2017年10月04日

toujyouka016.jpg 詩織さん提訴・民法上の不法行為

詩織さんが意識をなくした状態で強姦されたことで、
元TBS記者の男性を東京地裁に提訴しました。

この件は今年の5月に検察審議会に審査を申し立てていましたが、
9月22日に「不起訴相当」になっていました。
不起訴処分になって刑事事件として扱えなくなったので、
今度は民事裁判で争うということです。

「詩織さん、損害賠償求め提訴「民法上の不法行為」」
(はてなブックマーク)

 
朝日の記事は全部名前を伏せていますが、
元TBS記者の男性ジャーナリストは山口敬之氏です。

ジャーナリストの詩織さん(28)=姓は非公表=が、
元TBS記者の男性ジャーナリスト(51)に
1千万円の損害賠償を求める訴訟を28日、東京地裁に起こした。
2015年4月にこの男性と都内で会食後に意識のない状態となり、
性暴力被害を受けて精神的苦痛を被ったと訴えている。


民事で争うということは、想定されることではありました。


刑事事件で不起訴になった案件でも、
民事事件で犯人性、違法性が認定される
ケースは珍しくないようです。
民事裁判で山口敬之氏の違法性が認定される
可能性はあるわけで、戦略としても妥当ということです。



検察審議会では必要な証拠が、すべて提出されなかったようです。
ホテルの監視ビデオの映像なんて、
かなり決定的だと思ったのですが、
これも検察審議会に出されなかったとあります。

それであのような理不尽としか思えない
不起訴処分になったのもあるのでしょう。
民事裁判でこうしたことも明らかにしてほしいところです。


外国メディアも注目しているようです。
状況いかんによっては、またしてもジェンダー差別の国日本を、
諸外国に知らしめることになるかもしれないです。


posted by たんぽぽ at 06:11 | Comment(0) | 法律一般・訴訟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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