かねてからネットでリベラルや左派のスタンスを
取る人たちのあいだでは歓迎ムードです。
ツイッターでも歓迎を表明する人たちはたくさんいます。
「祝・立憲民主党の結党〜中道左派の議員や国民の受け皿が+希望の危ない政策協定書+影薄い自民」
10月2日、mewが05年にこのブログを始めてから12年の間で、
TOPに並ぶような喜ばしいことがあった。(*^^)v祝
(ちなみにこれまでのTOPは、09年の民主党による政権交代実現ね。)
2日夕方、枝野幸男氏が、mewの政治理念にほぼ合致するような
新しい政党「立憲民主党」を立ち上げることを発表したのだ。!(^^)!
これは予想していました。
「民進党には右派議員がいるから支持しづらい」とか
「民進党から右派議員を追い出せ」と言う
リベラル・左派の人たちは多かったからです。
枝野幸男が民進党左派を束ねてリベラル新党を作るなら、それが一番いいと思う。私も右派と左派の野合だったこれまでの民進党には不満だった。左派がいるから民進党に入れたくない人も多かったかもしれないが、右派がいるせいで民進党に入れたくない人間もたくさんいたのだ。
— 竹熊健太郎《地球人》 (@kentaro666) 2017年10月1日
2016年の参院選の前に、共産党を含む野党共闘が
実現したことに続いて、民進党の左右が分裂して
リベラル・左派だけの政党ができるのは、
リベラルや左派の「見果てぬ夢」だったと思います。
ネットでの支持や関心の強さを示しているものに、
政党のツイッターアカウントのフォロワー数があります。
「立憲民主、政党ツイッターで首位に 枝野氏「びっくり」」
(はてなブックマーク)
立憲民主党のアカウントは、10月5日の0時20分ごろ
フォロワー数で自民党を抜き、政党アカウントの中では
いちばん多くなりました。
政党ツイッターのフォロワーは5日午前10時現在、
立憲民主12万2千、自民11万3千、公明7万1千、
日本のこころ3万3千、共産3万2千、自由2万7千、
社民1万9千、日本維新の会1万2千、希望4千。
枝野氏が結党前に所属していた民進は2万3千だった。


民進党は2万3000で自由党の2万7000よりも少ないです。
民進党はネットでも関心が持たれない存在だったわけです。
フォローしている人たちが必ずしも
支持しているとはかぎらないです。
それでもフォロワーが多ければ、その中に含まれる
支持者は多くなりますから、フォロワーの多さは
支持者の多さの反映だと言えるでしょう。
ネットにはこんなにたくさんリベラルがいたのですね。
(ネトウヨがたくさんいて、リアルより
右傾しているイメージが、わたしにはありますが。)
潜在的な要求がありながら受け皿がない、
という状況だったのでしょう。
わたしも立憲民主党のアカウントをフォローしています。
政党にかぎらず組織や集団の公式アカウントを
わたしはフォローすることがほとんどないのですが、
立憲民主党は例外的にフォローしたくなったのでした。
問題はリアルでどのくらい支持されるかです。
ネットの世論とリアルの世論は乖離があるのが相場です。
それゆえ「ネットの世論=リアルの世論」と
みなしていると、煮え湯を飲まされることは、
これまでに何度も示されていることです。
ツイッター見てたりすると、立憲民主党の支持が盛り上がってて選挙にも期待が持てる!と前向きな気持ちになる反面、でも、これはある程度政治に関心のある人たちだからというある種の絶望感(というと大袈裟だけど)もあって、果たしてリアルの結果はどうなるんだろうとも思うのよね。
— 柊 カンナ (@hiiragioo7) 2017年10月4日
朝日新聞の世論調査を見るかぎり、
比例はそこそこ支持されているようです。
選挙区は厳しい戦いになるのではないかと思います。