2017年09月29日

toujyouka016.jpg 民進党が希望の党に合流?

民進党が希望の党に事実上の合流をすることを、
図ろうとしていることがわかりました。
すでに調整の最終段階に入っています。

「「民進党」が「希望の党」に合流で最終調整」
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「民進、希望と連携合意 高まる合流論、統一名簿を模索」
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「民進 前原代表 「希望の党」に事実上 合流したい意向」
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民進党内にも異論があることや、
小池百合子も党どうしの合流に否定的なことから、
まだ調整することは残っていますが、
ほとんど既定路線ではないかと思います。

ただ、こうした前原氏の意向には党内の一部に異論があるのに加え、
小池氏が党どうしの合流には否定的な考えを
示していることから、今後、調整が行われる見通しです。

「事実上の合流」は最終的にどうなるかの予想ですが、
−−−−
1. 選挙区の候補者は、民進党に党籍を残したまま、
民進党は公認を出さず、希望の党の公認にする。
2. 比例は民進党と希望の党とで統一名簿
−−−−
という案が検討されているので、
このあたりで決まるのではないかと思います。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170927/k10011158411000.html
この中で、前原氏は、衆議院選挙の候補者について、
希望者は全員、東京都の小池知事が代表を務める新党から立候補させ、
事実上、合流したいという意向を示したということです。
民進党の候補者に党の公認は出さず、党籍を残したまま
「希望の党」の公認候補とすることや前原代表は無所属で
立候補することなどが報告されたということです。

http://www.asahi.com/articles/ASK9W46MHK9WUTFK00G.html
連携の形について、民進側は候補者が同じ政治団体に
結集して戦う「統一名簿方式」などを模索している。


前原誠司代表がなぜか無所属で出馬表明したりと、
不可解なことがいろいろとあると思っていたのですが、
希望の党に合流という「奇策」のためだったようです。

7月の都議会選でも民進党から離党者して
都民ファーストに移籍する候補者が次つぎと出たのでした。
現在も民進党から離党して希望の党に移る
候補者は後を絶たない状況です。

くしの歯が抜けるように離党者が相次ぐのなら、
いっそ「先回り」して民進党ごと希望の党に合流する、
という判断なのではないかと想像します。


民進党内でも「寝耳に水だ」「受け入れられない」
という意見が出ています。
おそらく前原誠司が代表に就任してから
本格的な準備を始めたと思われるので、
かなりきゅうだったのではないかと思います。

これに対し、出席者からは、「寝耳に水だ」
「受け入れられない」といった意見が相次いだということです。


わたしに言わせれば、もう「カオス」ですよ。
これも有権者のレベルの反映なのだろうと、わたしは思います。
「有権者は自分たちにふさわしいレベルの政治家を持つ」です。

ちょっと思わしい結果が出ないと、すぐ「失望」して、
支持政党をわたり歩きしたり新党を求めたり、
現在の野党、民進党をよりよくしようと思わず、
きゅうに「見識ある有権者」づらして、
いくらでも叩いてよい負け犬のように扱うからでしょう。


有権者の政党に対する扱いがそんな「使い捨て」であれば、
政治家のほうも支持が一向に回復しない
既存政党を改善することなんて断念して、
そんな政党など捨ててしまい、別の政党に乗り移りも
するようになると思います。

posted by たんぽぽ at 22:24 | Comment(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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