性産業従事者が「性産業は性暴力の受け皿にならない」と
言っていることについて、いかがお考えでしょうか?
「性産業を性暴力の受け皿にするという考えは、
性産業従事者の人権軽視である」とも言っています。
「橋下氏発言、風俗業の女性に波紋 私たちは暴力のはけ口か」
性犯罪対策として風俗業利用が有効だとする意見について、
今年2月まで関西の風俗店で働いていた京都市の女性(37)は
「確かに風俗店は性欲を解消できる場だが、性犯罪は性欲の形を借りた暴力だ。
暴力を受け止めるために用意される存在はあってはならないはずで、
政治家が堂々と、私たちの体と人権を軽視する発言をしたことに驚いた」と憤る。
「性犯罪は性欲の形を借りた暴力だ」というのは、
性暴力の動機は「力の誇示」であって「性欲の処理」でないということです。
性欲は暴力の「手段」「道具」として使われるということです。
「性暴力の加害者の特徴」
性暴力の加害者からも「動機は性欲ではない」という意見が出ています。
「加害者視点の性暴力研究 性欲の「物語」を批判」
少なくとも加害者からは性欲の話は出なかった。
それどころか『性欲じゃないですよ』と笑い飛ばしていた。
本音の部分は本人も多分分かりたくない。
不可抗力で巻き込まれてしまったとか、
新しい世界を見たなどと日記や手紙に書いていた。
たまごどんは何度か「性暴力を抑止するために
性産業が効果的である」「性産業を取り締まると
性暴力がかえって増える」という趣旨の発言をしています。
「女性にとって性を売ること(2)」
今は妻と娘が大事なので、彼女たちの安全安心を第一に考えます。
買春を法律で禁止することでレ イプが増えるというのでは困りますね。
(2016年03月12日 01:04)
スウェーデンで買春側を摘発するようになってから、
強 姦の認知件数は約3倍に跳ね上がっています。
この事実は、この政策に狙いの効果が無かったことを示しているように思えます。
(2016年03月14日 00:13)
私が一番困るのは、持て余した性欲を一般の女性に
向かって暴力行為で解消してしまうレ イプ犯罪の増加です。
(2016年03月29日 23:07)
強姦犯罪者が全てたんぽぽさんが主張するタイプではなく、
ポルノなどで性欲が解消されれば性犯罪は減ります。
引用HPの日本の強姦(認知)件数/年グラフと、
日本の未成年強姦件数/年グラフを参照して下さい。
http://sightfree.blogspot.jp/2013/06/blog-post_29.html
(2016年04月11日 00:20)
その一方でたまごどんは「性産業従事者の労働者としての
権利を保証するべきだ」とも主張しています。
「風俗嬢について調べてみた」
もうそろそろ建前での議論をやめて、性風俗業は社会にとって必要であり、
あること自体を当然と考えた方がいい。
そのような認識が浸透し、現実的な議論が進むことで、
安全な環境の下で安心して働けるという風俗嬢たちの最低限の権利が、
一日も早く実現することを願うばかりである。(p245)
たまごどんも中村氏の意見に賛成する。
というか、フェミニズムの方は性の自己決定権を取り戻せと主張していて、
オランダの売春婦を理想としていたと記憶しているんだけどなあ。
記憶違いなんだろうか。
「貧困のための性産業従事」
私はオランダの売春システムの方が解決策になるのではと、
今のところは考えています。
そこまでいかなくても、彼女たちが持つ労働者としての
基本的な権利を認めるだけで、状況は大きく改善するでしょう。
(2016年02月20日 18:16)
「女性にとって性を売ること(2)」
女性の意見が欲しいのであれば、ここでどうでしょうか。
http://swashweb.sakura.ne.jp/node/37
********************
私たちは、自分たちが犠牲者としてあつかわれないことを要求します。
セッ クスワークは労働です!
