2017年02月18日

mar0006.gifオルタナ右翼の発信源日本

2月5日2月7日2月12日エントリの続き。

アメリカ合衆国の「オルタナ右翼」は日本が好きで、
日本の排他的で閉鎖的なところを評価している特徴があります。

「オルタナ右翼を考える」
(はてなブックマーク)

 
リチャード・スペンサーは大統領選の最中に来日して、
原宿の駅前で女子高生に「トランプ大好き!」と
言わせるビデオを撮ってネットで拡散していました。
スペンサーは、「日本は移民が少なくて排他的で素晴らしい!」と言っていましたね。

ニューヨークで選挙当日にプラウドボーイズという
グループのパーティを取材したときも、
「日本の鎖国は素晴らしい」と言うメンバーがいました。
もともと4chanから発生したムーブメントなので
アニメが大好きということもありますが、
「保守的で排他的な」日本という国が好きなんですね。

「オルタナ右翼」はもともと孤立主義で、
保護貿易主義、排外主義、移民排斥主義を標榜するので
それが実現している日本をモデルにするのは、
ごもっともなことだと言えるでしょう。


記事ではフランスのル・ペンも「日本を模倣するべき」と
言っていることが引き合いに出されています。
フランスのマリーヌ・ル・ペン氏も「日本を模倣すべき」と
言っていましたけど、オルタナ右翼もそうなんですね。

6年前になりますが、ノルウェーの右翼のテロリストも、
日本を「保守的で排他的」な理想の国と言ました。

「ノルウェー連続テロ」

「ノルウェーテロ:「寛容な社会」憎悪か」

日本と韓国について「多文化主義を拒否している国」と言及。
日本などを反移民、非多文化社会の模範のようにたたえていた

「ノルウェーのテロ犯「女性が従順な韓国・日本が理想的な国」」

フェミニズムに対する嫌悪感を表明し、家父長制の回復を強調したが、
その代案として「日本や韓国がモデル」と主張した

「欧州が日本や韓国のようになるのが見たい」
「韓国と日本は保守主義や民族主義に近く、
両国の女性が従順だ」などと付け加えた

日本というのは、欧米の民主主義国にいる、
人種差別、女性蔑視、移民排斥を標榜する右翼にとって
モデル国家、モデル社会となっているということは、
問題にする必要があることだと思います。


日本はこのような排外主義、差別主義的な右翼思想の発信源に
なっているのではないか、という問題が出てくると思います。

オルタナ右翼を考える / 前嶋和弘×八田真行×町山智浩×荻上チキ | SYNODOS -シノドス-

やっぱり日本の2chが源流だという気がして仕方がない。4chは2chの影響受けてできたものだし。/半分ジョークって最悪。/id:Iver 模倣?人の話曲げる方がデマでしょ。文化の話してるんですが。

2017/01/25 19:15

アメリカ合衆国の「オルタナ右翼」に関しては、
活動の中心が「4chan」という匿名の掲示板で、
これは日本の「2ちゃんねる」にならったものです。
これだけでも日本は発想を輸出したと言えます。

オルタナ右翼と呼ばれている人々はリアルでは行動しませんね。
彼らはもともと日本の2ちゃんねるを模倣した
4chanという電子掲示板で差別的なジョークなどで
盛り上がっていた人たちですが、その存在が目立つようになったきっかけは
去年7月 にトランプ氏が予備選に出てきたときです。
共和党主流派に対してネットで攻撃を始めたからです。

「オルタナ右翼」は、デマを流して差別思想を拡散させる、
逆張りと冷笑傾向があるニヒリズム、総数はわずかだか
劣情をあおることで大衆の支持を得るといった、
日本のネトウヨと共通する特徴がいくつもあります。

日本は排外思想や差別思想を輸出することで、
国際的に悪影響を与えている国だということを、
認識する必要があるだろうと思います。
こうした現状に対して、日本はなんらかの責任を
取る必要があるとさえ、わたしは思っています。


トランプ政権やアメリカ合衆国の「オルタナ右翼」を見て、
日本の世間一般の人たちが「実は自分たちがやっている
醜悪な戯画の鏡写し」ということに気がつくだろうかと思います。
他人がやっているのを見ることで、
自分たちがやっていることを客観視するということです。

日本人の多くは、トランプ政権や「オルタナ右翼」の
批判や嘲笑をするけれど、「他人ごと」だと思って、
自分たちとは関係ないと思う(決め込む)のではないか
という気が、わたしにはしています。
以下のようなツイートにそれが現れていると思います。

「トランプと民進党は類似?」


「他人ごと」扱いならまだましかもしれないです。
日本のネトウヨや冷笑系や、反リベラル、反野党の人たちが、
「自分たちの思想が他国に受け入れられた」と思って、
自信を持ってますます大手を振るうようになる、
という懸念さえあると思います。

日本の彼らの中には、すでにトランプ政権や
「オルタナ右翼」に共鳴しているものもいるようです。
「大国アメリカ合衆国の後ろ楯がある(と思える)」ことは、
彼らにとってとても心強いことなのでしょう。

posted by たんぽぽ at 23:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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