元TBS記者の男性を東京地裁に提訴しました。
この件は今年の5月に検察審議会に審査を申し立てていましたが、
9月22日に「不起訴相当」になっていました。
不起訴処分になって刑事事件として扱えなくなったので、
今度は民事裁判で争うということです。
「詩織さん、損害賠償求め提訴「民法上の不法行為」」
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朝日の記事は全部名前を伏せていますが、
元TBS記者の男性ジャーナリストは山口敬之氏です。
ジャーナリストの詩織さん(28)=姓は非公表=が、
元TBS記者の男性ジャーナリスト(51)に
1千万円の損害賠償を求める訴訟を28日、東京地裁に起こした。
2015年4月にこの男性と都内で会食後に意識のない状態となり、
性暴力被害を受けて精神的苦痛を被ったと訴えている。
民事で争うということは、想定されることではありました。
元TBS記者の山口敬之氏に準強姦されたとして女性が訴えた事件。検察審査会は不起訴相当の結論を出し、これで山口氏に刑事罰を与えることは不可能になりましたが、恐らく次の戦いの舞台は民事裁判となるでしょう。民事裁判ならば必ず裁判は開かれるので、山口氏側も事実を説明せねばなりません。
— Speed540 (@speed540) 2017年9月22日
刑事事件で不起訴になった案件でも、
民事事件で犯人性、違法性が認定される
ケースは珍しくないようです。
民事裁判で山口敬之氏の違法性が認定される
可能性はあるわけで、戦略としても妥当ということです。
刑事事件において不起訴になった案件でも、民事事件において犯人性、違法性が認定される案件は珍しくありませんので、妥当な戦略です。
— 山口貴士 aka無駄に感じが悪いヤマベン (@otakulawyer) 2017年10月1日
https://t.co/0PNcdzW3pO
検察審議会では必要な証拠が、すべて提出されなかったようです。
ホテルの監視ビデオの映像なんて、
かなり決定的だと思ったのですが、
これも検察審議会に出されなかったとあります。
それであのような理不尽としか思えない
不起訴処分になったのもあるのでしょう。
民事裁判でこうしたことも明らかにしてほしいところです。
詩織氏準強姦事件。逮捕状の決め手になったとされる「ホテルの監視ビデオ映像」は、検察側が検審に出さず、詩織氏側からもホテル側の提出を得られなかったため出すことができなかった。検審に事実と異なる「陳述書」が出されていたとの情報も。いろいろなことが民事裁判で明らかになる可能性が。
— Nobuyo Yagi 八木啓代 (@nobuyoyagi) 2017年10月1日
ところで、詩織さんの件、検審議決書があまりにミソジニー丸出しでアレなんで、開示請求出してきました。まさか審査員が昭和世代のオッサンばかりということはないと思いますが。この件、外国メディアも相当注目しているようです。
— Nobuyo Yagi 八木啓代 (@nobuyoyagi) 2017年10月1日
外国メディアも注目しているようです。
状況いかんによっては、またしてもジェンダー差別の国日本を、
諸外国に知らしめることになるかもしれないです。