昨年の暮れから、選択的夫婦別姓が
いろいろなところで話題になることが多くなり、
議論もこれまでよりさかんになっています。
これはサイボウズ社長の青野慶久氏が、
同姓強制の現行民法は法の下の平等に反するとして、
提訴することになったことが大きいです。
「夫婦別姓訴訟・青野慶久が提訴」
これは青野慶久氏自身がネットその他で
積極的に情報発信していることに加えて、
社会的影響力のある有名人が当事者であること、
そして男性からの訴えということがあると思います。
女性が訴えているときは、ろくに関心を持たず
ずっと放置していたのに、男性が訴え始めたら、
きゅうに注目しはじめる人たちは、残念ながら結構多いです。
選択的夫婦別姓への関心が高まった経緯はともかく、
世論が関心を持ち、発信される情報が増え、
議論が活発になったこと自体は、好ましいことだと思います。
選択的夫婦別姓に関するマスコミの記事も増えているし、
ネットでもツイッターなどでの情報発信が増え、
意見交換がなされることが多くなっています。
わたしのツイッターのつたないツイートも、
選択的夫婦別姓に関するものを中心に、
リツイートや「いいね」をいただくことが、きゅうに増えました。
「増えました」と言っても、1ツイートあたり
5件から10件程度なので、リツイートや「いいね」が
100件以上付くことが当たり前の
人気アカウントにくらべたら、問題なく少ないです。
それでも以前のわたしのツイートは、
リツイートや「いいね」が付くことはほとんどなかったのでした。
それと比べたら、5-10件程度でもリツイートや
「いいね」をいただけるツイートが、
1日に何ツイートもあるのは、格段に増えたことになります。
自分のツイッターという身近なところながら、
選択的夫婦別姓に対する世論の関心が高まり、
情報交換が活発になっていることを、実感しているしだいです。