セ ックスワークはその定義からして人身取引とは違うのです。
私たちを労働者としてあつかってください。受動的な犠牲者ではなく。
********************
(2016年03月26日 01:28)
最初に引用した性産業従事者のコメントにある、
「暴力を受け止めるために用意される存在はあってはならない」
「私たちの体と人権を軽視する発言をした」というのは、
性暴力の抑止のために性産業を利用するのは、
性産業従事者の権利保証と真っ向から反するということです。
たまごどんの主張にはこのような深刻な矛盾があります。
これについてご意見を聞きたいと思います。
たまごどんを差し置いて悪いけど、どうせ私の言うことは通訳無しに理解できない
らしいので、思い切って忌憚のないことを言わせてもらうと、
これも一種の辱めでしょう。
それ以外の意味なんて無いですよ。
従軍慰安婦がどれだけ悲惨であろうが、
性産業従事者の実情がどうであろうが、
オランダやスウェーデンどうであろうが、
性犯罪の抑止につながるまいが、
そんなことはどうでも良いんです。
全ては男様の思し召し通りに、女どもが世界の不条理を請け負っていれば。
そしてそれを「自発的」に「全き自己責任」で、女どもが喜んで請け負うことが、
(ここでは)たまごどんを代表とする男様にとっての「常識的に考え」た普通の
世界の姿なんでしょう。
性産業界の改善をしきりに訴えるのも、彼らの思惟などどうでも良く、ただその
存在が男様にとって好ましいから、恩恵※を与えてやろうというだけのこと。
※たまごどんの考える「恩恵」がどんなものかは、下記に詳しい。
http://taraxacum.seesaa.net/article/434537494.html
「貧困女性のためにやる福祉の金も仕事もないから、お前ら貧しい女はカラダでも売ってろ」
(byたんぽぽさま)
なお、余談として。
性産業従事者が個人事業主扱いで、労働基準法が適応されないのはそれまでの長い歴史の中で、
再三改善策を講じた結果だということは意外にも、当事者にも知られていない。
搾取と人権蹂躙が横行する(その最たるものが従軍慰安婦)為、店舗と「働く人」の関係を、
「斡旋者」と「個人事業主」に切り離した結果。
それでもなお、現行で搾取と理不尽が横行しているのなら、そういう現状に労働基準法をただポンと
落とし込んだ時、どうなるのか。
私が反対の立場を取るのは、これが最大の懸念だからだ。
>一言も無いのか。やっぱりね
いまのところコメントがないですね。
ここ数日はいそがしいみたいですし、このエントリも
きのうの晩にアップロードしたばかりではありますが。
「性産業従事者の意見」を繰り返し強調しているのですから、
ここで挙げた「性産業従事者の意見」も顧みてほしいものです。
次のエントリもいまのところコメントがないです。
「性欲ではない」という性暴力加害者の意見について、
なにか言及がほしいところですが。
「性暴力の加害者の特徴」
http://taraxacum.seesaa.net/article/436728302.html
もともとの動機は、日本の戦争犯罪を少しでも軽かったと
思いたいために、「自発的に慰安婦になった女性もいた」ということを
「立証」しようとしたのでしたね。
そのあと現代の性産業従事者も自発的に従事している女性が
たくさんいることにする必要が出てきて、スウェーデンの性産業従事者が
「労働者としての権利を求めている」ことを持ち出したのでした。
自説に都合のいい女性を取り上げて「自分は女性を尊重している」
などと言い出すところまで来たか、という感じです。
>http://taraxacum.seesaa.net/article/434537494.html
>「貧困女性のためにやる福祉の金も仕事もないから、お前ら貧しい女はカラダでも売ってろ」
わたしは人よりはこの種の議論を見ているつもりですが、
こういう意見は初めて見ましたよ。
>性産業従事者が個人事業主扱いで、労働基準法が適応されないのはそれまでの長い歴史の中で、
>再三改善策を講じた結果だということは意外にも、当事者にも知られていない。
これはわたしもぜんぜん知らなかったです。
ヨーロッパの民主主義国と同じように、日本で売買春を合法化するのは
たしかにリスクが大きいかもしれないです。
>搾取と人権蹂躙が横行する(その最たるものが従軍慰安婦)為、店舗と「働く人」の関係を、「斡旋者」と「個人事業主」に切り離した結果。
これは初めて聞きました。なにか資料はありますか。
わたしも機会があるときに調べてみたいと思います。
なにかわかったらお話したいと思います。
このエントリにコメントをなさるなら、
お尋ねされていることにお答えするのが先だと思いますよ。
1. 性産業は性暴力の受け皿にならない
2. 性産業を性暴力の受け皿にすることは性産業従事者の人権軽視
と、性産業従事者が言っていることについて、いかがお考えですか?
これらはあなたのいままでの主張に反することです。
ご意見をいただきたいです。
>私の主張に反するって、なんのことですか
この期におよんですごい開き直りですね。
あなたの主張でしたら、このエントリでも引用していますよ。
開き直りねえ。
直前のコメントは、なにが言いたいのかわからないです。
あなたは性産業従事者の権利保障を主張しながら、
性暴力の抑止のための性産業という、
性産業従事者の人権を軽視する主張をするという、
矛盾したことをしていたということです。
既婚者の姓風俗利用はれっきとした民法違反であり、
不貞と認定され、離婚事由にもなりえること。
それを原因として離婚する人も後をたたないこと。
これから目を背けているのが多くの日本人であり、
様々な法律の抜け道を容認して体を売る事を容認しているのが日本だということ。
不適切なら削除してくださいませ
わたしのブログにコメント、ありがとうございます。
>既婚者の姓風俗利用はれっきとした民法違反であり、
>不貞と認定され、離婚事由にもなりえること
これは知らなかったです。
情報ありがとうございます。
「結婚して既婚者になったら、民法的にセッ クスは」
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1376938183
「妻にセッ クスを断られ続けた夫が「風俗」に行ったら「離婚される」ってホント?」
http://matome.naver.jp/odai/2143601377273663501
現実には既婚者でも風俗を利用している男性は
少なからずいそうですね。
配偶者に容認されているのは、離婚を切り出されずに
すんでいるということだろうと思います。
>様々な法律の抜け道を容認して体を売る事を容認しているのが日本
なんだかんだで「男が女を買いたい要求」は、
見逃されるということですね。
(取り締まりを厳しくしないのは、性産業従事者の生活を
守るためというのが、いちおうの理由にはなっているけれど。)
>不適切なら削除してくださいませ
ぜんぜんそんなことないですよ。
ご心配なさらなくても結構です。