかもしれないです。


>あえてこの言葉をあのように使った理由があるなら、
>いわば伏線であって、どこかでカタルシスが得られるような
>文章構成になっているはず。

前にも同じようなことを言ったけれど、
1. 自分たちは性産業に従事する女性のよき理解者だ
という自負があって、
2. フェミニズムは自分たちを非難する
という意識があるのではないかと思います。

「女性は性的な行為をして金銭を授受してはいけない」というのが
「フェミニズム的な思考」だと思えるのは、
これら1.と2.の組み合わせだろうと思います。

彼らは内心では「女を買いたい」という欲望で
もの申しているので、1.を強調して自己正当化するし、
「女を買いたい」と思っているという意識があるから、
2.のようにも思うということだろうと思います。

彼らにとってフェミニズムは自分たちの欲望を阻む
うっとうしい存在なのでしょう。
その「フェミニズム」を「やっつけた」ことで、
溜飲を下げられるということではないかと思います。
Posted by たんぽぽ at 2016年02月28日 15:44
>次のエントリでちょっと書いています。

はい、拝読しました。
私の、「ダメですわ ┐(´ー`)┌」を、丁寧に掘り下げた、大変読み応えのある
記事をありがとうございます。

>「フェミニズム的な思考」だと思えるのは、…

「フェミニズム」の定義の拡大解釈の範囲内、でしょうか?
私は、明らかに用法を誤ってると思うのですが…

しかしいずれにせよ、これほどフェミニズムを嫌悪しているようでは、
いかな対案を出したところで、

>性産業で完全に良好な労働環境の実現は困難、
>ということでもあるのかもしれないです。
>性を売る以上、女性の尊厳の侵害をともなうし、
>そこにはどうしても不健全な要素が入り込むのでしょう。
Posted by たんぽぽ at 2016年02月26日 21:54「貧困のための性産業従事」

…ということになりそうですね。
Posted by あやめ at 2016年02月28日 18:35
あやめさま、

きのうはたくさんコメントをくださりありがとうございます。
貴重なお時間を、わたしのブログにいっぱい
使っていただけてとてもうれしく思います。
そしていつももったいないくらいのご評価をくださり恐縮です。


>>次のエントリでちょっと書いています。
>はい、拝読しました。

ご覧くださりありがとうございます。
あやめさまの前のコメントと入れ違いになりましたね。
わたしのエントリのほうがちょっと遅かった。

>「フェミニズム」の定義の拡大解釈の範囲内、でしょうか?
>私は、明らかに用法を誤ってると思うのですが…

範囲内ではなく、誤っているとわたしも思いますよ。
彼らのあたまの中にある「仮想フェミニズム」かもしれないです。
Posted by たんぽぽ at 2016年02月29日 21:41
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