2017年10月21日

toujyouka016.jpg 野党系無所属候補の動向

無所属候補(野党系)の動向も見ておきたいと思います。
こちらもわたしとしては気になるところです。

「無所属23人が自民候補を撃破か 選挙後は野党結集の中核に」

今回の選挙は無所属で出馬した人が多いのも特徴です。
希望の党から公認を得られず締め出されたけれど、
立憲民主党に参加しない候補者が、無所属となったからです。

 
無所属の候補者もかなり健闘しているようです。
立憲民主党から出馬した候補者同様、
自身の政治信条にもとづいていると見られて
好感を持たれているのでしょう。

それに加えて、無所属で出馬する決心がつくのは、
自前の支持基盤が堅く「選挙に強い」こともあります。
それもあって無所属候補は強いことになるのでしょう。

「長い間、選挙取材をしていますが、
これほど多くの無所属が健闘している選挙は初めてです。
有権者の支持が集まっているのは、自分の政治信念に従い、
損得を計算せずに戦う姿勢に感動しているからでしょう。
と同時に、選挙後、小沢一郎氏、岡田克也氏、江田憲司氏といった
力量のある政治家たちに野党勢力を
まとめて欲しいと期待しているのだと思います」

希望の党の失速や立憲民主党の堅調さが話題になりがちですが、
無所属候補の健闘も、自民党を圧迫するという
観点からも、貢献しているのではないかと思います。


20数人の民進党系無所属は、今回の選挙で連携するための
ネットワークを結成もしています。
比例復活もなく苦しい戦いになるし、所属政党もなく
孤立しがちなので、たがいに助け合うということです。

「衆院選 民進系無所属、約20人が連携 岡田氏、ネット結成」

衆院選で三重3区から無所属で立候補する
民進党の岡田克也・元代表は8日、同じく無所属で出馬する
民進前職と連携して選挙戦を戦うための
ネットワークを結成すると発表した。
同じ立場の立候補予定者は全国に約20人おり、
千葉4区の野田佳彦前首相、神奈川8区の江田憲司・民進党元代表代行ら
「多くの人が賛同している」という。


こちらが自民党の候補と接戦もしくは優勢の
野党系無所属候補23人のリストです。

無所属23人が自民候補を撃破か 選挙後は野党結集の中核に

首相経験者を始め「大物」はやはり強いです。

現時点では、小沢一郎(岩手3区)、安住淳(宮城5区)、
野田佳彦(千葉4区)、岡田克也(三重3区)ら、
18氏が自民党候補に5ポイント以上の差をつけてリード。

小沢一郎は遅ればせながら連合の支援も受けることになりました。
すでに共産党の支援も受けているし、
これで安全圏に入ったのではないかと思います。

「連合、野党再々編に布石? 小沢氏に8年ぶり推薦」


山尾志桜里も上のリストに入っています。
記事本文では接戦となっています。
これまでの情勢調査では劣勢が多く、しばし心配でした。

山尾志桜里(愛知7区)、原口一博(佐賀1区)ら、5氏が接戦となっている。

日経の調査では山尾志桜里は対立する
自民の候補(鈴木じゅんじ)と横一線となっています。
(ツイートは自民党の人なので、自民党候補を応援しています。)

記事では名前がさきに出ているらしいので、
数値の上で山尾志桜里がリードしているのでしょう。
劣勢から追いついたのだろうと思いますが、
最後の1日で逃げ切ってほしいところです。


この日本経済新聞による調査は、
おそらく17-19日にかけてのものだと思います。
(立憲民主と希望の党は甘く出ているようで
それがいささか気になるところです。)


原口一博は希望の党の方針に疑問を感じて
公認を辞退し、無所属で出馬することにしたのでした。
こちらも接戦となっています。
なんとか勝ち抜いてほしいところです。

「原口一博・無所属で出馬」


塩村あやかは上の23人のリストに出ていないです。
野党統一候補なので民進党系と言えると思います。
おそらく劣勢ということだと思います。
やはり新人の無所属出馬はきびしいもののようです。

「塩村あやか・野党共闘統一候補」

塩村あやかは以前は東京都議会の議員をしていて、
あのセクハラ野次を被ったかたです。
今回の衆院選は広島3区からの出馬です。

「2014年6月・東京都議会で起きたセクハラ野次について思ったこと」

posted by たんぽぽ at 17:45 | Comment(0) | 選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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