10月22日の衆院選では、自民党は284議席、
公明党は29議席獲得、両方合わせて与党で313議席です。
改憲発議が可能になる3分の2の、310議席を超えています。
前回の2014年の衆院選に続き、
またしても3分の2を超えたことになります。
「自公大勝、3分の2を維持 立憲が躍進、野党第1党に」
(はてなブックマーク)
「衆院選2017 自民大勝280超す 立憲、野党第1党 与党3分の2維持 首相続投」
定数が10減っていますが、自民党は公示前の
284議席と同数の議席を獲得しています。
野党の勢力はだいぶ変化しましたが、与党はほとんど変化がなく、
安倍首相としては安心ではないかと思います。
3分の2を超えたと言っても3議席だけです。
このうち追加公認が3議席、次点からの繰り上げが1議席あります。
この4議席を除くと、3分の2に届かなかったわけです。
もう少し自民党の議席を削れなかったかと思うと、
残念な気持ちにもなってきます。
小選挙区の獲得議席を見ると、ほとんど自民党だらけです。
朝日のサイトは与党の議席を赤で示すので真っ赤です。
自民党が全議席を独占した県も結構あります。
また今回もかという感じです。
自民党がさらに議席を増やして単独で300議席に
達する可能性もあったのでした。
それでもそうならずに現状とほぼ同程度にとどまりました。
今回は「安倍を倒す」ことは考えず、
立憲民主党の議席を増やすことや、
民進出身者の無所属の議席を確保することを
優先的に考えるのがよいとしてきました。
「立憲民主党について思ったこと」
そして立憲民主党は大躍進したし、
無所属議員も多くが当選したのですから、
これでよしとしたいと思います。
公明党は議席減のあおりもあって議席を減らし、
とくに小選挙区でひとりだけですが落選が出たのでした。
野党共闘が圧迫したところもあったようです。
これもひとつの成果と考えることにします。
「公明、小選挙区で落選者 「立憲の支持はね返せず」」