朝日新聞の世論調査が行なわれました。
「比例区投票先は自民35%、希望12% 朝日世論調査」
(はてなブックマーク)
気になる立憲民主党は7%となっています。
前回9月26日-27日の調査では、民進党は8%でした。

民進党から立憲民主党になって、だいぶ所帯が
小さくなりましたが、それでも1ポイントしか
支持が下がっていないということです。
最初の船出から厳しい状況であることを考えれば、
かなり健闘していると言えます。
所帯が小さくなったことで失なった支持層もあるでしょうが、
代わりにリベラル・左派の支持を集めた
ということではないかと、わたしは予想します。
両方差し引きでほぼゼロになったということです。
民進党時代は保守・右派議員がいるから投票しづらい
という支持者が、とくにリベラル・左派に多かったからです。
保守・右派候補者が希望の党に流れたことで、
リベラル・左派にとって支持や投票がしやすくなったのでしょう。
立憲民主党は順調に選挙戦を進めれば、
着実にリベラル・左派の支持を堅められそうです。
「野党共闘」「市民連合」という枠組みで見ると、
立憲民主党の7%と共産党の6%で合計13%です。
希望の党の12%を上回り、これはわたしも意外でした。
希望の党は実際には維新と組むので、
維新の4%と合わせると16%になります。
それでも「野党共闘」の13%はこれに迫っていると思います。
付記1:
そう言えばそうです。
立憲民主党の結党は10月2日です。
世論調査は3日と4日ですから、1日しか経っていないです。
比例区投票先は自民35%、希望12% 朝日世論調査:朝日新聞デジタル
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できて1日しか経っていない立憲民主に7%も支持がある点こそこの調査の特筆すべき点だろう。
2017/10/05 04:17
これはどんな鳴り物入り政党、ポピュリズム政党でも
実現したことのない「快挙」だと言えます。
おそらく今後も抜かれることはないでしょう。
付記2:
民進党から立憲民主党になっても支持率が
1ポイントしか下がらないのは、民進党支持層の
ほとんどすべてが立憲民主党の支持層となった、
と考えるかたもいらっしゃります。
失なった支持層と得た支持層がほぼ同数という
わたしの予想とどちらが実際に近いかは、
なんとも言えないです。