2017年10月25日

toujyouka016.jpg 立憲民主党・比例で健闘

10月22日の衆院選では、立憲民主党は
比例区の獲得議席が37と健闘しています。

「朝日新聞デジタル>2017衆院選」

「2017 衆院選 - 毎日新聞」

「読売新聞 衆院選2017」

すべての比例ブロックで議席を獲得しているのも、
大健闘だと思います。

 
各党の当選者数


とくにすごいとわたしは思ったのは四国です。
立憲民主党は選挙区の候補者がなく、
比例の候補者がひとりだけだったのでした。
その状況で比例で1議席獲得して全員当選です。

一般に選挙区の候補者がいないと、
その候補者の所属政党への投票を訴える人が少なくなるので、
比例票の掘り起こしもできなくなって不利です。
それにもかかわらず比例で議席を取ったのは大きいと思います。

比例区開票速報:四国ブロック(定数6)

四国ブロック 立憲民主

全員当選のブロックはほかにも結構あります。
北関東北陸信越東海四国の4つのブロックで全員当選です。
それだけたくさん当選者を出したということです。


残念なのは、東海ブロックは比例で5議席獲得したにも
かかわらず、候補者がひとり足りなくなって
次点(自民党)に1議席譲ることになったことです。

「立憲の候補者足りず…自民に1議席「譲渡」 比例東海」
(はてなブックマーク)

立憲は本来、東海ブロックで5議席を獲得するはずだったが、
比例名簿に載っていた6人の候補のうち2人が
小選挙区で当選したため、名簿に4人の名前しか残らなくなった。
候補を追加することはできず、
議席の権利を放棄して「譲渡」することになった。

候補者の数のわりに比例で議席を取りそうではあったので、
候補者が足りなくなることもあるかもと思っていたのですが、
本当に1議席出てくることになりました。

もったいなくて惜しいお話ですが、
1議席ですんだので、少なかったとも言えます。
候補者が足りなくなるくらい議席を取った、
それくらい今回は大健闘だったと納得することにします。


立憲民主党の近畿ブロックの獲得議席は5です。
自民党の9議席に続き、維新の5議席と並んでいます。
立憲民主党の得票率は3位です。

比例区開票速報:近畿ブロック(定数28)

1. 自民: 30.62%
2. 維新: 18.29%
3. 立憲民主: 15.81%
4. 公明: 13.79%
5. 希望: 10.82%
6. 共産: 9.31%

2014年の衆院選では民主党は第5党でした。
関西で得票がほとんどできず、このままでは大阪から
締め出されるのではないかという状況でした。

「大阪から締め出される民進党」

2014年の衆院選では、近畿ブロックの各政党の得票率は、
自民(28.91%)、維新(26.08%)、公明(14.64%)、
共産(12.84%)、民主(12.40%)の順です。
民進党(民主党)はなんと第5党(!)なのですよ。
かつての2大政党の一翼としてはとてもお粗末です。

今回の立憲民主は共産、公明よりも得票率が高く第3党で、
維新に迫り、獲得議席数は維新と並びました。
なんとか大阪、関西で巻き返したと言えるかもしれないです。


近畿ブロックで選挙区当選したのは
9人の候補者のうち辻元清美ひとりだけです。
ほかの候補者も、惜敗率が高いとは言えないです。

惜敗率の高い候補者は維新が多く、
関西とくに大阪はまだまだ「自民対維新」の
二大政党という状況だと思います。

近畿ブロック 立憲民主党

posted by たんぽぽ at 06:36 | Comment(0) | 選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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